搾精チェンバー

サークル「Ash」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、新しいアダルトグッズのモニターに選ばれた少年が
3種類の器具でおちんちんやアナルを徹底的に責められます。

40分近くの中に10回もの射精シーンを用意し
最中に鳴り響く彼の激しい喘ぎ声、ナビゲーターの無機質な声と態度、そして多彩な効果音によって
機械に無慈悲に責められる快感をリアルに表現しています。
究極の快楽が得られるアダルトグッズ
3種類の器具に責められ精液を搾り取られるお話。

「お目覚めでしょうか? 疲労が大分蓄積していましたので、軽く仮眠を取って頂きました」
ナビゲーターは淡々と話す落ち着いた声のお姉さん。
仮眠から目覚めた少年に精液採取システムの被検体に選ばれたことを告げ
3つの機械を使っておちんちんやアナルを徹底的に責めます。

本作品は現実世界でも行われる治験に近いシチュ。
新開発の器具の詳細なデータを取るために彼の体を徹底的に責めまくります。
今回使用する器具はローター、オナホ、前立腺マッサージ器の3種。
最初のパート(約5分)ではこれから行うテストの内容や
これらの器具の詳細な形状や機能を彼女が丁寧に教えてくれます。

「ロボットに感情は存在しません。この言葉も、こう話すようにプログラムされているにすぎません」
本作品に登場するキャラは少年以外すべて機械です。
ナビゲーターも人間ではなく女性の声で話すAIに過ぎません。
だからこそテストでは彼の意思よりもデータの収集を優先するシーンが何度か登場します。
そしてどの器具も狙ったかのように彼の弱点を的確に突き、彼を何度も射精へと追い込みます。

最中の射精シーンが10回と多く、一部で連続射精もしていたりと
機械姦のイメージ通りのかなりハードなプレイが行われています。
人間とは違う冷たさや無慈悲さを適度に感じさせてくれるM向けの作品です。

ただし、一般的な機械姦作品とは決定的に違う点がひとつだけあります。
それはテストが円滑に進んでいる限りは少年の気持ちをある程度尊重し
彼の心と体をできるだけ気遣いながらプレイを進めているところです。

ナビゲーターは最初の段階でテストが終わったら開放して報酬も渡すと約束しますし
各テストの合間に十分な休憩時間を設け、テストも彼の脈拍や疲労度を測定しながら行い
行き過ぎた場合には謝罪をするほどの気配りを見せます。

要は彼がぶっ壊れないぎりぎりのラインで責めを加えているわけです。
ハードなプレイの割に雰囲気は穏やかですから、聴き終えた後に気分が悪くなる人はあまりいないと思います。
そして測ったような精密な責めをするあたりにも機械らしさが出ています。
激しさと無慈悲さを併せ持つプレイ
エッチシーンは4パート30分30秒ほど。
プレイはローター責め、オナホ責め、アナル責め、前立腺マッサージです。
すべてのプレイと射精の際にリアルな効果音が鳴ります。

「それでは、まずはローターのテストから開始します」
テストの簡単な説明をした後で少年に最終確認をし、体のチェックを行ったところで
ナビゲーターはまず超音波振動を与えるローターを起動します。

エッチは終始彼が責められ続ける形で進みます。
体験版を見ていただけるとわかるのですが、本作品は少年の声の有無が選択可能で
有りの場合はプレイ中に女の子のような可愛らしい喘ぎ声が流れます。
個人的には有りのほうがプレイに臨場感があって楽しめると思います。

最初の「ローター編」パートは特殊なローターを太もも、タマタマ、おちんちんにあてがうプレイ。
「ふうぃーん」というトーンの高いモーター音が鳴り始め
おちんちんの興奮具合を彼女が淡々とした様子で実況します。

少「まんなかの…すじの辺り…がっ…」
ナ「裏筋ですね、かしこまりました。では、睾丸の裏筋周辺を集中的に刺激します」
まだテストが始まったばかりなこともあり、ナビゲーターもそこまで酷な責めは加えません。
それどころか彼にどこをいじってほしいか訊ね、その通りに責めてあげる和やかなシーンも登場します。
彼女は機械の中ではかなり良識のあるキャラで
この後もできる限り彼を満足させながらテストを進めます。

少「ひああああああっ!!らめっ!!振動強すぎっ!強すぎだよおおっ!!」
ナ「もう少しだけ……後1分だけ耐えて下さい。1分あれば十分なデータが取得できますので」
しかしパート後半に差しかかるとあまりの刺激の強さに悲鳴を上げる彼に
データが取れるまで我慢し続けるよう言い渡す無慈悲な態度も見せます。
彼女はテストが順調に進んでいる範囲内では穏やかなだけで
それを阻害される可能性がある場合はデータの収集を優先させます。


パートの前半は比較的マイルドに、後になるほどハードになる感じです。
この部分が機械姦でありながらそこまで凄惨さを感じない理由だと私は考えています。
少年の喘ぎ声がうめき声になっていないのも大きいです。

また各プレイの際に鳴る効果音もとってもリアル。
器具ごとに違う音を鳴らすだけでなく、強さやペースに合わせて小まめに変化します。
仮想的なプレイだからこそ聴き手がイメージしやすいようにこだわった演出がされています。

本作品らしいプレイが楽しめるのは3番目の「前立腺責め編」パート。
毛のついたアームでまずはアナルにローションを塗りこみ
前立腺の位置を確認してから専用のマッサージ器で振動を加えます。
AVで使われる電マにかなり近い音ですね。

ナ「このパターンは強い刺激を断続的に与え、射精感を高める効果を目的としています。このまま継続的に刺激を与える事で、潮を吹くように短い射精を連続して行わせる事も可能です」
ここでも強弱をつけてリズミカルに責めたり、強度をランダムにしたり
強い刺激を小刻みに与える、といった多彩な責めを繰り出します。
そして彼女の説明が聞こえているのか疑わしいほどに彼も激しい喘ぎ声を漏らします。

ナ「射精を確認しました。振動を継続します。」
少「や、やあっ!とめ…とめてえっ!!ひゃくんっ!!」
極めつけは射精回数の多さ。
マッサージ器で責め始めてから僅か5分間に3回もの射精シーンが登場します。
最中には機械らしいさを感じるやり取りがされていたりと
機械にハードに、無慈悲に責められる気分が特に味わいやすいパートと言えます。

このように、少年の神経が焼き切れないレベルの激しいプレイが繰り広げられています。
今でも十分通用する作品
機械姦の要所を押さえた質の高い作品です。

ナビゲーターはより良いデータを取るために、そして彼に器具の素晴らしさを思い知らせるために
器具をひとつずつ、あるいは同時に使った責めで何度も何度も射精させます。
テーマやプレイだけを見れば相当にハードです。
でも彼女のセリフが意外に優しく、彼もプレイを素直に受け入れていることもあり
残酷さや背徳感からはやや遠ざかった雰囲気を持っています。

少「はぁっ…はぁっ…ううっ、ごめんなさい…」
ナ「射精までの時間が長ければ長いほど理想的なデータが取得できますが、この強烈な快感の中でのテストです、例え途中で射精してしまっても致し方ありません」
これはオナホ責めをするパートで彼が暴発したときのやり取りなのですが
普通の機械姦作品ではこんなセリフまず出てきません。
ナビゲーターが自分の指示に逆らって何故射精したのかと怒り
更に厳しい責めをしてくる場合がほとんどです。

つまりなんだかんだで2人の心に通じ合ってる部分を感じるのです。
本作品でもこの直後に追加のプレイをして射精させる展開にはなります。
でも最後に彼がすごく気持ち良さそうな表情を見せてくれます。
彼が快楽に対して貪欲な性格の持ち主だからマイルドに感じるのかもしれません。

エッチは効果音の扱いが素晴らしいです。
今から6年近く前の作品でここまでの音を聞かせてくれたことに驚きました。
今でも十分聴けるし使えます。
後のパートになるほどプレイが激しくなる展開も聴きやすくて良いです。

射精シーンは全部で10回。
効果音と喘ぎ声大量、淫語そこそこ、ちゅぱ音はありません。
(少年の声無しの場合は喘ぎ声がなくなります)

機械に弱点を激しく責められる気分が味わいやすい作品です。
機械姦好きな人には強くおすすめします。

CV:紅月ことねさん
総時間 40:35

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は9点。
40分で1200円とやや割高なので-1してあります。