チ○ポ係

サークル「ベレス解部」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、態度はクールだけど内面はとても優しい同級生が
学校の内外で精力絶倫な男子生徒の性欲処理を手伝います。

彼女の魅力を前面に押し出した愛情たっぷりなエッチが行われており
彼が望むプレイを全部してあげたり、赤ちゃん言葉を交えたセリフで甘やかすなど
チンポ係だから仕方なくやるのではなく、相手が気持ちよく射精できるよう一生懸命ご奉仕します。
総時間に対するエッチの割合が高く抜きやすいのもポイントです。
チンポ係とのラブラブな1ヶ月
チンポ係と5種類のエッチをするお話。

「……私だけど。そ。今月はずっと私」
チンポ係はクールで可愛いの女の子。
SEXしたくて自分に声をかけてきた主人公に彼女がいないか尋ねると
すぐさま挿入を許しそのままおちんちんが大きくなるのを待ちます。

本作品は1ヶ月交代で女子が男子たちの性欲処理をする変わった学校で
今月担当になった彼女が彼を相手に130分程度の長く深いエッチをします。
彼女はどういうわけか他の男子に人気がないためどのパートも彼を一対一で相手し
温かい言葉をかけながら彼が望むことを何でもやって幸せな射精に導きます。

「オマンコに甘えるの幸せだね。幸せチンポで白いのいっぱいだそうね」
チンポ係は学校の規則でやることですから事務的にお世話されても仕方ありません。
でも彼女の場合はそういった部分をまったく見せず最後までしっかり付き合います。
抱きついておっぱいを揉ませる、すべすべの太ももを撫でさせる、生挿入&中出しさせるなど
彼のすべてを受け止めながら嫌な顔ひとつ見せない姿はまさしく天使です。

感情を表に出すのが苦手なキャラなので声や態度はやや素っ気ないですが
セリフやリードは思いやりが強く自然に甘えたくなる雰囲気を持ってます。
そして最初は謎の同級生に過ぎなかった彼女の素性が徐々に明らかになります。
ベレス解部さんは以前からキャラ重視の作風ですし、今作でも彼女の存在感がとても大きいです。

エッチについては5パート中3パートをSEXメインにし
合計3種類の体位でゆっくりめにピストンしながらキスを至るところで挟みます。
主人公がキス大好きだからなのでしょうけどボリュームがとんでもなく多いです。
常にやるのではなく多い時とそうでない時をきっちり分けてメリハリをつけてます。

ちゅぱ音も全体的にねっとりしていて彼女が嫌々やってる感じはまったくしません。
同時に行うSEXはピストンの音とリズムを小まめに変えるなど
2人が愛し合う様子をよりエロくリアルに表現するための細かな工夫がされてます。

エッチを始める前の会話を極力減らしてる点も魅力です。
例えば最初のパートは開始から1分後にはSEXが始まりますし
2番目と3番目は1秒後にもうピストン音や手コキ音が鳴ってます。
その代わりエッチの最中に色んな会話をして親密度を少しずつ上げていきます。

2人の関係は簡単に言うとセフレですから、エッチを第一に据えたうえでキャラの魅力を引き立たせてます。
「チンポ」などの淫語も多く純粋なエロさが高いです。
射精シーンが各パート1回ずつなので、タイミングを合わせる場合は焦らし気味になるでしょうね。
とことん甘やかすエッチ
エッチシーンは5パート133分間。
プレイはSEX(正常位、対面座位、立ちバック)、キス、太ももを撫でる、乳揉み、授乳手コキ、手コキ、スカートコキです。
SEX、太もも撫で、手コキ、スカートコキの際に効果音が鳴ります。

「んん、んぅ……甘えるの好きなの? ……好きっていうか、したかったんだ。うん。よしよし。チンポ挿れながら抱きついていいよ」
正常位でおちんちんを迎え入れ主人公に好きなペースでピストンさせると
チンポ係はその様子を眺めながらギュッと抱きしめ幸せな気持ちで包み込みます。

エッチは彼女がリードしつつSEXは彼が、それ以外は彼女が責めます。
最初の2パート58分間はチンポ係のお仕事風景を描いたシーン。
「童貞セックス」は正常位と対面座位、「抱きつきセックス」は立ちバックでまったり愛し合います。

「……ほら入った。あんま動かない方がいいかも。まだチンチンやわいから。 中でおっきくしようね」
彼女はチンポ係に選ばれたことに期待も絶望も抱いておらず
自分の名前すら覚えてない男子のおちんちんを当たり前のように受け入れます。
本当にいきなりSEXが始まるので彼女がなぜここまで優しいのか疑問を抱く人もいるでしょう。
でもそれは物語を聴き進めていけばだんだんわかるようになってます。

「童貞セックス」パート(約30分)は彼の童貞卒業も兼ねてるため
全体的にペースを落とし、さらに軽い休憩も挟んでゆっくり射精を目指します。
そしてSEX開始から3分後にはキスが加わり、そちらはねっとりしたいやらしい音を鳴らし続けます。
やることを絞り込み最中の会話を充実させるキャラ重視のスタイルです。

