ドレインサキュバスダンジョンーパフュームサキュバスの芳香催眠ー

ドレインサキュバスダンジョンーパフュームサキュバスの芳香催眠ー(前編)」に引き続いての後編です。
今回は「No.6 芳香淫魔の魔乳牢獄」以降を中心に紹介します。
匂いと肉欲ですべてをトロトロに
後編のエッチシーンは5パート80分間。
プレイは魔乳牢獄、おっぱいでの窒息プレイ、パイズリ、カウントによる絶頂、経験値を舐める(脳姦)、パンツの匂いを嗅ぐ、顔面騎乗、オナニー、クンニ、丸呑みのイメージです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「今度は また面白い魔法をかけてあげるね」
前編のプレイで冒険者をすっかり自分の虜にしたエレナは
いよいよお目当てのレベル&経験値ドレインに向けてより大胆な責めを繰り出します。

最初の3パート48分間はドライオーガズムへ追い込むことを目指したプレイ。
「No.6 芳香淫魔の魔乳牢獄」はハグやパイズリ、「No.7 強烈じゅるちゅぱドレイン」は脳姦
「No.8 天国と地獄への切符」はパンツの匂い嗅ぎをメインに据え
それぞれプレイの状況を説明しながらカウントを何度も数えて気持ちいい絶頂を味わわせます。
今までと同じくサキュバスだからこそできるプレイが数多く登場します。

「乳魔の母乳よりもさらに甘く いやらしい匂いのするお乳の極楽」
「ほーら ずにゅにゅにゅにゅー ぷにゅにゅにゅにゅー はーい ぐっちゅぐっちゅ ぐっちゅぐっちゅ」

そして彼女はここでもテーマの「匂い」を強く意識させるセリフを適度に投げかけます。
特に最初の魔乳牢獄パートは彼を大きなおっぱいで包み込み
彼女の体臭や汗の匂いを存分に嗅がせる象徴的なプレイです。
アロマを焚いてなくてもほんのり甘い匂いが感じられるかもしれませんね。
プレイの様子は下のセリフのように擬声語で表現することが非常に多いです。

「僕はエレナ様の性奴隷になります どのようなエッチな責め苦も 喜んで受けますので お気に召すまま 僕を淫らに調教してください」
プレイ中に彼女が主従の契約を結ばせるのもポイント。
彼が今後も自分からレベルや経験値を捧げに来たくなるよう心のほうもケアします。
匂いによる快感と女性に従う快感の両方を味わわせて脳みそをトロトロに溶かすわけです。
これ以降は彼女が彼に命令を出すシーンが一気に増えます。

プレイで面白いのは「No.7 強烈じゅるちゅぱドレイン」。
彼の額にキスをし、それによって生成したハート型の飴を美味しそうにしゃぶります。
この飴は彼の脳と感覚を共有してるらしく間接的に脳を舐めることに繋がります。
実況はほとんどせずちゅぱ音を鳴らすだけなのでグロいと感じる描写は特にありません。

対する残りの2パート32分間は連続射精を楽しみます。
「No.9 パフュームサキュバスの蜜壺キッス」はおまんこの匂いを至近距離で嗅ぎながらのオナニー
「No.10 サキュバスは貪欲なのよ」はそのまま顔面騎乗されて残ったものすべてを彼女に捧げます。

「絶対に射精できない どんなに気持ちよくなっても射精できない エレナ様の許可なしに射精できない」
Mな人にとっては魅力的なプレイに思えるでしょうが、奴隷になった彼は射精の権利すら奪われています。
それを踏まえて彼女は射精を禁止する命令を適度に出して限界ぎりぎりまで性感を高め
1回目の射精を迎えた後はほぼ休みなしにオナニーを続けさせて最後の一滴まで吐き出させます。

特に「No.10 サキュバスは貪欲なのよ」は18分間で6回連続射精の指示が出ますから
実際に挑戦する場合は心身にかなりの負担がかかることを覚悟してください。
6回目の射精がカウントをじっくり数えるスタイルなので、通常はそれに合わせて1回だけ出すのがいいでしょう。
射精を制御する以外は自由にやらせる緩いオナニーです。

このように、匂いを嗅がせながら調教する独特なエッチが繰り広げられてます。
シチュは面白いのだが…
テーマを強く意識したプレイがいくつも登場する面白味に溢れた作品です。

ダンジョンの奥深くで数多くの男たちを虜にしてきた歴戦のサキュバスが
屈強な冒険者を様々な匂いで誘惑し、エッチを通じて今まで培ってきたものすべてを奪い取ります。

パフュームサキュバスの特徴を活かした匂い特化のエッチ
そして後になるほど密着感を増してより強い快感を与えイかせ続けるハードな展開。
「サキュバスとのエッチ」が持つイメージにぴったりな高密度のプレイを長時間に渡って行います。

「あぁ すっごく美味しい 君のエキスすっごく美味しいよ」
彼女は自分のところまで来てくれた彼にそれなりの敬意を抱いてるのでしょう。
レベルと経験値をいただく本来の目的を果たしつつ、それに見合った十分な快楽を提供します。
匂い責めがメインなので肉体への責めはそれほど激しくありませんし
頭の中がピンク色の霧で包まれてるようないい気分に浸ることができます。

しかし、本作品は催眠音声ですからこれらのプレイを疑似体験できるのが望ましいです。
それが果たして可能かと言われれば私は首を捻ります。
理由は主にふたつあります。

ひとつめは催眠パートとエッチパートの時間バランスが悪く
催眠状態を維持したままエッチを最後まで聴くのが困難なことです。
長時間作品の場合、途中で催眠状態が弱くなったり解けないよう様々な配慮をする事が多いです。
具体的にはエッチの最中にも深化の暗示を入れたり、絶頂後に再度深化させる時間を設けるなどです。
音や音楽を駆使して没入感を高める作品もあります。

しかし本作品には残念ながらそういった部分が特に見られません。
催眠自体も長時間のエッチを見据えた内容とはとても言えませんし
「催眠にかかりながらエッチを楽しむ」という催眠音声の大前提が崩れてしまっています。
私が聴いた時も「No.5 マザーサキュバスの母乳drinking time」の序盤でほぼ解けてました。

「右のたまたまも 左のたまたまも イボイボヒダヒダのお肉でぎゅーってしながら ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅー」
ふたつめはエッチの多くでプレイの様子を擬声語だけで表現してることです。
本作品でするエッチは現実世界だとほぼ不可能なものばかりですから
どう責められてるかはもちろん、どんな風に気持ちいいかも伝えていくことが重要になります。
しかし彼女はどのパートも上のようなセリフをひたすら繰り返します。

匂い責めも「脳が蕩ける」を多用してますし
もっと幅広く表現したほうがプレイごとの快感の違いが聴き手に伝わりやすいと思います。
またレベルや経験値を奪われたことによる喪失感や背徳感も味わわせれば臨場感が増すでしょう。
他にも色々ありますが、とりあえずこの2点だけは改善したほうがいいと見ています。

発想力は大変素晴らしいです。
サキュバスは同人音声でも極めてメジャーなキャラで作品数がとにかく多いです。
でも本作品のエッチはそのどれとも被っておらず新鮮味に溢れてます。
だからこそ催眠の技術を使ってもっとリアルに楽しませて欲しかったです。

絶頂シーンはドライ8回+α(連続絶頂)、射精7回。
淫語それなり、ちゅぱ音と喘ぎ声ごく僅かです。

以上のことから今回はこの点数とさせていただきました。

CV:桃華れんさん
総時間 3:03:25

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は5点。
3時間で700円とコスパがいいので+1してあります。