セックスしなきゃ出られない寝袋

サークル「はーべすと」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、不思議な呪いのかかった寝袋に閉じ込められた男女が
そこからの脱出を賭けて甘く静かなエッチをします。

密室内でのエッチということで声の位置を全体的に近づけ
囁き声で話したり吐息を多めに挟んで彼女との密着感を演出してます。
最初はやや素っ気なかった彼女が後になるほど優しくなる展開も魅力です。
寝袋から脱出する唯一の手段は
沢原調(さわはら しらべ)と寝袋の中でエッチするお話。

「もしもーし もしもーし あっ ようやく目が覚めましたか」
調はおっとりした可愛い声の女の子。
特殊な寝袋の中で寝てる主人公に声をかけて起こすと
唐突に自分とSEXしようと言い出します。

本作品は「SEXしないと出られない部屋」をサークルさんなりにアレンジしたもので
そこに入っていたメモに従い彼女と40分程度に渡って3種類のエッチをします。
2人のいる場所が寝袋=スペースが非常に限られてる空間ということで
どのパートもそこまで激しい動きはせずゆっくりひっそり愛し合います。

全編を通じて言える大きな特徴はふたつ。
密着感のある演出が多いこと彼女が後になるほどデレることです。

前者はエッチ開始直後から彼女の声が一気に近づき主に囁き声で話しかけます。
そしてプレイの最中にわざとセリフを言わないシーンを設け
そこでは彼女の興奮具合に合った熱っぽい吐息を多めに漏らします。

射精が近づくにつれて責めるペースや彼女の乱れっぷりが激しくなるのは間違いありませんが
一般的な18禁作品よりも各要素をやや抑えて静けさを出してます。
バイノーラル録音による臨場感の高さも相まって目を瞑って聴けば彼女がすぐそばにいる気分が味わえます。

「あなたのお名前は、ここを出てから変な関係になりたくないので聞かないですよ」
「温かい……。あなたの温もりを感じる……。んっ……あなたのこと好きかも……」

後者は2人がまったくの初対面なので序盤はやや距離を取って接したりエッチします。
しかし肌を重ねるにつれて彼女のほうから少しずつ歩み寄り
終盤に差し掛かると下のような甘いセリフを普通に言うようになります。

ツンデレと言うほど落差が大きいわけではありませんが
実際に聴いてみると最初と最後で印象が随分変わるでしょう。
聴いてるこっちが恥ずかしくなるセリフも一部で言うなど魅力的なキャラに描かれてます。

距離の近さを感じる演出と心の距離を縮めていく展開。
心身の距離感をとても大事にした面白いシチュのノーマル向け作品です。
仕方なくから喜んでへ
エッチシーンは3パート40分30秒間。
プレイは手コキ、手マン、SEX(騎乗位)、キス、耳舐めです。
手コキ、手マン、SEX、射精の際に効果音が鳴ります。

「しかたないですね、まずは手でしてみましょっか? あ、おちんちん見つけた」
突然の展開に緊張して勃起できない主人公をやる気にさせようと
調は彼の下半身に手を伸ばし亀頭を優しくいじり始めます。

エッチは彼女がリードしつつほぼ対等な立場で愛し合います。
一番最初のトラック02でするのは手コキ(約10分)。
メモに書かれてた事が本当かどうかを確かめるためひとまずSEXせずに射精させます。

「ふふっ……気持ちいいですか? いいですよ、いっぱいシコシコしてあげるのでいっぱい出しちゃってください 全部受け止めてあげます」
今回エッチするのはあくまで寝袋から脱出するためですから、彼女も本心はそれほど乗り気じゃないはずです。
しかしプレイが始まると軽めの言葉責めをして興奮を煽ったり
自分の唾液をおちんちんにまぶしてしごく積極的な姿勢を見せます。
事務的系のプレイとは明らかに違うので雰囲気は結構穏やかです。

