Sなご主人様にめちゃくちゃに愛されちゃう催眠音声

サークル「HypnoLife」さんの催眠音声作品(女性向け)。

サークルさんの有料処女作にあたるこちらは、ツンデレで独占欲の強い男性が
Mな主人公とちょっぴり変態的で愛のあるエッチをします。

「男性にすべてを委ねる、独占される幸せ」をテーマにした調教色の強いエッチが特徴で
彼は聴き手を「メス犬」と呼びながら恥ずかしい格好をさせたり
たっぷり焦らしてから挿入するやや意地悪な責めを繰り出します。
Sなご主人様に導かれて
ご主人様の犬になって愛されるお話。

「呼び出したらすぐ来るように 言っておいたはずだが?」
ご主人様はちょっぴり気が強そうで落ち着いた声の男性。
約束の時間に遅れた主人公を軽く叱ると
まずは屋敷の2階にある寝室に行こうと言います。

本作品はSな彼とMな彼女が普通の男女とは違うエッチをする様子を
彼女の立場になりきって楽しむM向けの内容。
彼はご主人様らしく最初からやや高圧的な口調でこちらに語りかけながら
寝室までエスコートしたりエッチをリードします。

「さぁ 階段を上るぞ ゆっくりでいい ほら 手を繋いでてやるから」
こうやって書くとあまり好ましくない男性に映るかもしれません。
ですが彼は彼女がいじめられることに快感を覚えるからそうするのであって
全編を通じて彼女の気持ちを第一に考えながら言葉をかけたり行動します。

大きな家に住んでるそうですから育ちがいいのでしょう。
自分の気持ちを素直に伝えられないツンデレキャラの印象が強いです。
催眠にとって最も重要な「信頼関係」をちゃんと維持したうえで諸々のプレイを行っています。

催眠はおよそ22分間。
まずはエッチの舞台となる寝室に二人が向かう様子を聴きます。

「暗くてひんやりとした階段 でも 強く繋いだままの手は温かくて なんだか安心する」
彼の趣味で屋敷内にランプは無く、家の中を照らすのは蝋燭の火のみ。
そんな薄暗い場所で長い階段と廊下を移動する様子に
カウントやリラックスさせる暗示を絡めてゆっくりと描いています。

本格的な催眠を始める前の準備にあたるシーンなのですが
彼の口調や言葉、その場のイメージから意識のぼやけを多少感じると思います。
聴き手を物語の世界に引き込みながら催眠に適した精神状態へとさりげなく誘導する。
数多くの女性向け作品を生み出しているHypnoLifeさんの実力がよく表れてるシーンと言えます。

部屋に着いたあとはベッドに横になって目を瞑り
長めの深呼吸をして心身の力をさらに抜きます。
そして短めのカウントと暗示を聞きながら催眠状態を徐々に深めます。

「お前はトランスに入りやすいから こうして呼吸をしてるだけで すーっと深いトランス状態へと落ちていく」
「深いトランスを経験したことがある お前の潜在意識は 早く もっと深く 深い場所に入っていきたいと望んでいる」

主人公のことを「お前」と乱暴に呼ぶものの、その口調はとても優しく
かける言葉もこちらを催眠に入りやすくしようとする思いやりに満ちています。
彼女が過去に催眠を経験している設定があるため
初心者よりはある程度他の作品を聴いてる人の方が楽しみやすいと思います。

ストーリーに沿う形で準備してからお馴染みの技術で深化させる手堅い催眠です。
ご主人様に身も心も委ねられる状態にするのを目的に
最初は催眠っぽさをぼかしたスタイルで意識の力を適度に弱め
部屋に着いたあとは王道的な技術を駆使して少しずつ確実に催眠の世界に導きます。

没入感を与えてから催眠をかけるので聴き手が主人公に自分を重ねやすく
後になるほど特に頭の中にぼんやりした感覚が広がっていくのを感じるでしょう。
催眠の進め方、使用している技術、暗示の表現や入れ方いずれもレベルが高く
催眠を予め経験している人ならかなり入りやすいと思います。
普段はツンな彼が見せる適度な優しさも安心感を与えてくれます。

まとめると、テーマ性を持った良質な催眠です。
男性に大事な部分を見られながら
エッチシーンは26分ほど。
プレイは犬化、M字開脚、手錠による拘束、キス、全身舐め、SEX(正常位)です。

