【耳かき・耳舐め音声】たまゆらの宿 かさね

サークル「ネモン℃」さんの同人音声作品。

今回紹介する同サークルさんの処女作は、静かで落ち着いた夜の宿を舞台に
ほんわかした店員さんが4種類の癒しとエッチなサービスを行います。

冒頭からバックで流れ続ける虫の声、シーンに応じて小まめに変化する彼女との距離
サービスの最中に流れる静かで落ち着いた効果音など
聴いてるだけで自然と癒しを感じる雰囲気作りに力が入れられています。
疲れた者だけが訪れる不思議な宿
たまゆらの宿の店員「かさね」が心のこもったご奉仕をするお話。

「あっ おはようございます 目、覚まされたんですね」
かさねは可愛くて穏やかな声の女の子。
ある日の夜、たまゆらの宿で目覚めた主人公に挨拶すると
疲れた彼の心身を癒す様々なサービスをします。

本作品は彼女が背中のマッサージと耳かきをした後
耳舐め&手コキでおちんちんのお世話をし、最後に一緒に眠りにつきます。
18禁作品なのでエッチシーンもあるにはあるのですが
総時間67分のうち7分程度とかなり短くなっています。
基本的には癒しを目的とした作品です。

そして聴き手がたまゆらの宿にいる気分を味わえるようにと
音声開始からシーンに応じて多種多様かつリアルな効果音が流れます。
具体的には夜を感じさせる虫の鳴き声、2人が体を動かす際に鳴る布の擦れる音
マッサージや耳かきの主役となる効果音です。

新規のサークルさんだとクオリティに難のあるケースが多いのですが
本作品は音質に限って言えば初めて作ったとは思えない高いレベルを持っています。
音ごとの組み合わせ具合がしっかりしており作品に統一感があります。
実際に聴いてみると静かな印象を抱くでしょうね。

「明日からスッキリと また頑張れるように 疲れて元気の無いそのお顔を 私がプルンプルンになるまで癒して差し上げます」
そして場の雰囲気が生み出す癒しをかさねのキャラがさらにパワーアップさせています。
たまゆらの宿は疲れた人が偶然訪れる場所なので専門店ではありません。
だから彼女は序盤から店員よりも友人や恋人に近い態度で接してきます。
田舎の女性らしいのんびりした口調も心をほぐしてくれます。

またシーンによって声の位置や距離が小まめに変化します。
特にマッサージとエッチで登場する耳の甘噛みや耳舐めは声の距離が非常に近く
その息遣いからはほんのり熱が感じられます。
リップノイズ(口を動かす際に鳴る微かな唾液音)をわざと残しているのも密着感を出したかったからなのでしょう。

様々な音と彼女の声を使って若干家庭寄りのサービスを行っています。
効果音を中心とした癒しのサービス
彼女が最初にしてくれるサービスはマッサージ(約11分)。
手にローションをまぶし、うつ伏せになった主人公の背中をゆっくり揉みほぐします。

マッサージは「すりゅっ くちっ」と水分控えめの滑らかな水音が使われており
上下に往復させたり円を描いたりする動きをします。
音の質感、動きいずれもリアルと言えます。
本作品のサービスは全体的にかさねのセリフを減らし
そのぶん効果音を集中的に聴ける作りになっています。

「だってこれ…当ててるんですよ? 絶対 絶対わかっちゃってます」
しかしパート中盤に差しかかると彼女が服をはだけさせ
おっぱいを背中に押し付ける大胆なご奉仕を始めます。
直接的な表現はされてませんが、彼女のセリフと最中の息遣いの変化でなんとなくわかります。
さらにもう少し経つと左右の耳に甘噛みを始めたりもします。

ストレートな癒しからやや脱線しているようにも思えますが
彼女の存在をアピールする手段として有効なのは確かです。
甘噛みの音がソフトですからここで射精するのはさすがに無理だと思います。

次に登場するのは癒し系音声では定番の耳かき(約21分)。
膝枕の状態で最初におしぼりで左右の耳を拭いてから
左耳→右耳の順に耳かき棒と梵天を使ってお掃除します。
息を吹きかけるシーンはありません。

耳かき棒は「ずりずり じじっ」という細く乾いた音
梵天は「すりゅっ さすさす」という滑らかで軽い音が使われており
前者は耳の縁に沿ってゆっくりなぞるように、後者は耳全体を撫でるように素早く動きます。

音の感じや力加減については十分に耳かきらしさがあります。
しかし耳かき棒の動かし方が正直イマイチに思えます。
具体的に言うと耳かき棒の動くスピードが常に遅く変化もほとんどないことや
効果音に途切れがまったくないのが不自然です。

少なくとも私には耳かきではなく耳の中をマッサージされてるように聞こえました。
耳垢を取り出すにはスピードと力の両方が不足しています。
使用する器具が綿棒ならこの動きでも良かったのですが…。
また耳かき棒でのお掃除を考えれば普通は元の位置に戻す際に多少の無音が発生します。
この動きでは残念ながら耳垢を耳の外に取り出すのは無理でしょう。
初々しさを感じるソフトなエッチ
エッチシーンはおよそ7分間。
プレイは耳舐め、手コキです。
手コキの際にリアルな効果音が鳴ります。

「耳 かさねが 心を込めてご奉仕いたします」
耳かきの後改めて服を脱ぎ、肌を密着させながら甘噛みをしていたかさねは
途中で彼のおちんちんが勃起してるのを確認すると
それをしごきながら耳を舐める責めへと切り替えます。

エッチは彼女がご奉仕する形で進みます。
ここでのポイントは彼女が初々しい反応を見せてくれること。
彼女は元々本格的なエッチまでする予定がなかったらしく
彼の勃起を見たときや手コキの最中にちょっぴり当惑した様子を見せます。
反応を見る限りおそらく処女なのでしょう。

「びくびくってしてて 熱くて すごいですぅ」
それでも彼をスッキリさせるために一生懸命頑張るところがいいですね。
手コキのペースは不得手さを出すためにゆっくりなものの
彼女の息遣いが明らかに荒く、この行為に興奮しているのが伝わってきます。
ストレートなエロは控えめにしてその分彼女にご奉仕されてる雰囲気を出しています。
癒し系音声で有名な「道草屋」シリーズに登場するエッチによく似ています。

癒し重視の作品、しかも時間が短いことから
このシーンだけで抜けるかと言われれば首を捻ります。
ですがプレイの様子は十分にリアルと言えます。
物語や彼女への熱中度によって興奮具合が変わるプレイかなと。

このように、初々しさを前面に押し出したエッチが繰り広げられています。
雰囲気作りがしっかりしている作品
様々な音が生み出す静かで落ち着いた雰囲気と
かさねの素朴でほのぼのとしたキャラが癒しを与えてくれる作品です。

虫の音しか聞こえない人里離れた静かな場所を舞台に
優しくて献身的な女の子が自らの体も使ったご奉仕をします。
その様子をできるだけリアルに楽しんでもらおうと
サービスだけでなく個々の動きに対しても細かな効果音を鳴らしています。

現在では当たり前に感じるこの演出も処女作の段階でクリアするのは簡単ではありません。
音質に関しても実際のものに近い十分なクオリティを持っています。

「私は いつまでもここにいいます いつでも あなたを待っています」
そしてかさねの飾らない態度も女性にお世話される別の癒しを与えてくれます。
音重視なのでボイスドラマに比べるとキャラが弱くなってるものの
特にエッチシーンでは彼女らしい一面を見せてくれます。
男性経験に乏しい女性が一生懸命おちんちんをしごく姿はやはりいいものです。
事後に精液を不思議そうに眺める様子もそそります。

しかし処女作故の粗さもいくつか見られます。
中でもサービスのキーとなる耳かきの品質に難があるのが痛いです。
またエッチの展開やプレイ内容が道草屋に酷似してるのも気になります。

たまゆらの宿は専門店ではないそうですから
その部分を活かしてもう少し思い切ったことをやってみるのがいいんじゃないかなと。
今の内容では専門店の域を出ていないと思います。
おっぱいを押し付けるシーンはプレイと呼ぶには表現がソフト過ぎます。
たまゆらの宿ならではの要素が今後生まれることを期待したいです。

癒される雰囲気作りを大事にしたオーソドックスな作品です。

CV:橘まおさん
総時間 1:07:47

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります