お屋敷づとめ。Vol.11―天城優香 円ヶ丘館のお世話係―

サークル「とらいさうんど」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、円ヶ丘館のお世話係を長く務めてきた女性が
それを辞めるまでの僅かな時間を使ってご主人様をとことんもてなします。

キャラと音のバランスが取れたサービスをするのが特徴で
音だけを鳴らすシーンと話すシーンを同じくらいの割合で用意し
前者は黙々と行って純粋な癒しを、後者は彼女の魅力や2人の仲の良さを表現して別の癒しを与えます。
熟練メイドの濃厚なご奉仕
お世話係の「天城優香(あまぎゆうか)」がご主人様を癒すお話。

「あったあった はい、これ ご主人様の好きな野菜ジュース 持ってきましたよ」
優香は上品で優しい声のお姉さん。
ある日の昼頃、主人公が好きなジュースを持ってくると
野菜ジュース以外の飲み物がない理由を尋ねます。

本作品は勉強のために仕事をしばらく休んでた彼女が
およそ120分に渡って耳かき、マッサージ、耳舐めをします。
勉強や新しい仕事に専念するため間もなく円ヶ丘館から去ることが決まっており
思い残すことがないよう精一杯のサービスをします。
シリーズものですが登場人物は毎回違うので今作からでも大丈夫です。

「すみませんねぇ 私って 男の人見てるだけで Sの血が騒いじゃうんですよねー」
シチュだけを見るとやや暗い印象がするお話ですが
彼女自身は普段通りの明るい態度で彼に色んな悪戯をします。
プロらしい慣れた手つきで体の隅々まで綺麗にしながら
友達に接するような調子で話したり、時折誘惑して彼の反応を嬉しそうに眺めます。

この作品に限らずお屋敷づとめ。シリーズは音とキャラのバランスを大事にしており
両方を同じくらいの分量や存在感で楽しめるように作られてます。

ASMR系の作品はサービスが始まるとほとんどしゃべらないものがありますけど
彼女は適度に話題を振り、それが終わったら黙々と手を動かすのを繰り返します。
効果音の質も全体的に良く、癒し系作品としての総合力が高いです。

またこれは私個人の感想なのですが、今作はシリーズの過去作よりも攻めてる印象を受けました。
具体的にはマッサージの時に鳴らす効果音をややエロくしたり
耳舐めを多少激しめにしてR-18に届かないギリギリの線を突いてます。

あくまでR-15ですから露骨にエロい描写はありませんけど
それでも一般的な癒し系作品よりはそう感じる人が割といるんじゃないかと思います。
お世話係として最後の仕事だから思い切ったことをやろうとする彼女の気持ちが込められてます。
心身をバランスよく癒すサービス
優香との昼食を楽しんだ次の日から始まる最初のサービスは耳のケア(約42分)。
膝枕の状態で右耳→左耳の順に綿棒を使ってお掃除し
それから仰向けに変えて両耳を同時に梵天で仕上げます。
そして最後は泡立てた石鹸を耳に塗って主に外側を綺麗にします。
耳に息を吹きかけることはありません。

綿棒は「ずりずり」という広くて若干粗さのある音が使われており
穴の中をゆっくり小刻みに擦るように動かします。
音の乾燥具合が丁度良く、微弱な刺激も伝わってきてかなりリアルでした。

「もしかして 寂しくて 絶賛甘え中だったりする?」
彼女との会話も忘れてはいけません。
メイドらしく彼の反応を見て上手くお世話できてるか確認し
さらに気持ちよさそうな顔をしてるのに気づくと軽くからかいます。
彼が通常以上に体を密着させても嫌な顔ひとつしないなど
2人の仲の良さが感じられるセリフが多くて和みました。

30秒くらい耳かき音を鳴らし、休憩がてら会話を挟む流れになっており
セリフと音のバランスを大事にする本作品の特徴が序盤から色濃く出てます。
耳かきなら音が途切れるのは当たり前ですから、会話が多めでもさほど違和感なく聴けるでしょう。

音については梵天や耳の泡洗浄のほうが個性は強いです。
梵天はふわふわした心地いい音が左右から別のペースで同時に鳴りますし
泡洗浄も耳元至近距離から泡の弾ける音がして清涼感があります。

特に泡洗浄は少しずつ音が大きくなるのが面白いです。
聴いた感じだと泡を数回に分けて塗り重ねてるのでしょう。
軽い圧迫感もあって本作品の音の良さがわかりやすく表現されてます。
このシーンだけは彼女も話すのを控えてますし、セリフと音に活躍の場を同じくらい与えてます。

前項で話した「攻めてる」部分が出てくるのは最終日の3日目(約58分)。
前半はうつ伏せになった彼のほぼ全身をオイルマッサージし
それから仰向けにさせ30分近くに渡って耳を舐め続けます。

「ちょっとやりにくいので 失礼ですけど こう ご主人様に馬乗りになって」
サークルさんが「濃密なご奉仕」というタイトルにしてるだけあって
R-15の中でも結構大胆なことをしてくれます。
効率を優先して自分から体を密着させて塗り拡げたり
下半身は太ももの付け根まで触れて彼の反応を楽しみます。

またマッサージで使うオイルは他の作品ですと結構さらさらしてるのですが
本作品では手コキの時に鳴るような粘性高めの音を敢えて使ってます。
「ちゅぷっ」という感じで人によってはエロく感じるかもしれません。

最後の耳舐めも水分はそこまで高くないものの
舌を素早く動かしてコリコリした音をガンガン鳴らします。
耳かきと同じく20秒くらい舐め続け、少し話すスタイルを取ってました。

間もなく仕事を終えるシーンにあたるため、彼女の会話にしんみりするかもしれません。
物悲しいと言うほどではないにせよ、2人がこのひと時を大事にしてるのが伝わってきます。

このように、キャラと音の両方に光を当てながらする安定したサービスが繰り広げられてます。
どちらが好きでも楽しめる作品
癒しながらちょっぴり興奮させるR-15らしい作品です。

優香は長い間お世話になり間もなくご主人様ではなくなる主人公に恩返ししようと
最初からメイドと友人の中間あたりの姿勢で接し、耳を中心に時間をかけてたっぷり癒します。
そしてその中で彼を誘惑したりやや大胆なことをしてからかいます。

真面目で誘惑癖のあるメイドが色んなお世話をする大衆性の高いシチュ
高品質で動きもバッチリな効果音、2人の仲の良さが感じられる和やかなセリフの数々。
最後だからといって湿っぽくせず、笑って締めくくる方針で作品を組み立ててます。

「おっ いい表情しますね ご馳走様です」
特にセリフはメイドらしく真面目に振る舞う一方で
彼の気持ちを解きほぐすことにも気を配ってます。
音だけでも十分癒されますが、会話を入れることでさらにパワーアップしてます。
キャラを大事にするシリーズの特徴が上手く発揮されてて魅力的に映りました。

音についても一線級と言って差し支えない水準に達してます。
耳かきの時点ではそこまで感じないかもしれませんが
その後の梵天や泡洗浄は音を通じて触覚も刺激する高度なものです。
総時間が長めなおかげでマッサージや耳舐めも十分な量の音を確保できてます。

以上のことから今回はこちらの点数とさせていただきました。
キャラ重視の作品が好きな人には特におすすめします。

CV:秋野かえでさん
総時間 1:57:10

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります