生田薫の基地さんで公開されてる無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、中性的な青年と写真の世界に住む女性が
イメージの世界に案内し理想の女性になりきって気持ちよくなるお手伝いをします。

様々なイメージを通じて催眠状態を深めたり女体化させる催眠
彼女と同じ視点でロープに優しく責められ何度も絶頂するエッチなど
イメージ力を膨らませつつそれぞれを楽しませる丁寧なリードをしてくれます。

音声を聴く前に自分が憧れてる女性の写真や画像をご用意ください(イメージでも一応可)。
女性の快感をより身近に体験
理想の女性に催眠をかけられロープに責められるお話。

「この作品は私ではなく、あなたの用意した写真の女性に直接催眠をしていただくというセッションです」
青年はややトーンの低い中性的な声の男性(中の人は女性)。
作品のコンセプトを説明してから主人公に1回だけ大きく深呼吸させ
さらにどこか一点を見つめさせながら簡単なお話をします。

本作品は自分が理想とする女性になりきって快感や絶頂を味わうことを目的に
最初は彼が、少し経つとその女性がメインの語り手になり催眠をかけたりエッチをリードします。
女性の具体的な容姿や性格は作中で特に語られてません。
ですから片思いの子やアイドルなど、自分が密かに心を寄せてる人物なら誰でもOKです。

そして彼らは聴き手が作品の世界にどっぷり浸かれるようにと
序盤から大衆性の高いイメージを通じて暗示を入れたり女体化を応援します。
音声を聴き進めていくうちにだんだんと頭の中に何らかの映像が浮かび上がると思います。
あとはそれを追っていけば自然と意識のぼやけや体の重さを感じるでしょう。

催眠は4パート48分30秒ほど。
一番最初のBパートは青年が担当し、小さな小屋に自分がいて
その中にソファー、テーブル、蝋燭、コップに入った水があるのをイメージします。

「あなたはソファーに歩み寄ります。そして、深く腰を下ろします。体はまるでソファーに吸い込まれるかのようになじみます」
「不規則に揺らぐ炎を見つめていると、気分もだんだん穏やかになっていきます。 暖かい、とても気分がいい、リラックスしている」

ふかふかのソファーに座る心地よさ、ゆらゆらと揺れる蝋燭の炎
コップと一緒に置いてある特殊な錠剤を飲んだことで湧き上がる気持ちよさなど
彼は早速作品の特徴であるイメージを活用してリラックスを与えます。

彼は女性がいる場所まで主人公を連れて行く役なので
深い催眠状態に誘導する暗示をあまり入れず、イメージを膨らませやすい環境を整えることを頑張ります。
語り手を途中で切り替えるリスクをちゃんと理解した上で誘導するのが良いですね。
理想の女性を催眠者に設定したのも聴き手が無意識的に好意を持ちやすくするためと思われます。

本格的な催眠が始まるのは次のCパートから。
青年が写真の世界に入り込み、そこにいる理想の女性を呼び出した後
今度は彼女がメインの語り手になり深化や女体化をリードします。

「私はあなたのことをもっと知りたい、あなたには、もっと私のこと知っていて欲しい。だから、一緒に催眠の世界へ落ちましょう?」
彼女は主人公の気持ちに対して同等の好感を抱いたのでしょう。
最初から親しげに話しつつ自分がすぐそばにいることを強く意識させます。
交代して完了ではなく、彼女自身も信頼関係を築き維持しながら催眠を進めるわけです。

「これから私があなたの頭の部分部分に手をかざしていきます。すると手をかざされた部分の脳の力が抜けていき何も考えられなくなります」
催眠についても頭や体を彼女に撫でられて脱力したり
手を繋いで目の前にある扉を潜るなど心と体に温もりを与えるアプローチを心がけてます。
本作品の催眠は彼女になりきるのが最終目標ですから
それを始める前の段階から色んな形でお互いの接点や共通点を作ろうとします。

最も特徴的なのが最後にあたるEパート(約18分30秒)。
扉の先にある暗い空間を彼女と一緒に進みながら4つの色を持つ光の輪を潜り抜けます。

「三つ目、さぁ、くぐって... 胸の力が感覚が体の中心から徐々に無くなって行きだらんとする。背中の力も、首の力も抜ける...抜ける..」
水色、黄色、ピンク、オレンジと後になるほど温かさを感じるものへと変わり
それぞれで5つある輪を順に通りながら体が重くなったり心が軽くなる暗示を入れます。
女体化催眠というと体をパーツごとに変化させるとか、変身することが割と多いのですが
本作品の場合は最初に心と体を切り離し、心だけの存在にした後で彼女とひとつになるイメージをします。

色が持つ印象も組み込んでひとつひとつ丁寧にやってくれますから
このパートを聴き終える頃には普段と少し違う自分になった気がするかもしれません。
催眠状態にも入りやすく、体の重さと心の軽さを同時に感じることができました。

様々なイメージを駆使して深化や女体化を促すきめ細かな催眠です。
聴き手を自分が憧れてる女性に変えることを目的に
青年はリラックスと軽い深化、女性は深化と女体化を主に担当し
いずれもそこにあるものや目の前に見えるもののイメージに暗示を絡めて感覚を操作します。

中でも女体化は最重要シーンということで十分な時間を用意し
男性の体を一旦手放し女性へと乗り換える様子を主観的にわかりやすく伝えます。
男性から直接女性になるのとは違うタイプのアプローチなので
女体化に違和感を覚えてる人でも比較的受け入れやすいのではないでしょうか。

イメージの選択も考えられており何もしなくても映像が頭の中に勝手に浮かびます。
対象の女性をイメージできさえすれば割と初心者向けの女体化催眠と言えます。
焦らされる快感と激しく責められる快感
エッチシーンは30分間。
プレイはロープによる拘束、キス、乳揉み、乳首責め、クンニ、ローター責め、SEXです。

キスとクンニでちゅぱ音が、ローター責めとSEXで効果音が鳴ります。
セルフはありません。

「ロープの先端がユラユラと揺れながらベッドの脇を通って、私の頭の傍までスルスルっと近づいてくる」
20ある光の輪を潜り抜けて理想の女性と無事一体化した主人公は
別の扉を通った先にある部屋のベッドで謎のロープに手足を拘束されます。

エッチは触手ではなく卑猥な形をした生きるロープに責められ続けます。
前半は責められてる気分に浸りつつ気持ちを高めることを目指したプレイ。
キスから始まり乳房や乳首の愛撫、短時間のクリ舐めなど比較的ソフトな刺激を与えて焦らします。

「私はそのロープがとてもとてもいやらしいものだと感じてしまう。私を愛してくれるものだと感じてしまう、そう思ってしまう」
「いやらしいそれは私のあそこに触れるか触れないかの位置に止まり、じっと私のいやらしい所を見ている。濡れたアソコからツゥ~と愛液が垂れるのを感じる」

そしてここからは彼女がすべてのセリフを聴き手と同じ視点で語ります。
プレイの様子、受けてる快感、そうされてる時の気持ちをすべて語ってくれるので
彼女自身になりきって責められてる気分がとても味わいやすいです。

シチュだけを見ると陵辱っぽく感じるでしょうが、ロープに彼女を無理矢理犯す気はありません。
前戯でおまんこをしっかり濡らしてから繋がる人間同士の和姦とほぼ同じ流れです。
相手を男性ではなくロープにしたのは聴き手が男性だからだと見ています。
女体化してるとはいえ男性に犯されることに無意識で抵抗を感じる人もいるでしょうから。

対する後半はイかせることを見据えたハードなプレイ。
今まで責めてたのとは反対側のロープの先端が動き出し、ローターのように振動を与えて責めたり
おまんこに侵入して彼女の体を内側から気持ちよくします。

「強い痺れは止まらない、ずっと振動が続く、震える先端はそこから離れ無い。電気が広がる。股間がカッーっと熱くなる。あそこがキュ~ッと収縮する」
「私の中に感じる熱くほとばしるもの。ドクンドクンと流れ込んでくる。流れ込んでくるのを感じる」

敏感な部分を小刻みに揺さぶられる快感、大事なところに激しく出し入れされる快感
そして絶頂した相手の体液を膣で受け止める快感。
プレイの様子をわかりやすく実況しながらそのすべてを女性の視点で味わわせます。

前半を聴いた時点では「かなりソフトなエッチかな?」と思ってたのですが
後半に入るとエッチな効果音の割合や絶頂回数が一気に増えます。
特に一番最後の絶頂シーンは中出しされるシチュも相まって
股間が勝手にキューッと締め付けられ、その度に熱い快感がドクドク流れ込んできました。
余韻が射精よりずっと長かったのもドライならではと言えます。

このように、異生物が優しく愛してくれる一風変わったエッチが繰り広げられてます。
マイルドな女体化作品
女性になりきる、気持ちよくなる感覚を追求した親しみやすい作品です。

青年は主人公が現実世界では味わえない体験をできるだけ身近に味わわせようと
まずは簡単なリラックスやイメージで憧れの女性を受け入れられる環境を作ります。
そして女性は青年と交代した状況をそのまま受け継ぎ
イメージ力をさらに膨らませつつ深化、女体化、エッチを進めます。

本作品にとって最も大事なのはどれだけイメージし、それを自分のこととして受け取れるかだと思います。
だから彼らは蝋燭や光の輪など誰でも簡単にイメージできる素材を用います。
エッチで触手を使わなかったのもイメージのしやすさを優先したからではないでしょうか。

実際に聴いてみたところ彼らの言葉に合わせてイメージがパッと浮かんできました。
そしてそれに集中しつつ動かしていく、言わば映画を鑑賞してるのと同じ感覚で楽しむ事ができました。
言葉を追うよりもそれらを視覚的にイメージしたほうが気持ちよくなれると思います。

催眠は青年と女性の引継ぎの上手さや女体化のアプローチが一際印象的でした。
かっちりした女性像が定められてないおかげで好きにイメージできます。
そしてこれは後になるほどイメージ力が高まる本作品の特徴と非常にマッチしてます。

エッチは拘束してることを除けばほぼノーマルな内容です。
感度強化の暗示よりもプレイの状況説明に力を入れてイメージで気持ちよくしてくれます。
終盤に5分間で3回連続絶頂するシーンがあるなど、性的に満足できるようにも作られてます。
私個人はドライしやすいと見てます。

絶頂シーンは全部で4回。
淫語とくちゅ音(ローター音含む)そこそこ、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

作品の世界にどっぷり浸かりながら気持ちよくなれる作品です。
無料ですから興味の湧いた方は是非お試しください。

CV:生田薫さん
総時間 1:33:55

生田薫の基地
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