サークル帽子屋さんで配布されてる無料の催眠音声作品(女性向け)。

今回紹介する作品は、口調はやや乱暴だけど心はとっても優しいお兄さんが
頑張ってる女性に催眠を交えたエッチなお仕置きをします。

体をしっかり脱力させてから鍵のイメージを使って心と体をコントロールする催眠
彼の温もりとおちんちんの感触を味わわせながら絶頂へと導くエッチなど
不器用で思いやりに溢れる彼らしいサービスが楽しめます。
強気な男性の優しい催眠
お兄さんに心身がリフレッシュする催眠をかけられるお話。

「あっお帰り ・・・なんて言うと思ったか? 遅いぞ 待たせすぎだ」
お兄さんはトーンが低くちょっぴり気の強そうな口調の男性。
帰宅が遅れた主人公をほんの少し叱ると、その罰として催眠を使ったエッチなお仕置きをします。

本作品はフリーで公開されてる台本を帽子屋代表のnitさんが音声化されたもので
日頃頑張ってる彼女へのご褒美(彼は「お仕置き」と表現)に50分程度の催眠を施します。
同棲してるようですし恋人だと思うのですが、作中に明確な描写がないためお兄さんと呼ぶことにします。

「返事はいらない 待たせたお前に 拒否権なんてないからな」
彼はタイトルから連想される通りのワイルドな男性。
彼女の意思を確認する間もなくベッドに寝かせ
ちょっぴり乱暴なセリフを交えて催眠やエッチを行います。

ですがそう感じるのは表面だけで内面は相当に繊細かつ優しい人物です。
催眠はリードが緻密で丁寧ですし、エッチも彼女を楽しませることを第一に考えて進めます。
やや強引に催眠を始めるのも彼女が遠慮がちな性格だと知ってるからではないでしょうか。
催眠をスムーズにかけるには信頼関係が必須になりますし、それを踏み外さないレベルで個性を出してます。

催眠はおよそ30分間。
ベッドに仰向けに横になり、目を瞑って軽く深呼吸してから
腕、足、お腹、首、顔などに力を入れて抜く動作をします。

「腕から肘へ そして手のひらへ向かってすーっと溶け出していくように 力が抜けていく」
「お前のことだから 今日も頑張って 体に無理させてきたんだろ?」

深呼吸の時は吸う、吐く、息を止めるタイミングをしっかり合図し
体に力を入れる時もひとつひとつ丁寧に行い、脱力した直後に暗示を入れてリラックスを促します。
そして合間合間に今の感覚をちょっぴり確認させたりこちらを気遣うセリフを投げかけます。

呼称は「お前」と相変わらずぶっきらぼうですが、冒頭の会話シーンに比べて口調が緩く
「ゆっくり」「力が抜ける」「ほぐれていく」といった言葉を多めに交える細かな気配りを見せます。
筋肉に力を入れて抜く動作も意識するだけの時より効果的に脱力できます。
私の場合は胸や首のあたりがぽかぽかするのを感じました。

お次は両腕、両足、頭などをさらに脱力して軽い催眠状態に入り
それから鍵のイメージを使って彼の暗示をより受け入れやすい環境を整えます。

「深く沈んで 体が重い 頭が重い 体が重くて 動かすのがとても億劫」
脱力は今までの「力が抜ける」から「重い」「沈む」とより深化を意識した暗示へと変化し
カウントを絡めつつそれらを丁寧に入れて少しずつ確実に感覚を伝えます。
事前に似たようなことをやった直後ですから、カウントに合わせてさらなる重さを感じるのではないでしょうか。

「鍵が開いて お前の右手が自由になった 右手いっぱいに 開放感が広がっていく」
鍵のイメージはドア、宝箱、拘束具など鍵のあるものをこちらで好きに選び
ふたつのキーワードを設定してその前後で両腕と両足の動きをコントロールします。
時間が10分と長めに取られてますので、後になるほど不自由感や開放感を強く感じるでしょう。
鍵を使って封じるアプローチも独占欲の強い彼の性格に合ってます。

そうやって入念な準備を重ねた後、最後の最後にいよいよ心の枷を開放します。
プライド、我慢、恥じらいといったエッチに邪魔な要素はすべてロックし
イメージ力、欲望、性感をアンロックして素直に感じられる気分へ導く効果的なリードです。

この暗示を入れられた時点では変化をさほど感じなかったとしても
この後始まるエッチですごく快感に没頭できる気がする人がいると思います。

疲れを解きほぐしてから気持ちを開放する癒しの要素が強い催眠です。
彼の言うことをすんなり受け入れ、エッチに熱中できる心にすることを目的に
前半は弛緩法を中心とした体の脱力、後半は鍵のイメージを用いた心のリフレッシュを行います。

最初は純粋な脱力、次は脱力と深化、そして深化+暗示といったように
本作品の催眠は感覚やイメージを繋げていくことでそれを強化したり催眠状態を深めようとします。
やることを絞りそれらを丁寧にやるので、体の重さやスッキリした気分が味わいやすいのではないかなと。
最中に見せる彼のさりげない優しさも信頼関係の構築にとても役立ってます。
彼の温もりと感触を楽しみながら
エッチシーンは16分ほど。
プレイはSEXのイメージです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「意識が 膣に向かって集まっていく そこにあるのは 鍵穴 一番気持ちいい感覚をロックする鍵の 鍵穴 そうイメージできる」
催眠を使って主人公の心と体を解きほぐしたお兄さんは
彼女にかかった最後の鍵を外すためにおちんちんを膣内へ挿入します。

エッチは前戯を一切挟まずに挿入、ピストン、絶頂までの様子を彼女の視点で語ります。
プレイ中に彼の息遣いが荒くなったり喘ぎ声を漏らさないことから
おそらくは実際に肌を重ねるのではなくイメージの中で行為に及んでるのだと思います。

「圧迫感が 体を押し上げるのを感じる 硬いものが膣を押し広げ ぬるりと入っていく感触を感じる」
「入り口で小刻みに ゾクゾク ゾクゾク ズンっと奥にくる こみ上げてきた快感が 風船のように膨らんでいく」

イメージだけのSEXといっても催眠を通じてイメージ力を高めたうえで
上のセリフのように生々しい実況をしながら気持ちよくなる暗示を入れてくれます。
彼のピストンも口調とは違いとてもゆっくりで彼女に対する思いやりを感じます。
少なくとも自分の欲望を満たすために犯してる感じはまったくしませんでした。

「心地いい体温が重なって気持ちいい 耳元に呼吸を感じる 汗の匂いを感じる 抱きしめる温もりを感じる 体中が 幸福感で満たされるのを感じる」
絶頂時の暗示は純粋な性的快感に加えて彼の存在を身近に意識させます。
SEXは一人じゃできませんからこういうアプローチをしたほうが臨場感が出るでしょうね。

このように、ひとつのプレイをできるだけリアルに描いたエッチが繰り広げられてます。
愛情たっぷりな作品
不器用な男性が精一杯ご奉仕する温かみのある作品です。

お兄さんは日頃頑張ってる主人公の疲れやストレスを少しでも取り除こうと
半ば無理矢理ベッドに寝かせて脱力や心の開放に特化した催眠を施します。
そして最後にSEXに的を絞ったサービスで性的欲求も解消します。

「だいたい最近 お前ちょっと露出が多くなった気がするぞ あまり薄着で外を歩くな」
彼は最初から最後までなかなか素直になれないキャラを貫きます。
でも催眠とエッチに彼女を心配する、大事に想う気持ちがたっぷり込められています。
催眠を始めるシーンを除けば強引なところはまったくありません。
作品の特徴である俺様キャラらしい愛情表現と言えます。

催眠は方向性の定まった台本の魅力をnitさんの演技が十分に引き出しています。
重感を伝える暗示が多いので手足や頭の重さを実感しやすいです。
鍵のイメージも個性的でわかりやすく、エッチへの伏線にもなっていてすごく良いと思います。

絶頂シーンは1回。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

ワイルドな男性が繊細に愛してくれる作品です。

CV:nitさん
総時間 50:12

帽子屋
http://boushiya.net/
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