ささやき庵 七星 弐

サークル「VOICE LOVER」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、声と体は子供っぽいけど男の喜ばせ方をよく心得てる小町が
常連客の男性に普段よりもスリリングなサービスを提案します。

ささやき庵ではNGとなってるSEXシーンがあるのが特徴で
引き続き今まで通りの関係を続けるか、それとも一時の快楽を求めて出禁になるかの選択を迫りつつ
つるつるのおまんこを擦りつけたり耳を舐めて巧みに誘惑します。
男の欲望をくすぐる究極の選択
ささやき庵の小町「七星」からサービスを受けるお話。

「はーい お待たせしました 耳かきの用意 できましたよ」
七星は甘くあどけない声の女の子。
何度も来店してる主人公に膝枕の状態で顔に手ぬぐいをかけると
軽い会話を挟んでからまずはウェットティッシュで耳を拭きます。

本作品は2013年6月に発売された「ささやき庵 七星」の続編。
年下系の容姿をしてるけどエッチの時は大胆になる彼女が
彼に寄り添って囁きながらおよそ110分に渡る癒しとエッチなサービスをします。
耳かきから入って3種類のエッチに繋ぐエロ重視の作りになっており
その中で彼女がとある選択を迫るシーンが登場します。

「それじゃあ しよっか? 七星とエッチ SEXしよ?」
それはズバリ彼女とSEXするかしないか。
通常の作品ですと深く悩む必要のないことなのですが
ささやき庵では本番NGという厳しいルールがありまして、これを破ると出禁になるそうです。

ささやき庵シリーズでSEXする作品が他にないわけではありません。
しかしそれらは夢を見せてその中でやるとか、わざわざお店の外に連れ出してするなどルールをきちんと守ってます。
彼女がこれらに該当するのか、それともガチでやるのかは聴いてのお楽しみにさせていただくとして
主に終盤シーンでこのシチュを活かした積極的な誘惑を仕掛けてくれます。

ちなみに前作とはサービスの内容が随分変わってます。
だからどちらかと言えば前作を聴いてない人のほうがすんなり受け入れられるのではないかなと。
引き継いでるのはほぼキャラや背景だけと思ってください。

主人公が来店した直後にする唯一の非エロサービスは耳かき(約22分)。
膝枕の状態で左右の耳を個別に拭いたり両方同時に指でマッサージしてから
耳かき棒で大きな汚れを、ローションつきの綿棒で小さな汚れを取り除きます。
耳に息を吹きかけてくるシーンはありません。

耳かき棒は「かりっ ずすっ」という細く乾いた音で耳の壁を引っ掻いたり掻き出すように
綿棒は「じゅりっ」というやや粗く乾いた音で奥から手前へ繰り返し掻き出すように動きます。
綿棒の音が耳かき棒とさほど変わらずいまいちに感じました。
動きのペースをもう少し落とし、短い途切れを挟んでいればまた違ったかもしれません。

最中の七星は作中で「耳かきはそれほど得意じゃない」と言ってることもあり
汚れを取る様子の実況をする以外は「んっ」などの掛け声を漏らしながら一心不乱に手を動かします。
エッチに向けて気持ちを一旦リセットするのを見越した静かな耳かきです。
エッチな音をふんだんに盛り込んだエッチ
エッチシーンは3パート63分間。
プレイは相互オナニー、性器の相互愛撫、乳揉み、フェラ、クンニ、耳舐め、SEXです。
手コキ、手マン、SEXの際に効果音が鳴ります。

「あれ? 起きちゃいました? 見ての通り オナニーですよ」
耳かきの途中で寝入った彼に内緒でこっそりオナニーに励んでいた七星は
目覚めた彼もオナニーに誘ってお互いの恥ずかしい姿をオカズにします。

エッチはお店でのサービスということで彼女がリードします。
一番最初のシーン4でするのは相互オナニーと相互愛撫(約19分)。
彼女のオナニーから入って彼のオナニーが加わり、もう少し経つと性器をいじり合うプレイに切り替えます。
ちなみにこのパートとシーン6は彼女がほぼ全部囁き声で話します。

