蕩けるような耳責め拷問【捕虜の末路】

サークル「常世常闇所々」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、男を弄ぶのに長けてる2人の拷問官が
敵国の屈強な戦士をエッチな手段で屈服させます。

拷問のイメージとはまるで違う焦らし系の穏やかなエッチが行われており
吐息、ちゅぱ音、喘ぎ声とパートによって異なる抜き要素を左右からぶつけ
それと同時にオナニーもさせて射精を我慢できない状況へと追い込みます。
固い意思をも溶かす誘惑
拷問官たちが戦士に色仕掛け拷問するお話。

「捕まってから2週間が経つそうね」
拷問官はややトーンの違う上品で穏やかな声のお姉さん。
様々な拷問に耐え続けてる主人公の檻にやってくると
そのことを褒め称えたうえで変わった拷問をします。

本作品は戦争に関する重大な情報を握る彼からそれを引き出そうと
彼女たちが40分程度に渡って4種類のエッチをします。
拷問と聞くと相当にハードなプレイを連想する方もいるでしょうが
彼は痛みや苦しみを与え続けてもびくともしない鋼の意思を思ってます。
そのため彼女たちは敵同士とは思えないほど穏やかな手段で拷問します。

右「今オナニーしたら とっても気持ちいいよ」
左右に陣取り柔らかいおっぱいを押しつけながら甘い言葉を囁く
興奮してきた彼にオナニーの許可を出し、それを眺めながら応援するなど
彼をできるだけ良い気分に浸らせて心の隙を作ろうとします。
面と向かって罵倒することもないですし、こういうシチュじゃなかったら拷問だと気づかないほどまろやかです。

もちろん拷問官ならではの要素も含まれてます。
彼が決して満足しないように体への刺激をできるだけ避け
その代わり耳元至近距離から男が興奮する音をガンガン投げかけて射精へ追い込みます。

簡単に言うと焦らしながら抜けるオカズを提供し続けるわけです。
どのパートも左右同時にやるおかげでそれらの密度が高く
バイノーラル録音も相まってリアルな色仕掛けに仕上がってます。
オナニー自体は開始と射精のタイミングだけ指示し、それ以外は好きにしていいと言われます。

彼女たちの責めは割とソフトですけど、オナニーの時間が十分に取られており
かつ1回の射精に向けてじっくり責めるスタイルなので実用度は高めと言えます。
機密を漏らしてしまう背徳感ではなく、敵にあたる女性に負ける快感をくすぐる方針で進めます。
属性はややM~Mあたりの人に向いてるでしょう。
じわじわ追い詰めるエッチ
エッチシーンは4パート30分30秒間。
プレイはおっぱいを押し付ける、おちんちんを握る、吐息責め、オナニー、ちゅぱ音責め、喘ぎ声責め、乳首オナニー、両耳舐めです。
エッチな効果音はありません。

左「2人の綺麗なお姉さんに挟まれた気分はどう?」
主人公に事情を話し早速体を密着させた拷問官たちは
手始めに左右から熱っぽい吐息を漏らしておちんちんを元気にします。

エッチは無抵抗な彼を彼女たちが巧みに誘惑します。
前半の2パート17分30秒間は彼の心を突き崩すことを目指したプレイ。
「02 吐息責め拷問」は吐息、「03 ちゅぱちゅば責め拷問」はちゅぱ音を耳元至近距離から鳴らします。

左「この状況では どれだけ戦闘に長けていても意味ない」
このエッチは彼女たちに勝てないことを思い知らせるためにやりますから
それがある程度固まるまでは彼女たちから体に刺激を送ることはありません。
彼におちんちんを握らせたまましごきたくなる素材を提供して負けるよう誘導します。
この後のパートでも女性に負ける快感をくすぐるシーンが度々出てきます。

また吐息やちゅぱ音を時間いっぱい流せるように
これらのプレイをしてる最中は彼女たちの心の声が同時に流れます。
彼には聞こえないセリフだからか、拷問が終わったらペットにするとか楽しそうに話してました。
音よりも音量が小さいところを見ると、サークルさんが無理に聴く必要はないと思われてるのかもしれません。

後半の13分間は彼を射精へ追い込むシーン。
「04 喘ぎ声責め拷問」は密着したまま彼女たちもオナニーを始めて艶めかしい声を漏らし
彼が十分温まったところで「05 カウントダウン拷問」に射精の許可を出します。

喘ぎ声責めは時間が6分と短いものの、純粋なエロさは最も高いです。
演技ではなく普通に感じてるような声を漏らしますし、吐息も小まめに挟んできます。
もう少し長ければこれ単体でオナニーのオカズになったでしょうね。
射精の直前にあたるパートということで男心を強烈にくすぐるプレイをしてくれます。

右「びゅるびゅる射精したくて堪らないだろうねぇ」
最後の射精は事前に彼女たちがとあるルールを提示し勝負形式で行います。
ここまで20分程度オナニーを続けてたら多くの人が射精したくなってるはずです。
その欲望を満たすか、それとも他の道を歩むか。
最終的な判断を聴き手に委ねて負けた時の快感を増幅させます。

このように、体よりも心の責めに力を入れた穏やかな拷問が繰り広げられてます。
心の強さが試される作品
聴き手を上手に射精したい気分にさせる色仕掛け作品です。

2人の拷問官は通常の拷問に耐え抜く心と体を持つ主人公から機密情報を引き出そうと
敵とは思えないほど穏やかな物腰で接し、性欲が溜まってる彼におっぱいを押しつけながら色んな抜き要素を提供します。
そしてこれらを通じて自分たちに勝てないことを思い知らせて心を折ります。

穏やかな拷問官が屈強な戦士を骨抜きにする色仕掛けシチュ
男性が喜んだり興奮するものをガンガン与えて骨抜きにする効果的な拷問
耳への責めに力を入れつつオナニーさせるタイトル通りのエッチ。
作品固有の要素を使って1回の射精をできるだけ充実したものにします。

拷問がテーマの作品なので聴く前はどれだけヤバいものが登場するかと不安も感じてました。
でも実際は視聴を途中で止めたくなるようなきつい描写は一切なくまったりした雰囲気で進みます。
それでいて目的をきっちり果たしてるところが面白いなと。
押してもダメなら引いてみると言いますか、彼が拷問に強いことを逆手に取って堕とします。
言葉責めもそれなりにやりますが、この駆け引きこそが本作品の醍醐味なのだと思います。

エッチは2人いる状況を活かしてどのパートも左右同時に責めます。
私は喘ぎ声に最も興奮しましたけど吐息やちゅぱ音も質が高いです。
オナニーをほぼ聴き手任せにしてるおかげで射精の調整をしやすいのも魅力です。

射精シーンは1回。
淫語とちゅぱ音それなり、喘ぎ声そこそこです。

女性に色仕掛けされたり弄ばれるシチュが好きな人には特におすすめします。

CV:陽向葵ゅかさん
総時間 42:36

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2019年9月17日まで50%OFFの432円で販売されてます。
その場合の点数は9点です。