和装のお姉ちゃんが僕に優しく囁いてくる

※2021年3月30日追記
本作品は2021年3月29日に販売を終了しました。


サークル「タロイモ本舗」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、和服姿がよく似合う上品なお姉ちゃんが
変わった性癖を持つ弟にエッチなご褒美やお仕置きをします。

囁き声で語りかけながら優しくいじめるややM向けのプレイが行われており
彼女は最初は上品に、後になるほど下品な単語を交えながら
彼が興奮できるように時には優しく、時には厳しくおちんちんを責め上げます。
和服美人のちょっぴり下品なおもてなし
姉の立華 葵(たちばな あおい)に性欲処理のお手伝いをしてもらうお話。

「…よく来ましたね そこにお座りなさい」
葵は甘く上品な声のお姉さん。
実の弟にあたる主人公を呼び出すと
彼が隠していたエロ本を差し出し、その内容について問い詰めます。

本作品は女性になじられるプレイを好むMな弟の性欲を満たすために
彼女が3つのパートに渡って密着し囁きながら責めてくれます。
タイトルにもなってるくらいですから当然ボリュームもかなりのもの。
調べてみたところ総時間53分のうち約41分30秒間彼女が囁き声で話しています。

バイノーラル録音ではないのでそれに比べると音質はやや劣るのですが
彼女の持つ上品な声や息遣いには生々しさがあります。
年上キャラを得意とされている大山チロルさんらしい艶っぽい演技が光っています。

そして彼女に囁かれているシチュを最大限に活用して
エッチの際は彼女がパートごとに違ったタイプの言葉責めをしてくれます。

プレイだけを見ると手コキ、オナニー、手コキとかなりソフトな部類に属するのですが
彼のM心をくすぐる軽めの罵声を浴びせかけたり、逆に存分に甘やかしたりして
こちらの射精したい欲求を執拗にくすぐってくれます。
セリフの質や投げかけてくるタイミングが洗練されている作品だと思います。

「欲望をある程度発散しておけば 間違いを犯すこともないでしょう」
エッチの相手をしてくれる葵はまさに大和撫子と呼ぶのが相応しいキャラ。
凛とした声と口調で語りかけながら彼のおちんちんを時には優しく、時には厳しく責め立てます。
彼女としては彼のMな性癖を改善するために厳しく接したいのでしょうが
彼に甘えられるとどうしても拒絶できない甘さも持っています。

そんな彼女の気持ちを反映するかのように
甘い雰囲気ながらも手厳しいシーンが一部で登場するややM向けのプレイが行われています。
簡単に言えば「優しくいじめてくれる」プレイです。
年上の女性にそうされるのが好きな人はきっと楽しめるでしょう。
心と体をバランスよく責めるエッチ
エッチシーンは3パート36分ほど。
プレイは手コキ、耳舐め、オナニー、玉揉み、乳首責めです。
手コキ、オナニー、射精の際にリアルな効果音が鳴ります。

「それでは 触りますよ …んっ …あぁ なんだか不思議な触り心地ですね」
主人公に服を脱ぎ、おちんちんを晒すように言うと
葵は不慣れな手つきでそれに触り、ゆっくりと刺激を与え始めます。

エッチは終始彼女に責められたり指示を受ける形で進みます。
彼女がお嬢様、しかも今回初めておちんちんに触れる処女なため
服を脱いだりおっぱいを揉む、といったシーンは一切ありません。
しかし前項で説明した言葉責めとやや激しい肉体への責めで彼をしっかり満足させます。

最初の「囁き耳舐め手コキ編」はしばらく手コキをしてから
囁きと耳舐めを追加するオーソドックスなプレイ。
「にちゅ くち」という粘液質の水音を最初はゆっくり、後になるほど速く鳴らしながら
彼女が耳元で熱っぽい吐息や下品なちゅぱ音を聞かせてくれます。

「強く責められて興奮するなど…やはり貴方は 被虐趣味があるようですね」
「ほら ふぅーっ…。股間も 硬くしてしまって…息も荒くなって…。あーあー はぁ… なんてひどい姿…」

この時点での葵はエッチに関する知識や技術がほぼないため
他の音声作品に登場するような心をえぐる言葉責めは特にしてきません。
その代わりM男に成り果ててしまった彼を残念そうな表情で眺めます。
ある意味ストレートな反応なので、現在の状況も相まってちょっぴり恥ずかしさを感じます。

「いいですよ 姉様はこうして… 耳を 舐めていますから… お好きなだけ 出しなさい」
ですが、そんなどうしようもない彼を彼女は最後にしっかりと受け止めてあげます。
ただ突き放すのではなく、その後抱きしめてくれるから本当に心が満たされます。
ややM向けのプレイに甘やかし要素を織り交ぜた珍しいプレイですね。

続く「隠語囁きオナニー編」は数日後のお話。
再び呼び出した主人公に変わった趣向のプレイをしようと提案した葵は
彼にオナニーをさせながら淫語を交えたサポートをしてあげます。

「私が許可するまで… おちんぽから ザーメン… ぴゅっぴゅしちゃ めっ、ですよ」
「睾丸に溜まった精子が 尿道をぐぐぅーってのぼって…。勢いよく どぷどぷどぷどぷ… 射精 射精 射精…」

前のパートでは一切言わなかった「おちんぽ」「ザーメン」などの単語を
いつも通りの上品な声で言われるとかなりの破壊力があります。
そして射精したくなっても最後の最後まで我慢するよう言います。

一見手厳しいプレイに思えるでしょうが
普通に射精させてしまったら彼を心の底から満足させることはできません。
だから敢えてこういう意地悪をして気持ちよく射精させてあげています。
その証拠に彼女は最後にぎゅっと抱きしめながら彼の射精を見届けます。
愛する人を存分にもてなすプレイだから気分よく抜けるし事後も余韻に浸れます。

最後の「意地悪赤ちゃんプレイ編」は彼の机の上にあったその手の本を読んだ葵が
主人公を抱き寄せて手コキをしながら赤ちゃん言葉を投げかけます。
彼女は一切脱がないので授乳プレイはありません。

「ほら おちんちん出して いい子いい子ちまちゅからね」
「ほら 乳首つまんで くりくりくりぃ… いけない子 乳首で感じる いけない変態さん」

ここでは通常の赤ちゃん言葉に加えて言葉責めもしてくるのがポイント。
ただ甘やかすのでは満足できない彼のためを思ってのことでしょう。
プレイについても後半は竿と亀頭を同時に責める激しいタイプの手コキが登場します。
今までと違った彼女の言葉使いが新鮮さと別方向の興奮を呼び起こしてくれます。

このように、パートごとに言葉責めの方向性を切り替えたプレイが繰り広げられています。
甘い雰囲気を持つややM向けの作品
上品なお姉ちゃんが繰り出す様々な言葉責めと
彼女に優しくいじめられるシチュ&プレイが魅力の作品です。

葵は普通のエッチではもう満たされない心と体になってしまった主人公に対し
自分なりに勉強しながら彼が喜びそうなセリフを何度も何度も囁きます。
プレイのほとんどが囁き声なので雰囲気はとても穏やかなのですが
言葉責めの質やおちんちんへの責めっぷりは明らかにMを意識したものになっています。
この2つの異質な要素を上手に織り交ぜ、ひとつのプレイとして成り立たせているところがとても面白いです。

セリフについても最初はおぼつかない感じ、次は淫語中心、最後は赤ちゃん言葉と
彼女の性に対する知識の蓄積具合に合わせてきちんと変化させています。
おかげで同じ囁きながら責めるプレイでも随分違った印象を受けます。
名家のお嬢様が上品な声で下品な言葉を言う点もすごく興奮します。

対するプレイは最初のパートだけはゆっくり目に抑えて
あとの2パートはMが満足できるレベルの意地悪さを持たせたものにしています。
といっても彼女がそんなにエッチに詳しくないですから寸止めとかはありません。
ちょっぴり我慢させて射精感を大きくするあたりに留まっています。
雰囲気も合わせるとやはりややMの人が一番楽しめるかなと。

射精回数は各パート1回ずつの合計3回。
淫語とくちゅ音それなり、ちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

年上の女性が優しさと厳しさを持って愛してくれる作品です。
囁き好き、ちょっぴりいじめられるプレイが好きな人には特におすすめします。

CV:大山チロルさん
総時間 53:28

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります