サークル「072LABO」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、人間の女性とほぼ同じ容姿をしてる敵性宇宙人が
唯一ウィルスに感染しなかった男性の耳とおちんちんを責め続けます。

宇宙語版と日本語版の2パターン用意されてるのが最大の特徴で
前者はよくわからない言語を話しながら耳をがっつり舐めるASMR色の強いプレイ
後者は淫語や赤ちゃん言葉を交えたスタンダードな耳舐めを行います。

今回は宇宙語版を聴いてのレビューをお送りします。
地球を賭けた気持ちいい戦い
3人のミミ族に両耳とおちんちんを責められるお話。

「聞こえますか? 現在私は 地球上からUFOの中にいる あなたの脳内チップに話しかけています」
お姉さんは穏やかな声の女性。
現在主人公が置かれてる状況を軽く説明してから
宇宙人に責められても絶対に射精しないようお願いします。

本作品は地球人を全滅させようと画策してるミミ族たちが
それにあたって最大の障壁となる彼をおよそ120分に渡りエッチに侵略します。
現時点で彼を除く地球上の男性全員はウィルスに侵されており
その効果は明言されてませんがたぶん子孫を残せなくなってるのでしょう。
そこで彼をUFOに拉致し、その精液を研究して目的を果たそうとします。

「ハムハムスプムぺムムムホーム」
…といった具合に結構危機的な状況なのですが
ミミ族たちは地球の言語を話せないので何を言ってるかわかりません。
「ム」を多く織り交ぜた言語らしきセリフをほのぼのとした声で投げかけます。
宇宙語版の場合01~03とエンディングにあたる08パート以外は全部この調子で進みます。

ですがやることは人間の女性とほぼ一緒なので非常にわかりやすいです。
トーンの違う2人のミミ族が左右に陣取って様々な耳舐めを繰り出し
それと同時に手、足、おまんこを使っておちんちんも刺激します。

中でも耳舐めはエッチのほぼ全編でやると言っていいほど量が多いです。
サークルさんによると全部で30もの耳舐めパターンを用意したらしく
それをパートによって切り替えながら後になるほど激しい音を鳴らします。

実際に聴いてみてそこまでバリエーションが豊富な感じはしませんでしたが
数分経つごとに舐め方を変えてるのは事実です。
左右で別の舐め方をするなど、耳舐め特化と呼ぶに相応しい内容に仕上がってます。
1回目はとりあえず宇宙語版を聴き、2回目以降は日本語版に変えて違いを楽しむといいでしょう。
穏やかだけど激しいエッチ
宇宙語版のエッチシーンは5パート103分間。
プレイは両耳舐め、手コキ、足コキ、SEX(騎乗位?)です。
手コキ、足コキ、SEXの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

「マムクム ハムイムハムラムハム ミムリムイムリムイムシュム」
主人公を無事確保し、自分たちの宇宙船まで連れて行ったミミ族は
軽く会話してから左右同時に彼の耳をゆっくり舐め始めます。

エッチは抵抗できない彼を彼女たちが一方的に責め続けます。
最初の2パート51分は比較的ソフトなプレイ。
04はスローな耳舐め+手コキ、05はそれよりも水分を上げた耳舐め+手コキをします。

右「ルムラムアームヘムハム」
彼女たちは相手の耳を舐めたがる習性があるらしく
彼に対しても甘噛みに近い控えめなちゅぱ音を鳴らしてその味を確かめます。
セリフも途中で入りますが、すべて宇宙語なので何を言ってるかはわかりません。
ほぼずっと囁き声で話すのも相まって、侵略してるとは思えないほど雰囲気は穏やかです。

耳舐めについては04パートは甘噛みから始まり
舌を小刻みに動かしてペロペロする、舌を動かしながらやや泡立った音を鳴らす
舌先でコリコリする、といった具合に3分くらいの間隔で目まぐるしく変わります。
片方がしゃべってる時はもう片方がしゃぶり続けるのでちゅぱ音が途切れることはありません。
吐息も適度に挟んで耳に微弱な風圧を送ってくれます。

それに対して05パートは多少エロくしてきたと言いますか
ペースはそれほど上げない代わりに1回1回をパワフルにやって刺激を与えます。
またターゲットを耳の外側から内側や穴の周辺に移してきます。
手コキ音もこちらのほうがハードですし、同じ耳舐め手コキでも随分違う印象を受けました。

ちなみにこの2パートは射精の直前になるとカウントダウンが始まります。
こちらも宇宙語ですが声の位置が中央で囁き声じゃないことや
耳舐めを挟みながら長めの間隔で宣言することからすぐにわかります。
やることは割とスタンダードにして、言語だけを本作品独自のものに変えてます。

続く2パート37分間はおちんちんへの責めを強化したプレイ。
3人目のミミ族が登場し06は足コキ、07はSEXで精液を搾り取ります。

06は彼女たちが微笑を適度に挟んで小馬鹿にしてる雰囲気を作り
耳舐めは音の範囲を狭めて穴のあたりを舌先でぐにぐにする音が増えます。
パート終盤には穴に舌を出し入れしてるような動きに変わりますし
これまでよりも聴き手の耳に伝わる振動を強くして違いを出してます。

07はパート名が「音圧ゾリゾリ耳舐め」となってますが
その手の音が登場するのは中盤以降と遅めでした。
そのへんからSEXも始まるのでタイミングを合わせたのかもしれません。
ピストン中は喘ぎ声、射精時はぴゅっぴゅのセリフっぽい言葉をかけて上手に後押しします。

両パートの耳舐めがそこまで変わらない点だけは気になりましたが
04や05よりも責めを強化してるのはわかります。
非言語の時点で言葉責めはできませんし、それを音である程度カバーしようとする意図が見られました。

最も抜きやすいのは最後の08パート(約15分)。
冒頭に現れたお姉さんが再び登場し、ミミ族たちの責めを耐え抜いた彼に気持ちいいご褒美をあげます。

「チンポ 辛かったですよね? ローションをつけて 優しく握りますね」
ここだけは彼女が日本語で話し、何をするか実況しながら優しい言葉をかけてくれます。
60分以上も宇宙語を聴き続けてきたからこそ安心するのではないでしょうか。
侵略を無事阻止した達成感も相まって、最後のカウントダウンで気持ちよく出せました。

エッチが最初から最後まで宇宙語だといまいち射精しにくいところもありますし
こうやって明確な抜き場を設けたのは正解だと思います。

このように、ハードさや残忍さを極力薄めた耳舐め特化のエッチが繰り広げられてます。
耳舐め好きなら
全編を通じて行われる耳舐めが一際耳を惹く作品です。

ミミ族たちは何らかの理由でウィルスが通用しなかった主人公を侵略に活用しようと
UFOに拉致し体を拘束したうえで耳とおちんちんを責め続けます。
そしてパートごとに異なる耳舐めのテーマを設け
おちんちんへの責めと組み合わせて後になるほどハードかつエロいプレイを繰り出します。

地球の言語を話せないけど男の責め方はよく心得てる宇宙人が男性を弄ぶややM向けのシチュ
序盤から2人で左右の耳を舐め、中盤以降はさらに増やして複合責めする密度の高いエッチ
宇宙語版と日本語版を用意し順に楽しんでもらう珍しい試み。
現在流行りの要素を突き詰めたうえでセリフにも個性を持たせてます。

作品を聴く前は宇宙語がどれくらい影響するか気になってました。
でも実際は耳舐めやおちんちんへの責めをメインに据え
その合間に囁き声で軽くしゃべる脇役に近い位置づけになってます。

意味を理解できない言語で言葉責めされても普通は興奮できませんから
音でプレイの様子を実況し、射精まで持っていくのは妥当だと思います。
耳舐め自体も通常より種類が多いおかげで単調さは感じません。
吐息の風圧や舌の振動も適度に伝わってきて臨場感が高いです。

たぶんこの作品は日本語版を聴いて初めて全貌がわかるのでしょう。
お姉さんも最終パートでそれに近いことを言ってました。
同じプレイをふたつの視点で表現してるところも面白いです。

宇宙語版の射精シーンは1回。
ちゅぱ音大量、くちゅ音多め、淫語と喘ぎ声そこそこです。

耳舐めが好きな人に最もおすすめします。

CV:森野りりかさん
総時間 3:47:27(共通パート…5:03 宇宙語版…1:50:33 日本語版…1:51:51)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります