エイリアンの侵略催眠

サークル「RubCraft」さんの催眠音声作品。

今回紹介する同サークルさんの処女作は、美しい容姿を持つ異星人が
地球侵略の第一歩として外交使節の男性を快楽の虜にします。

彼女たちの母艦に移動し、条約を承認する様子に催眠とエッチを絡めた独特な展開が魅力で
宇宙船に乗り込みワープするまでの間は穏やかで心地いい感覚を
その後は人類を裏切る強烈な背徳感や、それとほぼ同等の快楽を感じることができます。
友好的な異星人が持つ恐ろしい武器
異星人の母艦に行き条約を承認するお話。

「言語の認識は できていますか? 私は 母艦のオペレーターをしている者です」
異星人は端正で穏やかな声のお姉さん。
自分たちの宇宙船に乗り込んだ主人公の脳に直接語りかけると
コックピット内にある液体に服を着たまま浸かるように言います。

本作品は故郷を失い地球への移住を願い出てきた彼女たちが
人類の代表を務める彼を母艦へと案内し、自分たちに有利な条約を結ばせる様子を彼の立場で楽しみます。
これだけを見ると全然エロくない作品と思われるでしょうが
実際は背徳感を糧に精神および肉体の興奮を高める独特なプレイが楽しめます。

作品の紹介に入る前にサークルさんの説明をさせていただきます。
RubCraftさんは催眠音声を数多く製作されてるF・A・Sさんの中の人が今年9月に設立されました。
音声だけでなくゲーム・動画・VRの製作も視野に入れてる合同会社だそうです。

製作メンバーがF・A・Sさんとほぼ一緒なので本作品の作風もそちらと非常に似ています。
具体的には冒頭に10分程度の時間をかけてリラックス運動をすること
催眠やエッチの最中に雰囲気に適した環境音やBGMが流れることなどです。
エッチの展開も女性に弄ばれながら悪堕ちするM向けのものとなってます。

聴いた感じだとF・A・Sさんの最新作「スパイの快楽尋問催眠」を楽しめた人なら
この作品も同様の快感や満足感が得られると思います。
スパイよりも背徳表現が強くなってるものの「破滅的な快楽を味わう」という点ではほぼ一緒です。

話を戻してストーリーの説明をしますと、彼女たちは地球から遥か遠くのアイズ銀河に住んでましたが
惑星の破片の衝突により住処を失い永住できる場所を探してました。
そこへたまたま環境が似通ってる地球を見つけ、移住させてほしいと交渉を持ちかけます。

人類は侵略される可能性を危惧して視察団を派遣し、その結果今のところ友好的な勢力と判断されてます。
彼女たちが水中に住む生き物であることや兵器の類を持ってないのが大きな理由です。
移住の見返りに技術を提供してくれる点にも魅力を感じたようです。
そして今回、人類の中から無作為に選ばれた主人公が友好条約の承認をします。

一般人をわざわざ選んだのは事前の根回しが既に完了してるからでしょう。
作中で彼が外交的にやることも条約を承認するだけです。
しかしそのルールを逆手に取って異星人は極めて大胆かつ効果的な行動へと出ます。

ストレートに催眠をかけるのではなく、こういったストーリーを絡めながら進めるのも本作品の魅力です。
ちなみにストーリーは注意事項の次にあたる「状況説明」パート(約3分30秒)ですべて教えてくれます。
真っ暗な宇宙で味わう真っ白な心地よさ
催眠は2パート47分間。
最初の「リラックス運動」パートは肩幅くらいに足を開いて立ち上がり
異星人とほぼ同じ声のお姉さんが合図を出したらおよそ10分間に渡って腕をブラブラさせます。
それと同時にゆったりした曲調の幻想的な音楽がバックで流れ始めます。

「気持ちいい音を聞いていると 心が安らぎます」
F・A・Sさんの作品を聴いたことがある人にとってはお馴染みのシーンですね。
気孔の準備体操だそうで、しばらく続けてると肩を中心に脱力感やぽかぽかした感覚が湧いてきます。
また最中は彼女がリラックスを促したり催眠に入りやすくする暗示を適度に投げかけます。
本編の内容は一切交えず準備をするためだけのパートです。

続く本編はいよいよ主人公になりきって異星人が用意した宇宙船に乗り込みます。
大気圏脱出やワープで体を損なわないよう特別な液体に浸かり
その中でまずは深呼吸をしたり全身をパーツごとに脱力して心身をさらにリラックスさせます。
このシーンだけはBGMではなく水の音が流れます。

「この際 何度か大きな重力を感じることになります 体を緊張させて 重力に備えてください」
技術自体は他の催眠音声でも割と見かけるものなのですが
異星人はどのシーンでも作品の雰囲気に合わせたセリフを交えてリードします。
技術の行使・暗示の表現とストーリーの親和性が非常に高く、作品の世界へ自然に引き込んでくれます。

右「両足の爪先から 力が抜けていく」
左「爪先から 力が抜ける 抜けてゆく」

もうひとつのポイントは全身の脱力をするシーンから
異星人の声が2つに分かれ、左右から交互に語りかける形で暗示を入れること。
暗示の密度が一気に高くなり、セリフごとの間隔がほとんどなくなるのも相まって強烈な重さを感じます。

催眠音声では有名な双子っぽいスタイルの誘導です。
本作では特にセリフを話すスピードに対するこだわりが見られます。
この後の深化やエッチ中盤以降の絶頂シーンでその効果を思い知らされることになるでしょう。

お次は眼前に見えてきた彼女たちの故郷、アイズ銀河のお話を軽く聞き
その後で母艦へと続くワープゲートを通ります。
アイズ銀河は現実世界にも存在するもので、2つの銀河が両目のように見えることから名づけられたそうです。

「遠い遠い まるで 気が遠くなりそうなほどの距離」
「何十 何百光年もの距離で 連なる星々が 延々と ぐるぐる ぐるぐると絡み合ってたそうです」

アイズ銀河のお話は雑談要素を強く感じるものの
セリフの中に催眠をより深めることを意図した言葉がいくつも散りばめられてます。
ストーリーに沿った形で深化の準備をしてるように映りました。

「少しずつ 速度が上がり 体に振動が伝わっていく 心がさらに 深いリラックス状態に落ちていく 真っ黒な宇宙の底へ どんどん沈んでいくような」
「光が 全身を真っ白に照らす とても心地がいい」

肝心のワープシーンもゲートに向けて加速する宇宙船の中にいる感覚や
そこをくぐって飛び出す様子に色やカウントを絡めて入念に暗示を入れます。

これまで十分すぎるほどの時間をかけて心身のリラックスをしてきたせいか
カウントを数えるシーンで意識がガクッと揺れる心地いい感覚が味わえました。
異星人たちも加速中は後になるほど話すペースを上げて雰囲気を作り上げています。
催眠を構成する各要素に統一感があり、すんなりと深い催眠状態に入ることができます。

地球を出て異星人の母艦へと移動する様子に技術を違和感なく組み込んだハイレベルな催眠です。
ワープによって聴き手の精神と肉体を切り離し、異星人たちの言いなりにしやすくすることを目的に
リラックス運動や脱力といった事前の準備に20分以上もの時間を費やし
その後も作品のイメージを崩さないように気をつけながらリズミカルに暗示を叩き込みます。

術者が2人いるおかげで時間に対する暗示のボリュームや密度が高く
後になるほど体に実感できるレベルの重さを、頭の中に意識のぼやけを強く感じます。
舞台の宇宙空間や宇宙船に合わせたイメージや暗示の言葉選びも実に見事です。
F・A・Sさんの作品で培われてきた良い部分がぎっしり詰まってます。
背徳感を快感に変えながら
エッチシーンは21分ほど。
プレイは条約の承認、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
ドライ、射精両方の絶頂が登場します。

「第一条 地球に私たちの移住を許可します 承認しますか?」
催眠の最後で主人公の頭にとあるものを植え付けると
異星人はこの後母艦で締結する10個の条約をひとつひとつ言い、その都度彼に承認させます。

エッチはすっかり言いなりになった彼を彼女たちが言葉で巧みに誘導します。
前半の13分は引き続き宇宙船の中で彼女たちが彼に根回しをするシーン。
当初の目的だった移住の承認から始まり軍事・出版・教育など
地球人のありとあらゆる権利を自分たちに差し出すことを認めさせます。

これだけだと条約の承認とエッチの関係がよくわからないでしょうから説明しますと
彼女たちは催眠の最終段階で彼に「背徳感を覚えるほど性的快感を得る」暗示を入れています。
つまり、人類にとって不利な条約であるほど彼がより強い快楽を味わうわけです。

右「絶望的な内容に 頭に快感が染まっていく」
左「体がのけぞり 頭が真っ白になる」

その状況を踏まえて彼女たちは条約のひとつひとつに対し気持ちよくなる暗示を入れます。
最初の段階ではピンとこなかった人でも、後のほうになるとゾクゾクする感覚が湧いてくると思います。
重要なシーンなので1人でも多くの聴き手に楽しんでもらえるよう極めて丁寧に進めます。
現実世界ではリスキー過ぎてできない「破滅する快感」を味わわせてくれます。

続くオナニーは場所を異星人の母艦へと移し
彼女たちを含めた大勢の異星人と地球に住む人類が見守る中
自分の手でおちんちんをしごき、最後のカウントに合わせて射精と条約の承認を宣言します。

「(「承認します」と)言うたびに何度も何度も心が背徳感でドロドロになっていくね」
条約の内容は人類側からすればはっきり言って無茶苦茶極まりないものです。
これに承認したら彼女たちに侵略されることはおろか、自分たちの存続すら脅かされます。
でも今の彼にとってそれは一生に一度味わえるかどうかの快楽に過ぎません。

「一時の快楽と引き換えに人類を売る」
今の世界でこれ以上考えられないレベルの背徳感を味わわせてくれます。
結構ブラックな内容ですから事後は後味の悪さをそれなりに感じるでしょうね。
その後人類がどうなったかについては一切語られてません。

このように、やってはいけないことをやる快感を追求した奇抜なプレイが繰り広げられています。
ニッチだが完成度の高い作品
リアルではなかなか得られないタイプの快楽を味わわせてくれる作品です。

異星人は自分たちの新しい住処に前々から住んでる人類に対し
表面的には友好姿勢を見せつつ、母艦にやって来る使節たちを篭絡し有利な条約を結ぼうとします。

暴力ではなく催眠によって地球侵略を遂行する大変珍しいシチュ
それに向けて聴き手を主人公とできるだけ同じ視点で体験させる親切丁寧なアプローチ。
人を選ぶテーマではありますが、受け入れられるのなら存分に満喫できるクオリティを持ってます。

中でも主人公の目的である条約の承認に性的快感をリンクさせる発想とその方法が素晴らしいです。
パンドラの箱に代表されるように、人は「やってはいけない」と言われるとそれに対してむしろ強い興味を抱きます。
本作品でも条約の各項目を承認させるにあたり、その見返りとして大きな快楽が得られることを強調します。
一般的なエッチとは違うタイプの精神的快楽を与えてくれます。

催眠は全体の流れがストーリーにマッチしてるのに加えて
重要なシーンほど2人の術者が暗示を厚く素早く入れるなど洗練されてます。
内容が内容なのでF・A・Sさんの作品以上に保険をかけてるように映りました。
バックで流れる音楽も以前よりは自己主張が控えめな曲調になってます。

エッチは前半は破滅する快感、後半はそれにオナニーの快感と痴態を見られる快感を組み合わせてます。
時間は条約承認の方が長く取られてますが、得られる快感は心身ともにオナニーのほうがずっと強いです。
実際にしごく時間が3分30秒程度しかないので1日くらいは溜めてから聴くといいでしょう。

絶頂シーンはドライ1回、射精1回。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

一風変わった悪堕ち感覚が味わえる作品です。
ブラックな要素を含んだストーリーやエッチが好きな人には強くおすすめします。

CV:白雪碧さん
総時間 1:26:16

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります