催眠メルトダウン

サークル「キャンドルマン」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第28回目は穏やかでねっとりした声のお姉さんが
催眠を交えた珍しい調教でマゾ奴隷に堕ちる快感を味わわせます。

催眠はカウントを小まめに数えて揺さぶりながら従う快感をゆっくり教え込み
エッチは様々な指示を出して辱められる快感に浸らせる、といったように
少しずつダメになっていくのが自覚できてるのに逃れられなくなるよう丁寧にリードします。
心をどろどろに溶かしてあげる
お姉さんに催眠をかけられオナニーするお話。

「ゆったりと 楽な体勢で 楽な呼吸で聴いてください」
お姉さんは明るくて甘い声の女性。
音声を聴く際の環境や注意事項を簡単に説明すると
主人公にリラックスできてる時の自分をイメージするよう言います。

本作品は彼女の言葉で心を溶かされダメになっていく快感を味わわせるために
シンプルな催眠を施してからM向けの恥ずかしいエッチをします。
サークルさんの処女作ということで技術的にそこまでぶっ飛んだことはやりませんが
お話の進め方が丁寧でM心をくすぐるのも上手です。

「とろとろに とろける 不快感は何も感じなくなる とろけて 広がっていく」
彼女が全編を通じてとろける快感を味わわせようとするのもポイント。
催眠に入った時に感じられる心地よさやエッチで彼女に見られながらオナニーする快感をそれに例え
強引に隷属させるのではなく聴き手自身がそのままでいたくなるよう導きます。
販売ページのジャンルタグにSMや調教がついてますが心身を痛めつける描写はほとんどありません。

催眠は2パート19分間。
仰向けに横になり自分が日常生活の中でリラックスできるシーンをイメージした後
彼女の短いカウントとその前後に入る暗示を何度も聴いて催眠状態を少しずつ深めます。

前暗示→数え下ろす→追い込み暗示→もう一度数え下ろして手を叩く→追加の暗示。
この動作を何度も何度も繰り返しながら、序盤は暗示を受け入れやすくするためにリラックスを重視し
中盤は彼女の声に対して心地よさを感じるように誘導し
終盤は彼女の指示に従うことや辱められることに快感を覚える暗示を丁寧に入れます。

「あなたは 私の言葉を 気持ちよく受け入れられる 私の前では いつもより恥ずかしがり屋」
「あなたは 従順に従うことに 快楽を感じます あなたは 恥ずかしいと快楽を感じてしまいます」

やってることはものすごくシンプルです。
でも1セットごとに暗示の内容を微妙に変えながらゆっくり進めるおかげで
彼女に対して嫌な印象を抱くことなく声が妙に気持ちいい、幸せといった感覚が湧いてきます。
終盤に差し掛かると全身あるいは特定の部位が熱くなるかもしれません。

リラックスと深化と暗示をほぼ全部並行して進める変わった催眠です。
聴き手をお姉さんの言いなりにすることを目的に、リラックスできるイメージで軽く気持ちを落ち着けてから
呼吸に意識を向けさせつつカウントで揺さぶり続けて意識の力を少しずつ確実に弱めます。
そしてシーンによって暗示の内容を切り替え声に対する依存心を高めます。

催眠状態と半覚醒状態を頻繁に行き来するため、後になるほど意識のぼやけや瞼の重さを強く感じます。
暗示の表現や入れるタイミングもしっかりしていて受け入れやすく
この感覚に漂い続けたい気分に自然とさせてくれます。
彼女の声も終始穏やかでこの後調教をするとは思えないほど雰囲気が温かいです。
見られる快感、堕ちる快感
エッチシーンは3パート26分30秒間。
プレイはストリップ、裏筋オナニー、竿オナニー、尿道口オナニー、おちんちんをつねる(1回だけ)です。

エッチな効果音はありません。
セルフはありです。
開始直後に服を脱ぐ指示が出ます。

「今から目いっぱい辱めて マゾの快楽の味をたっぷりと 心と体に教え込んであげます」
催眠を通じて主人公の心をどろどろに溶かしたお姉さんは
服を一枚ずつ脱ぐ指示を出し、その様子を嬉しそうに眺めます。

エッチは終始彼女に言われた通りのプレイをします。
最初の「melt 3」でするのはストリップ(約4分30秒)。
ズボン→パンツの順に脱がせながら羞恥心や見られる快感を言葉で煽ります。

「太ももが少しだけ見えてるのが かえって恥ずかしいですね」
一気に脱いでしまったら普段と変わらないということで
見られてることを意識させたり肌を少しずつ露出させる流れにして盛り上げてくれます。
催眠パートで脱力する暗示をほとんど入れてませんから体はすんなり動くはずです。
彼女の下僕になったことを実感させつつ興奮させるところが素晴らしいです。

本番のオナニーが始まるのはその次から。
「melt 4」は裏筋、尿道口、全体と刺激する部位を変えて性感をさらに高め(約15分)。
「melt 5」は彼にとある決断をさせてからそのご褒美に射精をプレゼントします(約7分)。

「股を開けって言われて 素直に開いちゃうんですね 私が知ってる限りでは そんなことをしてしまう生き物は あなたみたいな変態マゾか SEX中毒の淫乱女くらいです」
おちんちんをいじるようになっても彼女の言葉責めは止まりません。
体をくねくねさせたり喘ぎ声を出させて恥ずかしい気持ちを膨らませ
melt 4の終盤には屈辱的なセリフを復唱させて自分が奴隷に堕ちたことを自覚させます。

普段一人でやるオナニーではなく、ご主人様に見せるためのオナニーをするわけです。
オナニー自体は開始、停止、終了のタイミングを指示するくらいでペースや強さにまで細かく口を出すことはありません。
オナサポ作品との違いが出るようにシチュやイメージを使った心への責めに力を入れてます。

「もうあなたは 快楽に貪られるだけ 家畜以下の存在です」
その特徴が最もよく出てるのがmelt 5パート。
もう少しで射精できそうなところまで追い込んだ後に敢えて奴隷から人間に戻る機会を与え
快楽に負けさせることで自ら堕落する快感を味わわせます。
そしてオナニーはもちろん、射精のタイミングも彼女に全部委ねて気持ちいい絶頂を目指します。

誰かに言われて強引に隷属させられるよりも自分の意思でそうなったほうが背徳感は強くなります。
自分で自分の心と体を黒く染め上げ、その見返りに普段とは違う快感をいただく。
罵声やハードな寸止めといった過酷さとは無縁のやり方でMを喜ばせます。
とろける作品
頭の中に心地いいものを感じながら気持ちよくなれるマイルドなM向け作品です。

声も態度も穏やかなお姉さんが、催眠を使ってまずは指示を受け入れやすい精神状態へと導き
それから言葉に従う快感や辱められる快感を織り交ぜた焦らし系のオナニーをさせます。

カウントの前後に様々な暗示を置いて徐々に催眠状態と服従心を強めていく催眠
ご主人様に見られてることを意識しながら情けないオナニーをするエッチ。
男性の誰もがするプレイにMが喜びそうなスパイスを混ぜて別のプレイに変化させてます。

本作品の持ち味は心と体に対する責めのバランスの良さだと私は思います。
催眠は人間の無意識に働きかける行為ですから当然心を責めるのに向いてます。
でもそれだけだと気持ちいい射精は迎えられないので体のほうもそれなりの刺激を与えます。

断続的とはいえ合計15分程度しごけますし、おちんちんの快感が弱いということはありません。
そして握るだけとか一部の性感帯だけをいじらせて焦らす場合は
指示に従う快感や羞恥心といった別の要素で刺激の弱さを補ってます。
従う快感やとろける快感と指示を連動させてるおかげで催眠状態を維持しやすいのも魅力です。

射精シーンは1回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

以上を踏まえて前回と同じ点数にさせていただきました。

CV:みる☆くるみさん
総時間 57:29

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2018年2月15日まで50%OFFの300円で販売されてます。