甘やかしてくれるJK黒ギャルママ

サークル「マムマックス」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、ギャルっぽい見た目をしてるけど心はとっても純粋な幼馴染が
久しぶりに再会した男性を非エロとエロの両方から甘やかします。

多くのシーンで体を密着させながら優しい言葉をかけたり
エッチに入ると初々しい表情で一生懸命ご奉仕するなど
「年下による癒し」を追求した幸せいっぱいなサービスを行います。
見た目は随分変わったけど
幼馴染のリカに癒してもらうお話。

「おーっす! おかえり お兄ちゃん」
リカは明るくて元気な声の女の子。
数年ぶりに再会した主人公に改めて自己紹介すると
ここに来た事情を説明し、まずはぎゅっと抱きしめます。

本作品は何らかの事情でしばらく離れ離れになっていた彼女が
日頃仕事を頑張ってる彼のために3つのシーンに分けて色々ご奉仕します。

タイトルの「JK黒ギャルママ」から幼児プレイを中心としたエロ重視の作品と思う方もいるでしょうが
どのシーンも最短で8分、最長で28分程度の非エロパートを挟み
彼が心置きなくエッチできる環境を整えたところで移ります。
(本レビューでもその流れに従いシーンごとに紹介していきます)
時間、内容いずれも非エロとエロをほぼ同じくらいのバランスにしています。

「はい お兄ちゃん いつものやつ 今日もハグハグーってしようぜ」
最大の魅力は彼女のキャラ。
「あたし」「~っしょ」などギャルらしい砕けた口調で接しながら
ぎゅっと抱きしめる、膝枕する、頭を撫でるといったスキンシップを積極的に取ります。
そして血の繋がってない彼を常に「お兄ちゃんと」呼び、どのシーンも心を込めてお世話します。

マムマックスさん自体は今回が処女作にあたりますが
企画とシナリオを淫語で有名な防鯖潤滑剤さんが担当されてますのでベテランサークルと同じレベルを持ってます。
防鯖潤滑剤さんとの違いを出すために淫語は敢えて減らし、その代わり耳かきに力を入れてます。

PCゲームで活躍中の声優さんを起用してるのもポイント。
演技が安定しておりエッチの際はおちんちん、おまんこといった淫語を無修正で言ってくれます。
ゲームの場合はピー音が入るはずですからこの違いは結構大きいです。

ただし、物語の開始時点で彼女が処女のためギャルから連想される巧みなエッチはほぼしません。
むしろ恥ずかしがったり戸惑う様子を適度に交えて初々しさを出してます。
またママについても授乳手コキがあるものの赤ちゃん言葉は一切しゃべらないので弱めです。
私個人はちょっぴり変わった属性を持つ妹系の純愛作品と見ています。
表裏のない満たされるサービス
プロローグの後に始まるシーン1でするのはハグと耳舐め手コキ(約25分)。
リカのほうから主人公を抱きしめ、甘やかす言葉を多めに言ってまずは心を温めます。
そして彼がより元気になれるように2つの性感帯を同時に責めて気持ちいい射精に導きます。

「ぐでーっとして だらだらして いっぱい甘えてよね? そっちのほうがあたし嬉しいし」
離れ離れになる以前もこういうことをしてたので体を重ねることにまったく躊躇しません。
最中の会話もつい頑張りすぎる彼の性格を踏まえてまずは甘えたくなる気分にさせようとします。
見た目はギャルでも内面はとっても献身的な女の子です。

「おちんちん ぶるって震えた! これ おちんちんも感じてるってことでいいんだよね?」
その後に始まる耳舐め手コキはおちんちんの感触や反応を確かめながら進めます。
短小、包茎といった見下す類の言葉は一切なく初々しい仕草を見せてくれます。
耳舐めや手コキの音は割と下品なので多少ギャップのあるプレイと言えるでしょう。
事前に彼が持ってるオカズをチェックし、喜ぶプレイを選んでするところも彼女らしいです。

「ぴゅっぴゅっぴゅー ぴゅるるるー ぴゅっぴゅっぴゅー」
その部分が最もよく出てるのが射精シーン。
ぴゅっぴゅのセリフを必ず言って彼の射精をお手伝いします。
射精後からパート終了までに3分程度の時間を設けて余韻に浸らせてもくれますし
単に気持ちよくなるのではなく充実した時間を過ごせるようにリードします。

続くシーン2は彼女のママな部分を引き立たせたサービス(約26分)。
別の日、会社で嫌なことがあって落ち込んでる彼を元気づけようと
膝枕の状態で8分程度の会話を挟んでから授乳手コキに移ります。

「はい あたしの…おっぱいだよ お兄ちゃん」
「おちんちん いいこいいこ おちんちん えらいえらい」

自分から恥ずかしそうにおっぱいを差し出し、吸われた途端にエロ可愛い吐息を漏らす姿や
おちんちんを自分の子供に見立てて優しく撫でる姿に母性を感じました。
彼と同じく彼女もこのプレイに幸せを感じてるのがわかります。
喘ぎ声をもうちょっと増やしたほうがシーン1との違いが出てより良くなったでしょう。

質量共に最も充実してるのは最後のシーン3(約52分)。
前半は耳かき、後半はキス&SEXとサービスの内容を大きく切り替えて進めます。

耳かきは膝枕の状態で左耳→右耳の順に耳かき棒と梵天でお世話するシンプルなもの。
耳かき棒は「ずしゅっ」とやや粗さのある乾いた軽い音を奥から手前へ掻き出すように
梵天は「さしゅっ」と滑らかでやや硬い音を耳の壁を優しく擦るように動かします。

声優さんご自身が録音しながら実際に耳かきされただけあって動きは確かにリアルです。
しかし音質に関しては残念ながら器具の特徴を反映できてないと思います。
耳かき棒はティッシュ越しにお掃除してるような音ですし、梵天はふわふわ感がほとんどありません。
作品の売りに挙げるならもう少し頑張って欲しいというのが正直なところです。
たぶん録音機材の影響なのでしょうけど耳かき系のサークルさんが出す音とは随分違います。

続くSEXパートは恋人同士とほぼ同じの大変甘いエッチが楽しめます。
最初はリカが、その次は主人公の側からキスをしてお互いの気持ちを確かめ
ゆっくり挿入した後は主に彼が責める形で二人同時の絶頂を目指します。

「おちんちんミルク 中にびゅるるーってして あたしのおまんこ お兄ちゃんのものにして欲しいなぁ」
一番の山場ということで彼女の淫語を多めにし
キスのちゅぱ音、ピストンのくちゅ音、そして喘ぎ声とエッチな音の量や密度も高いです。
彼のために処女を捧げ、挿入後にエッチなおねだりをする彼女の姿も思いやりに満ちてます。
ギャルやママっぽさはほとんど出さず恋人として甘やかすストレートなプレイです。

このように、自分が持つすべてを使って心身を満たす献身的なエッチが繰り広げられてます。
癒しにもエロにも使える作品
可愛くて純真な女性がひたすら愛してくれる甘やかし成分の強い作品です。

リカはストレスの解消がうまくできず不摂生な生活を送ってる主人公を立ち直らせようと
自分の体で温めながら心に染み入る言葉を投げかけて癒しと安心感を与えます。
そして心がある程度安定した後はエッチなサービスで体のほうもスッキリさせます。

JKだからといって驕ったり意地悪せず彼と真正面から付き合う純愛系の展開
男性が喜ぶツボを押さえた彼女の言葉とサービス
そして非エロとエロの両方を楽しんでもらうことを目指した構成。
精神的に参ってる人でも無理なく聴けて抜けるように作られてます。

「そんな優しいお兄ちゃんが あたし 大好きだよ」
中でもリカはギャルにありがちなエッチの上手さやルーズさをほとんど持たせず
彼のためにご飯を作ったりあれこれ世話を焼く家庭的な女性に設定してます。
言葉遣い以外はほぼギャルじゃないのでハードなエッチを期待して聴くと拍子抜けするでしょうが
キャラは立ってるのでこれもひとつの個性なんじゃないかと私は思います。

非エロのサービスは人の温もりで癒すことを強く意識してます。
バイノーラル録音の長所を活かして声の位置や距離をできるだけ近づけ
そのうえで優しい言葉をかけて彼女と一緒にいる雰囲気を出します。
ママ要素が弱いので1パートくらいは赤ちゃん言葉を盛り込んでも良かったかもしれません。

エッチは彼女がおちんちんや男性の生理に慣れるところから始めます。
事前に勉強してるおかげで覚束なく感じるところはありません。
非エロパートを挟んだ後にエッチを始める流れも感情移入しやすくて良いです。
最後のSEXがやっぱり一番抜きやすいですね。

エッチシーンの時間はおよそ49分間。
手コキ、SEXの際に効果音が鳴ります。
射精シーンは3回。
くちゅ音それなり、淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声そこそこです。

CV:蒼依ハルさん
総時間 1:59:49(本編…1:51:50 おまけの添い寝…7:59)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります