癒しの花園

サークル「シロクマの嫁」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、とある事情で女子校の寮に住むことになった少年が
そこにいる3人の女性にエッチな事も含めたお世話をされます。

セリフよりも音で癒しや興奮を与える音フェチ系の作りが魅力で
前者は耳かき音、風呂場でお湯の流れる音、心音など自然に根付いたものを中心に
後者はサークルさんの持ち味とも言える耳舐めを多めに盛り込んで臨場感とエロさを出してます。
女性たちの花園へようこそ
女学院の生徒マリカ、さくら、スミレから色んなご奉仕を受けるお話。

「あら 迷子かしら? ここは男子禁制の女子寮ですわよ」
マリカは明るくて上品な声のお姉さん。
親の都合で突然女子寮に預けられてしまった主人公に自己紹介すると
彼の代わりに必要書類へサインしてからロイヤルミルクティーを差し出します。

本作品はお嬢様たちが通う女子校内の寮で生活することになった少年が
そこにいる3人の女性に癒しはもちろん、エッチな事まであれこれお世話されます。
非エロが約80分、エロが約40分とタイトル通り癒しに寄った作りになっており
その多くでセリフをあまり言わずに音をたっぷり鳴らすシーンが用意されてます。

例えば一番最初の「出会いと耳かき」パートではマリカが紙に主人公の名前を書く音が鳴ったり
やや離れた場所でロイヤルミルクティーを作る様子をセリフなしで表現しています。
その後の耳かきも「かり かり」などの擬声語を適度に言いながら手を動かす静かなものです。

最近流行ってる音フェチ(ASMR)系の作品ですね。
耳かきやマッサージを扱った作品を数多く制作されてるだけあって全体的に品質が高く
これらを聴き続けてるだけでも相当な癒しが得られます。
ひとつひとつのサービスを時間に余裕を持たせてゆっくり行うのもその効果を高めるのに役立ってます。

それに対してエッチは同じくサークルさんの得意分野である耳舐めを中心に
手コキやフェラといった別のプレイを同時に行って密度を高めてます。
6パート中5パートが女性と一対一で接するため複数人プレイの要素は薄くなってますが
一番最後のパートには3人が両耳とおちんちんを同時に責める豪華なプレイが登場します。
耳舐めの時間は本編を全部合わせて30分程度です。
音が織りなす癒しの空間
マリカの挨拶が終わった直後に始まる最初のサービスは耳かき(約18分)。
膝枕の状態で右耳→左耳の順に耳かき棒で汚れを取り、仕上げに息吹きを交えた梵天をします。

耳かき棒は「ずり ぞり」とややざらつきのある乾いた音
梵天は「しゅるー」と滑らかでふわふわした音が使われており
前者は優しく掻き出すように、後者は軸を持ってゆっくり回転させるように動きます。
以前の作品よりも強い音に思えますが力が抑えられてるおかげで頭に響くことはありません。
耳の穴あたりに微弱な刺激が感じられて心地いいです。

「あなたのお耳の穴は細いので お耳掃除をしていただく時は 細い耳かき棒か 綿棒を使っていただくといいかもしれませんわね」
最中のマリカは耳かきに関する簡単なアドバイスをした後は口数が一気に減り
「かり かり」「くる くる」と言いながら落ち着いた様子で続けます。
このパートだけは窓が開いてるのかバックで風の音や鳥の鳴き声が時々聞こえます。
お嬢様らしい上品なオーラを放ちつつ一生懸命お世話する優しい女性です。

続く「お風呂のお世話」のお相手はさくら。
保健委員として彼の体を綺麗にするよう言われた彼女が風呂場へ案内し
シャンプー、トリートメント、体の洗浄など心の行き届いたお世話をします(約31分)。
お風呂にいる間はバックでお湯の流れる音が鳴り続けます。

「いつまでも触っていたくなるほど ふふっ とっても可愛らしいですわ」
彼女は典型的な甘やかし上手キャラでサービス中に嬉しそうな表情を随所で見せます。
効果音についても手を動かすスピードを意識して落とし、泡混じりの音をじっくり楽しませてくれます。
彼女の優しさと様々な音に多くの人が癒しと眠気を感じるでしょうね。
彼女たちのキャラに合った質感の音を鳴らしてるのが実に素晴らしいです。

3人目のスミレがするのは寝物語と添い寝(約22分)。
お風呂から上がった後、眠ろうとしてる主人公の部屋に偶然やって来た彼女が
学園のことを話したり抱きしめながら羊を数えて寝かしつけます。
本来はこの前にさくらとのエッチが入りますが、非エロとエロを分けたほうが読みやすいと判断し先に紹介します。

「私もそうなのですが ここの女子学生は 男性とあまり接触したことがありません だから君の存在はとても気になってしまうのです」
彼女は他の2人に比べればお嬢様っぽさは低いものの思いやりの気持ちは強く
自分と同じく眠れずにいる彼に色々話して安心感を与えます。
彼女たちよりも若い少年が女性しかいない場所に突然放り込まれたら普通はそわそわするでしょうから
体だけでなく心もケアする彼女のやり方は最も正しいと言えます。

パートの中盤から始まる羊を数えるサービスはやってることはごく普通のことですが
最中に彼女と抱き合ってる感じが出るように心音が流れ続けます。
「とくん とくん」とやや速いペースで流れ続ける音と彼女の眠そうな声が合体した安眠特化の作りです。
パートの最初から囁き声で話してくれればより良くなったでしょう。
エッチな音を同時に鳴らす厚みのあるエッチ
エッチシーンは3パート40分間。
プレイは耳舐め、手コキ、ダブル耳舐め、フェラです。
手コキの際に効果音が鳴ります。

「あっ いけない 男の子でしたら ここも…洗わないといけませんわね」
主人公の体を一通り洗い終えて一緒に湯船へ浸かろうとしたさくらは
おちんちんをまだ洗ってなかったことを思い出し、タオルを使わず素手で優しく擦りはじめます。

エッチはどのパートも女性たちに責められ続けます。
最初の「男の子の身体の洗い方」でするのは耳舐め手コキ(約12分)。
序盤は純粋に綺麗にしようとゆっくり、勃起した後はだんだん激しくと方針を変えて責め
さらに開始4分後あたりから耳舐めも加えて性感帯を同時に気持ちよくします。

「このほうが洗いやすいですわね それに体に疲れが溜まっていると 凝って硬くなると言いますし きっとそのような感じなのですわね」
彼女たちは男性と一切触れ合えない環境に置かれてるため
エッチの経験はもちろん、男性の生理現象すらまったく知りません。
だからこの行為がエッチだと理解しないまま興味津々な様子でいじります。

最終パートで本から得た知識を元にようやく淫語を言い始めるくらいの箱入り娘です。
それを反映して淫語責めや言葉責めは一切やらずちゅぱ音、効果音、吐息でエロさを出してます。
抜かせるためではなく親切心で洗ってあげたつもりが偶然エッチになってしまった感じです。

その路線は次の「絶対眠れる魔法の儀式」にも継承されてます。
前項で説明した添い寝の後、まだ寝付けずにいる主人公へのさらなるサービスとして
彼のズボンとパンツを脱がせておちんちんを擦りながら同じく耳をねっとり舐めます(約15分)。

「あっ ビクンビクンって動いてる すごい 君のお豆さんは 私のと違って大きいし 形も全然違うのですね」
「おてて 温かいです あ、白いとろとろが 沢山おててに…不思議な香り」

彼女も男女で体の作りが違うことを知らず、おちんちんのことを大きなクリトリスと勘違いしたまま刺激します。
耳舐め音は割とエロいですが、それ以外の抜き要素が薄いので時間内に抜くにはパワー不足かなぁと。
でも射精後に精液の匂いや味を確認するシーンはエロかったです。

一般的なエッチに最も近いのが「荒治療でデトックス!?」パート(約13分)。
翌朝、主人公の部屋に3人で押しかけて朝立ちおちんちんを観察すると
さくらとスミレは左右の耳、マリカはおちんちんを手分けして同時に舐め始めます。

マリカ「これは 我慢汁というものですわね これが出たということは もう少し激しく舐めても大丈夫、ということですわね」
このパートは彼女たちの性教育も兼ねており、本で得た知識を元に彼がどうすれば気持ちよくなるかを探りながら責めます。
といってもやってることはダブル耳舐め+フェラですから今までと同じく音が主役です。
これまでのパートが一対一でお世話してたからこそとても濃いプレイに感じるでしょう。
声優さんが別なおかげでちゅぱ音の鳴らし方や吐息の漏らし方も違います。

淫語もそこそこ出てきますし、個人的には最も抜きやすいパートと見ています。
このように、男をまったく知らない女性が思い思いのご奉仕をする初々しいエッチが繰り広げられてます。
音で癒す作品
声や言葉よりも音で強く働きかけてくる癒し重視の作品です。

それぞれにキャラは違うけど男性への興味が強い点は一致してる女の子たちが
お部屋やお風呂で長時間に渡る色んなお世話をしながら彼のことを甘やかします。
そして非エロ、エロどちらもセリフの量を意識して減らし音で癒しや興奮を与えます。

質量ともにこだわり抜いたリアルな音の数々
耳舐めしながらおちんちんを責め続ける密度の高いプレイ、箱入り娘らしい彼女たちの初々しい反応。
主役にあたる音に多少のキャラ成分を盛り込んで物語の舞台に合ったサービスに作り変えてます。

シロクマさんは以前からシナリオを作らずアドリブで録音されてるサークルさんですから
セリフよりもサービスの品質で勝負することのほうが多いです。
しかし本作品は過去作以上に音への依存度が高い作りになってます。
独特な世界観を持ってるししゃべり方も確かに特徴的なのですがキャラは脇役に映りました。

それと「癒しの花園」の名の通りエロよりも癒しのほうがずっと充実してます。
時間が長いのに加えてエッチのセリフ表現が淡白になってるのが主な理由です。
エッチシーンを通しで聴けば1回は抜けるでしょうけど、それ目当てで聴くのは正直おすすめしません。
「非エロのサービスを楽しむついでに抜けたらいいな」くらいの感覚で聴いたほうがずっと満足できます。

せめて複数人でエッチに責めるパートがもっとあればまた変わったのでしょうが…。
パートあたりの時間が短い関係で耳舐め音のバリエーションも少なくなってます。

射精シーンは3回。
くちゅ音とちゅぱ音それなり、淫語ごく僅か、喘ぎ声はありません。

エッチに過度な期待さえしなければ十分楽しめる作品です。
おまけは4種類の音声です。

CV:マリカ…天知遥さん さくら…伊ヶ崎綾香さん スミレ…藍沢夏癒さん
総時間 3:21:17(本編…2:11:34 おまけ…1:09:43)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は8点。
おまけも合わせて200分で700円とコスパがいいので+1してあります。