乱交催眠騎乗位リレー

サークル「ユリイカ」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、ほぼ同じ声質を持つ双子の催眠術師に催眠をかけられてから
リアルではなかなか味わえない騎乗位リレーを楽しみます。

普通に会話をするような口調で催眠へと導く現代式の誘導が魅力で
彼女たちはトランスの感覚を遠まわしに話したり、他の人物がリラックスしている様子を描きながら
聴き手が自然とそれらに自分を当てはめられるよう少しずつリードします。

今回は2nd Editionのみのレビューをお送りします。
少女を使い捨てる不思議な世界へ
双子の催眠術師に導かれて騎乗位リレーを楽しむお話。

「あなたが ここに 今日こうやって 私たちの声を聞いてくれているので 私たちは 非常に喜んでいます」
姉は穏やかで落ち着いた声の女性。
音声を聴く際の諸注意を簡単に説明すると
早速催眠に関するお話を始めます。

本作品はイメージの中にある教室に行き、そこにいる少女たちと乱交するのを目的に
彼女たちが他の催眠音声ではあまり見られないタイプの催眠をかけます。

双子の催眠術師というと「双子のい・い・な・り~性感開発ボイス~」のような
双子が左右からリズミカルに話しかけてくる催眠をイメージするかもしれません。
ですが本作品ではメインの語り手を姉が務め、合間合間に妹がちょっぴり語りかけてくる形で進みます。
2人の声質に違いがほとんどありませんので術者が1人の催眠とほぼ同じ感覚で聴けます。

ちなみに本作品には発売当初から入っている「1st Edition」と
発売後に寄せられたユーザーの意見を取り入れた「2nd Edition」の2種類が存在します。
サークルさんが2nd Editionを正式版と言われているため1st Editionの内容はすべて伏せますが
内容にある程度の違いがあるそうです。

催眠はおよそ20分間。
最初はこれから体験する催眠オナニーに関するお話に耳を傾けます。

「私たちの声を聴き続けているのですから あなたは 私たちの話に興味があるのかもしれませんし または 別のことに興味を持ち始めるかもしれませんし または 別の何かについてだったり 時には何も考えてないのかもしれないのです」
姉は多くのシーンで聴き手にいくつかの選択肢を提示し
その中からひとつを選ばせる言い回し
を心がけながらお話を続けます。
どれでもいいので選びながら聴いてみると催眠に入りやすくなるかもしれませんね。
口調も普通の会話に近くて催眠っぽさをあまり感じないと思います。

「気持ちのいい催眠オナニーができるかどうかについても考えましたし 軽いトランスや それとも中程度のトランスについても興味があって そのことについても 思いをめぐらせました」
また姉はお話の中に「トランス」という単語を意識して盛り込み、それだけを囁くような弱めの語気で言ってきます。
後になるほどこの単語が特別なものに思えてくるのはないでしょうか。
そうやって彼女は遠まわしにトランスに対する興味を引こうとします。

その次は彼女たちが以前出会った3人の人物に関するお話を聴きます。
催眠術師をやってる背景を考えるとクライアントと思われます。

「深く 非常に軽くて 楽しい トランスの状態に入っていきました」
「別の軽いトランス と それよりもより深い2つのトランス 中程度のトランス と 深いトランスについても考えました」

お話自体は他人がトランスに入っていく様子を描いているだけです。
ですが聴いていくうちに自分の体が妙に重いとか、意識がぼんやりする感覚がしてくる人がいるでしょう。
ここでもキーワードの「トランス」を上手に活用してその感覚を引き出しています。

そして最後はとある効果音をトリガーに半覚醒状態と催眠状態を何度も往復し
自分がトランスに入りつつあるのを感じながらさらに深いところに落ちてゆきます。

姉「どんどんと 右腕の感覚がなくなる そうなっても 恐くありません」
妹「左腕が どこにあるのか わからない」
ここでは腕の脱力や感覚のぼやけに焦点を絞った暗示を入れており
人によっては実際になくなったような不思議な感覚が味わえると思います。
そうでない人も実感できるレベルの脱力感を感じるでしょうね。
今まで行っていた選択式の暗示ではなく、ストレートに感覚を伝えるセリフを投げかけてきます。

現代催眠式のアプローチを中心に据えたやや珍しいタイプの催眠です。
聴き手を一定以上の深さの催眠へ落とすことを目的に
「~かもしれません」「~することもできます」といった許容暗示やダブルバインド
他の人物を通じて過去に味わった催眠の感覚を喚起するアプローチを組み合わせて進めます。

深呼吸や分割弛緩といった催眠音声ではお馴染みの技法を特に使わないため
「本当に催眠をかけてくれてるの?」と思うかもしれません。
ですが双子は聴き手を催眠状態に導こうとする明らかな意図を持ってこれらを行っています。
意識のぼやけや腕の脱力が特に実感しやすいでしょう。

ただし、以前催眠に入ったことがあるのを想定した作りになってますから
催眠の感覚がまだ掴めていない初心者の方々には不向きと言えます。
その点だけご注意ください。
色んな少女と代わる代わるSEX
エッチシーンは40分ほど。
プレイは少女たちとのSEX、カウントによる絶頂です。

SEXの際に数種類のピストン音が鳴ります。
セルフはありません。

「手の指先で スカートの感触を楽しんだら そっと そーっと スカートの裾をめくり上げます」
主人公を深い催眠状態へ導いた双子は、彼にとある教室をイメージさせ
そこにいる少女のスカートをめくりパンツを下ろさせます。

エッチは様々な少女と短時間のSEXを繰り返します。
最初の12分間は乱交リレーの準備運動に近いプレイ。
3人の少女と代わる代わるSEXをしながら双子が彼女たちの素性について説明します。

「10回おちんちんを膣で擦ったら 別の膣に入れなくてはならないからなのです おまんこは使い捨てなんです」
最初から言ってしまうと、本作品のエッチは乱交するシチュ自体に焦点を当てており
彼女たちのおまんこがどう気持ちいいかを双子が暗示で伝えてくれるシーンはほとんどありません。
イメージ上の世界だからか、姉が上のセリフのような特殊ルールを設け
それに従ってプレイしながら年頃の女の子たちを使い捨てにする快感を味わいます。

「彼氏とカラオケボックスでデートしてる時も あなたのオナホとして使われたいと 彼女は心から願っています」
最初に相手する普通の女の子は約2分、次のアイドル好きな子は3分
3人目の彼氏持ちの子とは約4分エッチを楽しみます。
特に3人目の子は彼氏の目の前でSEXするだけでなく
どこでも性欲処理をすると宣言するほど主人公に惚れ込んでいる様子を見せます。

女の子が会った直後に無条件で体を差し出す展開は都合が良すぎるようにも思えますが
男からすれば嬉しいことなのも事実です。
プレイを通じてリアルではなかなか味わえない優越感や幸福感を双子は与えてくれます。

その後の時間はいよいよメインとなる騎乗位リレーを楽しみます。
先ほどのように特定の女性とSEXするのではなく
双子が提示した条件を聴いて聴き手が自由にイメージするスタイルが取られています。

「思い浮かべて 背の高い子 思い浮かべて 痩せてる子」
「ぐちょぐちょが濃厚だったり 軽かったり」

もう少し具体的に言うと少女たちのおまんこの感覚、背の高さ、髪型、服装、部活動など
数分ごとにテーマを変えつつ「思い浮かべて」と何度も言ってきます。
そしてセリフを言うごとに心臓の鼓動音を鳴らします。

こういう子とエッチしているシチュを楽しむ作りですね。
「おちんちんが柔らかく温かな感触に包まれ気持ちいい」みたいな暗示を入れるシーンはなく
プレイの細かな様子や得られる快感はすべて聴き手のイメージ力任せです。

正直なところかなり難度の高いエッチをしています。
催眠状態下といってもここまで何もしてこないのはさすがにまずいかなと。

「だーめ まだイかせてあげない」
最後のフィニッシュシーンは騎乗位リレーから離れ、双子の数えるカウントに合わせてイきます。
数回カウントをストップして数えなおす焦らしプレイをしてくるものの
0カウントを数えた後に追い込み暗示を一切入れてこないのは非常に残念です。

これがあるのと無いのとではイきやすさに大きな違いが出ます。
私の場合も他の作品で味わったようなドライの感覚は特にありませんでした。

このように、プレイそのものよりはシチュに力を入れたエッチが繰り広げられています。
珍しい催眠が聴ける作品
どちらかというと催眠パートのほうに光るものを感じる作品です。

上品な印象を持つ双子の催眠術師が主人公に独特な催眠をかけ
仮想世界で数多くの少女を相手にする、男にとっては夢のようなエッチを提供します。
催眠に関するお話で興味を引き、他の人が味わって催眠の感覚を伝え
最後は古典催眠に近い技法で催眠状態を徐々に深める。
技術に沿って進めるのではなく、セリフの中に技術を組み込んだ比較的フリーダムな催眠が楽しめます。

現代催眠の技術自体は主に大手サークルさんの作品でよく使われています。
ですがそれ以外のサークルさんだとまともなレベルで使いこなせているケースはごく稀です。
教本の例文をそのままトレースして口調がキャラに合ってないとか
その作品の催眠にとって効果的に活用できていないなどです。

それに対し本作品は聴いた結果ある程度の深さにまで入れるクオリティを持っています。
これでもし双子を有効活用できていればもっと面白いものになったでしょうね。
催眠経験者にターゲットを絞り、段階的に催眠の感覚を強化してくれます。

しかし催眠の後に続くエッチは引っかかる部分が多々あります。
エッチをしてるのにその感覚を暗示でほとんど伝えてこないこと
双子がいきなり少女と10回しかピストンできない設定を押し付けてくること
肝心の騎乗位リレーで少女たちの特質をイメージさせるだけに終始していることなどが挙げられます。

騎乗位リレーのアプローチはおそらく現代式の誘導をしたからこうなったのだと思います。
ですがこのスタイルは聴き手の無意識に眠っている記憶や経験を引き出すことを意図しており
リアルで数十人の少女とSEXしたことがある聴き手でもなければイメージしにくいです。
簡単に言えば大衆性に欠けるエッチをしています。

名作と呼ばれる催眠音声はできるだけ多くの人が楽しめるアプローチを心がけます。
難しいテーマであればあるほどその色はより強くなります。
一方本作品はその真逆の道を歩んでいます。
この部分が私にはどうしても納得できませんでした。

絶頂シーンは最後に1回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

催眠は面白いのだけどエッチがうーん…な作品です。

CV:蒼紗さん
総時間 1st Edition…1:28:22 2nd Edition…1:04:12

オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は4点。
2つのバージョンが入っていて900円とコスパがいいので+1してあります。
体験版は32分近くあります。