ラビットストラテジー

サークル「すくりぷてっどこねくしょん」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第29回目は穏やかでちょっぴりSっ気もあるお姉さんが
男性の隠れた性感帯に焦点を当てたエッチな催眠を施します。

バニーガールになりきって乳首を重点的にいじる変わったエッチが行われており
いじり方、ペース、強さといった細かい部分は聴き手にすべて任せ
開始と停止だけを指示しながら暗示を厚めに入れて純粋な快感と催眠の心地よさを両方同時に味わわせます。
エッチなうさぎさんになりきって
お姉さんに催眠をかけられ乳首オナニーするお話。

「おかえりなさい、うさぎさん」
お姉さんは上品で色っぽい声の女性。
音声を聴いてる主人公を「うさぎさん」と呼ぶと
姿勢や服装を確認してから催眠を使って自分の世界に案内します。

本作品は名作「ラビットラビリンス」の流れを受け継ぐシリーズ第2弾。
基本的には優しいけど時々ちょっぴり意地悪なところも見せる彼女が
50分程度の時間をかけて乳首をテーマにしたエッチな催眠を施します。

すくりぷてっどこねくしょんさんは毎年6月に「ちちのひ」シリーズを無料で公開されてるサークルさんです。
本作品でもそのノウハウを活かして単に乳首をいじらせて気持ちよくするのではなく
催眠に入る、あるいはそこにどっぷり浸かる心地よさも十分味わわせながら絶頂へ導きます。


開発要素が薄いので普段から乳首をいじってる人のほうが楽しめるのは否定しませんが
催眠そのものの感覚だけでもかなり気持ちよくなれます。
人によっては特定の言葉に合わせて軽く落ちる感覚がしたり快感が一気に高まる体験をするでしょう。
終盤の絶頂シーンも技術でイかせる色合いが強いですし、催眠を満喫してもらうことを重視してる作品と私は考えてます。

催眠はおよそ24分間。
仰向けに横になり目を開けたまま好きなペースで深呼吸を続け
それと同時に全身を上から下にかけて流すように軽く脱力します。

「手のひら… 吐く息とともに、自然に力が抜けていきます 力を抜こうと意識するのは一瞬だけ」
そして彼女は聴き手が堅苦しさを感じないようにとても柔らかい口調で語りかけ
暗示についても「力が抜ける」などの指示的な言い回しを避け自然な脱力を促します。
お姉さん役が数多くの催眠音声に出演されてる誠樹ふぁんさんなだけあって演技も非常に安定してます。
脱力の最後に目を閉じた瞬間、心地いい感覚が全身に広がっていくのを感じました。

「うさぎさん… うふふ、可愛いじゃない? バニーガールの衣装を着たら気分は女の子になるの」
彼女が多くのシーンで彼のことを「うさぎさん」と呼ぶのもポイント。
バニーガールになった自分をイメージしたり、この単語を起点に感覚を操作するなど
タイトルの「ラビット」にちなんだ変わった誘導をしてくれます。
ラビットラビリンスを視聴済みの方にとっては印象深いワードなのではないでしょうか。

ある程度準備ができた後は催眠状態をさらに深めます。
先ほどとは違いストレートな暗示を入れて追加の脱力をしてから
カウントを何度か数えたり「うさぎさん」をキーワードに設定して少しずつ確実に感覚を強化します。

「力がうまく抜けていると、腕がだら~んとする どんどん、重た~く、重た~く感じる…」
「頭で理解する必要はないの 私の声を聴けば、体が勝手に反応するようになる 無意識のうちに、ね」

腕や肩だけ二段構えで脱力させるのが本作品らしくて良いですね。
この後始まるエッチは乳首オナニーが主体ですから
彼女の言葉に腕がどれだけ素直に反応できるかがカギになります。
それを見据えて彼女も脱力と同時に自分の言葉を素直に受け入れられるアプローチをかけます。

リラックスや声に対する集中力の向上に気を配って進めるおかげで
最後のカウントを数えるシーンでは頭の中にもやがかかったような感覚を強めに実感しました。
被暗示性が低い人でも音声を最後まで聴けば私と似た感覚を味わえると思います。

乳首オナニーに没頭できる環境づくりに専念してる独特な催眠です。
聴き手をエッチなうさぎさんになりきらせ、尚且つお姉さんに従順な心を養うことを目的に
深呼吸や脱力から入ってバニーガールのイメージ、追加の脱力や深化と
後になるほどリラックスや催眠の感覚が強くなるように誘導します。
老舗サークルさんと実力のある声優さんのタッグなだけあって品質が非常に高く催眠に入りやすいです。

多少の女体化要素を含んでますが、聴き手を本気で女性になりきらせるよりも
普段とは違う存在にして気分転換させる、あるいはうさぎ=年中発情してる動物になぞらえてエッチに没頭させるといった
心のケアを意図してるように映りました。
エッチシーンで実際に体をいじるのもそう言える理由のひとつです。
無理に女性になりきろうと思わず、今自分の中で湧き上がってる感覚に委ねるほうが楽しめると思います。
乳首と脳で感じるエッチ
エッチシーンは2パート21分間。
プレイは乳首オナニー、声による絶頂、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りです。
途中で服を脱ぐ指示は出ません。

「うさぎさんはいやらしい事しか考えられません それは、生まれもったうさぎさんの本質」
催眠を使って主人公をエッチなうさぎさんへと変えたお姉さんは
乳首や性器を直接いじらせてより気持ちいい感覚を与えます。

エッチは彼女に言われた通りにオナニーします。
最初の「本編その1」は乳首オナニーに特化したパート(約15分)。
開始や停止の合図に従い自分の好きなスタイルで乳首をいじりながら
彼女の言葉に耳を傾けて乳首と脳を両方同時に快感で満たします。

乳首オナニーは文字通り乳首をいじって気持ちよくなる行為ですが
ひたすらそれをやるだけではわざわざ催眠誘導した意味があまり出ません。
だから彼女はプレイの指示を必要最低限に抑え、その代わり暗示を使って感覚をサポートします。

「うさぎさんは乳首をいじる手を止めると頭が真っ白になり 私の言葉を待つだけの状態になる その状態はとてもしあわせな状態です」
エッチの最中にさらなる深化を促してくるあたりがすくりぷさんらしいですね。
このおかげで催眠状態を維持しやすく、結果的に催眠オナニーを満喫できるようになってます。
私の場合は「うさぎさん」と呼ばれるたびに股間がビクビク痙攣してました。
乳首をいじった時にもピリッとした鋭い快感が走りましたし、それぞれに違った良さを持ってます。
ちなみにここでの絶頂は体に一切触れないまま行う純粋なドライです。

続く「本編その2」はより豪華なプレイ(約6分)。
乳首に加えて性器も一緒にいじり先ほどとは違う絶頂感を味わいます。

「乳首とあそこでオナニーしたくなる 触った瞬間、頭の中が一気にま~っしろになる ぼ~っとしてとても気持ちがいい」
「あそこ」と表現をぼかしてありますが、おそらくおちんちんをいじってもいいのでしょう。
複数の性感帯を同時にいじると単体の時よりずっと強い快感が得られます。
オナニー開始から絶頂までの時間が短いので射精する場合は1~2日溜めてからのほうがやりやすいです。

このように、乳首を中心に据えつつ他の部分も刺激する催眠音声らしいエッチが繰り広げられてます。
変わったセルフ系作品
ちちのひシリーズとは違う魅力を持つ乳首重視の作品です。

お姉さんは主人公に新しい快感の扉を開いてもらおうと
まずは催眠を通じて彼を別の世界に住むエッチなバニーガールに変え
それから乳首を好きにいじらせつつ言葉を使って応援します。

タイトルの「ラビット」をキーワードに盛り込んだテーマ性のある催眠
最初は乳首、次は乳首と股間をいじらせながら催眠をさらに深めるエッチ。
サークルさんの特徴を盛り込んだ高度で個性的なサービスが楽しめます。

本作品のエッチで乳首をいじる時間はシーンの4割弱にあたる11分30秒程度です。
オナニーで主にいじるのが乳首なので乳首特化なのは間違いありませんが
催眠の世界に漂う心地よさや暗示による快感も同じくらい大事にしてます。
ですから乳首未開発だからといって全然気持ちよくなれないことはありません。

サークルさんの他作品と同じくとにかく催眠が強力です。
エッチの後半に差し掛かる頃には脳がドロドロに溶けたような心地よさが味わえるでしょう。
そんな状態で乳首やおちんちんをいじったら気持ちいいに決まってます。
彼女が事前にエッチ以外の無駄な思考を遮断してくれるのもあります。

絶頂シーンは4回(2連続が2セット)。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

以上を踏まえて前回と同じ点数にさせていただきました。
おまけは「うさぎさん」の連呼2パターンです。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 53:53(本編…53:18 おまけ…00:35)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります