【耳かき・耳舐め】うたかたの宿 春の出会い【バイノーラル・癒やし】

サークル「ウタカタ」さんの同人音声作品。

今回紹介するサークルさんの処女作は、人里離れた静かな宿を舞台に
世話好きで初々しい店員さんが時間を分けてふたつのサービスをします。

全編で流れるリアルな環境音、サービス中は囁き声でのんびり語りかけるスタイルなど
聴きながら眠れることを意識した静かな作りが魅力です。
エッチもありますが露骨なエロは避けてイメージを膨らませる感じに責めてくれますから
心を落ち着けたまま少しずつ射精に登りつめることができるでしょう。
都会の喧騒を離れのんびりと
うたかたの宿の店員「菖蒲(あやめ)」からサービスを受けるお話。

「こんなところで黄昏ていると クマにでも襲われちゃいますよ?」
菖蒲明るくて穏やかな声のお姉さん。
宿に予約を取った主人公がなかなか到着しないので迎えに行くと
案内しながらこのあたりのことに関するお話をします。

本作品は緑豊かな場所にひっそりと建つ静かな宿で
新人店員にあたる彼女が70分近くに渡る癒しとエッチなおもてなしをします。
最初の30分は夕方の部、残りを夜の部とふたつのシーンに分け
サービスはもちろん、周りの雰囲気や彼女の態度も切り替えながらゆっくりのんびり取り組みます。

全編を通じて言える大きな特徴は環境音に力を入れてること。
音声開始1秒の段階からバックで小川の流れる音や鳥の声が聞こえ始め
二人がいる場所や時間帯に応じてそれらのバランスが微妙に変化します。

彼らが移動するのに合わせて環境音がリアルタイムで変化する、といった細かな演出はされてませんが
音質がリアルですし音量も会話を邪魔しないレベルに抑えられてます。
これらの音を聴いてるだけでもかなりの癒しを感じるでしょうね。

「こうしてすぐに出会えたのも 旦那様が迷われてると 私が感づいたのも 何かの縁と思うような 思わないような」
それ以外の部分については安眠を強く意識してます。
菖蒲のセリフは親しみを感じるものを長めの間を取りながら投げかけてくれますし
サービスも夕方は耳かき、夜は耳舐めを中心に据えてどちらもじっくり行います。

耳かき中の会話が多めなので音フェチ作品と言うほど音に寄ってはいないものの
最大の魅力である環境音を聴きやすくする配慮が随所に見られます。
私も聴いてて結構眠くなりましたし、就寝前に聴くと普段よりぐっすり眠れるかもしれません。

リアルな環境音による癒しの空間と安眠仕様のサービス。
エロよりも癒しを重視したオーソドックスな作品です。
近さを感じる穏やかなサービス
最初の「夕の部」は5パート30分ほど。
宿の近くで菖蒲と出会い案内されて部屋に移動するところから始まり
少しの休憩を挟んでから右耳→左耳の順に膝枕で耳かきします。
そして二人が外にいる時はやや大きくはっきりと、部屋に入った後は遠くで控えめに環境音が流れます。

基本的な流れは耳かき棒で大きな汚れを、梵天で細かい汚れを取り
仕上げに弱めの風圧で2回ほど息を吹きかけるシンプルなものです。
そして耳かき棒は「かり ずっ」と細く硬い音が軽く引っかくように左右へ動き
梵天は「ぷすぷす」という柔らかい音が小刻みに動きます。

梵天はふわふわした質感が音に出ていて良かったのですが
耳かき棒はストロークが短く、音が鳴る頻度も少なめで物足りなく感じました。
最中の会話量が多くて環境音もずっと流れ続ける状況下では存在感が薄くなってしまっています。
後日効果音のバージョンアップを予定してるとのことですから、その時に改善されることを期待したいです。

「小川に散った桜の花びらが ぷわり ぷわりと浮かんで 流れて 春をどこかへ運んでいく」
セリフについては季節にちなんだ話題や彼女のおばあちゃんに関することをのんびり話します。
「耳かき棒を使いますね」などの状況説明は一切せず、そのへんは音に任せて自然さを出してます。
どちらかと言えば効果音よりも会話を楽しむ耳かきかなと。
重いと感じることは特に話しませんし、口調もゆったりしてるので安眠効果は高いです。

続く「夜の部」は5パート45分間。
食事と風呂を終えて寛いでる主人公の部屋を菖蒲が再び訪問し
縁側でお酒を飲んでからその勢いでエッチなご奉仕を始めます。

エッチシーンの時間は2パート31分間。
プレイは耳舐め、手コキです。
手コキの際に比較的リアルな効果音が鳴ります。

「おかしいですね 緊張をほぐすためにふやかしてるつもりなのですが どんどん どんどん硬くなっていってる ような」
うたかたの宿は風俗店とは違うのでストレートにエッチするわけにはいきません。
そこで彼女は自分に密着されて緊張してる彼の心と体をほぐす名目で耳舐めを始めます。
さらに右耳のご奉仕を終えて左耳に取り掛かったところから手コキが加わります。

最中に彼女が淫語を言ったり喘ぎ声を漏らすことは一切ありません。
しかし耳舐めは上品ながらもねっとりしていていやらしいですし、合間に漏れる吐息も熱を帯びてます。
手コキについてもやや遠くから粘性高めの音をパワフルに鳴らします。
耳かきとは打って変わって様々な音や吐息でエッチな気分を盛り上げるわけです。

環境音も風が収まり小川の音だけが流れる静かなものですし
バイノーラル録音特有のリアルな声も相まって彼女の近さを感じやすくなってます。
聴いたことのある人向けに言うと道草屋シリーズでやるエッチにかなり近いスタイルです。

「ダメですよ そういうお宿ではございませんから ですが 頭の中で考えを巡らせて 大きくなったこれで 私を…」
事後に彼が背徳感を覚えないよう彼女が労わりながら責めるのがいいですね。
表現をぼかして自分をオカズにエッチな妄想を抱いていいとまで言ってくれます。
プレイ自体の実況はほとんどせず、イメージを膨らませやすい環境を整えることに力を入れてます。

このように、主役となる要素を大きく切り替えた温かいサービスが繰り広げられてます。
安眠しやすい作品
環境音と菖蒲ののんびりした口調で癒してくれる作品です。

彼女はうたかたの宿まで遠路はるばるやって来た主人公を幸せにするために
そして自分にとって記念すべき最初のおもてなしを無事やり遂げるために
出迎えから就寝まで彼の心と体をつきっきりでお世話します。

秘境らしさを感じるリアルな環境音、場所や時間に応じてそれらを変化させるきめ細かな演出
そして彼女の親しげで優しいキャラなど聴いてて癒しを感じる要素がいくつも込められてます。
夕の部は安眠を見据えた作りにもなっていてそちらの効果も見込めます。

「それでは お休みなさいませ 旦那様 また 明日」
菖蒲ついてはまだそれほどキャラが立ってないように思えるのですが
今後も夏・秋・冬と続くようですし、それに従って二人の関係や彼女の態度に変化があるのかもしれません。
処女作として見る分には音のレベルがどれも高いです。

ただし、現時点でこれといった個性がないという割と大きな弱点も持ってます。
環境音は多くのサークルさんが既に使用されてますし、サービスも耳かきと耳舐めは定番中の定番です。
またエッチの表現方法がこのジャンルの最大手サークルさんと酷似してます。

彼女の初々しさを出すために敢えて質素にしたという見方も一応できます。
しかし有料の耳かき作品は競争率が非常に高い現状を考えれば
その中で「うたかたの宿を聴きたい」と思える何かしらの決め手があるのが望ましいです。

そんなわけで耳かき音声をまだ聴いたことがない、あるいは普段あまり聴かない人にのみおすすめします。
「品質は比較的良いけど新鮮味に欠ける」というのが率直な感想です。

射精シーンは1回。
ちゅぱ音それなり、くちゅ音そこそこ、淫語と喘ぎ声はありません。

CV:歩サラさん
総時間 1:15:50

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
耳かき音声をあまり聴かない人に対してなら8点をつけます。

2017年7月17日まで1割引の900円で販売されてます。