「イったばかりの七星のぬるぬるのおまんこ 触って?」
彼女はプロなのでどうすれば男性が喜んでくれるかを熟知してます。
だからプレイ中は色んなところでエッチなおねだりをして彼のやる気を奮い立たせます。
ほのぼのした雰囲気だった耳かきとは打って変わって積極的になるのが実に良いですね。
体を密着させてるのが直感的に伝わるように控えめな声量で熱っぽい吐息を多く漏らします。

続くシーン5はささやき庵名物のお土産フェラ(約20分)。
手コキで1回射精させた後、お掃除フェラでおちんちんを再び元気にし
そのままカリ、裏筋、尿道口といった弱点を個別に責めて再度の射精へ導きます。

「すぐに出しちゃわないように たまにこうやって 休憩しながら」
彼女自身がこう言ってるようにパートの序盤から中盤にかけては比較的緩いペースで責めます。
吐息や喘ぎ声がメインの抜き要素だったシーン4に対し、このパートはちゅぱ音の質と量にとことんこだわってます。
終盤には咥え込んだまま強めのバキュームやピストンをするハードなプレイも登場します。
彼女の声や性格と責めっぷりにそれなりのギャップを持たせてエロさを引き立たせてます。

前項で話した究極の選択が出てくるのは最後のシーン6(約24分)。
シーン5から1週間後、ささやき庵を再び訪れた主人公が
七星の誘惑に負けてとうとう禁断のSEXをしてしまいます。

「欲しい 入れて欲しい あなたのおちんちんで 七星のおまんこ ずっこんばっこん突いて欲しい」
乳首やおまんこを晒して彼に舐めてくれるようおねだりし
さらにお互いの性器を密着させたまま耳を舐めて彼が自分の意思で挿入するよう促すなど
普段の彼女からはイメージできない淫靡なアプローチを仕掛けます。
SEX中のエロ可愛い喘ぎ声にも男心をくすぐる魔力を感じました。

挿入開始から完了まで9分近く費やしじっくり進めるのもシチュに合ってて良いです。
幸せな時間を守り切るか、それとも一時とはいえ極上の快楽に身を任せるか。
プレイに葛藤を盛り込むことで精神面の興奮を上手に盛り上げてくれます。

このように、年下系の小町が大人びた責めをするちょっぴり背徳的なエッチが繰り広げられてます。
近さを感じる作品
和やかな雰囲気で割と激しいエッチをする抜きやすい作品です。

七星は日頃お世話になってる主人公にもっと気持ちよくなってもらおうと
新サービスの耳かきやお店のルールを敢えて破るエッチで癒したり興奮させます。
そしてその中にエッチな声や音を多く盛り込み18禁音声としての実用性も上げてます。

年下系の小町が大胆で積極的なご奉仕をする落差のあるシチュ
耳元至近距離から熱っぽい吐息を漏らす密着感を意識した演出、物語の終盤に出てくるふたつの選択。
シリーズの特徴を継承しつつ独自の部分も取り入れた完成度の高い作品に仕上げてます。

彼が結局どうなるかはさすがに言えませんけど
少なくとも後味が悪く感じるほど暗い終わり方ではありません。
ささやき庵は癒しがモットーですからそれを逸脱しないレベルのスリルを与えます。

エッチは効果音よりも吐息や喘ぎ声の存在感が大きく感じました。
興奮が高まるにつれて次第に熱を帯び、クリトリスなどをいじられると声を震わせて喜びます。
彼女自身がしっかりオカズになってるので女性上位ですがM性はまったくありません。

射精シーンは3回。
喘ぎ声(吐息含む)多め、くちゅ音とちゅぱ音それなり、淫語そこそこです。

前作を視聴してなくても普通に楽しめるし抜ける作品です。

CV:藍沢夏癒さん
総時間 1:47:38

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2018年9月25日まで90%OFFの120円で販売されてます。
その場合の点数は10点です。