サークル「シロイルカ」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、名前も素性も一切わからない謎の女の子が
主人公を不思議な世界に招待してから甘めのエッチで愛し合います。

バックに様々な音楽を流しながら物語を進めるのが特徴で
全体的にペースの速い曲を用意し聴き手のテンションを上げ
エッチもセリフは必要最低限に留めて声、音、音楽を組み合わせて表現します。

販売ページのジャンルに「催眠音声」が入ってますが本作品は催眠音声ではありません。
そのため当サイトでは同人音声として紹介します。
女の子と身も心もひとつに
女の子と別世界に移動しエッチするお話。

「うふふっ ふふふふっ やったやったー」
女の子は可愛い声の女の子。
自己紹介や背景説明といった前置きはすべて省略し
早速ビートの効いた音楽を流し始めます。

本作品は「脳内トランス~白目を剥くほど気持ちイイ音のドラッグ~
脳内エクスタシー~涙が出るほど気持ちいい幸福な音のドラッグ~」に続くシリーズ第3弾。
主人公との関係が一切わからない謎の女の子が
45分ほどをかけて彼を別世界へ案内したり甘めのエッチをします。
聴いた限り過去作とストーリーの繋がりは特になかったので今作からでも大丈夫です。

「あれ? 君 私になったの? 違う 私が 君になったのか」
テーマは「彼女との一体化」。
一番最初のパートに彼女と融合するシーンがあり
それ以降もエッチを通じて2人の感覚を同時に高める流れで進めます。
メインの語り手はほぼ1人ですが、例えば右から話してる最中に左や中央から微笑が漏れるなど
彼女の存在を複数にして別世界にいる気分を出してます。

最大の特徴は何かしらの音楽を流し続けること。
シーンによって曲調やリズムを小まめに変えて聴き手の気分をコントロールします。
ライブに参加するとその間は自然とハイテンションになることからもわかるように
音楽は人の心を揺り動かす力を持ってます。

催眠の技術を使ってないので催眠音声とは明らかに違いますけど
聴き手をトリップさせるくらいの効果は持ってると思います。
アップテンポの曲が多いことから体を動かしたくなる人が割といるんじゃないかなと。

過去作との違いについてはあちらが癒し重視の静かな曲調だったのに対し
こちらは重低音やハイペースなものを多く取り入れて心を高揚させようとします。
このへんは体験版を聴いていただくのが一番でしょうね。

あとはセリフの量を多少減らして音楽寄りにしてあります。
エッチシーンでちゅぱ音や熱っぽい吐息がそれなりに流れますけど
それと音楽を組み合わせてイかせることを狙ってるように感じました。

最初の「【トラック01】 導入編」はエッチに向けた環境づくり(約8分)。
彼女と出会いかけっこしたり高く跳んで別世界にいるのを実感します。

「ぐるぐるー ふふっ ぐるぐるぐるぐる-」
これらはあくまでイメージの中でのことですから実際にする必要はありません。
彼女と手を繋いで回るシーンもあったりと
早速テーマの「一体化」を意識した描写を盛り込んでます。
声のイメージにぴったりの無邪気な女の子ですから雰囲気は終始甘いです。
音と音楽でイかせるエッチ
エッチシーンは2パート29分間。
プレイは耳舐め、フェラ、SEX(正常位?)、キスです。
エッチな効果音はありません。

「もっと気持ちいいこと 私 知ってるよ」
軽い運動の後に海中へ潜ったり空に飛んで異世界を楽しんだ女の子は
主人公の右手に寄り添い耳を舐めてもっと気持ちいい体験をさせてあげます。

エッチはパートによって責め手を変えながら進めます。
前半の「【トラック02】 前戯編」は彼女が口でご奉仕するパート(約18分)。
最初は片耳舐め、次はフェラをして1回目の射精に導きます。

「ねぇ、どこ? どこが気持ちいい? 内側? 先っぽ? たまたま?」
本作品は音と音楽で気持ちよくすることを目指してるので
エッチの最中にストレートな淫語を言うことはほとんどありません。
それを匂わせる言葉を散発的に投げかけながらちゅぱ音を鳴らしてイメージさせます。

耳舐めは序盤はゆっくりペースで控えめにやってたのが
ある程度経つと水分がやや上がってコリコリした音に変わります。
彼女が舐め方を変えるたびに音楽も変わるおかげでわかりやすいです。
フェラも中央から「じゅぶじゅぶ」とやや泡立った音を鳴らしており耳舐めとの違いがはっきり出てます。

ちなみに射精シーンは両パートともカウントダウンやぴゅっぴゅのセリフを使わず
彼女が「イクぅ」と切ない声を漏らす形でタイミングを取ります。
明確な描写はされてませんけど、この時点で2人は既に一体化してますから
おそらくは得られる快感も繋がってるのだと思います。

続く「【トラック03】 性交編」はより深く繋がるパート(約11分)。
彼女におねだりされたのを受けておまんこに挿入し
音楽のリズムを変えながら熱っぽい吐息と少しの喘ぎ声を漏らします。

「ちゅーしようか 唇と唇 ひとつになろう?」
上の口と下の口を両方ぴっちり合わせたうえでピストンを繰り返し
最後は中出しを決める身も心もとろけるようなプレイです。
一体化してるのにどうやってSEXするのか私にはわかりませんけど
場所が異世界ならそれを成立させる手段があっても別におかしくはありません。
途中までは音楽のリズムを速めに設定し、射精が近づくにつれて落とす穏やかなイキっぷりでした。

作品を聴いた感想ですが、過去2作とは方向性が違ってて新鮮に感じました。
総時間を短くする代わりに音楽を前より激しいものにしてバランスを取ってます。
タイトルの「手が止まらなくなり勝手に射精してしまう」はさすがに言いすぎかなぁとも思うのですが
こういう作品はまだ数が少ないですし、サークルさんのチャレンジ精神を大いに買ってます。
今から1~2年後にはさらに進化してるんじゃないかと思える可能性を持ってます。

このように、セリフ以外の要素を組み合わせて気持ちを高める独特なエッチが繰り広げられてます。
現実世界から脱却できる作品
聴いてる間は現実世界から切り離された感覚に浸れる作品です。

女の子は主人公に異世界ならではの気持ちいい体験を味わわせようと
まずは簡単な運動をしてそこにいることを彼に実感させ
それから性感帯を口で舐めたりSEXして幸せな射精に導きます。
そしてその様子をエフェクトをつけた声と音、そして音楽によって直感的に表現します。

正体は不明だけど腹黒さやSっ気がまったくない女の子と異世界旅行をするノーマル向けのシチュ
バックで何らかの音楽を流し続けて雰囲気作りする珍しい演出
ちゅぱ音や吐息と音楽を組み合わせて彼女との一体感を出すエッチ。
考えるのではなく感じてもらうことを目指して作品を組み立ててます。

中でも2番目は本作品のキーになる要素なだけあってレベルが高いです。
それこそ数分程度の感覚で曲が変わるおかげで単調さがなく
同じ曲でも状況に応じてペースやリズムを変える凝った作りになってます。
最初のほうでも書いたように、音楽には人の心を突き動かす力がありますから
音声を聴いてるうちに心と体で何かを感じることは十分あると思います。

しかし同人音声は声と音で表現するものです。
だから音楽の割合を上げてしまうとどうしても同人音楽のほうに移動してしまいます。
催眠音声で音楽の流れるものもありますけど、あれはちゃんと催眠をメインに据えたうえでやってます。
このへんのバランス感覚を調整すればより良い作品になるのではないかなと。
新ジャンルだからでしょうけどまだサークルさんが試行錯誤されてる段階に思えます。

射精シーンは2回。
ちゅぱ音と吐息そこそこ、淫語と喘ぎ声ごく僅かです。

以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:陽向葵ゅかさん
総時間 45:21

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
2019年12月30日まで10%OFFの891円で販売されてます。