性術系催眠魔法で心も体もリラックス 〜水晶の森のハーフエルフ エレミア〜

サークル「Snow Prism」さんの催眠音声作品。

今回紹介するサークルさんの処女作は、優しくて面倒見のいいハーフエルフが
偶然出会った記憶喪失の男性に幸せな催眠を施します。

冒頭に長めのドラマパートを入れて彼女の人柄や物語の雰囲気を伝えたり
2人で一緒に森の奥へ行く様子に技術を絡めて催眠状態を深めるなど
没入感や彼女との絆を感じさせながらゆっくり導く甘いサービスが楽しめます。
私を初めて受け入れてくれたあなたのために
ハーフエルフのエレミアがエッチな催眠をかけるお話。

「あの…もしもし もしもし 大丈夫ですか?」
エレミアは可憐な声の女の子。
森の中で倒れてる主人公を見つけて声をかけると
ここがどこか教えてから近くにある自宅へ案内します。

本作品はエルフと人間の間に生まれたせいでどちらの社会にも馴染めずにいる彼女が
何らかの事情で遠くからやってきて行き倒れた彼と同棲を始め
その中で35分程度に渡って催眠をかけたりイチャラブ系のエッチをします。
催眠音声では音声開始直後から催眠を始める作品が割と多いのですが
この作品では冒頭の14分間をドラマパートに割き、そこで物語の背景や彼女の人柄を伝えます。

「もし良かったら その 私の家まで来ますか?」
彼女は両親が他界し現在森の中で1人静かに暮らしてます。
自分の生まれや境遇を恨んでる様子は特に見られませんが
他人と接する機会が極端に少ないせいで寂しい思いをしてました。
だから初めて会ったばかりの彼にも親しげな態度で色んなことを話します。

催眠の技術と呼べるものは特に含まれてないので
このパートを聴いてて催眠に入ることはさすがにないと思います。
しかし物語の背景を理解してればそのぶん主人公になりきりやすいし
彼女のことを知ってればそうでない時よりもずっと信頼できるようになります。

つまり関係ないように見えて実際は催眠を始める前の土台作りの役割を果たしてるわけです。
おかげで催眠パートが短いにも関わらずすんなり入ることができました。
イメージを活用するシーンが多いことを踏まえて、その材料をここで提供してるのだと思います。

催眠は2パート13分間。
まずは横になって自分のペースで深呼吸を続けながら彼女の声に耳を傾けます。
途中で瞼が重くなる暗示を入れますから最初は開けたまま聴いたほうがいいでしょう。

「深い呼吸をするほどに 穏やかで 気持ちよくなるよ」
「息をするほど エネルギーは体の中にどんどん溜まっていく それは光の玉になって 体の中をぽかぽかと温めてくれる」

先ほどのドラマパートよりも落ち着いた声でセリフを細かく区切りながら
深呼吸によって生まれる心地よさを言葉でも伝え
少し経つと体の中にエネルギーが集まり、それが光の玉になって内側から温めるイメージを加えます。

催眠パートは2人が同棲を始めてからしばらく後のお話ということで
既に恋人同士と言っていいほどの親密な関係にあります。
だから彼女も彼を幸せにしながら気持ちよくできるよう親身に接します。
キャラ、雰囲気、言葉がどれもあまあまですから、それに釣られて癒やされる人がきっといるでしょう。

続く深化パートはエッチの舞台となる森の奥深くへ移動します。
森の特徴である大きな水晶をひとつずつ眺め、10個目に至ったところで深い催眠に入ります。

「ところどころに 小さな泉が湧いてるよ 中には色とりどりの水晶が光っていて 綺麗だね」
催眠音声でよくやるカウントを作品なりにアレンジしたものです。
その前に周りの情景をわかりやすく語るなど、引き続きイメージ力を膨らませながらリードします。
水晶を通過するたびに気持ちがスッキリする人もいるでしょうね。
光の玉や水晶といった綺麗なものを取り入れてリフレッシュ効果も狙ってます。

作品固有の素材を活用した短いながらも比較的優れた催眠です。
聴き手を作品の世界に引き込み森の奥まで案内することを目的に
最初の催眠誘導パートは深呼吸と光の玉のイメージで心身をリラックスさせてから軽く揺さぶり
次の深化パートで水晶を眺めながら催眠状態を深めます。

タイトルの「性術系催眠魔法」を見て聴く前は正直胡散臭いと思ってました。
でも実際は正統派の催眠を行っていて割と入りやすかったです。
時間が短いことを考えれば初心者よりも中上級者向けかなと。
深化パートで森の奥へ進む際に「深い」をもっと言っておけばより入りやすくなったと思います。
初めはソフトに、次は激しく
エッチシーンは18分間。
プレイは体の愛撫、乳首責め、手コキ、SEX(騎乗位)です。

乳首責め、手コキ、SEXの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。
セルフはありません。

「たくさんイチャイチャして ラブラブして エッチな事もいっぱいできる」
催眠を使って主人公を2人だけの場所へ案内したエレミアは
彼の体を上から下にゆっくり愛撫し今度はエッチな気分を高めます。

エッチは終始彼女が責めます。
最初の10分間は準備の意味合いが強いプレイ。
頭から始まって額、鼻、唇、胸、腹、肩、腕、腰、脚と全身を細かなパーツに分け
それぞれに手を触れながらその感覚を聴き手視点で伝えます。
そしてある程度高まったところで乳首を責めて最初のドライへ導きます。

「頭のてっぺんから ゆっくりと撫でていく 触られているところから じんわりと気持ちいいのが広がっていく 頭がぼーっとして 芯のところからじんじんと痺れてくる」
「恋人繋ぎっていうのかな? ふふふっ 嬉しいね 絡み合う指が じんじんと痺れて気持ちいいよ」

エッチに入っても彼女の優しさはまったく変わりません。
愛撫の様子を実況するのと同時に温かさと気持ちいい痺れを与えます。
暗示を繰り返し入れて感覚を少しずつ伝播させる手堅いアプローチです。
また手に触れる時は恋人繋ぎをして仲の良さも表現します。

性的快感は弱めでしたが、その代わりに肌がピリピリするとか
体がぽかぽかするといった癒し系の感覚はそれなりに湧いてきました。
全身愛撫に8分程度費やしてることも含めて、このシーンは体よりも心を満たすことに力を入れてます。

「光の玉を くるくると回すと 痺れが強くなって もっともっと気持ちよくなっていく」
これらと並行して光の玉を回すイメージをさせるのもポイント。
催眠パートで育てられたイメージ力を活用して別方向からも気持ちよくします。
純粋なエロ要素をあまり使わずに絶頂まで持っていく催眠音声らしい責めっぷりです。

後半の8分間は2人の関係を反映させたプレイ。
手コキでやる気を復活させてから騎乗位SEXで繋がり幸せな快感を味わいます。

「おまんこの中は 温かくてきゅっ きゅって締めつけてくる 気持ちいいね」
挿入時やピストン中に彼女がまったく喘がないのは残念ですが
その様子をわかりやすく語りながら気持ちよくなる暗示を入れるおかげで
音声を聴いてると自然にエネルギーがこみ上げてくるのを感じました。
絶頂シーンはカウントを刻み、直後に長めの追い込み暗示も入れてくれてイキやすいです。

前半がソフトだったからこそ、ここは責めるペースを速めにして激しさを出してます。
「きゅぷっ」という空気混じりの水音もこれまで不足してた純粋なエロさを多少補ってくれました。
1回目の乳首責めよりもこちらのほうが気持ちよくなれるんじゃないかなと。

このように、ソフトに責めてから激しく愛し合うあまあまなエッチが繰り広げられてます。
満たされながらイける作品
女性に愛される心地よさを味わいながらイける幸せいっぱいな作品です。

エレミアはエルフと人間の両方から嫌われてる自分を初めて受け入れてくれた主人公を癒そうと
まずはボイスドラマ形式で物語の背景や彼女の人柄をわかりやすく伝え
それから温かみに溢れた催眠とエッチをします。

ハーフエルフの女の子が人間の男性と出会い幸せな時間を過ごす甘いシチュ
ドラマパートを挟んでからイメージ重視でリラックスと深化を促す催眠
愛撫とSEXで心身の一体感を出すノーマル向けのエッチ。
一般的な催眠音声とはやや違ったやり方で癒やされる物語を作り上げてます。

「したくなったら いつでも言ってね また いっぱい 気持ちよくしてあげるから」
彼女は自分が寂しい日々を送ってきたからこそ彼に惜しみない愛情を注ぎます。
記憶喪失で帰るところもわからない彼を好きなだけ自宅に住まわせ
さらに人間の女性とは違うスタイルで夜の相手もしてあげます。
そして彼が無事満たされたら満足そうな表情を見せます。

催眠音声は催眠者が聴き手に一方通行で働きかけるスタイルから
催眠者自身についてはそこまで深く触れないことが多いです。
でも本作品は彼女の存在を身近に感じさせて温もりを与えます。
最初に敢えて催眠とはほぼ無関係なパートを置いて身の上話をするのが良い例です。

催眠は時間の短さをドラマパートで上手く補ってます。
たぶんこれがなかったら催眠のかかり具合は大幅に下がったでしょう。
信頼関係の重要性を改めて教えてくれた気がして良かったです。

エッチは催眠パートの特徴であるイメージを引き継ぎ
さらにプレイも臨場感があって満足できました。
私が聴いた時はストレートな気持ちよさよりも幸せイキに近かったです。
同時に体の温かさも強めに感じられて癒やされながら絶頂できます。

絶頂シーンは2回。
くちゅ音そこそこ、淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

CV:まさきふぁんさん
総時間 53:28

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

2019年3月12日追記
体験版が公開されました。