乳首快楽催眠

サークル「ナシミカン」さんの催眠音声作品。

今回紹介する同サークルさんの処女作は、声も態度も大らかな癒し系お姉さんが
「乳首で得る快感」をテーマにした催眠とエッチを提供します。

乳首だけをひたすら刺激するタイトル通りのエッチが魅力で
いじる時間の長さはもちろん、後になるほど強い刺激が得られるいじり方に変えたり
最中は擬声語を数多く交えた暗示を入れて普通のオナニーとは違う快感を味わわせます。
男性の隠れた性感帯をじっくり開発
お姉さんに催眠をかけられ乳首をいじりまくるお話。

「はぁーい いらっしゃいませー 催眠を楽しめるホテルにようこそー」
お姉さんは明るくて大らかな声の女性。
催眠をかけてくれる変わったホテルにやって来た主人公に挨拶すると
早速催眠にかかりやすくなるための準備を始めます。

本作品はおちんちんオナニーとは異なる快感と絶頂感を得ることを目的に
彼女が25分近くに渡ってリラックス特化の催眠を施し
その後で十分な時間を使い乳首だけをたっぷりいじります。

乳首開発の側面も持ってる作品なため、エッチでおちんちんをいじるシーンは一切ありません。
その代わり乳首オナニーの時間が36分ほどあります。
シーンごとにいじり方を変えながら最後のドライに向けて少しずつ性感を高めてくれます。

作品説明文には「乳首性感が発達している人は、より強い快感が得られます」と書かれてますが
少なくとも私が聴いた限りでは未開発な人をターゲットにしたエッチのように映りました。
開発済みな人だと残念ながら得られる快感は普段とさほど変わらないと思います。
しかし、エッチの進め方はとても丁寧で暗示の入れ方もきめ細かく
乳首を普段いじらない人にとっては新しい快感を得るいいきっかけになります。

催眠は4パート27分30秒間。
最初は仰向けに横になった状態でゆっくり深呼吸しながら彼女の言葉に耳を傾けます。

「肩の力を抜いてー だらんとした状態になったまま リラーックス リラーックス」
「体の力が 少しずつ 少しずーつ 抜けていき 気持ちよーく 気持ちよーく なっていきます」

「リラックスと軽い暗示」というパート名がつけられてるだけあって
ここでは暗示の量は意識的に抑え、たっぷり深呼吸してもらうことを見据えたリードをします。
穏やかな声とのんびりした口調が生み出す雰囲気はとても温かく
「リラックス」「気持ちいい」といった癒しの言葉をやや強調して言うことでリラックスを後押しします。

本作品の催眠パートは彼女の話すペースが特に緩やかですから
それにつられて気持ちが落ち着くとか、なんとなく眠気を感じる人がきっといるでしょう。
癒しの要素が非常に強い催眠ですね。
テーマの乳首とは無理に絡めず、催眠状態を深めることだけを考えて進めます。

2番目のパートは心身両面をよりリラックスさせるために
カウントに合わせて瞼を閉じ、体が軽くなる暗示を入れてもらってから開ける動作を数回繰り返します。

「目を閉じたままでいると 少しずつ 少しずつ 意識が落ちていきます」
「口から息を出すと 足や 太ももや 腰が軽くなります ぼーっとしていて いい気持ち」

目を閉じた直後には意識がぼんやりする暗示、閉じてる最中は体が軽くなる暗示といったように
彼女はタイミングを見計らいながら暗示を的確に入れます。
パート中盤以降に深呼吸もするおかげで、寝起きに近いもやもやした感覚が頭の中に漂ってきます。
体の方は私の場合は軽さではなくピリピリと痺れる感覚がしました。

後半の2パートは暗示を受け入れやすい状況が整ったのを受けて
いよいよ催眠状態をより深めるアプローチが始まります。
ここではとある単語をキーワードに定め、それをセリフの合間に投げかけるスタイルが採られてます。

「ほら うとうとしてきたでしょう? うっとりして ほんわりして ねむーく ねむーく」
「眠い 眠い 眠くて眠い」

彼女はキーワードを言いながらストレートに眠くなる暗示を何度も入れてきます。
催眠音声で寝落ちする人はそれなりにいるでしょうし、ここで寝てしまう人がいてもおかしくはありません。
聴き手をそうさせるための準備もしっかり行っています。
私が聴いたときも意識や体がずーんと重くなる感覚は特に無く、強めの眠気を感じました。

進め方と雰囲気の両方に余裕を持たせた癒し特化の催眠です。
聴き手をある程度の深さの催眠状態へ誘導し、尚且つ眠らせることを目的に
深呼吸、緩い形の分割弛緩法、目を開閉させながら暗示を入れる誘導など
聴き手が音声を安心して聴ける気分になれるようにそれぞれをのんびり進めます。

彼女の声や口調、催眠の内容から眠気を感じる可能性が高いです。
その一方で催眠に入った時の独特な感覚はいまいち実感しにくいです。
深化にあたるパートで聴き手を眠らせようとしてくるからです。

安眠を目的とした催眠でもない限り、眠らせる暗示を入れるのは控えたほうがいいと私は考えてます。
今回するエッチは乳首オナニーですから、当然聴き手が自分で手を動かす必要があります。
その前段階で眠ってしまったらエッチそのものが成立しません。
催眠のスタイルはそのままに、深化パートの暗示をもっと別のものにしたほうが良いかなと。

カウントの前後に「落ちる」と入れてもいいし、何らかのイメージを使うのもいいでしょう。
その後に乳首の感度が上がる暗示を入れればエッチの下準備にもなります。
目的に合った深度に誘導することも大事です。
時間をかけて乳首をじっくり
エッチシーンは7パート42分ほど。
プレイはお姉さんのオナニー、乳首オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りですが射精表現はありません。

「んっ あぁっ 私の乳首 もう 勃起しちゃってる…」
主人公を気持ちいい催眠の世界に案内したお姉さんは
乳首オナニーを始める前に自分のオナニーを披露して彼の興奮を煽ります。

エッチは彼女に言われた通りに乳首をいじります。
一番最初の「お姉さんのエッチな乳首オナニー」は唯一乳首オナニー以外のプレイが登場するパート(約6分)。
彼女が目の前でおっぱいや乳首をいじり艶かしい喘ぎ声を漏らします。

「あなたの乳首は 私の乳首 私の乳首の気持ちよさを もっと感じてみましょうね」
彼女としてはエッチをやる気にさせることに加え
乳首オナニーを予め見せつけることでイメージさせたかったのでしょう。
上のようにお互いの感覚をリンクさせるセリフを言ったりもします。

しかしそれに向けての準備が事前にされてませんので、ちょっぴりエロく感じるだけです。
この後のパートで彼女が乳首をいじることはありません。
悪い言い方になりますが無理にやる必要はなかったプレイだと思います。

続く6パート36分間はいよいよメインの乳首オナニーが始まります。
最初に腕が上がる暗示を入れて催眠のかかり具合を確認してから
序盤~中盤はシャツの中に指を入れて直に、終盤はシャツ越しに乳首をたっぷりいじります。

「両手の中指の先端を ゆっくりと移動させて おっぱいの上に乗せましょう」
そしてお姉さんは聴き手が頭を空っぽにしてオナニーに取り組めるようにと
乳首のいじり方をわかりやすく教え、開始後は「ふにふに」などの擬声語を使ってペースを取ります。
本作品のエッチはこれ以外にも擬声語を使用することが非常に多いです。

「乳首に指が触れていると じわりとした 気持ちのいい痺れが ちょっとずつ ちょっとずつ 増えていきます」
「ビリビリ ビリビリ 乳首が痺れて 快感 乳首が痺れて 快感」

催眠音声ならではの暗示ももちろん多数登場します。
シーンによって多少違う部分があるものの、乳首をいじって得られる快感を言葉で伝えてくれます。
ここでも「ビリビリ」「ジンジン」といった擬声語をよく使います。

催眠音声におけるエッチは日常と違う快感を与えることを目的にしてるものが多いです。
具体的には「普段と比べて感度が二倍になる」とかですね。
それに対して本作品は乳首オナニーによる快感をそのままトレースしたセリフが中心です。
「乳首をいじると気持ちいい痺れが走る」といった類のものを彼女はよく言います。

この暗示は普段乳首をいじってない人に対してはおそらく有効に機能します。
未開発の乳首をいじってもくすぐったいだけですから、暗示を入れることで快感を得るきっかけが生まれます。
しかし、開発済みの人からしてみれば彼女の言うことは普段味わってる快感と大差ありません。
乳首をいじったらピリッとした電流が走るのは当たり前のことです。

これが前項で「この作品は乳首未開発の人がターゲット」と書いた大きな理由です。
開発済みの人が催眠状態下ならではのより高品質な快感を得られる可能性は低いです。
進め方が悪いのではなく、暗示の方向性が完全に未開発者向けなんです。
私は開発済みの側なので正直なところこのエッチはいまいちでした。

プレイの方は開始から終了までほぼずっと乳首をいじり続けます。
乳首の快感を掘り下げることはないものの
それを背中や腰に伝播させて全身を気持ちよくさせる横のアプローチはあります。
さらに終盤に差し掛かると爪で乳首を引っかく刺激的なプレイも登場します。

このように、乳首だけをとことんいじるテーマに沿ったエッチが繰り広げられています。
乳首尽くしな作品
乳首開発の足がかりになりそうな作品です。

お姉さんは自分にわざわざ会いに来てくれた主人公が幸せな時間を送れるように
リラックスをとことん追求した催眠を施し、それから乳首特化のエッチを時間をかけて行います。
「乳首快楽催眠」と銘打ってるだけあっておちんちんに関する描写を完全に除外し
いじり方を時折変えて別な刺激を与えつつ最後の絶頂に向けて導きます。

「なんとなくで構いませんから 自分は催眠術にかかってるのだと 感じてみてください」
全体を通じて特に感じたのが彼女の親切さです。
深呼吸を終えた後にこれから本格的な催眠が始まることをはっきり告げ
その際にかかりやすくなるための簡単な心構えを教えます。
そして催眠パートではシーンが切り替わる際に今の感覚を聴き手に実感させるセリフを投げかけます。

こういった心遣いは処女作の段階だとなかなかできないことです。
おかげで催眠パートを聴いてる間はものすごくリラックスできました。
技術の行使や暗示の入れ方、声の演技も練られていて将来性を感じます。

この作品が結果的にうまくいってない理由は暗示の方向性にあります。
具体的には眠らせる必要がないのに眠りたくなる暗示を入れたり
エッチで開発済みの人に対する有効なアプローチをしてないことが挙げられます。

私個人は後者を無理にやる必要は無いと考えてます。
ただし、その場合は「乳首未開発の人が楽しめるように作られてます」という注意書きが必要です。
作品説明文には開発済みな人の方が楽しめる風に書かれてるので
実際の内容とはズレてると判断し、このような指摘をさせていただきました。

エッチは乳首開発を想定してるだけあってとにかくいじる時間が長いです。
ドライまではいかなくても乳首を気持ちよく感じる可能性は十分にあります。

絶頂シーンは最後に1回。
淫語そこそこ、喘ぎ声ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

男性の隠れた性感帯に焦点を当てた珍しいセルフ系作品です。

CV:御崎ひよりさん
総時間 1:25:49

オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります