ひつじさん耳かき本舗 参

サークル「DreamLight」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、それぞれに違った魅力を持つ二人の小町が
再びお店を訪れた男性を親身になってお世話し気持ちよくします。

店員とお客よりも恋人同士に近い甘くて温もりを感じるサービスが行われており
彼女たちが示すストレートな好意や、ちゅぱ音を中心とした濃密なご奉仕が心と体を潤します。
お店で味わう恋人気分
ひつじさん耳かき本舗の小町「灯里」と「晴」からサービスを受けるお話。

「あっ ようこそひつじさん耳かき本舗へ」
灯里は若干鼻にかかった上品な声のお姉さん。
ひつじさん耳かき本舗に再びやって来たお客を嬉しそうに迎えると
同じく以前お世話した晴と一緒にサービスするコースを提案します。

本作品はサークルさんがこのところ立て続けにリリースされてる
ひつじさん耳かき本舗」「ひつじさん耳かき本舗 弐」に続くシリーズ3作目。
二人が個別にお世話していた過去2作に対し、今回は同時に耳舐め・フェラ・SEXなどをします。

耳かきのお店なので耳かきするシーンももちろんありますが
今回は10分程度で短く済ませ、その分エッチの質と量を充実させてます。
特にちゅぱ音を鳴らすプレイに力を入れてますから、このへんを好きな人が最も楽しめるでしょう。
複数人プレイの醍醐味とも言える同時責めもそれなりに盛り込まれてます。

「好きです あなたの その声も その優しいお顔も」
もうひとつのポイントは彼のことを本物の恋人と思ってお世話すること。
「好き」と言ってキスをしたり、彼の手を持っておっぱいへ導いたり、SEXの最後で中出しを許すなど
一般的な専門店よりもずっと踏み込んだサービスとやり取りが随所に登場します。

店員との適度な距離感を楽しみたい人には不向きですが
女性と身も心も深く繋がる展開を好む人には相当に向いてると言えます。
彼女たちも作中で「恋愛しましょう?」とたびたび呼びかけ、その言葉通りの行動をとります。

音声開始から最初の12分間は非エロのサービス。
挨拶とコースの確認を済ませてから最初は灯里が一対一で耳かきします。
膝枕の状態で右耳→左耳の順に耳かき棒と綿棒でお世話し、最後に軽く息を吹きかけるシンプルなものです。

耳かき棒は「ずり ずしゅっ」と乾いた柔らかい音、梵天はふんわりざらざらした音が使われており
どちらも現実のサービスさながらのリアルな動きをゆっくりペースで行います。
耳かきブームが来る前から耳かき音声を作られてるサークルさんなだけあって
音質・動きいずれもかなりレベルが高く、息吹きもこそばゆい感覚がするほどにリアルです。

「目を見ていなくても 見つめているんです 見つめるということは 声に耳を傾けていることと同じだと 私は思っていますから」
最中の灯里はセリフよりも吐息を漏らすシーンが圧倒的に多くとても静かです。
会話についても2回目の利用ということで堅苦しさはほとんどなく
この段階から恋人っぽさをある程度出してサービスを進めます。

短いながらも安定した耳かきという印象を受けました。
これから始まるエッチに向けての雰囲気作りをきっちり果たしてます。
エッチな音をたっぷりお届け
エッチシーンは3パート33分間。
プレイは耳舐め、キス、ダブル耳舐め、晴への乳揉み、灯里と晴のキス、ダブルフェラ、晴とのSEX(騎乗位)です。
SEXの際に効果音が鳴ります。

「私と 恋愛 してみませんか?」
耳かき終了後、お客に恋をしたことを素直に告げた灯里は
それを証明しようと自ら体を密着させて耳をねっとり舐め始めます。

エッチはどのパートも小町たちが一方的にご奉仕します。
一番最初の「灯里さま」パートは耳かきに引き続き灯里とイチャイチャするシーン(約14分30秒)。
左耳→中央→右耳と声の位置を移動させながら耳舐めやキスをそれぞれ3分程度行います。

コリコリした感触が混じった耳舐め、それよりも平べったい音を鳴らすキス。
エッチの要となる部分なので責める部位や責め方に応じてちゅぱ音をリアルに切り替えてきます。
年上キャラの灯里にぴったりな上品で温かみのある音でした。

「わかります? あなたが今 私に溶かされてるんですよ」
口を使ったご奉仕なのでしゃべるシーンは少ないものの、最中の会話は良い意味で店員らしくないものばかり。
囁き声と熱っぽい息遣いも彼女との距離の近さを感じさせます。
晴が登場する前ということで過度にエロいことはせず、勃起を促すことに力を入れて責めます。

雰囲気が大きく変わるのは次の「灯里さまと晴」パートから(約12分30秒)。
身支度を済ませた晴がエッチに加わり耳やおちんちんを二人で同時に責め始めます。

灯里「私とこの人は もう恋愛してるのよ」
晴「それ…どういうことですか?」
そしてここからはエッチの最中に二人が掛け合うシーンが何度も入ります。
声優さんたちが同じ場所で収録されたとのことで、音声を合成する場合よりもやり取りが自然で音質にも統一感があります。
実際に聴いてみると前のパートよりも賑やかに感じるでしょうね。
晴は年上系の灯里とは違う明るくて元気な声をしています。

そして何よりちゅぱ音が重なって鳴る時間が一気に増えます。
別の声優さんが演じられてるので舐め方・息継ぎのタイミング・吐息にも明確な違いがありますし
ゆっくりねっとりした音の灯里、比較的ハイペースで水分高めの音を鳴らす晴とキャラごとの差も出ています。
ダブル耳舐め、ダブルフェラいずれも3分と時間は短いものの密度は相当に高いと言えます。

エッチの密度が最も高まるのは最後の「恋愛」パート(約6分)。
灯里に言われて晴がお客との騎乗位SEXを始め、彼女は引き続き言葉と舌で耳を責めます。

灯里「私の声と晴の声じゃないと ダメな体にしてあげる」
晴「しゅきっ しゅきっ しゅきっ しゅきぃぃ」
SEXのピストン音、晴の若干アヘった喘ぎ声、灯里の囁き声とちゅぱ音。
女性が二人いるからこそできるエッチな音を複数同時に鳴らすプレイが射精を後押しします。
時間がもう5分くらいあればもっと抜きやすくなったようにも思えるのですが
品質については現時点でも比較的高いと言えます。

このように、女性が生み出すエッチな音を中心に据えた愛のあるエッチが繰り広げられてます。
熱を感じる作品
言葉や行為で女性たちの気持ちや温もりを伝えようとする異色の専門店作品です。

大人っぽく落ち着いた態度で手慣れた責めを繰り出す灯里
若くて勢いのある責めで心を引き寄せようとする晴。
年上、年下と正反対の属性を持つ二人の女性が心を込めてお世話します。

耳舐め・キス・フェラといったちゅぱ音系のプレイが多く
それらを高い音質で二人が同時に行うためどれもリアルに感じます。
キャラごとに舐め方の違いもある程度出てますし、ちゅぱ音好きならきっと楽しめるはずです。

「また あなたと恋愛がしたいです」
専門店にありがちな心の距離を敢えて取っ払ってるのも個性的です。
音声の最後にこんなことを言ってるということはこの後もまだお話は続くのでしょう。
今作は晴が活躍できるように灯里はやや譲ってお世話する節が見られましたから
次回作では灯里とも深く絡み合えるサービスを期待したいです。

エッチはSEXを除けばほとんど口でするある意味尖った構成です。
バイノーラルによる複数人プレイの魅力が一番出るからこうしたのでしょう。
個々のプレイ時間が短めなのが気になるものの、通しで聴くなら一発くらいは抜けると思います。

射精シーンは最後に1回。
ちゅぱ音多め、淫語そこそこ、くちゅ音と喘ぎ声ごく僅かです。

女性たちの愛が自然と伝わってくる作品です。
おまけはフリートークとNG集です。

CV:灯里…柚木 朱莉さん 晴…こやま はるさん
総時間 55:38(本編…49:07 おまけ…6:31)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります