催眠アルバイト3~スライム娘と丸呑みモンスターにエナジードレインされてイキ狂いたくないかい?~

サークル「TetoRealSunrain」さんの催眠音声作品(男女両用)。

今回紹介する作品は、異世界に住む穏やかな物腰のスライム娘が
催眠を使って現実世界では味わえないタイプのエッチを疑似体験させます。

ハードかつアブノーマルなプレイをとことん柔らかく描写するのが特徴で
催眠パートは自然に関する様々なイメージを通じて想像力と期待を膨らませ
エッチは凄惨さを徹底的に取り除いた実況と暗示を組み合わせて少しずつ性感と絶頂感を高めます。
催眠にうまく入るコツも教えながら進めますから、属性が合うなら催眠初心者でも楽しめるでしょう。
モンスターたちの食料は…
スライム娘に催眠をかけられ彼女や他のモンスターとエッチするお話。

「今日はありがとう。これを聞いてくれているという事は、キミは私に協力してくれるということだよね」
スライム娘は少年っぽい話し方をする明るい声の女の子。
自分に協力してくれた主人公にお礼を言うと
音声を聴く際の心構えを説明してから簡単なイメージをさせます。

本作品は「催眠音声アルバイト~触手の養分になりませんか?~
催眠アルバイト2~精液風呂に浸かりながら触手に犯されてみませんか?~ 」に続くシリーズ第3弾。
異世界に住んでて人間の快楽を糧にしてる彼女たちが
彼を自分たちの世界に呼び込んでから3種類のエッチでイキ狂わせます。
シリーズものですが登場人物やお話は独立してますから今作からでも大丈夫です。

ちなみに作中に男女の性差を匂わせる描写は一切ありません。
女性の声が受け入れられるのなら女性でも男性とほぼ同じ感覚で聴けます。

「もちろん害になることやキミの嫌なことはしないし、しなければいい。キミはいつだって選択できる 身を任せるのも、キミの自由さ」
彼女とのレズプレイ、巨大スライムの全身責め、別の生物による丸呑みプレイと
人間相手だとまずできないアブノーマルなプレイが主体になってますが
彼女の物腰は終始柔らかく、作中でこれらを無理矢理やらせようとするシーンはほとんどありません。
プレイの様子を穏やかに描写したり、期待や興奮を煽る言葉をかけてやる気にさせる方向で進めます。

ヤバイことをできるだけ聴きやすく調整してリードしますから
この手のプレイに少しでも興味のある人なら普通に聴けるし楽しめます。
アプローチの方法が王道の催眠とはやや違うのもそう感じる理由のひとつです。

全編を通じて言えるもうひとつの特徴はイメージを大事にしてること。
催眠パートは多くのシーンで何らかのイメージを用意し、それが持つ印象からリラックスや深化を促します。
エッチについても実況を軸に感度を上げたり絶頂させるのでやはりイメージがカギになります。

イメージが苦手な人にとってどう感じるかはわかりませんが
それ以外の人なら聴いてるだけでその様子が頭の中に自然と浮かんでくると思います。
仮想的なお話だからこそ、それをよりリアルに味わわせるのに有効なアプローチをするわけです。
少しずつ案内する癒し系の催眠
催眠は2パート33分30秒。
楽な姿勢を取り目を瞑ってからまずはスライム娘が言ういくつかの情景をイメージします。

「ふわふわ、ふわふわと浮かびながら、洞窟の中を泳いでいくと、円形にあいた穴から光が降り注いでいる。そこは魚の楽園。色とりどりの魚が群れをなして泳いでいる」
鳥になって大空を飛び、海へ移動して大海原を眺め、そのまま海中に沈み漂うなど
誰にでもわかる自然物を使って少しずつリラックスとイメージ力を膨らませます。

本作品の催眠はちょっと独特でして、「力が抜ける」とか聴き手に直接働きかける暗示がそれほどありません。
その代わり各イメージをできるだけ鮮明に伝えることで感覚を操作しようとします。
簡単に言うとイメージ主体の非常に柔らかい催眠です。
自然物自体に癒しの効果がありますし、気分がスッキリするとか肩の力が抜けるのを感じるでしょう。

「そう硬くならなくていい。大事なのはリラックスだ。楽な呼吸で、緊張しないで聞いて欲しい」
催眠の最中に簡単なコツを教えてくれるのもポイント。
聴き手が困る可能性をできるだけ取り除くことで催眠をスムーズに進め、尚且つ彼女との信頼関係も築こうとします。
冒頭に「初心者でも楽しめる」と書いたのはこういった気配りがしっかりしてるからです。

2番目の「体をこねられ、理想の体に」は本題の女体化パート。
前のパートで存在が曖昧になった主人公をマッサージする形で女の子の姿に変えます。

「柔らかい下半身、女性的なふくらみのある上半身、まるい頭。大雑把に形作られていく。それが気持ちいい。マッサージされているように、体中がほぐされていく」
「私の人差し指が、おまんこと、お尻に入っていく。大丈夫、痛くないよ。おまんこと、お尻は気持ち良いところ」

腕や手、脚、おまんこやおっぱいと全身を大まかなパーツに分け
彼女が何をしてるか実況しながらマッサージされてる感覚を柔らかい描写で伝えます。
男性から女性に体を作り変えるのではなく、一旦男女どちらでもない存在にしてから女体化に移る流れです。
容姿の具体的な描写はしませんから自分が好きな女性像をイメージしてみてください。

十分にリラックスさせてから女体化させるシンプルで一貫性のある催眠です。
聴き手をスライム娘がいる世界に案内し、そこで女の子の姿に変えることを目的に
前半は地球や宇宙のイメージを通じて催眠状態を徐々に深め
後半は粘土細工をするように曖昧な存在をはっきりした女の子の姿に作り変えます。

催眠っぽさをぼかした誘導をするのでわかりにくく感じるところもあるでしょうが
イメージの選択、させ方、順番が明らかにリラックスや深化を意識してます。
前半の最後にはストレートに深化させるシーンも用意されてますし比較的入りやすいと言えます。
その中にコツを組み込んでるのも彼女の言葉を受け入れやすくするための工夫です。
女体化はこの後に始まるエッチでその効果を実感するでしょう。
性感帯を同時に責め続けられて
エッチシーンは3パート36分間。
プレイはスライム娘の乳首責め/キス/クリ責め、巨大スライムの全身責め、巨大ナメクジの丸呑み/3穴同時責めです

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「右の乳首を私の体液でぬるぬるにしてあげる」
催眠を通じて主人公を無事女の子の姿に変えたスライム娘は
彼の乳首を優しく責めながら媚薬効果つきの体液を塗り込みます。

エッチは彼女たちが終始責め続けます。
最初の「3.スライム娘とのレズえっち」は人間の女性同士がするのとほぼ同じプレイ(約9分30秒)。
左右の乳首を順に弄んでから軽いキスを挟み、さらにクリトリスを集中攻撃して1回目の絶頂へ追い込みます。

「いいんだよ。ここは私とキミの世界。誰に見られることもないし、恥ずかしくなんて無い。気持ちよくて、情けないトロ顔晒しても大丈夫」
彼女は人間の快感を栄養に生きてますから相手がどうすれば喜ぶか熟知してます。
「ニュルルルル」「シコシコ」などの擬声語を交えながらプレイの様子をわかりやすく実況し
その合間に心のケアもして快感に没頭できる環境を整えます。

サキュバスの搾精みたいな強引さがなく、催眠に引き続き穏やかな空気が漂ってます。
私が聴いた時は乳首責めのシーンで胸のあたりが熱を増し
パート終盤の絶頂シーンでは股間にムズムズした感覚が集まってから軽く弾けました。
まったり追い込んでくるのでじんわりした優しい絶頂感が襲ってくると思います。

本作品らしさが出始めるのは次のパートから。
「4.スライム毒沼に首まで沈められて」は沼ほどの大きさを持つスライムに首から下を包み込まれ(約12分)
「5.肉壁丸呑みイキ地獄」はそれと別の生物が丸呑みしたままおまんこ、アナル、口を同時に責めます(約14.5分)。

「キミの穴の中を擦りつけながら、奥をノックし、一気に出て行く。また入っていく。あまりの刺激に手で抜こうとしても、ヌルヌルでうまくつかめない。手のひらを逃げていくスライムの感触ですら気持ちいい」
「顔の近くに居たスライムも、一気に射精する。スライムザーメンが顔面を埋め尽くす。気持ちいいのが止まらない、気持ちいい…気持ちいい…」

どちらのパートも一歩間違えば命を失いかねないシチュですが
彼らも彼女と同じく快楽エネルギーが欲しいだけで危害を加える気は一切ありません。
その気持ちが聴き手にも伝わるように彼女が快感を強調する形でプレイの様子を実況します。
絶頂シーンで敢えて射精の描写を入れてるのも女性になったことをより強く実感させたいからでしょう。

催眠にきちんと入れていればどんな風に責められてるかが割と簡単にイメージできます。
そして穴という穴を同時に犯されてる状況に陶酔感を覚える人もいるでしょう。
私の場合は股間が強めにムズムズしたり全身の肌がピリピリするのを感じました。
最初のレズプレイよりも気持ちよかったのでやはりこの2パートが本番なのだと思います。

このように、癖のあるプレイをできるだけマイルドに描いた独特なエッチが繰り広げられてます。
ハードでまろやかな作品
イメージのしやすさや聴きやすさを大事にした珍しい女体化作品です。

スライム娘は主人公により充実した女体化エッチを楽しんでもらい
同時に快楽エネルギーを効率よく吸収するためにまずは自分たちの領域まで彼を案内し
そこで女体化を施してから後になるほどアブノーマルなプレイをします。
そしてその一部始終をとことん柔らかく受け入れやすい表現で和やかに実況します。

全身同時責めや丸呑みといったハードなプレイをまろやかに行う変わった作り
催眠、エッチいずれもイメージを起点に感覚を伝える流れ。
聴き手が持つ想像力を借りて非現実的な行為を鮮明に味わわせます。

「全身性感帯のキミにはキツいかもしれないけど、でもそれもキミが望んだことだもん。大丈夫だよね?」
最初の特徴は一般的なドM向け作品とほぼ真逆の道を歩んでます。
これらのプレイをそのままやったら多くの人が抵抗を感じるでしょう。
特に丸呑みはそうなった時点で防衛本能が働き催眠が即座に解ける可能性を秘めてます。
だから彼女はこれが快楽を与える行為だと事前に明言したうえで彼の気持ちを確かめます。

彼女の声や口調が終始穏やかなのも相まって最後まで安心して聴くことができました。
こういう嗜好がない私ですらそうだったのですから、ちょっとでも興味のある人なら尚更です。
催眠の基本部分をしっかり維持したままエグいプレイに挑戦してるのが素晴らしいです。

プレイがプレイなので誰でも聴けるとはさすがに言いません。
でもより多くの人が聴けるように努力や工夫をしてるのは事実です。

絶頂シーンは3回。
淫語それなり、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

シリーズの長所をしっかり受け継いでる大変個性的な作品です。

CV:桃華れんさん
総時間 1:23:18

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります