ブックパル ヌキヌキ駅前店 ナナノですっ!

サークル「メルティービーンズ」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、良い意味で店員らしくない天真爛漫な女の子が
男性と一緒にエッチな本を読みながら射精をお手伝いします。

本題となる「エロ本を一緒に読む」シチュにはあまり触れてこないものの
くちゅ音・ちゅぱ音・喘ぎ声といった抜きに役立つ要素がふんだんに盛り込まれており
それらを組み合わせながらシーンごとにペースや激しさを変化させて興奮を高めてくれます。
より充実したエロ本ライフを
ブックパルの店員「ナナノ」からエッチなサービスを受けるお話。

「あっ どもーこんにちは 本日はご利用ありがとうございます」
ナナノは甘く可愛い声の女の子。
サービスの依頼を受け学校の制服姿で主人公の家にやって来ると
中に入り部屋の中を興味津々な様子で眺めます。

本作品は手コキ、キス&乳揉み&手マン、フェラとパートごとにプレイを切り替えながら
普段なら1人でひっそり楽しむ「エロ本を見ながらのオナニー」を彼女がサポートします。
具体的には彼が選んだエロ本を一緒に読みながらプレイします。

「あっ これ初めて見る へぇ あっこれ私も持ってる えへへ」
簡単に言えばオタク向けのデリヘルですね。
彼女自身もこういう本が好きなだけあってこちらを見下すシーンは一切なく
彼のコレクションを感心した様子で眺めたり、その内容について軽いやり取りをします。
彼女が店員よりも友達に近い口調で語りかけてくれるおかげで終始和やかな雰囲気が漂っています。

こういうシチュの場合、エロ本のセリフを彼女が読み上げるとか
描いてあるプレイをそのまま行うといったプレイをイメージする人がいると思います。
しかし本作品では2人がエロ本を読んでる風景は冒頭の7分30分程度で終了し
その後は彼女が時間をかけて彼の体を責める様子を中心に楽しみます。

「この本 かなりエッチだよね 私もつい 手にも力が入っちゃうよ」
もちろんまったく無いわけではありませんが、プレイが始まるとセリフの量が一気に減り
くちゅ音・ちゅぱ音・喘ぎ声といったエッチな音だけが流れ続ける
ようになります。
エロ本を読んで興奮してる姿を彼女に観察されて抜くのではなく
純粋なエロ要素を提供して抜きやすくすることを目的とした作りになってます。

秘密の行為を見られる、あるいは女性と一緒にエロ本を楽しむ感覚は正直なところ味わいにくいです。
聴き手のイメージ力を膨らませるセリフを彼女があまり言ってくれないからです。
読んでる本の中でどんなプレイが行われるかを彼女が語ることはほとんどありません。
ですがお気に入りのエロを実際に読みながらこの音声を聴く、つまりオカズとしての実用性はそれなりにあります。

そんなわけで当サイトではエッチな声や音をたっぷり聴きたい人にのみおすすめします。
シチュに期待して聴くとおそらくがっかりします。
抜き要素をふんだんに盛り込んだエッチ
エッチシーンは3パート60分30秒ほど。
プレイは手コキ、キス、乳揉み、手マン、フェラです。
手コキ、手マンの際に効果音が鳴ります。

「じゃあパンツ脱ぎましょうか お手伝いしますね」
本を読んでる最中、主人公のおちんちんが硬くなってるのに気づいたナナノは
彼のズボンとパンツを下ろし、手でそれをゆっくりしごき始めます。

エッチはパートによって責め手を切り替えながら行います。
一番最初の「興奮しちゃった? 射精します?」パートでするのは手コキ(約21分30秒)。
初めはゆっくり、後になるほど速く激しい効果音を鳴らしながらノンストップで責め続けます。

ちなみにエッチが始まると彼女の声が耳元至近距離まで一気に寄ります。
声の感じからしてバイノーラルではないようですが距離の近さは十分に感じます。

「おまんこ見えちゃいそう… ああっ 見えちゃう」
最中の彼女は「シコシコ」「シュッシュ」などの擬声語をひたすら連呼したり
本に描かれてるプレイの様子をかなりぼかした感じで時折実況します。

「ああっ 凄い…エッチ」など彼女の主観的なセリフしか言いませんので
残念ながら彼がどんな本をオカズにしてるのかはよくわかりません。
そのためこのパートの主役はやはり手コキ音になります。
カウパーが出てきたところで一段階、射精が迫ったところでもう一段階ペースや水分が上がります。

続く「クーポンお使いになります?」パートは打って変わって彼が責めるプレイ(約24分)。
11分近くキスを交わした後、彼女が自ら服を脱いでおっぱいとおまんこをいじらせてあげます。

「そんなにされたら 感じちゃう おっぱい感じちゃう」
「おまんこぐちょぐちょ やらしいね すごいやらしい音してる」

手コキの時は落ち着いていた息遣いが荒く熱っぽいものへと変化し
手マンの際にはねっとりしたいやらしい効果音も同時に鳴ります。
淫語や言葉責めはほとんど入れずにエッチな声と音だけをじっくり聞かせてくれます。

このように、シチュよりも純粋な抜き要素を前面に押し出したエッチが繰り広げられています。
エッチな音が満載の作品
聴いてるだけで男性なら自然と興奮できる声や音のボリュームが比較的多い作品です。

ナナノはサービスを初めて受ける主人公が幸せな時間を過ごせるように
エッチが始まってからはずっと彼の近くに寄り添い、エロ本を一緒に読みながら一生懸命ご奉仕します。
彼女自身の可憐な声と態度、彼の家に来てからエッチを始めるまでの和やかなやり取りなど
客と店員よりは友達あるいは恋人同士に近い雰囲気が常に漂っています。
この作品を聴いて「堅苦しい」と感じる人はほとんどいないはずです。

そして効果音、喘ぎ声+効果音、ちゅぱ音+吐息など
音声作品における代表的な抜き要素をパートごとに切り替え、さらに重ねることで純粋なエロさを増しています。
スタジオ録音なだけあってノイズがまったくなく、効果音も同じプレイをシーンに応じて使い分けてます。
プレイ中のセリフを敢えて少なめにしたのも音に自信があるからでしょう。
エロ本あるいは画像といった視覚的なエロ媒体の補助として聴く分にはそれなりに役立ちます。

しかし、この作品における最大の武器は「女性と一緒にエロ本を読んで抜く」ことだと私は思います。
このシチュは2次元と3次元両方の特性を持ってます。
ストレートに同じオカズでオナニーする(見せ合う)、女性にオナニーを優しくor意地悪に観察してもらう
男性が手コキされてる本を用意し、その通りにプレイを進めるなど幅広いエッチが可能です。
恥ずかしがり屋の女性に大胆なセリフを読んでもらい反応を楽しむ、なんてプレイもいいでしょう。

それなのに本作品は彼女に体をいじられる、彼女の体をいじるといったごく普通のプレイのみを行います。
これでは2人が一緒にエロ本を読んでる意味がありません。
サークルさんがご自身の手でせっかくの良質な素材を台無しにしています。
エッチな声や音をひたすら流すだけの作品になってしまったのが非常に残念です。

絶頂シーンは主人公2回、ナナノ1回。
くちゅ音とちゅぱ音それなり、淫語と喘ぎ声ごく僅かです。

以上のことから厳しい点数とさせていただきました。
おまけは作中で流れるテーマソングです。

CV:藍沢夏癒さん
総時間 1:22:13(本編…1:21:18 おまけ…00:55)

オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は3点。
82分800円とコスパがいいので+1してあります。