SEXの際に効果音が鳴ります。
セルフはありません。

「今日はおまえにぴったりな暗示をかけてやる」
催眠を使って主人公をいつも以上に従順にしたご主人様は
Mな彼女が喜ぶようにと犬になる暗示を入れ始めます。

エッチは終始彼にリードされる形で進みます。
最初に行う犬化はこちらをパブロフの犬に例え
2つのトリガーを聴くと体が熱くなったり感じる暗示を入れます。
体が犬になったイメージをするのではなく、犬のように服従できる心を養う感じです。

「刺激を求めてぬめりを帯びた膣が 熱く 切なく脈打つ」
また彼はしばらく経つと彼女の両脚を開かせ
おまんこをじっくり観察しながら気持ちがさらに高まる暗示やセリフを投げかけます。
羞恥を感じさせることに特化したプレイを行うのが本作品のエッチにおける大きな特徴です。
彼はこの後もわざと焦らして彼女がおねだりしたくなるよう誘導します。

「もうお前の腕は動かない! 固く 固く どんどん固くなる」
犬化以外に調教色の強いプレイと言えば中盤に登場する手錠での拘束シーン。
両腕を頭の上に持ち上げ、体が硬直する暗示を入れて本当に身動きが取れない気分を味わわせた後
「カチャッ」という音を鳴らして手錠を装着します。

彼はSといっても紳士ですから、痛めつけたりきつい罵声を浴びせかけることは決してしません。
自分の体の自由を彼に捧げる、つまり彼のモノになる雰囲気を出すためにこうしています。
冒頭に書いた「男性にすべてを委ねる、独占される幸せ」を意識しながらプレイを進めています。

その成分が最も強いのは最後に登場するSEX。
身動きが取れない彼女に彼が正常位でゆっくり挿入します。

「熱い 脈打つオスの感触 体が期待にビクビク震える」
「体に狂おしい痺れが湧きあがり それが全身に広がっていく 温かい 気持ちいい 幸せ」

男性器が自分の中に入ってくる感覚、中を擦られる感覚、そして中出しされる感覚。
プレイの様子や最中に彼が何を感じているかを交えながら
得られる快感を暗示の形で上手に伝えてくれます。

このように、M向けの要素を多めに含んだ恥ずかしいエッチが繰り広げられています。
変わった愛の形がある作品
調教っぽいプレイを通じてご主人様の強い想いが描かれている作品です。

彼は主人公を性的に満足させ、尚且つ自分も満足するために
最初から少しつれない態度を取りながらあれこれお世話します。
彼が彼女をどう思っているかは明白で、音声を聴いていけばそれが強く伝わってきます。
だけど恋人同士とは違う関係が続いてたためなかなか切り出せずにいました。
その気持ちを今回のプレイを通じてストレートにぶつけます。

「お前の体は すごくいやらしくて可愛い」
「可愛いな お前は本当に可愛い犬だ」

特に音声中盤から始まるエッチシーンでは
「可愛い」「好きだ」といったある意味ご主人様らしくないセリフが後になるほど多く登場します。
最初の印象は乱暴でがさつな男性だったのですが
聴き終えた今は彼女を大事にしたい気持ちをうまく表せない不器用な人物に映っています。

そして物語を彼女の立場で楽しめるように催眠の技術を活用しています。
最初の階段を上って寝室に向かうシーンや
エッチにおける犬化、手錠、SEXあたりが一際優れています。
「Sなご主人様」という催眠に扱いずらいキャラを繊細に用いて作品にしています。

エッチは彼にすべてを捧げることを前面に押し出しています。
犬の真似をするのも、おまんこを晒すのも、手錠をかけられるのも
相手を信頼してなければ決してできないことです。
聴き手がきちんと楽しめるよう心の繋がりを重視したリードをしてくれます。

絶頂シーンは最後に1回。
淫語とちゅぱ音そこそこ、くちゅ音と喘ぎ声ごく僅かです。

男性が優しくかつちょっぴりアブノーマルにいじめてくれる作品です。

おまけはS催眠(zeroさんバージョン)です。
サークルさんによるとおまけを先に聴いた方がより楽しめるそうです。

CV:zeroさん
総時間 本編…56:34 おまけ…44:38


体験版はこちらにあります