チクミン。-乳首DOKIDOKI催眠-

サークル「カジハラエム」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、他人のドキドキを感知できる風変わりな女の子が
主人公の性癖を強く反映した催眠とエッチで普段とは違う快感を与えます。

自分で乳首をいじるスタンダードなプレイに加えて
口や機械で吸われる、母乳を噴出するなど作品独自の乳首プレイも登場します。

今回はサラウンドリバーブエフェクト無し版を聴いてのレビューをお送りします。
より深い乳首オナニーを求めて
サチカに催眠をかけられ乳首を責められるお話。

「ふふ。こんにちは。あたし、サチカ♪」
サチカは明るくて可愛らしい声の女の子。
主人公の前に突如現れ、自分には男性のドキドキを感知できる能力があることを告げると
乳首大好きな彼がもっとドキドキできるエッチな催眠をかけてあげます。

本作品はサークルさんが過去作でもよくやられている「乳首で得る快感」をテーマに
前半はリラックス重視の比較的シンプルな催眠を施し
乳首の感度をある程度高めたところで後半は直接的な責めを与え絶頂へと導きます。
作中におちんちんをいじるシーンは一切ありません。

乳首を扱った作品というと、すくりぷてっどこねくしょんさんの「ちちのひ」シリーズのように
聴き手が自分で乳首をいじるセルフスタイルのエッチが主流です。
しかし本作品はその要素に加えて彼女が乳首を吸い上げたり特殊な機械を使って責めます。

より複雑化した乳首プレイとでも言えばいいのでしょうか。
それ以外にも男性の体のまま母乳を噴出させる極めて特異なシーンも登場します。

催眠はおよそ18分30秒間。
最初に3分程度深呼吸を行い、仰向けに横になって目を瞑った後
今度は彼女の言葉を聞きながら体全体の力を抜きます。

「ね? 体の力が抜ける。す~~っと抜けてくよ。言ってる側から、ぐんぐん抜ける」
エッチに没頭し、乳首で気持ちよくなるためにはまず心と体をリセットするのが大事です。
サチカは「吸ってー 吐いてー」の掛け声を意識してゆっくりと投げかけ
脱力の際も「すーっと」「抜ける」を多く盛り込み優しく語りかけます。

乳首特化だからといって最初から無理に持ち込まず、しっかりリラックスさせることを心がけてます。
サチカ役が数多くの催眠音声に出演されてる紅月ことねさんなだけあって演技も安定してます。

「力が、吸われてく。それがめちゃ気持ちいい」
またその直後には掃除機の効果音をバックで流しながら追加の脱力をする変わったアプローチも登場します。
「ブォーン」というお馴染みの音を控えめな音量で鳴らし
体の上から下までなぞるように意識させ、掃除機のイメージに合った暗示を入れます。

本作品の催眠は全体的に暗示が軽いため、得られる脱力感はそれほど強くありません。
ですが深呼吸をした後に気持ちがスッキリするとか、掃除機のシーンを聴いたあたりで体が多少軽くなるといった
リフレッシュする感覚は比較的味わいやすいです。
エッチで聴き手が両手を動かすことを見据えて軽めの脱力にしたのかもしれません。

「ドキドキがヤバイ。ドキドキがヤバすぎて、ムズムズする。母乳が出ちゃう」
「初めての母乳は、全力で弛緩してく快感。おしっこを出すのと似てる、快感」

そして最後はカウントを何度も数えながら乳首の感度が上がる暗示を入れ
さらに先ほど説明した母乳の噴出も促します。

私の場合は残念ながら「乳首が多少火照ったかな?」程度のごくごく僅かな変化しか感じられませんでした。
リラックスを頑張ってる一方で深化にあたるシーンがほぼなく
結果的に催眠状態を深められないままメインの暗示を入れてしまってるのが原因です。
母乳を出す快感は作品の鍵を握る要素ですから、可能な限り入念な準備を行った後でそうさせて欲しかったです。

より充実したエッチを楽しんでもらう環境作りに徹したシンプルな催眠です。
聴き手の乳首の感度を強化し、母乳を出してるような感覚を得てもらうことを目的に
序盤から中盤にかけては深呼吸や分割弛緩といったリラックス系の手法を
その後は一転して乳首に的を絞った暗示をカウントに絡めながら入れます。

カジハラエムさんはどの作品もリラックスを重視する傾向があり
本作でも心のわだかまりを除去し、サチカの言葉を受け入れやすくすることに力を入れてます。
ですから癒しの感覚はそれなりに得られます。

ですが催眠音声は一定以上の催眠状態に誘導するのが大前提ですから
そう考えた場合この内容では厳しいというのが率直な感想です。
深化をしっかり行ってないとこの先のエッチが台無しになってしまいます。
「母乳を出す」という普通の男性にはかなりハードルの高いプレイをするのですから尚更です。
二段構えの弛緩をしてますが、これだけで深化させるには決め手に欠けます。
乳首をいじる快感、いじられる快感
エッチシーンは23分ほど。
プレイは母乳を吸われる、乳首オナニー、掃除機による乳首責めです。

