nitive waves 02

※この作品は2016年9月26日に販売を終了しました。

2018年5月24日追記
販売が再開され現在は購入できます。


サークル「Bellso」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は耳かき、シャンプー、ドライヤーなど
様々な癒しのサービスをリアルな効果音を駆使してお届けします。

すべての行為を効果音だけで表現しているのが大きな特徴で
音声開始1秒からサービスの内容に沿った効果音が鳴り始め
セリフ無しでも十分イメージできるように音質や動きを小まめに切り替えながら進めます。
音だけで作り出された癒しの空間
5種類のサービスを音だけで楽しむお話。

本作品は「音フェチの音フェチによる音声作品」とサークルさんが銘打ってるように
耳かき、布団、シャンプー、ドライヤー、炭酸の5つのパートに渡って
誰かにお世話してもらっている様子を効果音だけで楽しみます。

「さすさす すすっ」
最中にセリフと呼べるものは一切ありません。
音声を再生すると挨拶などの前置きをすべて飛ばし早速耳かき音が鳴り始めます。
最近の癒し系音声作品は効果音の質や量にこだわったものが多いですが
それでも本作品のように女性の声をまったく入れないケースは珍しいです。

パートごとの音の方向性には大きな違いがあるものの
どれも聴いてて自然と落ち着く、癒される気分がする点は共通しています。
寝ながら聴いて安眠を得るのはもちろん
勉強や読書をする時に聴いて集中力を高めるのにも役立つでしょう。

音フェチ向け作品の最重要ポイントと言えばもちろん音質です。
セリフがなくても何をされてるかがイメージできるように
使用する器具や動かし方に至るまで練りに練られたサービスが行われています。


体験版の耳かきを聴いていただくのが一番わかりやすいと思うのですが
シーンごとに使用する器具を切り替え、それに合わせて手の動きや力加減もちゃんと変化します。
左右中央の位置取りもしっかりしていて実際の耳かきにとても近いです。
今回が2作目とは思えないほど音のレベルが高いです。

また他の癒し系作品との違いを出すために一部で特徴的な音も登場します。
わかりやすいところだと最後の炭酸水で耳を洗浄するパートでしょうか。
「しゅわしゅわ ぱちぱち」という爽やかな音が左右別々に鳴り響き、時間が経つと徐々に弱まります。
現時点でこれを取り入れてるサークルさんはごく僅かですし
実際に聴いてみると不思議な感覚がすると思います。
リアルな音を組み合わせたサービス
ここからは各サービスの内容を紹介します。

一番最初に登場する耳かきは22分間。
右耳→左耳の順に複数の器具を使ってお掃除してから最後に軽く息吹きをします。

本作に登場する器具は綿棒、耳かき棒、耳垢水。
綿棒を使って汚れを軽く落としてから耳垢水を垂らし、耳かき棒→綿棒の順で追加のお掃除をします。
(音を聴いた感じでの予想です。実際は違う可能性があることをご了承ください)

綿棒は「くしゅっ さすさす」と面積が広く滑らかな音
耳かき棒は「ずりずり じじっ」とやや硬く尖りのある音
耳垢水は「ちゃぷ くちゅっ」と若干粘性のある水音が使われており
前の2つは音だけで耳かきとわかるレベルの十分なクオリティを持っています。

さらに素晴らしいのが音の動きです。
綿棒は耳の壁を大きくなぞる、小刻みに引っかく、軸を持ってゆっくり回転させる
耳かき棒は奥から手前にやや力を入れて掻き出す、といったように
器具ごとに汚れを取りやすい動きにきちんと変化します。
数十秒ごとに動きが自然に変化するので実際にやりながら録音されたのでしょう。

力加減にも明らかな違いがありますから耳に伝わる感覚が異なると思います。
綿棒は引っかかりながら優しく撫でられる感覚、耳かき棒はちょっぴりゴリゴリした強めの刺激です。
どちらも頭が痛くなるほどではなく適度な心地よさを与えてくれます。

次に登場するサービスは布団。
主人公が寝ようとしてるのか、あるいは誰かに添い寝してもらうのかはわかりませんが
およそ12分に渡って布団の動く音だけが間を開けながら鳴り続けます。
布団の音を集中的に聞かせるサービスは珍しいですね。

「ぱんぱん すすーっ ぱすっ」
表面を撫でる、持ち上げる、軽く叩く、中に入って寝返りを打つなどこちらもバリエーション豊富です。
聴いた限りだと使用されてるのは羽毛布団なのでしょう。
どの音にも軽さがあり質感がつるつるしています。

さらに5分程度経つと効果音のトーンがやや下がり
1回ごとに音の位置が左右に動く感じで鳴り始めます。
寝返りしている様子を表現したかったのかなと。
音を出すために結構頻繁に動いてるところが引っかかりますが音質や動き自体はリアルです。

3番目のシャンプーはおよそ17分間。
シャワーで髪を濡らしてシャンプーで洗い、一旦流してからトリートメントをつけて再度流します。
お風呂場で録音されたのか音に若干の反響があります。

「じょじょーーー ばしゃばしゃ」
シャワーをかける時に当たってる部分だけ音が若干鈍くなり、ほんのり圧力が感じられる点や
シャンプーの時に左右の手を別々に使って多彩な動きを見せるところなど
これまでのサービスと同じく小さな音や動きに至るまで臨場感があります。

髪を擦ってる時のザラザラした質感もちゃんと出てますし
サークルさんの音に対するこだわりがとてもよく表れてるパートだと思います。
サービス自体はシンプルにしてリアリティで勝負する感じですね。

最も特徴的なサービスは前項でも説明した炭酸水による洗浄(約6分)。
左右の耳に炭酸水をかけ、しばらくすると継ぎ足すのを繰り返します。
こちらも当然左右で別々の音が鳴ります。

「ぷしゅーー ぱちちちち」
炭酸飲料に耳を近づけたときに聞こえるしゅわしゅわした音が
耳の至近距離から鳴るひと時は何とも言えない爽快感があります。
このパートだけはバックで時計の音が鳴るのもポイント。
炭酸の音が次第に消え、静かになるにつれてよく聞こえるようになります。
賑やかさと静けさが混在している独特なサービスです。

このように、多種多様かつリアルな音を組み合わせた癒しサービスが繰り広げられています。
音フェチにはたまらない作品
音の質、量、運用面のすべてで優れたものを持っている作品です。

音声作品では定番の耳かきから始まり炭酸水のサービスに至るまで
すべての行為をリアルな効果音だけで見事に表現しています。

バイノーラルの普及によりここ数年で効果音の質は劇的に進化しました。
ですが細かい部分を見るとサービスの流れや音の扱いに違和感のあるものは結構存在します。
そういったところにまできちんと気を配り、尚且つイメージしやすい形でお届けする。
聴き手が楽しめるように流れを持たせてそれぞれを行っています。

耳かきの一部で音だけだと判断しにくい部分があるものの
それ以外については何をされてるかがだいたいわかります。
セリフが無いからこそ全編に渡り静かで落ち着いた雰囲気が漂っています。
音楽を聴くのと似た感覚で楽しめる癒し系作品です。

個人的には3番目のシャンプーが最も印象的でした。
シャワーの当て方や動かし方、シャンプーとトリートメントでの動きの違いなど
頭のあたりに何かが触れ、動いてる様子がとてもわかりやすいです。
ヘッドスパ要素も若干含んでいて手の動きが本当に多彩です。

それに対し炭酸水は純粋に音で勝負しています。
同じ音フェチ向けサービスでもパートごとに方向性の違いがあって面白いです。

敢えて声をまったくかけずにお世話してくれる個性的な作品です。
効果音重視の作品が好きな人には強くおすすめします。

CV:なし
総時間 1:07:40

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります