【TS調教】不思議な催眠商店~イカされるたびに男ではなくなっていくアナタ~

サークル「おかしのみみおか」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、特定の条件を持つ人しか訪れられないシャボン玉屋で
そこの店主がシャボン玉を使った珍しい催眠をかけて男性の願いを叶えます。

女体化を通過点ではなく最終目的に据えてるのが最大の特徴で
催眠パートはシャボン玉を割るイメージを交えて反抗心と記憶を取り除き
エッチに入ると女性の下着を身に着けたり女性ホルモンを投与してさらに近づきます。

音声を聴く前に以下のものを用意しておくとより楽しめます(無しでも可)。
カミソリ、ローション、女物の下着
本物の女性へ一歩ずつ前進
シャボン玉屋に催眠をかけられ体を女性に変えていくお話。

「こんにちは 私はしがないシャボン玉売り」
シャボン玉屋はトーンの低い穏やかな声のお姉さん。
音声を聴いてる主人公に自己紹介し女の子になりたいか尋ねると
本編に入る前にムダ毛の処理をしようと言います。

本作品は心と体が男性から女性に変わっていく気分を疑似体験させることを目的に
彼女が70分程度に渡って催眠をかけたりテーマに沿ったエッチをします。
シャボン玉屋をしてるだけあって催眠、エッチの両方でそれを使う描写があり
イメージ力を膨らませながら一歩ずつ着実にゴールへ導きます。

女体化催眠音声と言えば催眠パートで女体化誘導を行い
その後で女性になりきったままエッチを楽しむのが定番です。
しかし本作品では女性になりきることを最終目的にしてサービスを進めます。
催眠パート終了時はもちろん、エッチの最後になっても彼はまだ男性のままです。
しかしこれらの中で男性らしさを削ぎ、女性らしさを加えていくことでできるだけ女性に近づけます。

女体化作品は結構聴いてますけどこういう作品には初めて出会いました。
快感や絶頂感はほぼ男性のままなので、女体化を苦手としてる人でも気持ちよくなりやすいです。

「いい表情 おちんぽもぐちょぐちょに濡れてるね」
そう言える最大の理由はエッチがすべてセルフスタイルなこと。
1回目は女性の下着を身に着けた状態、2回目は女性ホルモンを投与した後と状況は随分違いますが
いずれもおちんちんを自分で握ってしごき射精するのを目指します。

通常の女体化作品でこういうことをやるのははっきり言ってNGです。
しかし本作品は男性の自分と決別する意味合いで敢えてオナニーを取り入れてます。
「女体化=ドライ」という図式を崩したチャレンジ精神旺盛な作品です。
シャボン玉を割って記憶を消去
催眠はおよそ20分間。
仰向けに横になって目を瞑り、まずは深呼吸しながらシャボン玉屋の言葉に耳を傾けます。

「ほら シャボン玉ひとつひとつに よく見ると色々なものが写り込んでるでしょ?」
「君は今日 自分が何をしていたか 思い出せなくなる」

そして彼女は早速シャボン玉を使って彼の心を女性に近づけようとします。
彼の口にシャボン玉の素を塗って深呼吸するたびにそれが作られるようにし
その後はできたシャボン玉をカウントを数える要領で割って反抗心と記憶を取り除きます。

作品固有の要素をイメージに絡めてひとまず男性の自分から離すわけです。
最後の最後に女性になる展開なので本当に少しずつ女体化を進めます。

「この頃の君は よく周りの人に 女の子と間違えられていたね」
記憶を消した後にするのは女体化を受け入れやすい記憶の生成。
彼女が差し出したピンク色のシャボン玉を通じて
幼い頃、小学生、思春期と自分が成長していく様子を改めて確認します。

見た目が女性っぽいからいじめられてたとか、自分が男性であることにストレスを感じるなど
結構ネガティブなことを言ってくるのが引っかかりました。
催眠をかける際は基本的にこういう表現を避けるのが望ましいです。
そうしたほうが聴いてて嫌な気分になりにくく、その結果催眠者の言葉を受け入れやすくなります。

「男の子 という役割を押し付けられることが ストレスでたまらない しかし そんな気持ちとは裏腹に 体は男性としてちゃんと成長していく」
この後のシーンでも「嫌悪」「辛い」といった言葉を普通に使ってますし
例えば上のセリフだったら「体は男性だけど女性になることに憧れてる」みたいに
聴き手がポジティブに捉えられるよう表現を変えたほうが良いと思います。

シャボン玉屋であることを意識した独特な催眠です。
聴き手の心を女体化しやすくするのを目的に
軽いストレッチから入って深呼吸、シャボン玉を使った記憶操作、そして新しい記憶の生成と
この後から始まるエッチをスムーズに進める環境づくりに専念します。