「し、しかたないですね、ちょっとだけですよ。いいですか、ほんの少しだけ興味があるだけです、勘違いしないでくださいよ」
射精後にまんざらでもない様子で精液を飲んでくれる姿にグッと来ました。
言葉と行動にややズレがあって可愛らしいです。
彼のことが好きというよりは男性の体に強い興味を抱いてる感じですね。
一歩間違えば冷たくなりそうなプレイを彼女のキャラで温かく包み込んでます。

本題にあたるSEXが始まるのはトラック03から(約13分)。
寝袋の中にゴムがなかったので最初から生でひとつになります。

「いいですか? 特別な感情は一切なしですっ。私が……私が、動くので……あなたはじっとしててくださいね? いいですね?」
「濡れてるって……なんて恥ずかしいこと言ってるんですかっ……。……濡れちゃうに、決まってるじゃないですか……」

彼のおちんちんを直に触り精液も飲んだおかげである程度興奮してるのでしょう。
開始前は割り切ったことを言ってたのにおまんこを指でいじられるとすぐさま本音を漏らします。
少しの間何も話さずに喘ぎ声と効果音だけが鳴るシーンを設けるなど
作品の魅力である「心身の距離感」をリアルかつ甘く表現してます。

山場のSEXはおよそ6分とボリュームが少なくなってるものの
至近距離から聞こえる熱っぽい吐息と喘ぎ声、そして空気混じりの泡だったピストン音がどれもエロいです。
終始受け身だったトラック02とは違い、彼にも責めさせて彼女がエロ可愛く乱れる姿を楽しませてくれます。

個人的に最も抜けると思うのが最後のトラック05(約17分30秒)
SEXを終えてもなぜか脱出できない事態に焦った彼女が2枚目のメモを発見し
軽い休憩を挟んでから先ほどとは違う目的で同じプレイをします。

「いいですか? 一度しか言いませんよ? これが、最後ですから。セックスしよ」
「反対側もして欲しいんですか? 注文が多い人ですね……いいですよ」

このパートは彼女のデレが最も強く、序盤からドキッとすることを平気で言ってきます。
プレイもこれまで禁じていたキスを許したり、自分から耳舐めまでするなど本当にあまあまです。
トラック03から続けて聴くと随分違う印象を抱くでしょうね。
ピストンのペースが緩めなのもできるだけ長く繋がっていたい気持ちの表れだと思います。

このように、作品が持つ2つの特徴を上手に組み合わせた流れのあるエッチが繰り広げられてます。
距離の近さを感じる作品
女性の温もりと絆を感じながら抜ける作品です。

調は何らかの事情で主人公と一緒に放り込まれた寝袋から脱出しようと
まずは彼と心の距離をある程度取ったまま手コキやSEXをします。
そして彼の魅力を十分理解した後は自分の気持ちを曝け出してより深いSEXをします。

バイノーラル録音の長所を活かした密着感のある声と息遣い
最初はツン寄りだったのが徐々にデレていく彼女の愛らしいキャラ。
見知らぬ男女が協力しつつ親睦を深める様子を生々しく、そしてエロく描いてます。

「あぁ……なんだか、すごく安心してます……初めて会ったハズなのに……不思議です……」
個人的には後者のほうがずっと心に響きました。
やや素っ気ない序盤~中盤と素直になる終盤とのギャップが引き立ってて魅力的に映ります。
1回目の射精シーンで見せる初々しい反応や、主に後半シーンで聴ける恥じらう姿もポイントです。
彼女に感情移入しやすいからこそ興奮できるし気持ちよく射精できるわけです。

エッチは激しく責められないハンデを効果音のエロさや声の臨場感で補ってます。
特に吐息は彼女の興奮具合や体の距離を直感的に伝える重要な役割を果たしてます。
責めっぷりは確かに控えめですが射精が近づくときっちり盛り上げてくれるので物足りなさは感じません。

射精シーンは3回。
くちゅ音多め、淫語と喘ぎ声それなり、ちゅぱ音そこそこです。

以上のことから今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:秋野かえでさん
総時間 1:09:16(本編…1:03:02 フリートーク…6:14)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
2018年7月30日まで25%OFFの900円で販売されてます。