悪の女幹部~対ヒーロー魔性の甘やかし洗脳術~

サークル「BELL Plant」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、大きなおっぱいを持つ色っぽい女幹部が
敵対するヒーローを巧みな話術と女の武器で骨抜きにします。

エッチに初心な彼の弱点を突いた誘惑をかけたり、快楽と引き換えに寝返りを促すなど
女性に弄ばれ優しく屈服させられる快感を追及した洗脳+悪堕ちプレイが魅力です。
サークルさんの持ち味であるくすぐりもエッチに個性を与えてます。
ヒーローを襲う甘美な罠
女幹部に誘惑され寝返るお話。

「ネイダール様、お話がございます」
女幹部は穏やかでしっとりした声のお姉さん。
圧倒的な力を持つヒーローに苦戦してる悪の一味を救うため
彼らの中で最も強い男性に接触する許可をもらいます。

本作品は戦闘力は低いけど女性の魅力に溢れる彼女が
飴と鞭を使い分けた責めで屈強な男性を服従させる様子を彼の立場で楽しみます。
洗脳+悪堕ちとテーマは割かしブラックな部類に属しますが
彼女のキャラが穏やかですし、誘惑の手段もマイルドなのでM性は低めです。

「正義をかざす者ほど、信念の固いかわりに 弱点もわかりやすいですわ…♪」
しかし彼女の仕掛ける罠は男性に対して効果のあるものばかり。
ヒーローとして活躍する一方で肉欲に飢えてる彼に女の体を味わわせ
その最中に自分の陣営へ引き込もうと様々な甘い言葉を投げかけます。

気持ちよくなるためにする一般的なエッチとは方向性が違うため
終盤を除けば激しく責めるシーンはほとんどありません。
自分よりも遥かに弱い女性に負かされる屈辱感や、悪の手先に成り下がる背徳感など
肉体だけでなく精神面の快楽を与えることにも力を入れてます。


「…こちょこちょこちょこちょ…♪ …こちょこちょこちょこちょこちょ…♪」
もうひとつの特徴はエッチにくすぐりを取り入れてること。
ある時は彼の秘密を聞き出す拷問の手段、またある時は彼を喜ばせるご褒美に
ペースを小まめに変えながら「こちょこちょ」などのセリフを適度に言います。

パイズリやSEXなど他のプレイと組み合わせてすることが多いので
くすぐりにそれほど興味がなくても他の作品と似た感覚で聴けます。
体を鍛えてる男性相手でも当然有効ですし作品のコンセプトに合ってます。

優しい態度で心と体をバランスよく責める抵抗しにくい誘惑とくすぐり。
サークルさんの特徴を違和感なく盛り込んだちょっぴり背徳的な作品です。
少しずつ確実に絡め取るねっとりしたエッチ
エッチシーンは5パート41分間。
プレイはぱふぱふ、キス、くすぐり、パイズリ、SEX(騎乗位?)、手コキです。
パイズリ、SEX、手コキ、射精の際に効果音が鳴ります。

「このおっぱいであなたのことを癒してあげる…♪ ぱふぱふっ♪ って…♪」
ボスの許可を得てヒーローに戦いを挑み順当に負けた女幹部は
とどめを刺そうとする彼に寝返ったフリをし、受け入れてくれたらおっぱいで癒してあげると言います。

エッチは初心な彼を経験豊富な彼女がリードし続けます。
前半の2パートは彼の警戒心を解きほぐし寝返るきっかけ作りを目指したプレイ。
「命乞いと誘惑」ではぱふぱふを、「悪女の尋問」はくすぐりやパイズリをしながら
可愛いと言って甘やかしたり快楽と引き換えに秘密をばらすよう呼びかけます。

「教えてくれればぁ、ヒーローちゃんのこと あまぁい匂いと感触で包み込んであげられるのに…♪」
彼女はこれまでの戦いで彼の強さを十分知ってますから、相手が油断してるとはいえ乱暴なことは決してしません。
戦いばかりの毎日に疲れてる気持ちを汲み取り、女性の優しさや温かさを教えて離れられなくします。
そして上のセリフのように飴を強調する形で尋問し目的を果たそうとします。

敵同士とは思えないほど甘やかし成分が強いです。
ヒーローは基本的に卑怯なことを嫌いますから、敵とはいえ無抵抗な女性にとどめを刺すのは不可能です。
力では敵わないからこそ頭を使って少しずつ有利な状況へと持って行きます。

「こちょこちょこちょ、くちゅくちゅくちゅ~…♪ くしゅくしゅくしゅ~…こぉちょこちょこちょこちょこちょ~っ♪」
くすぐりについては序盤は腋を、中盤はおちんちんを指先で弄びます。
音で表現できないプレイなため言い方を細かく変えることでリアリティを出してます。
ぱふぱふやパイズリも少しやりますが、セリフやくすぐりに比べたら存在感は薄めです。
言葉、快楽、くすぐりを上手に組み合わせた個性的な尋問です。

対する後半はいよいよ最終目的にあたる洗脳と悪堕ちを目指して責め続けます。
前半で仲間に助けられ難を逃れたヒーローが再び一人で女幹部と出会い
今度は悪の一味の本部で大人の女性らしい濃厚なプレイを味わいます。

「あなたの大好きな街の市民たちがみたらどう思うかしらね…♪ こんな男に守られてるなんて、情けなくて絶望しちゃうんじゃないかしら…ねぇ?」
先日のエッチですっかり骨抜きになった彼に彼女を倒す力はもうありません。
それを見越して彼女も最初からちょっぴり見下す感じで接します。
悪の女幹部が最後まで善人だと変ですから多少の黒さを出してるわけです。

きつい言葉責めは特にしませんし、ややMあたりの人を喜ばせるご褒美と言ったほうが妥当でしょう。
ヒーローが快楽に溺れ悪の手先に成り下がる背徳感を優しくくすぐってくれます。

しかしプレイのほうはとってもハード。
激しいパイズリで1回目の射精に追い込んだ直後にすぐさまSEXへと移り
そこでは6間に6回連続射精させる激しい責めを披露します。

「あなたのお仲間は私たちからこの瞬間を奪おうとした悪ぅい子たちなのよ…♪ ふふ…そう…あなたの本当の味方は私だけ…♪」
「ぱつん」と弾力のある効果音をリズミカルに鳴らしながら自分の魅力をアピールし
その一方で彼の味方を貶めるところに彼女の本気さが窺えます。
失敗が許されない交渉なのでセリフの表現にもかなり気を遣ってます。

肉欲に弱いといってもヒーローは強い正義の心を持ってますから簡単には寝返りません。
だからストレートに快楽漬けにするのではなく、己の意思で彼らを裏切り自分につきたくなるよう誘導します。
もちろんこれらと平行してくすぐりもやってくれます。

快楽を与える純粋なプレイとその合間に交わされる会話のバランスこそが
本作品のエッチにおける最大の魅力です。

前者が弱かったら抜きにくくなり、後者が弱かったら屈辱感や背徳感が薄くなってしまいます。
二人の関係や彼女のキャラを大事にしてエッチを組み立ててるおかげでゾクゾクした感覚を抱きながら射精できました。

このように、ブラックなテーマを極力甘く描いたスリリングなプレイが繰り広げられてます。
甘く堕としてくれる作品
色んな方向から心と体を揺さぶってくれる緻密な作品です。

ヒーローや自分たちのボスより腕力が劣る代わりに知力と魅力を兼ね備えてる女幹部が
最も厄介な敵を女の武器で骨抜きにし、さらに言葉やくすぐりで下僕へと作り変えます。

優しい態度や言葉で接し続けて反抗心を自然に削ぎ落とす柔らかなプレイスタイル
エッチに不慣れなヒーローの弱点を的確に突いた責め、そして合間に入るくすぐり。
穏やかな雰囲気を漂わせつつ洗脳や悪堕ちの快感を味わわせる高度なエッチが楽しめます。

「どんなに強い男も快楽に弱い部分を撫でまわし続けてあげるだけで 私の指のいいなり…♪」
彼女は男性をパートナーではなく道具として扱う悪女です。
でも相手を喜ばせながら従わせるので聴いててそれほど嫌な感じはしません。
悪女とわかりきってるのに抜け出せない、振り払えないところも面白いです。

エッチはくすぐりにそこまでこだわらず一般的なプレイやセリフとのバランスを重視してます。
くすぐり好きな人にとってはやや物足りなく感じるかもしれませんが
彼女のキャラに合ったプレイをしてますし目的もきちんと果たしてます。
前半はとことん焦らし、後半でがっつり抜かせる落差も魅力です。

射精シーンは7回。
淫語とくちゅ音そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声ごく僅かです。

サークルさん独自の要素を織り交ぜて誘惑してくれる作品です。
悪い女性に優しく弄ばれたい人、ソフトな描写の悪堕ちが好きな人におすすめします。

CV:大山チロルさん
総時間 58:56

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
2017年9月15日まで2割引の800円で販売されてます。