シャボン玉をきちんと取り入れてる点や、男性の自分から引き離そうとするアプローチは良いです。
しかし記憶を消去する前に深化を挟んでないせいで暗示が入りにくくなってます。
記憶支配の暗示は中程度以上の催眠状態に入ってないとなかなか効かないので
深呼吸の後にさらなるリラックスと深化を挟んでから始めるのが望ましいです。
本作品は後々オナニーしますから、リラックスは体に浮遊感や温かさを伝えるのが良いでしょう。

ここで失敗すると作品全体が崩壊してしまいますし
もっと時間を長く割いてじっくり進めたほうが良かったのではないかなと。
発想は面白いんだけど表現力や技術の完成度に難があります。
男性から女性に生まれ変わるためのエッチ
エッチシーンは4パート31分間。
プレイは女物の下着を身に着ける、オナニー、指を舐める(疑似フェラ)、服を脱ぐ、女性ホルモン投与、乳首オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありです。

「ねぇ そんなに綺麗なのに まだ男物の下着を着てるの?」
催眠を使って主人公の女性願望を膨らませたシャボン玉屋は
その手始めとして女物の下着を身に着けるよう指示します。

エッチは終始彼女に言われた通りに動きます。
最初の3パート11分間は身だしなみを変えつつ気持ちよくなるプレイ。
女性のブラやパンツを身に着けてから鏡の前で四つん這いになり
自分にはおちんちんが見えない姿勢でオナニーを楽しみます。

「君は チンポに嫌悪感を覚えながら 手を前後させる いやだ 恥ずかしいという気持ちとは裏腹に 君は快感を感じる でもその快感にすら嫌悪感を僅かに感じる」
そして彼女はオナニーの開始や継続の指示を出しながら
おちんちんやそこから生まれる快感に罪悪感を抱かさせてしこりを残します。
中盤からは指をおちんちんに見立ててしゃぶらせるなど
男性のエッチを女体化向けにアレンジして射精へ導きます。
私が聴いた時も気持ちいいけどスッキリしない感覚がしました。

最後の「06_レッスンパート5」は本格的に女体化するパート(約20分)。
彼女からもらった女性ホルモンの錠剤を毎日飲み続け
それによる変化を描いた後にもう一度オナニーします。

「可愛い男の子のおちんぽが 自分のおまんこに突っ込まれてるのを想像して?」
「このシャボン玉が弾けた時 君の中から 自分が男だったという認識が弾け飛ぶ」

薬の影響でクリトリスくらいまで縮んだおちんちんをいじらせながら
男性におまんこを責められてるイメージをしたり
最後の絶頂シーンで男性だった自分が消えてなくなるアプローチをかける目的意識の強いプレイです。

同じオナニーでも1回目と2回目で印象が随分違いました。
男性の快感を追い求めるのではなく、男性だった自分と決別するために射精します。
シャボン玉も絡めて本作品なりの女体化を完成させてます。

このように、女体化作品ではタブーとされてるプレイを逆に活用した珍しいエッチが繰り広げられてます。
異色の女体化作品
女体化催眠音声の定石を覆してる意欲作です。

シャボン玉屋は女性になりたい主人公の願いを叶えるために
まずはシャボン玉を使った催眠で普段の彼から引き離します。
そしてエッチを通じて心と体をさらに女性へ変えていきます。

物語の途中ではなく最後に女体化する個性的な作り
彼女の商売道具を用いたイメージ重視の催眠
おちんちんをいじらせながら後になるほど女性に近づくよう誘導するエッチ。
見た目、体の構造、内面とすべてを女性に変える方針で作品を組み立ててます。

私はおかしのみみおかさんの作品を聴くのが初めてだったもので
「女体化なら催眠パートで済ませて普通にエッチするのかなぁ」と予想してました。
でも実際は全体の流れからエッチの内容まで既存の女体化作品と大きく違います。

それでいて滅茶苦茶だと感じないのは筋道を立ててサービスするからでしょう。
催眠パートで記憶を消すのは男性のままだと女体化しにくいからですし
エッチでオナニーするのも男性の時よりスッキリしない気分を与えるためです。
そうやって自分が男性じゃなくなりつつあることを自覚させて女性へ近づけます。
発想が面白いしやり方も割かし理にかなってると思います。

催眠の説明で触れたふたつの弱点(ネガティブな言い回しと本題の暗示を入れる前が弱い)があるせいで
残念ながら上手くはいってないのですが
ここをクリアできたら新しい女体化音声の形が生まれてたかもしれません。
そういう可能性を感じる作品でした。

射精シーンは2回。
淫語それなり、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

CV:水谷六花さん
総時間 1:10:02

オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります