【立体音響】Cure Sounds-響花

サークル「ディーブルスト」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、普段は優しいけど実はSな店員さんが
「音」を使った様々な癒しとエッチなサービスを提供します。

筆記音、足音など多彩な音で気持ちよくする音フェチ要素の強い作りが魅力で
音自体のリアルさだけでなく、変化に富んだ動きや彼女のセリフも相まって
実際にその場にいる、あるいはお世話されてるような臨場感が味わえます。
音が生み出す癒しの空間へようこそ
Cure Soundsの店員「響花(きょうか)」からサービスを受けるお話。

「いらっしゃいませ、Cure Soundsへようこそ」
響花は上品で落ち着いた声のお姉さん。
初来店したお客に各サービスの内容を簡単に説明すると
今回のコースで使用する音のジャンルを選んでもらいます。

本作品は「音による癒し」をテーマに、彼女がおよそ2時間30分に渡って様々な音を鳴らします。
今年に入ってセリフよりも効果音を重視したASMR(音フェチ)作品が増えてますが
多くの作品では主人公が女性にお世話されてる際に鳴る音を楽しむのに対し
この作品は大部分のシーンで彼女は彼の体に一切触れず、別室で音を鳴らしながら語りかけます。

我々が普段音声作品を聴いてるのに近いスタイルですね。
シャンプーや髭剃りをするシーンも彼女が擬似プレイと明言しています。

「当店では「音」による癒しをメインに提供させておりまして、お客様がお好きな「音」のジャンルを3つだけ選ぶ事が出来るんです」
そして最中は定番のものからあまり聴かないものまで実に多彩な効果音と環境音が鳴ります。
一番最初のパートで受付をするシーンがあるのですが
お客がチェックシートに記入する音、サービスルームに移動する足音、上着を脱ぐ音など
サービス以外の部分までリアルな音でしっかり表現しています。

何らかの動きがあるシーンでは必ずと言っていいほど音が鳴ります。
音質も実録したとしか思えないほど臨場感があります。
ループ音を使ってる部分も特に見当たらず、同じ音でもペースや動かし方に違いがあります。

さらに素晴らしいのが音の動きにもこだわってることと
同系統の音を別の方法で鳴らすシーンが数多くあることです。
前者は例えば鉛筆で文字を書く音を出すときは左から右にスライドする感じに鳴らし
後者は同じ足音でも別の素材を用意して耳を楽しませてくれます。
実際のパート数よりも音のバリエーションはずっと多彩です。

「ふふ、そのように喜んで貰えますと、とても嬉しいです 私としてはお客様の心身を共に癒す事が一番の喜びですから…」
これらのお相手を務める響花はいかにも癒し系といった雰囲気の女性。
非エロのサービス中はどのパートも主役にあたる音を邪魔せず、引き立てるように語り掛けます。
音フェチ作品と言うとずっと無言になるイメージをする人もいるでしょうが
この作品に限っては彼女にもそれなりの存在感があります。

そしてエッチパートに入ると両者のバランスが崩れ、今度は彼女の個性を活かしたプレイが登場します。
非エロとエロで彼女が随分違った顔を見せてくれるところも魅力です。
明らかに音フェチなんだけどキャラも立ってる総合力の高い作品です。
日常生活に根ざした音の数々
ここからは各サービスの内容を紹介します。

非エロのサービスは5パート81分30秒ほど。
一番最初の「筆記音での癒し」パートは前半が鉛筆、後半はチョークを使い
実際に文字を書く音を鳴らして癒しを与えます。
ちなみに、サービスが始まると響花はほとんどのシーンで囁き声になります。

筆箱から鉛筆を取り出す時に鳴る「がさごそ」という軽さのある物音
「カツカツ スーッ」という流れるような鉛筆の音、それよりも若干ざらつきがありストロークも長いチョークの音。
序盤から変化に富んだ動きが生み出す音をたっぷり聴くことができます。

「昔は試験中など、しんとした空間の中で響く筆記音が心地良かったものです」
鉛筆の音などは大人になるとあまり聴く機会が無いでしょうし
シャーペンとは違う柔らかな摩擦音が耳に心地よい刺激を与えてくれます。
彼女も効果音の邪魔にならない程度に学校時代のイメージを語って後押しします。
音フェチ作品なだけあってセリフを言うタイミングや話す内容にも気を使って進めます。

続く「足音での癒し」パートは打って変わって野外の音。
砂利→軽石→コンクリートと素材を変えながら存分に鳴らします。

「石の大きさや種類でも出る音が違っていてなかなか面白いんですよ?」
彼女も言ってるように、同じ足音でも下にあるもので質感が随分変わります。
砂利道だと「ザクッ ズシュッ」と若干重みのある音だったのが
軽石になると「パリッ サクサク」と小気味良い音に変化します。
そしてコンクリートは普段よく聴く引き締まった音が鳴ります。

この中ですと私は軽石の音が最も印象的でした。
氷になりかけてる雪の上を歩いてるような音です。

「あ、川のせせらぎが聴こえますか? 穏やかな水の流れがほら…もっと近くに行ってみますね」
またこのパートはバックで流れる環境音にも力を入れてます。
セミやスズムシっぽい声が鳴ってたかと思えば
コンクリートで歩くシーンに入ると小川のせせらぎがだんだんと近づき、遠ざかります。
単に音を鳴らすのではなく、人が実際に移動してる様子も含めて表現してるわけです。

環境音を使って距離感を出す演出はまだごく少数のサークルさんしか形にできてません。
音に自信のある作品だからこそこういうシーンを用意したのでしょう。

擬似的なサービスで特徴的なのは「髭剃り疑似プレイ」パート。
シェービングクリームを器に入れてかき混ぜるところから始まり
左右のもみあげ・頬・顎を剃刀でゆっくり撫でて髭を剃り落とし
蒸しタオルで汚れを拭いてから化粧水を顔に塗ります。

「裏側のひげは見落としやすいですから、しっかりと剃っていきましょうね…」
「じりっ しゅるー」という若干ざらつきのある水音が側頭部や顔のやや下で鳴るのに加えて
側頭部は大きめのストローク、顎は小刻みにといった風に
このパートは特に音の位置取りや動きがしっかりしています。
泡をかき混ぜる音もシャンプーとは違って低く鈍いです。

非エロパートの中では最も時間が長く最後に登場するサービスですから
この音声を聴いてるうちに寝てしまう人が普通にいるでしょうね。
現実世界でも割と聴ける音を敢えて採用し、クオリティの高さで勝負しています。
エッチな音をふんだんに盛り込んだプレイ
エッチシーンは50分ほど。
プレイは胸部マッサージ、乳首責め、キス、手コキ、乳首舐め、乳揉み、SEX(騎乗位)です。
胸部マッサージ、手コキ、SEXの際にリアルな効果音が鳴ります。

「目隠しも外さないで下さいね? 付けたままの方が効果も倍増しますから… これから何が起きてもじっとしていてください」
擬似髭剃りから1時間後、主人公が目覚めたのを確認すると
響花は引き続きアイマスクで視界を塞いだまま彼の上着を脱がし
オイルを使って胸全体や乳首を丹念にマッサージします。

エッチは終始彼女に責められる形で進みます。
序盤のおよそ20分間は胸や乳首にターゲットを絞ったプレイ。
最初のチェックシートに「粘性のある水音が聴きたい」と彼が書いてたのを考慮し
今までとは違い実際に体に触れながらローションまみれのエッチな音をたっぷり鳴らします。

「んぅ…? 直接触って欲しい…? まだだーめっ」
「ねぇ… 響花に触って欲しいんだったら、おねだり…してくれる?」

ここでのポイントは彼女の態度。
彼が乳首に触れて欲しそうにするとわざと焦らして別のプレイを始めたり
しばらくすると自分からおねだりするよう要求します。

販売ページの下のほうで書かれてるように彼女はそれなりのSっ気を持ってます。
それがエッチに入ると聴いててわかるレベルで表面化します。
口調もですます調からタメ口になっていたりと変化が見られます。
彼女の性格を反映したややM向けのプレイです。

もちろん作品の売りである「音」も引き続きボリュームが多いです。
オイルを使ってるので体を愛撫するだけでもにちゃにちゃした音が鳴りますし
この後のシーンではくちゅ音・ちゅぱ音・喘ぎ声を複合的に鳴らすプレイが登場します。
音の種類だけでなく扱い方においても非エロとエロで大きな違いがあります。

中盤から終盤にかけては彼女がより踏み込んだ責めを繰り出します。
オイルを継ぎ足してからおちんちんを小刻みにしごき、並行して乳首を舐め
彼の射精が近づいてくるとおまんこで刺激を与えます。

「もしかして、私のおっぱい触りたい? んふ、いいよ…それでもっと気持ち良くなれるんだったら…」
「あぁっ…気持ちいいっ! 硬いおちんぽが一番奥突いててっ… あっあっあっあっ、ああぁんっ!!」

最初はちょっぴり意地悪に振舞ってた彼女も、手コキを始めてからは普段の優しいキャラに戻ります。
彼がおっぱいを揉みたそうにしてるのを見るとすぐさま差し出し
SEXが始まってからは荒い息遣いと喘ぎ声を漏らして喜びます。

さすがにアヘったりはしませんが喘ぎ声は結構激しいです。
力強くピストンしながらキスをしたり、最後は中出しを許すなど
客と店員よりは恋人同士に近い甘さやエロさを感じます。
効果音と女性特有のエッチな声や音を組み合わせて射精を応援してくれます。

このように、若干のM性を含んだ愛のあるエッチが繰り広げられています。
音に包まれる作品
全編を通じて鳴り続ける音が魅力の作品です。

リラクゼーションスポットの店員らしいあまあまな態度のお姉さんが
長時間に渡って非エロ・エロ両方の音を浴びるほど鳴らします。
癒し系作品では定番の耳かきを敢えて外し、日常生活に馴染み深い音を採用しています。

最重要要素とも言える音質はもちろん、鳴らし方や鳴らすタイミングにもこだわっています。
音に強いサークルとして有名なディーブルストさんの中でも
ここまでストレートに音で勝負する作品は珍しいです。
同じタイプの音でも複数のバリエーションを用意するなど創意工夫が見られます。

私個人は「足音での癒し」パートが最も印象的でした。
登場人物たちが出会って部屋に移動する時など、ごくごく僅かな時間しか鳴らない音を
ひとつのサービスとして成り立たせてるところが素晴らしいです。
音の方も3種類の足音に環境音を組み合わせて広がりを出してます。

「こうしてお客様にとって心安らぐ「音」の存在がますます大きくなるはず…」
響花については音フェチ作品の宿命といいますか、やはり音に比べると脇役に近い位置づけです。
だからこそエッチで普段と違う顔を見せるシーンを用意したのでしょう。
後になるほど荒くなる息遣いに距離の近さが感じられます。

エッチは射精回数の少なさが気になるものの、音の量や厚さには目を見張るものがあります。
中でもSEX開始以降の喘ぎ声は上品で色っぽいです。
乳首責めや乳首舐めに力を入れてるのもポイントです。

絶頂回数はお客、響花ともに1回。
くちゅ音多め、喘ぎ声それなり、淫語とちゅぱ音そこそこです。

声よりも音を使って癒す作品です。
音フェチ作品が好きな人におすすめします。
おまけはPRボイスとフリートークです。

CV:柚木朱莉さん
総時間 2:36:36(本編…2:30:31 おまけ…6:05)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は8点。
150分で800円とコスパがいいので+1してあります。