「……ママのチュー美味ちいんだ。うん。いっぱいチューしてチンポおっきくしよーね」
最初からこういう濃厚なプレイを持ってくるのは面白いですね。
終盤には赤ちゃん言葉が登場し、射精シーンでぴゅっぴゅのセリフを言うなどリードが手厚いです。
同級生の女の子をママに見立てて甘えるシチュもそそります。
彼女のことはよくわからないけど、少なくとも悪人ではないのがプレイを通じて伝わってきました。

「抱きつきセックス 」パートは休み時間のお話(約28分)。
あれから暇を見つけて何度も体を求めてくる精力絶倫な主人公を立ちバックで迎え撃ちます。

「まぁ 可愛い子の脚とか見てチンポ挿れたくなるのは分からないでもないけど、そこは我慢しないと。チンポ係で我慢しなよ」
底なしの性欲を持つ彼のおちんちんを「ホワイトホール」と言ってやや呆れるものの
エッチを嫌がる素振りはまったく見せません。
それどころか他の女子に手を出さないか心配し、いつでも相手するよと言います。

チンポ係としての義務感もあるのでしょうけど、彼を放っておけない気持ちを抱いてるのも事実です。
こんな風にエッチの回数に合わせて最中の会話が少しずつ変わっていきます。
おちんちんの逞しさや彼の頑張りを褒めるセリフも多くて本当にあまあまです。

続く2パート35分間は幼児プレイ色を強くしたシーン。
「甘えんぼ体育」は体育の授業中に倉庫で、「ショッピングセンター手コキ」は学校外で手コキをします。

「うん。ママでちゅよ。ママの体に甘々しないと気持ちよくお射精できないんだ。甘えチンポでちゅね」
これまでのエッチで彼が甘えん坊なことを十分理解したのでしょう。
「~でちゅ」などの赤ちゃん言葉を積極的に盛り込み今まで以上に甘やかします。
SEXはしませんけどキスは引き続き行い、さらにおちんちんの様子を実況して見られる快感を煽ります。

どちらのパートもセリフがとろけるように甘く、聴いてるだけで胸がぽかぽかしてきます。
手コキも特定の音をループさせるのではなく
数回しごいてニギニギするなどペースやリズムを不規則にしてあってリアルです。

「触り方エロいね。……いいんじゃない。脚触ってるとこ見られてもどうってことないでしょ。普通の学生カップルだよ」
またチンポ係の心情にも大きな変化が表れ始めます。
上のセリフはショッピングセンター手コキに出てくるものですが
公衆の場で彼に自分の太ももを撫でることを許し、さらにカップルに見られても構わないとまで言います。

これまでずっと学校でエッチしてたところを見ると、おそらくチンポ係の役目は学校内に限られてるのだと思います。
そうでもしないと見つかったら確実に捕まりますからね・・・。
それを敢えて解禁したところに彼女が彼を特別な存在と捉えてるのが窺えます。
他人にバレるスリルはほとんど意識させないので、この部分を最も表現したかったのではないかなと。

単体で最も長いのは最後の「正常位からの対面座位」(約40分)。
彼女がチンポ係になってから1ヶ月後の様子が描かれてます。
一番の山場にあたるので本レビューでは敢えて内容に触れません。
この物語がどのような結末を迎えるのかはご自身の耳でお確かめください。

このように、濃厚なプレイと心温まる会話を組み合わせた甘く温かいエッチが繰り広げられてます。
素朴に甘やかしてくれる作品
エッチ重視だけどキャラも引き立ってる優れた作品です。

チンポ係は自分を何度も求めてくる主人公の性欲を発散させようと
彼のすべてを受け入れながら心身両面をバランスよく甘やかします。
そして最初はセフレ程度の感情しか抱いてなかったのが、後になるほどそれ以外の思いが強くなります。

態度はやや素っ気ないけど思いやりの強い同級生と色んなエッチをするシチュ
SEXに最も長い時間を割き、それと同時に大ボリュームのキスをする濃い作り
お話が進むほど優しさと甘やかしたい気持ちが強くなる彼女のキャラ。
特別なシステムがきっかけで巡り合った男女の恋愛模様を実用性重視のタッチで描いてます。

「うん。お射精しまちょうね。チンポ出し挿れ頑張ったね。ぎゅうって抱きついてベロチューで密着射精しまちょうね」
私は音声を聴く前はもっと淡白なエッチをするのだろうと予想してました。
学校の規則とはいえ好きでするわけじゃないからそういう部分が出るのが自然です。
でも彼女は最初から最後まで彼に尽くす姿勢を貫きます。
挿入したいと言われたらすぐさまおまんこを差し出し、精液も全部子宮で受け止めます。

彼女がここまで強い母性を持つ理由にもきちんと触れられてますし
最終パートを聴く頃には十分感情移入できます。
甘やかしの方法もすごく上手で幸せなひと時を送ることができました。
挿し絵では大胆なポーズを取ってますけど控えめな性格の女性です。

エッチはひとつひとつが充実しててがっつり抜けます。
プレイの実況はほとんどしないんですけど音の表現力が高くイメージしやすいです。
時間がこれだけ長いのにマンネリ感を抱かないのはそのへんが影響してるのでしょう。
特定のプレイをひたすら掘り下げゆっくり進めるスタイルも彼女のキャラに合ってます。

射精シーンは5回。
淫語・くちゅ音・ちゅぱ音大量、喘ぎ声ごく僅かです。

以上のことからサークルさんでは3本目の満点とさせていただきました。

CV:陽向葵ゅかさん
総時間 2:27:05

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります