サークル「帽子屋」さんの催眠音声作品(男女両用)。

今回紹介する作品は、限られた人だけ訪れられる不思議なお店で
そこの店員さんが「パブロフの犬」にちなんだエッチな催眠をかけます。

擬声語(オノマトペ)や音といった会話以外の要素を多く盛り込んでるのが特徴で
深呼吸は「すーっ」「ゆったり」、脱力は「にぎにぎ」「だらーん」といった具合に
シーンによって異なる擬声語を用意し、それらに軽いエフェクトをかけて反応できる状態にします。
擬声語を駆使して不思議な体験を
お姉さんの犬になって気持ちよくなるお話。

「うふふっ 蠱惑(こわく)の館へようこそ」
お姉さんは上品で穏やかな声の女性。
非日常を味わえるお店へやって来た主人公を快く迎えると
無料でいいから不思議な道具を試させてほしいと言います。

本作品は言語にできるだけ頼らずに催眠をかけたりイかせることを目的に
彼女がおよそ40分に渡って独自性の強いエッチなサービスをします。
タイトルを見ればわかるようにこの作品はパブロフの犬をモチーフにしてまして
彼女がパブロフ、聴き手が犬の役になり実験する形式で進めます。

「すーっ ふー ふわふわー ほわほわー ぼやー ぼーっ」
最大の魅力は擬声語。
催眠、エッチいずれも状況に合ったものを多く投げかけて感覚をコントロールします。
催眠音声だと「すーっと」「ずーん」あたりをよく使う傾向がありますが
それ以外にも多種多様な擬声語を盛り込み、そのすべてに軽いエフェクトをかけて印象付けます。

いきなり擬声語だけを言うのではなく、それに反応できる準備をきちんと整えますから
催眠にある程度慣れてる人なら比較的楽に入ることができるでしょう。
エッチも体への責めは比較的ソフトにしたうえで擬声語を駆使します。

またサービスを進める際に効果音を織り交ぜてイメージしやすくしてます。
催眠はメトロノーム、エッチは鈴と起点になる音をそれぞれ用意し
これらをバックで、あるいはタイミングよく鳴らしながら擬声語を織り交ぜた暗示を厚く入れます。
音モノと言うほど多く鳴らすわけではありませんが重要な役割を果たしてるのも事実です。

また本作品には「パブロフの首輪(通常版)」と「非言語催眠-擬声語パブロフ(EX版)」の2種類が入ってまして
後者は音声のほぼすべてが音と擬声語という非常に尖った作りをしてます。
お話の流れは通常版と一緒でセリフを取り除いてる感じです。
いきなり聴いても良さがさっぱりわからないでしょうから、とりあえずは通常版をお聴きください。

擬声語や音の存在感を大きくした作りとひとつの物語を2種類の手段で楽しませる試み。
サークルさんの過去作「催眠ASMR-水音色」や「催眠ASMR-蠱惑のマッチ」とは別方向に発展させた奇抜な作品です。
擬声語を少しずつ刻み付ける催眠
通常版の催眠はおよそ18分間。
お姉さんに不思議な首輪をつけてもらってからまずは深呼吸でリラックスします。

右「落ち着くイメージの音を聞けば 心が落ち着いていきますし」
左「興奮するイメージの音を聞いたら 興奮するようになっていきます」

この首輪には特殊な効果があるらしく、装着するのと同時に彼女の声が左右に分かれて
交互に、あるいは同時に話しかけてくるようになります。

催眠音声ではお馴染みの双子形式ですね。
セリフを細かく分けることはないものの、2人だからこそできるアプローチをかけてスムーズに進めます。

左「すーっと息を吸うと ゆったりする はーっと息を吐くと だらーんとする」
例えば深呼吸は右が呼吸音を鳴らしてペースを取り
左はリラックスを促す暗示をゆったりした口調で入れます。
その際に早速擬声語を多く織り交ぜてるのが本作品らしいです。
「すーっと」「ゆったり」「はーっと」「だらーん」など種類も多いです。

お次は左右の腕へ個別に力を入れて抜くのを繰り返し
それからパブロフが行った実験と同じくメトロノームの音を鳴らして深い催眠へと導きます。

右「すーっと力が抜けた腕が だらーんと気持ちいい」
脱力は筋肉を収縮させるおかげで意識するだけの時よりもリラックスを実感しやすく
それと並行して脱力を促す暗示を厚めに入れてサポートします。
本作品の催眠は内容が特殊だからでしょうけど使ってる技術は割とシンプルです。
テーマ性を出しつつそれぞれを丁寧にやることを心がけてます。

「ゆらゆら ゆらゆら カチコチ くらくら」
メトロノームは音を鳴らしながら「カチ コチ」を小まめに言い
さらに短めのカウントを数回数えてそのたびに「すーっと」「ずーんと」など
催眠音声の深化でよく使われる擬声語を盛り込んだ追い込み暗示を入れます。

催眠の最後にあたるため他のシーンよりもゆっくり入念に進めてました。
メトロノームの音も心地よく、カウントを繰り返すたびに体が重くなるのがわかります。
通常の暗示と擬声語の組み合わせ方も自然で良いです。

本作品らしいやり方で落とす堅実な催眠です。
聴き手の心と体を擬声語に反応できるようにすることを目的に
深呼吸から始まって腕に限定した漸進的弛緩法、カウントを織り交ぜた音響法と
古典催眠の技術をベースに擬声語を多用して個性を出してます。

EX版は催眠も擬声語と音だけで構成されてるので上級者向けですけど
通常版に関しては多くの人が入れるものに仕上がってます。
双子形式を採用し2人が役割分担しながらリードするのが大きいです。
こうすれば1人の時よりも同じ時間でできることが増えますからね。
擬声語が持つイメージで気持ちよくするエッチ
通常版のエッチシーンは13分間。
プレイは耳舐め、ハグ、擬声語責めです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありません。

左「私の声を聞き続けたあなたはもう 私の従順なペット」
催眠を通じて主人公を擬声語の虜にしたお姉さんは
彼をパブロフの犬に見立てて耳を重点的に責めます。

エッチは引き続き2人の彼女が一方的に責め続けます。
前半の6分間は絶頂に向けて感度と興奮を上げるシーン。
「りりりん」という鈴の音を合図に片方が耳を舐め始め
もう片方は擬声語多めの暗示を入れて心身をバランスよく盛り上げます。

右「耳をぺろぺろされるのが気持ちいい 唾液でべたべたになって 頭の中までぐちょぐちょに感じてしまう」
彼のご主人様になった後も彼女の態度は変わりません。
穏やかな声と態度でストレートなエロ要素をできるだけ使わずに気持ちよくします。
耳舐めの様子を「ぐちゅぐちゅ」「じゅるじゅる」とやや下品に表現したり
その感覚を「ぞくぞく」「ぞわぞわ」と直感的に表現するなど相変わらず独特です。

耳と脳をメインターゲットにしてるので、そのあたりが一番気持ちよくなると思います。
私の場合はそれに加えて股間も熱くなりました。
アプローチの手段をややぼかしてあるため人によって感じる場所や感覚がそれなりに変わりそうです。

後半の7分間は絶頂シーン。
カウントに合わせて感度をさらに上げ、耳舐めも左右同時に強化して追い込みます。

「ビクンビクン ビクンビクン 快感が溢れ出す 全身が震えてゾクゾクする」
「ビクンビクン」を多めに言うからでしょうけど、私が聴いた時は股間が強めに痙攣しました。
カウントを数える王道のやり方なので反応もしやすいです。
催眠パートからじっくり準備を整えてきたからこそ、ここまで気持ちよくなれたのだと思います。
時間は短いですけどあっさりドライできて驚きました。

このように、ちゅぱ音と擬声語で気持ち良くする非言語的なエッチが繰り広げられてます。
思い切ってる作品
催眠音声では脇役に位置する要素に光を当ててる意欲作です。

お姉さんはお店を訪れた主人公に不思議な体験をしてもらおうと
上品な声と態度で接しながらまずは擬声語多めの催眠をかけてそれに慣れさせます。
そしてエッチはおちんちんをいじらないどころか意識すらさせずにドライへ持っていきます。

ミステリアスなお姉さんが擬声語と音を組み合わせた催眠をかけるノーマル~ややM向けのシチュ
王道の技術に作品独自の要素を盛り込んだ個性があって入りやすい催眠
耳舐めと感度上昇を並行して行い、最後にカウントを数えてイかせるシンプルなエッチ。
擬声語の存在感と良さが出るようあまり難しいことはやらずストレートに進めます。

中でも催眠は擬声語と通常の暗示を丁度いい具合に共存させてて見事です。
テーマを考えれば擬声語をもっと入れたくなる気もするのですが
それだと催眠に入れる人がかなり限られてしまいます。
通常版は程よいあたりに留め、EX版はぶっ飛んだことをやるスタイルを取ってます。

催眠の技術を定番のもので揃えたのは
EX版を聴く際に流れを掴みやすくするためだと私は考えてます。
擬声語と音だけだと何をやってるか伝えるのも大変ですからね。
そのへんをイメージしやすくすれば通常版を聴いた時の感覚が自然と湧いてきます。

さすがにEX版を1回聴いただけで絶頂までは行けませんでしたが
催眠に入るところまでは達成できたので数回やれば絶頂もできそうです。
皆さんも是非挑戦してみてください。

通常版の絶頂シーンは1回。
ちゅぱ音そこそこ、淫語ごく僅か、喘ぎ声はありません。

おまけは「耳を舐められるだけ」です。

CV:陽向葵ゅかさん
総時間 1:04:08(通常版…36:45 EX版…16:41 解除…2:51 おまけ…7:51)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
販売ページの説明文を見る限り女性向けもありそうですが
今のところ製品版に入ってるのは男性向けのみです。
2020年4月6日に女性向けが追加されました。

2020年4月8日まで10%OFFの990円で販売されてます。