※2019年9月24日追記
現時点で既に公開は終了しており視聴できません。


Transparent Chorionさんで配布されている無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、催眠を使える機能を持つアンドロイドが
人形化をテーマにしたエッチな催眠を施します。

3人の男性から同時に責められるややハードなプレイが行われており
彼女は3人が彼の体をどのように責めているのか、その結果どのような快感が湧き上がってくるのかを
様々な暗示を駆使して上手に伝え、ドライオーガズムへと導きます。
アンドロイドの操り人形に
アンドロイドの催眠で女の子の人形になり男性たちに犯されるお話。

「いらっしゃいませ。ここは、人形やアンドロイドがお客様に安らぎの時間を提供する場です」
アンドロイドは淡々と話す穏やかな声のお姉さん。
アンドロイドが癒してくれる変わった施設にやって来た主人公に挨拶すると
彼女が得意としている催眠のサービスを提供します。

本作品は「催眠オナニー気持ちよすぎ まとめWiki」に掲載されているフリーの台本を
三森さんが音声化されたもので、彼女の言葉に心と体を操られる人形になりきり
男性たちの慰み者になる快感や幸福感を楽しみます。

台本製作者が不明のため私も聴く前はどんなものかと不安だったのですが
催眠の誘導スタイルや使用されている技術
そしてエッチの内容に至るまでかなり高いレベルを持っており
大手サークルさんの無料作品に近い満足度が得られます。
はっきり言って下手な有料作品よりずっと優れています。

2016年4月4日追記
台本製作者はササジマさんという方だそうです。

「全身に糸を結び付けられて支配され、ご主人様の意志のままに動く操り人形」
アンドロイド役を務める三森愛乃さんの演技もポイント。
普段は甘くぽわぽわした声で語りかけてくることが多い彼女も
今回だけは機械的と言いますか、感情を意識的に押し殺しながら演技されています。
レア度の点で彼女のファンなら一度は聴いておきたい作品と言えます。

催眠はおよそ22分間。
仰向けに横になった状態で最初に2分近く深呼吸をしてから
腕、足、胴体など体をいくつかのパーツに分けて脱力します。

「5本の指の先と手の甲に糸が繋がり、それを通して、手の力が抜けていく。 それに連れて、手が重く感じ始める。 まるで地面に引張られているよう」
今回受ける催眠の最終目的にあたる「女の子の人形化」に合わせて
彼女は早速体に糸を結びつけるイメージを交えて脱力を促します。
腕と足は細かく分けながら脱力してくれますから特に重さを感じるでしょうね。

「それに連れて、手が重く感じ始める。 まるで地面に沈んでいくよう」
「何かが乗っているかのように、左腕が重くなっていく」

また人形化の要となる要素なのを考えて、彼女はストレートな暗示以外にも
上のセリフのような比喩を交えて感覚を伝えてくれます。

他にも「重い」「抜けていく」といったキーとなる暗示を特に重く鈍く投げかけるなど
細かい部分にまで気を配りながら催眠を進めてくれています。
このあたりが先ほど本作品を「優れている」と言った理由のひとつです。

十分に体の力が抜けた後は軽いテスト。
彼女に言われた通りに手足を握ったり大きく深呼吸するのを繰り返します。

「まずは右手を握りましょう。ゆっくりとで構いません。 力強く握る必要もありません。軽く握りこぶしを作るだけで構いません。 そう、ゆっくり、ゆっくりと」
脱力した直後に体を動かさせることに疑問を感じる人もいるでしょうが
彼女はあくまで聴き手ができる範囲内で指示に従って欲しいと呼びかけます。
そしてこれは自分がどれだけ脱力できているかを確認するいい機会になります。

催眠に不慣れな人ほど自分が催眠に入っているか気づきにくいものです。
だからこそこういう場を用意したのだろうと私は考えています。
テーマに沿う形で無理なく進めてくれているところが素晴らしいです。

「頭を右に向ける。 右手を握り、 両手を開く。 右足の先を丸める。 大きく息を吸って、 両足の指を伸ばす」
「指示に従う度に、自分の頭で考えるのが面倒になる。私の声が心地よく聞こえてくる」

そしてこのシーンにはもうひとつの大きな役割があります。
彼女は様々な指示をわざと短い間隔で立て続けに与え
その合間に意識の力が弱まり自分の言うことにより従いたくなる暗示を投げかけます。

実際に聴いてみると軽い混乱状態と言いますか、頭の中が軽く揺れるような感覚がするはずです。
でもなぜか嫌な感じがしない、心地いい。
自分が催眠に入りつつあるのを実感しやすいシーンと言えます。

「お腹の筋肉はすっかり落ちて柔らかくなり、腰はくびれる。 お尻は少し膨らみ、 股間には女性器と、敏感なクリトリスができる」
そして最後はエッチに向けての準備に女体化をします。
約2分をかけて体の上から下までなぞるように行うシンプルなものです。
既に人形化しているおかげで生身に比べると受け入れやすさを感じます。

人形化してから女体化するシンプルかつ効果的な催眠です。
聴き手の体を女の子の人形に変えることを目的に
分割弛緩法、沈黙法、混乱法など古典催眠の技術をテーマに合わせてアレンジし
シーンごとにリラックスや催眠が深まる暗示を上手に投げかけます。
そして十分に深まったところで仕上げの女体化に取り掛かります。

個々の技術を行使する手順や方法、暗示の表現や方向性、そしてアンドロイドの演技に至るまで
あらゆる部分の完成度が高くすんなりと催眠に入ることができます。
体の脱力感は催眠でもかなり初期に味わう感覚ですし
テーマにもマッチしていて催眠音声初心者でも不思議な感覚が体感しやすいです。
深化シーンで味わう平衡感覚を失ったような気分も面白いです。

まとめると、誰にでも取り組みやすい親切丁寧な催眠です。
男性たちに求められる喜び
エッチシーンは16分30秒ほど。
プレイは乳首責め、手マン、クンニ、SEX(騎乗位)、アナルSEX、フェラです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「ここには、人形でも構わないから、というお客様もたくさんいらっしゃいますし。やってみましょうか」
催眠を使って主人公を女の子の人形へと作り変えたアンドロイドは
自分が興味を持っているSEXを観賞しようと3人の男性を呼び
彼らに彼女の体を好きにいじらせます。

エッチは男性たちが主人公を犯す様子を彼女が実況します。
最初の絶頂を迎えるまでの前半シーンはソフトな責めが中心。
3人のうち2人が乳首を、もう1人は股間を指でいじったり舐めたりします。

「二人のいやらしい指遣いにより、あなたは徐々に感じ始める。男たちが乳首を転がし、擦ったりする度に、乳首から甘い快感が全身へと広がる」
アンドロイドには性愛に関する機能がないため
催眠パートと同じく淡々とした口調で彼らの責める様子を語ります。
そして聴き手が主人公になりきって楽しめるように
各プレイにおいて感覚操作の暗示を比較的入念に入れます。

彼女の声が艶かしくなったりはしないので雰囲気は落ち着いています。
でも聴いているうちに体がだんだんと熱くなったりムズムズしてくるでしょう。
技術を使って感じさせる催眠音声らしいプレイが繰り広げられています。

対する後半は主人公が四つん這いの格好になり
男性たちが騎乗位、アナルSEX、フェラと3つの穴を同時に責めるハードなプレイ。
ここでは彼女が運動支配の暗示を入れて実際に腰を動かすように誘導します。

「ゆっくりと、お尻を上げて、抜けきる直前で下ろす。 上げて、下ろす。 男の人のものをあそこで上下に擦ってあげるように」
「先ほどイッてしまい、かなり敏感になったあなたはそれだけの動作もおぼつかない。動く度に、膣内から快感が湧き上がり、腰が砕けてしまいそうになる」

脱力具合によっては体がうまく動かせない人もいるでしょう。
彼女はそれすらも考慮に入れてこちらの心と体を操ろうとします。
ドライ系で実際に体を動かす作品自体が少ないですし個性も感じます。

「今のあなたの役目はお客様を楽しませ、気持よくすること。だから、その役目を果たしている今は、とても喜びに満ちた瞬間」
また彼女は今までの性的快感だけでなく
男性たちに犯されること自体に喜びを感じる暗示も入れてきます。
まるで道具のように自分の体を乱暴に扱われ、それでもなお相手を喜ばせることに幸せを感じる。
プレイを通じて心の人形化を進めているところが非常に面白いです。

このように、人形気分で複数人の男性を相手にするやや珍しいエッチが楽しめます。
堅実な作りの作品
テーマの人形化に従い催眠、エッチの両方を丁寧に進めている手堅い作品です。

エッチは苦手だけど催眠は得意なアンドロイドが
主人公の心と体を操る形で彼の欲求を満たします。

人形気分を味わえるように体の脱力感を重視した催眠
体の不自由を感じさせながら犯される喜びを与えるエッチ。
いずれも彼女が冒頭で宣言した「人形化」にマッチしており
聴き手が主人公になりきれるよう様々な技術を駆使して着実に進めています。

ここまで紹介した部分以外でもカウントの数え方や前後の暗示の入れ方が上手だったり
同じ脱力でもかける言葉や暗示の内容を微妙に変えていたりと
かなり細かいレベルで練られた催眠を施しています。
おかげで早い段階で体の重さが感じられたし、深化パートでも心地よい意識の揺れを感じました。
「聴きやすさ」という点では相当に優れたものを持っている作品です。

エッチについても1回目の絶頂はプレイの雰囲気を掴みつつ感度の強化を
2回目は人形気分をより味わえるように体を動かしながら犯される幸せを味わわせています。
プレイだけを見ると結構ハードだし陵辱的にも思えるのですが
心持ちが前向きなのでそれほどヤバさは感じません。
聴き手を大事にしながら楽しませるあたりに留めています。

絶頂シーンは全部で2回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

催眠、エッチどちらを目的に聴いても楽しめるバランスの良い作品です。
無料ですから興味を持った方は是非お試しください。

CV:三森愛乃さん
総時間 44:29

Transparent Chorion
http://chorion.sub.jp/?page_id=11