サークル「Re:Apple」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、ほぼ正反対の人格を合わせ持つ可愛い女の子が
現実とは別の世界で男性を癒したり気持ちよくします。

彼女が持つ二面性とリアルな音を組み合わせたバランスの良いサービスが行われており
非エロの時は話す時とそうでない時をある程度分けて両方を楽しみやすくし
エッチもちゅぱ音をガンガン鳴らしながらとことん尽くして興奮と幸福感を与えます。
ドSキャラに設定されてますけどキツい描写はないのでノーマルな人でも楽しめるでしょう。
2人のアリスが個別にご奉仕
アリスが耳かきやエッチをするお話。

「はーい お疲れ様 今日はお仕事? それとも学校? それともニート?」
白アリスは明るくて可愛い声の女の子。
主人公のもとへ癒すためにやって来たことを告げると
その手始めに膝枕で耳かきします。

本作品は「不思議の国のアリス」をモチーフにした可憐な女の子が
現実世界とは違う場所で彼をおよそ110分に渡ってもてなします。
挿し絵には2人のアリスが描かれてますが作中で同時に登場するシーンはなく
序盤は白アリス、中盤以降は黒アリスが一対一でそれぞれに合ったサービスをします。

白「お姉さん 妹 幼馴染 彼女 ママ あなたの望むボクになってあげる」
白アリスは元ネタのアリスに近い清楚なキャラ。
彼よりも年下なはずなのに包容力があって甘やかしながら耳かきや散髪をします。
雑談を交えて一生懸命お世話する姿に癒しを感じるでしょう。
一人称は「ボク」が多く、時々「私」とも呼びます。

黒「よう変態 エッチな事したくてオレを呼んだか?」
それに対して黒アリスは自分のことを「オレ」と呼び主にエッチを担当します。
口を使ったプレイが得意なようでフェラと耳舐めを積極的にしてました。
彼のことを変態呼ばわりすることもありますが見下してるわけではありません。
おちんちんの立派さや精液の多さを褒めて自信を持たせるシーンも登場します。

二重人格キャラなので声のトーンやしゃべり方は大きく違いますが
それぞれに相手の特徴をある程度残してるのがわかります。
白アリスは正統派の癒しキャラだけど一人称がころころ変わるところに不安定さが窺えるし
黒アリスも一見するとドSキャラですが彼を満足させることを第一に考えて動きます。

黒はもっとSっ気のあるキャラだと思ってたので意外でした。
物語の最後に彼女が耳かきするパートを用意するなど、ちゃんと癒されるように作られてます。
白アリスを守るために敢えて汚れ役を請け負ってる健気なキャラです。

もうひとつのポイントは最中に鳴る音。
各サービスに専用の効果音を用意し、それを状況に応じ変化させてリアルに表現します。
質感も十分高品質ですが、私はそれよりも動きにこだわりを感じました。
位置を小まめに移動させたりリズムやストロークを変えて自然なサービスに仕上げてます。
一部のパートではセリフを極端に減らすなど、ASMR作品としての側面も持ってます。

可愛い女の子がふたつの人格を使い分けてお世話するシチュとリアルな音の数々。
キャラとサービスの両方に特徴を持たせた癒し系作品です。
音とセリフのバランスが取れたサービス
最初の2パート39分間は白アリスが活躍するシーン。
「1.白アリスの癒し耳かき」はスタンダードな耳かき
「2.白アリスの髪切り・洗髪」は散髪とシャンプーで耳と頭部をケアします。

耳かきは膝枕の状態で右耳→左耳の順に耳かき棒と梵天で掃除し
両方終わった後に左右10回ずつ強めの風圧で息吹きします。
耳かき棒は「ぞすぞす」という乾いてて硬さのある音、梵天はふわふわした面積広めの音が使われており
奥から手前にゆっくり掻き出す、軸を持って回転させると器具に合った動きをします。

耳かきは会話量がそれなりにあるのでASMR成分は低めですが
それでもリアルな音の数々に多くの人が癒しを感じるでしょう。
彼女のキャラに合った優しくて温かみのある音です。

「そのうち 私は黒くなるから 耐性あるなら黒いほうのボクも楽しむといいよ」
耳かき中は自分や後で出てくる黒アリスのことを軽く話します。
耳かきの実況はまったくしないで雑談に専念してました。
初っ端から無言だと彼女たちのことがわかりませんからこれが妥当だと思います。

次の散髪は音にかなり寄せてるパート。
金属製のハサミを使って髪を切り揃え、それから風呂場へ移動しシャンプーで綺麗にします。

髪を切ってる時は「しゃくしゃく」という軽快な金属音がリズミカルに鳴り
数秒単位で位置を動かし頭部全体をケアしてる様子を表現します。
特定の音を垂れ流すのではなく、実際のサービスに近づけた音使いをしてました。
普通に切る時と細部を切り揃える時で微妙に変わるなど、本作品の特徴が上手く発揮されてます。

音の種類が豊富なのもこのパートの魅力です。
ハサミで髪を切る音、シャンプーする音、耳のあたりを指でマッサージする音
シャワーで洗い流す音、ドライヤーをかける音、タオルで拭く音と
およそ20分の中に数多くの音を盛り込みお世話されてる雰囲気を作ります。
耳を指や道具でいじる時だけ音がこもったり軽い圧迫感がするのもそれに大きく貢献してます。
ちゅぱ音重視のエッチ
エッチシーンは4パート43分間。
プレイはフェラ、耳舐め、手コキ、SEX(正常位?)、キス、お尻を揉む、黒アリスのオナニーです。
エッチな効果音はありません。

「なんだ 勃起したらなかなかじゃないか 硬さもあるし お前 自信持っていいぞ」
黒アリスはトーンが低く中性的な声の女の子。
会ってすぐさま主人公におちんちんを出す指示をし
少し舐めて大きくなったそれを軽く褒めます。

エッチは一部を除いて彼女が責め続けます。
一番最初の「3.黒アリスのお口抜き」でするのはフェラ(約8分)。
パート開始から30秒後に早速始め、軽い会話を挟みながら熱心にしゃぶります。

「出していいぞ この黒い服 白いザーメンで染めてみろよ」
彼女は他の男の相手もしてるらしくエッチの腕はなかなか。
慣れた様子でちゅぱ音を鳴らし、後になるほどパワーを上げて責めます。
中央やや下の位置でゆっくり舐める、同じペースで吸い上げる、ピストンフェラで追い込むと
短いながらも変化のあるフェラをしてくれます。

口調はやや乱暴ですけど言葉責めや意地悪な要素は特にありません。
白アリスと同じく彼を喜ばせる方針でリードします。

単体で最も長いのは次の「4.黒アリスのえぐい耳舐め手コキ」(約24分)。
パート開始1秒後から右耳を舐め始め、後半は左耳に切り替えてちゅぱ音をたっぷり鳴らします。

タイトルに「耳舐めこだわり」とついてるだけあって力の入ったプレイが楽しめます。
具体的には耳の外側よりも内側や穴の入り口を重点的に責めます。
舌でじょりじょり擦る、舌先でぐりぐりするといったパワフルな音が多く
セリフも必要最低限まで削ってちゅぱ音だけを楽しみやすくしてます。

録音環境の影響なのか振動はそれほど感じられませんでしたが
音の質感はリアルだし、どんなふうに責めてるかも音だけでだいたいわかります。
彼女によると手コキも同時にやってるらしいです。
効果音は鳴らないので耳舐めを楽しみながら自由にオナニーするパートと見るのが妥当でしょう。

残りの2パート11分間は彼女のキャラが魅力。
「5.黒アリスの○女ボディを無理やり犯す」はSEX(たぶん正常位)
「7.黒アリスと人混み悪戯エッチ」はショッピングモールで体をいじり合ってからフェラで〆ます。

「こらっ もっと優しくしろ」
「まぁ オレもドキドキしながら気持ちよくなってるから同罪か」

口では抵抗しても彼の責めを受け入れ中出しまで許す姿や
公共施設で突然体を求められてもすぐさま反撃し、最後はきっちり射精させてあげる姿に優しさを感じました。
これまでとは違い吐息や喘ぎ声でプレイの様子を表現します。
最初から最後までちゅぱ音だと単調になりますから変化をつけたのでしょう。

このように、口で責めるプレイを中心に据えたほぼノーマル向けのエッチが繰り広げられてます。
癒しもエロもいける作品
癒しはもちろん、抜きにもそれなりに役立つ総合力の高い作品です。

アリスは現実世界で頑張ってる主人公にスッキリしてもらおうと
まずは白が登場し耳かきや散髪といった健全なご奉仕をします。
そして体が綺麗になった後は耳とおちんちんを責めて性欲も解消します。

白と黒の顔を持つ女の子が色んなサービスで癒すシチュ
シーンによってふたつの人格を使い分けるキャラを活かした展開
サービスの最中に鳴る質感と動きにこだわった音の数々。
珍しいキャラと安定感のある音を組み合わせて物語を作り上げてます。

黒「オレはお前をすべて肯定してやるぞ」
中でも彼女は元々持ってる優しさや思いやりの強さを維持したまま
白と黒で声や口調が大きく変わって面白いです。
黒は言い方は乱暴ですが彼を肯定することが非常に多いです。

見下す、罵倒する、意地悪するといったM向けの要素はほとんどありません。
ツンデレに近い性格をしてるのでドSと言うほどではないかなと。
エッチはフェラや耳舐めのウェイトが高く、そのへんが好きかどうかで満足度が変わりそうです。

射精シーンは4回。
ちゅぱ音それなり、淫語そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

おまけはフリートークと耳舐めです。

CV:逢坂成美さん
総時間 2:07:57(本編…1:49:40 おまけ…18:17)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は8点。
127分で880円とコスパが良いので+1してあります。

2020年4月4日まで50%OFFの440円で販売されてます。