耳かきヒーリング【ダミーヘッド&ダミーボディマイク使用】

サークル「あまとう」さんの同人音声作品。
声優をやられている天知遥さんの個人サークルです。

今回紹介する作品は、お客さんがなかなか来ない穴場の耳かきサロンを舞台に
セラピストのお姉さんが長時間に渡る癒しのサービスを提供します。

総時間2時間50分の中でサービスの種類を4つにまで絞り込み
それぞれを専門店に限りなく近いスタイルでじっくり行っています。
彼女のほのぼのしたキャラや施術中に流れる大ボリュームの効果音と吐息が
そのまま眠ってしまいたくなるほどの安らぎを与えてくれます。
あなただけのために開いているお店
耳かきサロンでセラピストに癒してもらうお話。

「いらっしゃいませー えっと…お客様ですよね?」
セラピストは明るくて温かい声のお姉さん。
退屈そうにしていたところへ来店したお客に挨拶すると
まずは待合室に案内し、自分は外の看板をしまいに向かいます。

本作品は彼女が一人で切り盛りしているこの小さなお店で
足湯、肩や首のマッサージ、耳かき、耳舐めの4つのサービスをたっぷり楽しみます。
冒頭でも書いたように総時間が3時間近くもあるおかげで
マッサージが40分、耳かきが50分以上と非常に長く時間が取られています。

どのサービスもあれこれやることを変えたりはせずに
他の癒し系作品以上の濃度を持たせながらのんびりと行ってくれます。
セリフよりも効果音や息遣いだけが流れる時間が圧倒的に長いですから
音声を聴きながら寝る、なんて使い方も普通にできます。

ちなみにエッチなサービスをするシーンもあるにはあるのですが
時間が約20分と短く、時系列的にも後日のお話になります。
基本的には非エロのサービスを目当てに聴く作品だと思ってください。
ただし、耳舐めはエッチシーンも含めて約44分と長めに取られています。

「電気代が高いのが 玉に瑕なんですよねー でも お客様の癒しには代えられませんからね」
これらを行ってくれるセラピストのキャラも大きなポイント。
専門店だからといって堅苦しい態度は特に取らず
友達に近いスタンスで心のこもったお世話をします。

しかしその一方で施術を始める前にアロマを焚いたり
すべてが終わった後にハーブティーをご馳走するなど細かな気遣いも見せてくれます。
癒しにとっても最も大事な「安らげる雰囲気」が終始漂っています。
音と息遣いに特化したサービス
最初に登場する足湯はおよそ15分間。
セラピストが用意した桶に両足を浸し、そのまま彼女が右→左の順に揉みほぐします。

「お客様 肩のあたり凝ってますね」
足湯はこの先の施術方針を決めるために行ってるらしく
ちゃぷちゃぷとお湯の揺れる音を鳴らしながら具合の悪い部位を指摘してくれます。
マッサージの効果音も不規則で臨場感のあるサービスと言えます。

メインのサービスのひとつにあたるオイルマッサージは40分ほど。
足湯で彼の肩が特に凝っているのがわかったのを受けて
うつ伏せに寝かせた彼のデコルテ、肩、首筋を左右個別にケアします。

マッサージは「すすっ しゅるー」と肌を擦るときのような滑らかな効果音が使われており
適度に間を取りながら擦ったり円を描くように撫でたりします。
バイノーラル録音の長所を活かして声の位置をマッサージする部位ごとに細かく切り替え
彼女に実際に揉んでもらっている雰囲気を出しています。


またマッサージが始まると彼女のセリフが極端に減り
最中は効果音と「んっ」などの小さな息遣いだけが流れるようになります。
とても静かで落ち着いた雰囲気が長時間に渡って続くため
実際に聴いてみるとリラックスや眠気を感じるでしょう。

しかし、効果音のバリエーションがあまり多くないという弱点もあります。
彼女の息遣いだけが聞こえるシーンもありますし、指圧を多めに行ってるのかもしれません。
肩なら拳で軽く叩く音なんかも入れてみればもう少し多彩になったようにも思えます。
効果音の音量が全体的に小さいのも気になります。

その次に登場するのは癒し系作品ではお馴染みの耳かき。
ベッドに仰向けに寝た状態で左耳→右耳の順に耳かき棒と綿棒でお掃除し
仕上げに梵天と息吹きをするシンプルな内容です。

耳かき棒は「じりっ ずっずっ」と細く硬い音
綿棒は「じりっ じょっ」と耳かき棒よりも面積の広い音が使われており
どちらも奥から手前に掻き出したり前後に細かく擦る動きをします。
また耳かき棒は手前を掃除したら奥に進み、それに合わせて効果音が低く鈍いものに変化します。

本物の器具を使って音を録られているのか、音の質感に関しては相当にリアルです。
ですが彼女の声よりも効果音の方が音量が小さいことや
器具の動かし方が耳かき棒と綿棒でほぼ同じだったりと運用面に難があります。

音量は耳の中をいじっているわけですから効果音>彼女の声となるのが自然です。
動かし方についてもデリケートな部位をお掃除している割には全体的にペースが速く
力加減も強めで悪い言い方をすれば乱暴に引っかいてるように聞こえます。
さらに耳の手前でも奥でも音の位置が固定で一箇所を集中的に削るような耳かきをしています。

ダミーヘッドを使っているのならもっと音に動きを持たせたほうがリアルになるでしょう。
そしてプロのセラピストらしい繊細な動きを聴かせて欲しかったです。
今回が処女作ですし、次回作以降で改善されることを期待したいです。
ただし仕上げの梵天は現時点でも音質、動かし方いずれも十分にリアルです。

「よーし いけるぞー …あっ すいません 楽しくなってくると つい地が出ちゃうんですよね」
最中のセラピストはマッサージと同じく吐息を漏らすことがほとんどです。
しかし我を忘れて耳かきに熱中する様子を時折見せてくれます。
後のサービスになるほど彼女の態度が柔らかくなるのがいいですね。
客と店員の関係ではありますが、一緒に時間を過ごして2人が仲良くなる様子が自然に描かれています。
2種類の音で興奮を誘うエッチ
本作品唯一のエッチシーンとなるのが最後の「お耳と下半身にマッサージ」パート(約17分)。
プレイは耳舐め、手コキです。
手コキの際に粘液質の効果音が鳴ります。

「よかったら 今日は私がお手伝いしましょうか?」
最初のサービスを受けてからしばらく経ったある日
お店に何度も来てくれるお客への特別サービスとして
セラピストは自ら彼のおちんちんに手を伸ばしゆっくりしごき始めます。

エッチは彼女が責め続ける形で進みます。
プレイを説明する前に補足しておきますと、このお店では耳かきの後に特別サービスを行っており
今までは彼女が彼の耳を舐めるところまでで終わっていました。
しかし彼が性的に欲求不満なのを察知して今回特別にエッチなお世話をしてあげます。
何度も会った結果、彼女が彼を信頼したからこういう話を持ちかけたのでしょう。

プレイの流れは事前に左右の耳を軽く舐めてから手コキを開始し
同時に耳を甘噛みしたり、耳たぶをしゃぶったり、普通に耳を舐めたりします。
当然のようにちゅぱ音とくちゅ音が同時に流れ続けますので
責め方はゆっくりですが結構なエロさがあります。

「はーい いっぱい出しちゃいましょうねー」
エッチに入ってもセラピストは今までと同じくとってもあまあま。
自分におちんちんを晒しながら感じている彼を一切見下すことなく
一生懸命耳を舐めたり熱っぽい吐息を漏らします。

そして射精中も弱めの刺激を与えて最後までしっかり出させてくれます。
純粋なエロさだけでなく精神的な充実感も得られるエッチですね。
耳舐め好きな人なら十分オカズに使えます。

このように、エッチな音を重ねて行う甘いエッチが繰り広げられています。
音フェチ要素の強い作品
彼女のキャラも立っているのですが、それよりも効果音のボリュームにより強い魅力を感じる作品です。

セラピストは初めて来店したお客に充実した時間を過ごしてもらおうと
軽い会話を交えながら各サービスをじっくり丁寧に行います。

このところ癒し系音声全体が長時間化する傾向にあるのですが
それでも3時間もの長さに渡ってお世話してくれる作品はまだまだ少ないです。
セリフも何をするかを説明したり小話をする以外はそれほどなく
音だけが流れ続ける静かなひと時を満喫できます。

サービスもここまで説明してきたようにどれも時間が長く
やることもあまり増やさずにゆっくりじっくり進めて癒しを提供します。
専門店となるとどうしても変わったことを取り入れたくなるものなのですが
今回は処女作ということで冒険はせず雰囲気作りを徹底しています。

ですが肝心のマッサージと耳かきパートで音のボリュームは豊富なものの
品質において首を捻る部分があるのも事実です。
昨年末から今年にかけて耳かき音声を新規に作られるサークルさんが俄かに増えており
このジャンルは今まで以上の激戦区になりつつあります。
その中で生き残っていくことを考えると更なるクオリティアップが求められます。

キャラ作りや演技はしっかりしてるので音の動きにだけ注意すれば
今作以上に優れた作品が生まれると思います。
今後のご活躍が大いに期待できるサークルさんです。

射精シーンは1回。
ちゅぱ音多め、くちゅ音そこそこ、淫語ごく僅か、喘ぎ声はありません。

シンプルで濃厚な癒しのサービスが楽しめる作品です。
おまけはアフタートーク3種です。

CV:天知遥さん
総時間 本編…2:50:43 おまけ…5:17

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は8点。
170分で900円とコスパがいいので+1してあります。