掃除機プレイの際に効果音が鳴ります。
セルフは有りですが乳首だけをいじるので射精表現はありません。

「たまらん。ガマンできない」
主人公に乳首だけで気持ちよくなれる催眠を施したサチカは
溢れ出る母乳を見て興奮したのか、彼の乳首にむしゃぶりついてそれを堪能します。

エッチは終始彼女に責められる形で進みます。
最初の8分間は乳首の快感を純粋に楽しむシーン。
彼女に乳首を吸われるところから始まり、しばらくすると腕をクロスさせて自分で乳首をいじります。

「初めての授乳は、全力で愛を感じてく快感。フェラと似てる、快感。体の奥からとろ~り、とろけてくる」
「初めてのタッチは、全力で痺れてく快感。ちんちんタッチに似てる、快感。体の奥までジンジンっ、ジンジンしてくる」

そしてプレイの指示や状況描写をしながら得られる感覚を暗示の形で伝えます。
授乳はまったく経験のないプレイなのでピンとこなかったのですが
乳首オナニーはおちんちんとは違うピリッとした気持ちいい痺れが味わえました。
オナサポボイスのようにペースや回数は特に指定されず自由にいじらせてくれます。

それ以降のシーンは催眠パートで使用した掃除機が再度登場し
乳首を吸われながら引き続きオナニーをして絶頂しやすい環境を整えます。

「乳首が吸われる。キモチイイ 母乳が出まくる。キモチイイ 今のあなたは、世界で一番、乳首に恵まれてる男子」
プレイ自体は個性的で面白いですし、効果音も邪魔にならない音量に抑えてあって聴きやすいです。
しかし、彼女がどのプレイでも「気持ちいい」としか言ってくれないのは残念です。

同じ乳首でも指でいじる、誰かの口で吸われる、掃除で吸われるといった責め方によって
得られる快感にはある程度の違いが出るはずです。
特に今回は母乳を出す快感も含まれてますし
仮想的なプレイなら術者がいつも以上にイメージを膨らませやすくする必要があります。

そういった聴き手に対する心遣いがこの内容では欠けてると言わざるを得ません。
乳首オナニーの快感も音声無しでする時とそれほど違いは感じられませんでした。

このように、乳首をいじる感覚といじられる感覚の両方にスポットを当てたエッチが繰り広げられています。
発想は面白いのだが…
テーマは個性的なのですが進め方や伝え方に難のある作品です。

サチカは乳首の気持ち良さを十分に知ってる主人公をより楽しませるために
催眠によって乳首の感度を強化し、その上で一人ではできないプレイを行います。
自分で乳首をいじる物理的な快感だけでなく女性に乳首を吸われる快感、母乳を飲まれる快感など
他の作品ではなかなかお目にかかれない要素を織り交ぜてプレイを特徴づけてます。

母乳は男性だと出せないと思われがちですが、現実世界でも条件が整えば出るそうです。
ですからこのプレイが完全に非現実的というわけではありません。
だけど普通の人には難しいので催眠を施し仮想体験してもらうことを目指してます。
着眼点は非常に面白いです。

しかし催眠音声である以上、そうさせるために技術を駆使することが求められます。
その観点で考えると残念ながら掲げた理想に現実が追いついてないかなぁと。
催眠パートの仕上げとなる深化が非常に弱いことと、母乳の噴出を唐突にさせてるのが特に気になりました。

前者はカジハラさんらしくないと言いますか
時間を切り詰めることを優先するあまり催眠が不完全なまま本題の暗示を入れてしまってます。
体の動きを軽く制御するとか、そこまで深く誘導する必要のないプレイならこれでも良かったのかもしれません。
ですが今回するエッチは「男のまま母乳を噴き出す快感を味わう」というかなり難度の高いものです。
できるだけ多くの人にそれを疑似体験してもらうならもっと入念な誘導が必要です。

後者は直前に説明したことも含めて事前の準備が不足してますし
「母乳を噴き出すと実際のところどんな風に気持ちいいのか」を伝えるのにも言葉が足りないです。
体験したことのある人がほとんどいないのですからイメージ力を膨らませるサポートが必要です。
個人的には一旦女体化を挟んでから持っていったほうが自然になったと思います。
カジハラさんは女体化音声も多数出されてますからね。

絶頂シーンは最後に1回。
くちゅ音(掃除機音)とちゅぱ音そこそこ、淫語ごく僅か、喘ぎ声はありません。

以上のことから今回は厳しい点数とさせていただきました。

CV:紅月ことねさん
総時間 48:51

オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点


体験版はこちらにあります