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※2022年11月1日追記
本作品は2022年10月29日に販売を終了しました。


サークル「ftnr×kuroko.ぷろじぇくと」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、観客に催眠を見せるショー催眠形式で
二人の女性が男性をロボットにする不思議な催眠をかけます。

左右から交互に語りかける、重要なセリフだけを重ねて伝える、正反対のことを同時に言うなど
サークルさんの持ち味である双子形式を活用した奇抜なサービスが味わえます。
3周年のテーマはショー催眠
二人の術師にロボットになる催眠をかけられるお話。

「それでは、お次に、ロボットになってみたい方 いらっしゃいませんか?」
左のお姉さんはややトーンの低い落ち着いた声の女性。
「先程の洗濯機とはうって変わって、もっと実用的な事が出来ますよ」
右のお姉さんは可愛いくてお淑やかな声の女性。
他の人に洗濯機になる催眠をかけた後、今度はロボットになる催眠の被験者を観客から募ると
それに応じた主人公をステージに呼びロボットに関するイメージを尋ねます。

本作品はテレビなどで行われてる「魅せる催眠」をテーマに
彼女たちが左右から交互に、あるいは同時に語りかけるスタイルで催眠とエッチをリードします。
ftnr×kuroko.ぷろじぇくとさんは3年前に公開した「姉妹催眠」からずっと双子形式を貫かれてるサークルさんです。
今回もシーンごとに内容を切り替えながら心と体を少しずつ確実にロボットへ変えてくれます。

催眠音声では双子がすっかり定着してるので便宜上そう呼んでますが
ふたくろさんの催眠はもう双子とは別物と言っていいほど進化してます。
二人が話しかけるタイミング、セリフの切り方、重ね方などあらゆる部分が精巧で本当に素晴らしいです。

本作品独自の要素として挙げられるのがショー催眠らしさを意識してること。
被験者にあたる聴き手はもちろん、それを見ている観客にも楽しんでもらおうと
最中にロボットに因んだ様々な効果音を鳴らして雰囲気を作ったり
今までの催眠音声には見られなかった挑戦的なアプローチをします。

いきなり無茶なことをさせるのではなく、しっかり落としてから主にエッチシーンで変わったことをする感じです。
観客に見られる快感=露出要素は薄めでロボットになりきり操られる快感を追求してますから
ややMあたりの人が一番楽しめるでしょうし、興味があるならM性のない人でも普通に聴けると思います。
観客に見守られながらロボットに
催眠は4パート18分30秒ほど。
前の被験者が受けていた洗濯機になる催眠の様子を軽く実況してから
主人公がこれからなるロボットのイメージを膨らませます。

左「私達の言葉で  あんな風に   腕も  首も     グルグル    グルグル     回して」
右「      声で     身体も  腰も  頭だって     グルグル    無心になって」
洗濯機と言えば回転するドラムの中で洗濯物が踊ってるのをイメージする人が多いと思います。
その様子を手分けして語りながら「グルグル」とタイミングよく言って意識の力を軽く弱めます。
文字で書くとどうしても表記がずれてしまうため上のセリフだとわかりにくいでしょうが
音声では二人が個別に動きつつ、ひとつひとつのセリフをタイミングよく投げかけてくれます。

ショー催眠なら他の人の催眠を当然見てますから、最初にこういうアプローチをするのも頷けます。
この後始まるロボット化も含めて、それらが持つイメージを上手く活用して催眠をスムーズに進めます。

続く「導入」パートでは利き手、反対の手、右足、左足と体をパーツごとに意識し
彼女たちの言葉を聴きながらそれらが金属に変わって重くなるのを感じます。

左「そして、まだ私達は何も指令を出していない         出来ないんでしたよね?」
右「      私達は何も指令を出していないから 動かすことは出来ない」
ここでもロボットから連想される鉄の冷たさや重さ、そして命令を受けないと動けない性質を暗示に上手く絡めて誘導します。
このパートでは特定のセリフを重ねて言うシーンが多いので、それを聴くほど重さが強くなるかもしれません。
私の場合は両腕よりも両足のほうに強い脱力感がありました。
一通り終えたところで感覚の違いを確認する機会を設けるなど、細かな気遣いが随所に見られて聴きやすいです。

体を機械化した次は頭の機械化。
今度は二人が異なるセリフを同時に言いながら頭に重さを感じさせ
さらに彼女たちが出した信号にのみ反応できる環境を整えます。
そして最後にテストを兼ねて言われた通りに体を軽く動かします。

左「首から下は鉄やコードに組み替えられた訳ですが」
右「首から上は脳や骨  が沢山ある   訳ですが」
深化1と深化2を合わせて9分弱と時間だけを見れば結構短いです。
しかし時間に対するセリフの量が多く実際に聴くと頭がクラクラしてきます。
単に脱力させて終わりではなく条件付きで動かせるようにしてるのもロボット化に合ってて良いです。
テストシーンでは体に若干の不自由感を覚えるでしょう。

しっかり脱力してから指示通り動ける体にする緻密で重厚な催眠です。
聴き手の心と体をロボットにすることを目的に、洗濯機のイメージで軽い催眠状態にしてから
手足、胴体、頭と末端から中枢にかけて少しずつ機械の体に変えていきます。
そして催眠の入り具合の確認も兼ねて手足を軽く曲げさせます。

「腕が鉄になって重い」とか「ロボットだから命令がないと動かない」など
催眠のコンセプトであるロボット化を見据えた表現が非常に多く
深化パートにおける混乱を誘うようなアプローチも相まって後になるほどぐったりした感覚が強くなります。
途中でカウントに合わせて通電やシャットダウンの効果音を鳴らすなど雰囲気作りにも努めてます。

私自身は最初の洗濯機のイメージでそれなりのところまで入ってました。
脱力感も強めに味わえますし、催眠の感覚をとりあえず味わってみたい人にも向いてると思います。
学習しながら音で絶頂
エッチシーンは3パート18分間。
プレイは頭部/乳首/おちんちんへの通電、オナニーです。

電流を流すたびにリアルな効果音が鳴ります。
セルフは有りです。

右「やっぱり、ロボットでも胸は感じるんでしょうかね?」
催眠をかけて主人公の心と体をロボットに変えたお姉さん達は
会場内に未成年がいないことを確認してから大人のサービスを披露します。

エッチは彼女たちの指示に従いながら絶頂を目指します。
一番最初の「エロ_ドライ1回」パートでするのは通電によるドライオーガズム(約9分)。
初めは弱く、後になるほど強い電流を乳首や頭部に流して快感を蓄積させます。
そして続く「EX_エロ_ドライ1回」パートは範囲をおちんちんにまで広げ2度目の絶頂へと導きます。

通電2回目 回数がこなされることで学習される これが、気持ちがいいって事 初めはムズムズ 二回目は学習されたから 気持ちがいいと理解できる
電流を流すプレイと言うと痛そうに感じるかもしれません。
ですが主人公は既にロボットになってますから彼女たちも快感だけを伝えます。
電流の音を適度に鳴らし、それをトリガーに快感が高まることを学習させる流れもロボットらしいです。

他にも実験中にエラーが発生したのを受けてメンテナンスしたりと
催眠を見てる観客を楽しませることを意識したシーンがいくつかあります。
ストレートなエロはかなり薄くして、その代わり言葉で操られる快感を重点的に楽しませてくれます。

私が聴いた時には「EX_エロ_ドライ1回」パートでおちんちんにムズムズした感覚が強くなり
パート終盤の通電でそれが軽く弾ける気持ちいい感覚が味わえました。
「エロ_ドライ1回」パートにもドライの指示はありますが、あちらは慣らし運転も兼ねてるのでEXのほうがイキやすいかなと。

それに対して最後の「エロ_セルフ1回」パートはオナニーを楽しみます(約5分)。
左のお姉さんの指示で下着を脱ぎ、その後も彼女が出す電子信号の通りにおちんちんをしごきます。
「目的――おちんちんを扱く 感度――イく手前」みたいに大まかな指示を出して後は聴き手に任せる感じです。

左「右の声なんかよりも私に集中して」
右「左の声なんかよりも私に集中して」
ここでは二人が対立しながら指示を出すのがポイント。
詳しい内容は伏せますが、かなり思い切ったことをされていて面白いです。
このパートに来るまでにどちらの声により意識を向けていたかで反応が変わると思います。

軽い混乱状態に陥る人もいるでしょうね。
本気の喧嘩ではなくエンターテインメントの一環として珍しい演出を取り入れてます。
このように、快感を教えながら絶頂へと導く変わったエッチが繰り広げられてます。
操られる気持ちよさを教えてくれる作品
人間とは少し違った気持ちで絶頂を迎えられる不思議な作品です。

お姉さん達は被験者に名乗り出てくれた主人公はもちろん、周りにいる観客にも楽しんでもらおうと
催眠をかけて体のコントロールを制御し、同時に指示を出すことでロボットになった気分を味わわせます。
そして後半に入るとテストを重ねて快感と絶頂を学習させます。

内容が内容なので一般的な18禁催眠音声でするエッチとは随分違います。
ですが催眠にはしっかり入れるし、エッチも順を追って気持ちいい感覚を少しずつ強めてくれます。
普通にエッチして気持ちよくしても観客は満足しませんから敢えてエロさを抑えて進めたのでしょう。
通電音をトリガーに快感をコントロールするのもロボットらしいです。

催眠は以前から最高峰の技術をお持ちのサークルさんなだけあって安定感があります。
メインのロボット化だけでなくその前後や最中にも細かな気遣いが込められており
最大の武器である双子についても目的に応じて異なるテクニックを使用しています。
セリフを重ねてくるシーンが結構多いので聞き流す感じにしたほうが入りやすいかなと。

エッチは双子+音モノという個性の非常に強いプレイです。
催眠状態の維持がしやすいおかげでピリピリした感覚が自然と湧いてきます。
セルフパートはこの内容だと射精時に後味の悪さを多少感じるかもしれません。
スッキリ出すというよりは葛藤の末に我慢できなくなってイク感じです。

絶頂シーンはドライ2回、射精1回。
くちゅ音(電流音)そこそこ、淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

3周年を飾るに相応しいチャレンジ精神溢れる作品です。

CV:左…ftnrさん 右…kuroko.さん
総時間 49:00(本編…47:23 NG集…1:37)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


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