乳首道 -Chi-Qo-Bi-Do-

サークル「カジハラエム」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、男性の隠れた性感帯である乳首の開発を目的に
お姉さんが丁寧な催眠と変わったエッチを行います。

一般的な乳首開発に見られる指や器具で刺激を与えるスタイルとは違い
彼女にいじられる、あるいは舐められるイメージを通じて
性感を高めドライオーガズムへと導く催眠音声らしいプレイが楽しめます。
乳首の道を究めるために
お姉さんが催眠を使った乳首開発をしてくれるお話。

「乳首道。それは、手を使わず、精液を放たず、無制限の快楽へと至る、至高の色道」
お姉さんは明るくて穏やかな声の女性。
主人公に乳首道とはどういうものかを簡単に説明すると
まずは乳首で感じられる体になるように催眠を施します。

本作品はタイトルの「乳首道」からなんとなくイメージできるように
最初から最後まで乳首だけにターゲットを絞ったサービスが繰り広げられています。
催眠23分、エッチ40分とかなりエロ寄った作りになってるのですが
エッチシーンで彼女はおちんちんを完全に無視し
乳首だけを指でいじったり舐め続けて何度も何度も絶頂へと導きます。

さらに面白いのが聴き手が乳首を一切いじらないことです。
催眠の段階で彼女は特に両腕を入念に脱力し
エッチの最中でいじりたくなってもいじれない環境を整えます。

乳首開発と言えば乳首を指でいじって感じやすくするのが普通ですから
こういうスタイルでプレイを行うのは非常に珍しいです。
そして自分でいじらないからこそ、彼女の言葉で乳首の感度が変化する様子を楽しみやすくなっています。
具体的には乳首がムズムズしたり妙に熱っぽくなる感覚が味わえます。

催眠はおよそ23分間。
ベッドに横になり目を瞑った状態でまずはお馴染みの深呼吸を行い
その後は体を細かいパーツに分けてじっくり脱力し、軽さを感じさせます。

「いい感じです。体の中に綺麗な空気が取り込まれて、体の中の余計な力が抜けていきます」
「肩、上腕、肘、手首、手の指先、力がす~っと抜けていく。抜けていきます」

「いい感じです」「そうです。よいですね」など彼女がすぐそばにいるのを意識させるセリフを交えながら
「力が抜ける」「気持ちいい」とリラックスを促すセリフを上手に投げかけてくれます。
脱力も深呼吸をしながら行いますので、しばらくすると体のほぐれを感じるでしょう。
リバーブエフェクト有りのバージョンを聴いた場合は意識のぼやけもほのかに実感できます。

カジハラエムさんは販売数だけを見ると大手のサークルさんには及ばないのですが
催眠誘導に限って言えば大手に準ずるくらいの十分な実力を持っています。
今作では特に暗示のリズムにこだわって作られており
「ふわふわ」「じんじん」などの擬声語を適度に織り交ぜてセリフにリズムを持たせ
シーンごとに彼女が伝えたい単語をテンポよく投げかけています。

簡単に言えば心地よい語感のセリフが多いです。
これが彼女の言葉に対する無意識的な抵抗感を和らげ
催眠に入りやすい精神状態になる手助けをしています。

お次は左右の腕を中心に体全体へ重さと心地よさを感じさせます。

「あなたの右手が重くなります。重く。重く。重く。重くなって、ぴくりとも動かせない。動かせなくなります。」
直前に浮遊感を感じていたおかげもあって
実際に聴いてみると妙なだるさを感じる人がいるでしょうね。
特に腕は普段よく動かすからその違いを強く実感できます。
そしてこれは彼女の催眠に入りつつあることを表します。

カウントを数えるなどの明確な深化シーンがないので
自分が催眠に入っているかどうかがややわかりにくいのですが
このあたりまで来るとえらく眠いとか、体を動かすのがめんどくさいといった
日常生活とは少し違う感覚がある程度湧き上がってきます。

「女体に反応する男性器のように、勃起する。びく。びくん。優しく導かれて、天を突く」
「ガチガチに勃起したあなたの乳首を、(お姉さんが)見つめる。立派になった乳首を、見つめます」

そうやって催眠の感覚を適度に強めた後は最後の仕上げとして
エッチの主役になる乳首を勃起させ、感度も強化します。
私の場合は勃起せずムズムズする程度でした。
これまでの流れがリラックスに特化しているので勃起しにくいように思えます。
実際にいじるわけでもありませんし感度は上がるので問題ないでしょう。

十分にリラックスさせてからエッチに必要な暗示を入れるシンプルな催眠です。
イメージ力と乳首の感度を高めることを目的に
古典催眠における定番の技術を繋げて少しずつ確実に催眠を深めます。
個々の工程にじっくり時間をかけ、さらに彼女がセリフの間を取りながら語りかけてくれるので
のんびりした気分で無理なく取り組むことができます。

最中の暗示の入れ方も上手ですし、特に脱力感を強く感じるのはないでしょうか。
そしてエッチでも暗示をリズミカルに入れてくれるので催眠状態を維持しやすいです。
目的を見据えつつ催眠そのものも楽しめるように作られています。

まとめると、誰にでも聴ける親切で的確な催眠です。
乳首だけを集中攻撃
エッチシーンは40分ほど。
プレイは乳首責め、乳首舐めです。

乳首責めの際に効果音が鳴ります。
セルフはありません。

「あなたの勃起した乳首に、手を伸ばします。柔らかそうな手が、細くて長い指先が、あなたの乳頭に近づきます」
催眠を使って主人公の乳首を敏感にしたお姉さんは
自分が乳首を責めているイメージを使って気持ちいい感覚を与えます。

エッチは彼女が乳首を3種類の手段でとことん責め立て
ある程度気持ちが高まったらカウントを数えてドライ絶頂する。
これを数回繰り返して乳首の気持ちよさを楽しみます。

最初に登場するのは指での責め。
乳首を擦るときは「しょりっ」という軽い摩擦音、摘むときは「すすっ」と滑らかな音を鳴らし
それらとセリフを組み合わせてプレイの様子をイメージさせてくれます。

「弱くつまめば、優しく、のけぞる。強くつまめば、勢いよく、のけぞる」
「擦って、擦って、擦る。左にねじって、右にねじる。擦って、擦って、擦る。右にねじって、右にねじる」

彼女はエッチに入っても上のセリフのようにテンポよく言葉をかけます。
効果音も鳴るのでちょっとした音楽を聴いている感覚がするでしょう。
彼女の責めっぷりもイメージしやすく自分のこととして捉えやすいです。

ですが、効果音をトリガーに感覚を操作するプレイをしているのに
事前に「擦る音を聞くとピリッとした痺れが走ります」など
効果音に暗示を入れていないのがちょっぴり残念です。
これがあったらもっと臨場感のあるプレイが楽しめたかもしれません。

「舐めれば、舐めるほど、乳首の感度が上がっていきます。舐める度に、声をあげる。舐める度に、体がびくんびくん。」
開始から15分近く経つと次なるプレイとして乳首舐めが加わります。
水分控えめでハイペースなちゅぱ音は効果音に比べてずっとエロく
セリフも使ってもっともっと感じられるようにサポートしてくれます。

少し後に始まる最初の絶頂シーンでは、一般的なドライには及ばないものの
脳内が瞬間的に晴れ渡るスッキリした快感が走りました。
乳首でイクというよりは脳イキの色が強い絶頂感です。

「たまらない、快感。我慢できない、快感。耐えられない、快感。それが、あなたの乳首から全身に走り続けます。まだまだ、走り続けます」
また終盤に差し掛かると2分近く断続的にイキ続ける変わったプレイも登場します。
こちらも小さめの快感が脳や股間にじーんと響く感じですね。
時間が長いのでお腹の筋肉が引き締まって軽く痛くなるかもしれません。

このように、乳首を責められるイメージだけでドライを誘発するエッチが繰り広げられています。
変わったタイプのドライ系作品
乳首開発には不向きなのだけど、ドライオーガズムは比較的楽しみやすい作品です。

優しいお姉さんが一歩一歩手順を踏む形で
催眠誘導や乳首特化のエッチをきめ細かくリードします。
リラックスをしっかりさせて暗示を受け入れやすくしてから感度を上昇させる催眠
その流れを維持しつついくつかの手段で乳首を責め、イかせるエッチ。
タイトルの「乳首道」に相応しい面白いサービスを提供してくれます。

乳首を扱うプレイは自分でいじる場合がほとんどなため
乳首の開発具合によって得られる快感に大きな差が生まれる傾向があります。
しかし本作品は完全にイメージでエッチをしてますから
そういったハンデが発生しにくく、結果的に誰でも安定した満足度が得られます。
催眠の技術を使って乳首プレイのハードルを下げているところが素晴らしいです。

気になった点を強いて挙げるならエッチの開始前にもう少し準備が欲しいです。
ノーハンドのプレイとなるとどれだけ気持ちを高められるかがカギになりますから
いきなりエッチをするのではなく、エッチを有効に進める暗示を事前にいくつか入れて
それから臨んだほうが結果的に充実したプレイが楽しめたでしょう。
ここがしっかりしていれば絶頂シーンの快感がもっと大きくなっていたのではないかなと。

絶頂シーンは4回+α。
くちゅ音とちゅぱ音そこそこ、淫語ごく僅か、喘ぎ声はありません。

独自の切り口でドライへと誘導してくれる作品です。

CV:紅月ことねさん
総時間 1:08:06

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります