ねえ、お姉ちゃん? 気持ち良くしてあげよっか?

サークル「なつこん」さんの同人音声作品。
百合をテーマにした音声・ゲーム・マンガを製作されてるサークルさんです。

今回紹介する作品は、人懐っこく献身的な妹が
お疲れ気味なお姉ちゃんに抱きつきながらゆっくり、じっくり責めて癒します。

女性同士の甘い関係(百合)を強く意識したラブラブなエッチが魅力で
年上のお姉ちゃんを「可愛い」と甘やかしながらちょっぴり意地悪に責めたり
個々のプレイ時間を長めに取って濃厚に行うなど、2人の絆の強さを感じさせる描写が数多く登場します。
愛する人に心の篭ったご奉仕を
妹と百合プレイを楽しむお話。

「おねえ~ちゃ~ん お・ね・え・ちゃーん」
妹は明るくて可愛い声の女の子。
ベッドで寝ていたお姉ちゃんのところにやって来て布団に入ると
お疲れ気味な彼女に優しい言葉をかけたりご褒美をあげます。

本作品は姉妹であり恋人同士でもある二人の女性が
ベッドの中で密着しながらイチャイチャしたり気持ちよくなる様子が描かれています。

男性向け音声作品では男性が主人公を務める場合がほどんです。
しかしこの作品に男性は一人も登場しません。
妹がお姉ちゃんを責める形で進みますから、聴き手はお姉ちゃんになりきるか傍観者になるのがいいでしょう。
隅から隅まで百合一色な甘さたっぷりの作品です。

「頑張ったねー、お姉ちゃん。よーしよしー、ご褒美に、なでなでしてあげるー」
今回エッチの相手をする妹はお姉ちゃんのことが大好き。
外では凛々しいキャラで通ってる彼女をまるで自分の妹のように可愛がります。
妹が「好き」以外に「可愛い」をよく言ってくるのが結構特徴的ですね。
大切な人だからこそ見せられる本当の姿をお互いに晒しながらプレイを楽しみます。

物語のメインとなるエッチもテーマの百合を強く意識してます。
ひとつのパートごとに責める部位を絞り込み
全体的にペースを落としてゆっくり、じっくりお姉ちゃんを責め上げます。


男性相手のエッチよりも刺激をソフトにして、そのぶん雰囲気を充実させてる感じです。
しかし同性なだけあって責め方はお姉ちゃんの喜ぶツボを押さえたものが多いです。
終盤に差し掛かると結構激しくなりますし、聴きながら1回抜くくらいのエロさは十分に持ってます。

普段は可愛がられる立場にある妹がお姉ちゃんを徹底的に可愛がり
さらに体だけでなく心も満たされるように愛を込めて責める。
特別な関係にある女性同士だからこそできる濃厚なプレイが本作品の大きな魅力です。
ちょっぴり意地悪なところもあるあまあまなエッチ
エッチシーンは4パート39分間。
プレイはキス、唾液交換、乳揉み、乳首責め、臍愛撫、クリ責め、手マン、子宮口責め、潮吹きです。
乳揉み、乳首責め、臍愛撫、クリ責め、手マン、子宮口責め、潮吹きの際に効果音が鳴ります。

「お姉ちゃんの匂い…凄いドキドキするの。抱っこしながら頭撫でてたら…凄いドキドキしちゃうの」
抱き合って寝るだけではお姉ちゃんが満足できないことを察した妹は
ちょっぴり熱っぽい息遣いで彼女に顔を近づけキスをします。

エッチは終始妹がリードする形で進みます。
一番最初の「お姉ちゃん、キスしよ?」パートでするのはもちろんキス。
唇を重ねるところから始まり唾液交換、舌を絡め合わせるディープキスへと発展します。
1パート8分間をまるまるキスに割くあたりにこの作品らしさが表れてます。

「ほら、お姉ちゃん、『欲しい』って、『ください』って、ちゃんと言ってみてー?」
「熱くてぬるぬるしてて溶けちゃいそうになっちゃった… お姉ちゃんの味がして…すごいおいしい…」

プレイ中の妹は普段とは逆のお姉さん役になってあれこれご奉仕するのですが
その際にわざと意地悪をしてお姉ちゃんの気持ちを盛り上げようとします。
具体的には服越しに体をいじって刺激を弱めたりおねだりを要求します。
そしてちゃんとできた場合はご褒美に優しい言葉をかけながらたっぷり責めてあげます。

百合というと私はストレートに愛し合うプレイをイメージするので
こういう焦らしを適度に交えたエッチは珍しく感じます。
といっても男性の時みたいに調教っぽさはなく、性感を高めるサービスの色が強いです。

キスの時に鳴るちゅぱ音はどれも蕩けるように甘く、唇を貪る感じも出ていて結構エロいです。
ですがキスと同時に鳴る布の擦れる音がやや大きく、ちゅぱ音が聴き取りにくくも感じました。

純粋なエロさが一気に上がるのは3番目の「お姉ちゃん、パンツの上からでもこんなに感じちゃうんだ?」から。
唇→おっぱいの順に責められて気持ち良さそうなお姉ちゃんを見て
妹はいよいよパンツの上からクリトリスやおまんこをいじり始めます。

「ほらほらー、お姉ちゃんー? 私、手を動かしてないのにくちゅくちゅ音がしてるよー?」
ここでも妹は比較的ゆっくりペースで大事な部分をいじりながら
お姉ちゃんのおまんこの濡れ具合を実況して興奮を誘います。
クリトリスをいじり始めると粘性高めのエッチな効果音も鳴ってそれを後押しします。

本作品ではおまんこをいじるシーンが17分近くあり
いじり方もパンツ越し→地肌のクリ&膣いじり、指の挿入など割と多彩です。
そしてそれらの多くで効果音の動きが微妙に変化します。
聴いた瞬間にわかるほどの大きな違いではなく、聴き比べるとやっぱり違うなと思うレベルです。
重要なシーンだからこそ細かい部分にもこだわってプレイを進めます。

最も盛り上がるのは最後の「お姉ちゃん、イカせてあ・げ・る♪」パート。
十分に出来上がったお姉ちゃんのパンツを脱がし、表面を軽くいじってから膣内へ指を挿入します。

「ちゃんと痛かったり苦しかったら言ってね? お姉ちゃんの一番奥に、触れさせて」
「お姉ちゃん 好き 大好きだよ、お姉ちゃん」

お姉ちゃんはもしかしたらまだ処女なのかもしれません。
大事な部分を傷つけ痛い思いをさせないようにと、妹は普段よりも慎重に指を動かします。
合間に投げかけられるセリフにも思いやりや愛情を強く感じます。
パートの終盤には指で子宮口をいじる変わったプレイも登場し、それに応えるようにお姉ちゃんが潮を吹きます。

大好きな人だからこそ自分の一番大事な部分を委ねられるし、恥ずかしい姿も見せられる。
2人の仲の良さを強く反映させた愛のあるエッチが繰り広げられています。
百合成分満載な作品
売りである百合プレイが最も耳を惹く作品です。

妹は何らかの事情で元気のないお姉ちゃんを慰めようと
一緒の布団に入り肌を密着させながら指や口を使ってじっくり責めます。
頭を撫でる、ぎゅっと抱きしめる、濃厚なキスをする、おっぱいやおまんこを巧みにいじるなど
普段の姉妹とはほぼ逆の立場で同性ならではのきめ細かなご奉仕をします。

「いっぱいいっぱいビクビクしておまんこぐっしょりにしてくれて、嬉しい」
途中で意地悪をするシーンが若干あるものの、妹の性格は優しさのほうがずっと勝ってます。
お姉ちゃんの絶頂後、彼女の体液まみれになりながら嫌な顔ひとつせず
彼女が気持ちよくなれたことに満足した表情を見せる姿にそれがよく表れてます。
妹が責められたりイくシーンがない点にも奉仕心の強さが出ています。

音声作品における百合は女体化を含んだ催眠音声くらいで
他のジャンルに比べると作品数が圧倒的に少ないです。
そういったレア度に加えてプレイのクオリティも高めと言えます。
全体的に責めが緩いところが人を選びそうですが、受け入れられるなら普通に楽しめます。

エッチはペースがゆっくりしてる分、ちゅぱ音や効果音を意識的にエロくしてます。
前半は気持ちを高めるシーン、後半は刺激を強くしてイかせるシーンとメリハリがあります。
欲を言うなら妹が感じたり乱れる様子もできれば聴きたかったです。

絶頂シーンは最後に1回。
くちゅ音それなり、淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声はありません。

百合の要所を押さえた純愛色の強い作品です。

CV:綾奈まりあさん
総時間 52:12

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります