手コキヘルスエンドルフィン『あかり』2nd

サークル「chocolat☆ぷろじぇくと」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、風俗嬢よりもお嬢様らしさを強く感じる女性が
再度お店を訪れたお客に愛のこもった特別なサービスをします。

バイノーラル録音の長所を活かした臨場感の高いプレイが行われており
耳舐めの際に鳴るちゅぱ音、素股やSEX時の吐息&喘ぎ声など
女性が生み出すエッチな音を至近距離から鳴らして温もりや興奮を与えます。

タイトルにもなってる手コキは完全なおまけですから
そちらはあまり期待せずに聴いたほうがずっと満足できます。
お嬢様系風俗嬢の濃厚なご奉仕
手コキヘルス「エンドルフィン」の店員「あかり」からサービスを受けるお話。

「いらっしゃいませ 今日はようこそエンドルフィンへ」
あかりは明るくておっとりした声のお姉さん。
再び来店し自分を指名してくれたお客に嬉しそうな表情で挨拶すると
コースの内容を確認してから早速サービスを始めます。

本作品は今年4月に発売された「手コキヘルスエンドルフィン『あかり』」の続編。
前回のエッチで彼とすっかり打ち解けた彼女が
25分コースのメニューに特別サービスを加えたエッチなご奉仕をします。
シリーズものですがストーリー性はほとんどないので今作から聴いても大丈夫です。

「今日はあかりのしたいようにさせていただけませんか? いっぱいいっぱい気持ちよくなって欲しいです」
前作の時は新人店員だった彼女も色々と経験を積んだのか
最初から親しげな態度で話しつつ積極的に責めます。
彼女が元から持ってるお嬢様っぽさを残したうえで踏み込んだプレイをする感じです。
仲の良さを感じる描写も多く、風俗嬢よりも恋人同士に近いあまあまな雰囲気が終始漂ってます。

サービスについても独特な部分を持ってます。
「手コキヘルス」の名前から連想される手コキ特化のエッチではなく
耳舐め、キス、素股、SEXなど幅広いプレイをエロさを出しつつ行います。

ネタバレしますと手コキはたった1分30秒しかやりません。
しかも効果音を使わず「ぐりぐり」「しこしこ」といった擬声語で表現する簡素なものです。
ですがそれ以外のプレイは全体的に品質が良いのでサービス自体はかなりのものと言えます。
要は手コキにさえこだわらなければ抜ける作品ということです。

そう言える一番の理由はバイノーラル録音にあります。
耳舐め中は耳元至近距離からコリコリした特徴的な音をやや上品な感じで鳴らし
口を使わないプレイでは熱っぽい息遣いと可愛らしい喘ぎ声を漏らします。

あかり役がバイノーラル声優として有名な天知遥さんだけあって演技も考えられてます。
そしてこれは二人の仲の良さや密着感を表現するのにも大変役立ってます。
実際に聴いてみると彼女の近さや温もりを感じるでしょうね。

優しくてサービス精神旺盛なあかりのキャラとそれを実感できる音や演技。
風俗店によくある割り切ったエッチとは違うあまあまラブラブなサービスをしてくれます。
音の良さを活かした臨場感の高いエッチ
エッチシーンはほぼ全編にあたる21分間。
プレイは耳舐め、乳首舐め、乳首責め、亀頭責め、キス、素股、SEX(騎乗位)です。
エッチな効果音はありません。

「じゃあまずは あかりの得意技 耳舐めから…」
諸々のやり取りを終えてお客に密着すると
あかりは早速前作でも好評だった耳舐めでエッチな気分を盛り上げます。

エッチはごく一部を除き彼女がリードする形で進みます。
前半の10分間は本番に向けて準備をするシーン。
右耳舐めから始まり乳首舐め、彼女への乳首責め、そして左耳舐めと上半身を中心に刺激します。
そして最後のほうにほんの少しだけ亀頭をいじります。

「実は新しいことに挑戦中なんです だから 初めてはあなたにしてあげたいなって」
「あかりは…あんっ 乳首をコリコリって 指先でいじられるのが…んっ 好きなんです」

彼女は彼に対してお客以上の特別な感情を抱いており
サービス中は彼へのご奉仕はもちろん、自分からもエッチなおねだりをして彼を喜ばせようとします。
耳舐めと乳首舐めの質感・位置・距離に明確な違いがありますし
右耳と左耳の間に乳首責めを挟んでるおかげであかりの息遣いも大きく変化します。

彼女がひたすら責めて気持ちよくするのではなく
彼女自身もオカズになろうとする気持ちがサービスの至るところに見られます。

これが風俗嬢より恋人同士のエッチに近いと感じる理由のひとつです。

続く後半は普通のお客にはしない特別サービス。
彼の上に跨ってノーパンおまんこをおちんちんに擦りつけ、そのままSEXへと発展させます。

「本当はハンドサービスのお店だから しちゃダメなんですけど なんでかな あなたにはしてあげたいって思ったんです」
こういうことを言いながら甘いキスをするところに彼女の彼に対する想いが強く出ています。
素股が始まると吐息が一気に熱っぽくなりますし、少し経つと耳舐めも加わるなど
前半以上にエッチな要素の密度が高くて抜きやすいです。

SEXはお店では禁止されてるプレイなのを踏まえて、彼女がストレートにするのとは違う流れになってます。
小動物のような可愛い喘ぎ声を漏らしながら中出しをおねだりする姿にグッときました。
キスシーンが多めなのも合わせてものすごく甘く濃厚なプレイと言えます。

このように、心の距離をまったく感じない愛のこもったエッチが繰り広げられてます。
甘くて熱っぽい作品
彼女がすぐそばにいるんじゃないかと感じられるほど臨場感の高い作品です。

あかりは再度お店を訪れ自分を指名してくれたお客を幸せにしようと
最初から親しみを感じる声と言葉で接しつつ自分から積極的にご奉仕します。

バイノーラル録音の長所を活かしたちゅぱ音や吐息を中心に据えたエッチ
そして最中にある仲の良さを感じるやり取りや仕草の数々。
特別な男性を相手にすることを強く意識した密度の高いサービスをします。

この作品の良いところは彼女のキャラを壊さずにエッチしてることだと思います。
耳舐めや乳首舐めで鳴るちゅぱ音はペースを速める代わりに水分を抑えて上品にしてますし
吐息や喘ぎ声も演技っぽさを感じないよう自然な形で熱や荒さを上げてます。

聴いていてすごく統一感のあるエッチだなと。
セリフやサービスが前作より踏み込んだものになってるのも続編らしくて良いです。
エッチ重視でありながらキャラも十分に立ってるバランスの取れた作品です。

私は前作のレビューで「手コキよりも耳舐め重視なのはよくない」と書きました。
タイトルを考えれば手コキで抜かせて欲しいというのが正直なところです。
ですが、今作を聴いてサークルさんがエンドルフィンを二人の出会いの場に位置づけてると感じました。
そして手コキヘルスで敢えてそれ以外のプレイをすることによって特別感を出そうとしています。
彼女が彼を特別視してるのは間違いないので、それに沿ったエッチをしてると捉えることもできるわけです。

今後の展開次第で見方も変わるのでしょうけど、一種の演出と考えられる部分があるのは事実です。
サービス自体は充実してますしエロさも十分ですからこれはこれで有りかなと。

射精シーンは1回。
ちゅぱ音と喘ぎ声(吐息含む)そこそこ、淫語ごく僅かです。

お淑やかな風俗嬢とイチャイチャする様子をリアルに描いた作品です。
改めて言いますが手コキにはくれぐれも期待しないようお願いします。

CV:天知遥さん
総時間 28:36(本編…24:22 キャストコメント…4:14)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります