【イヤホン必須】みみもと☆あだると放送局ver1【バイノーラル録音】

サークル「シロクマの嫁」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、ニコニコ動画などで行われている生放送形式をとりながら
声優の伊ヶ崎綾香さんが様々なエッチな話題を提供します。

視聴者たちが実際に観ていることを想定した演出や
パートごとに内容を切り替えながらプレイをする展開など
一般的な音声作品とは違った切り口でエッチな気分を盛り上げてくれます。
生放送気分をリアルにお届け
伊ヶ崎さんがネットでエッチな生放送をするお話。

「はいっ どもども 皆さんこんばんわでーす」
伊ヶ崎さんは明るくて可愛い声のお姉さん。
音声チェックをしてから「アダルト放送局」の開始を嬉しそうに宣言すると
第1回目に行う射精管理放送の内容について簡単な説明をします。

本作品は現在ネットで数多くの方々がやられている生放送をテーマに
彼女が合計2時間に渡り5つのエッチなテーマについて語ったり演技したりします。
彼女自身がニコニコ動画で定期的に生放送をしてますし
それをそのまま音声化したような作品と思ってください。
18禁ですからもちろんほぼ全部のパートにエッチな表現が登場します。

「お、お待たせしました? してない してないかな? どっちだろうね」
本作品が他の同人音声作品と決定的に異なる部分は細かな演出。
彼女が多くのシーンで普通に会話をするような口調で語りかけてきたり
マウスをクリックする音や体を動かした際に鳴る布の擦れる音が入っていたりと
実際の生放送にできるだけ近く感じられるような工夫が随所でされています。

シロクマさんは元々カッチリしたシナリオを書かずにアドリブでやられるサークルさんなので
最中の話しぶりやお話の進め方も違和感がなく安心して聴けます。
お話やプレイの内容も視聴者に楽しんでもらうことを想定したものばかり。
現在のネット事情を反映した珍しいテーマの作品としてかなりの完成度を誇ります。

もうひとつの大きな特徴は囁き声が非常に多いこと。
調べてみたところ2時間ある本編の中で約72分間彼女が囁き声で語りかけてくれます。
バイノーラル録音のおかげで軽く風圧を感じるほどのリアルさがあり
作品の臨場感を上げるのに大きく貢献しています。
パートごとにまったく違ったスタイルで行うエッチ
エッチシーンは4パート96分ほど。
プレイは擬似耳舐め、擬似フェラ、寸止めオナニー、エッチな質問、キス、乳首舐め、手マン、食べ物を舐めるです。
エッチな効果音はありません。

「すべては私の機嫌次第、となりますので 頑張ってね」
第1回目に行うプレイのルールを簡単に説明すると
伊ヶ崎さんは視聴者たちに普段のペースでオナニーを始めさせ
自分は左右両方から同時に耳を舐め始めます。

エッチはパートごとに掲げたテーマに沿って行われます。
第1回目の「射精管理放送」パートは彼女に射精のタイミングだけを指示してもらい
その合図が出るまでおちんちんをしごき続けるややM向けのプレイ。
設定的に物理的な接触ができないため、彼女は主にエッチなちゅぱ音で射精を後押しします。

「えっと… 「お気に入りの画像を見ながらでもいいですか?」 いいよ おっけー」
そして前項で説明した「生放送らしさ」を感じる演出が早速登場します。
例えばこのパートだとプレイ開始を宣言する前に2分ほど耳舐めをするとか
視聴者のコメントにその場で回答する、といったものです。

前者は放送開始直後だとまだ視聴者が少ないため
彼らが揃い、準備が整うまで待つのが主な目的と思われます。
無駄なシーンをわざと設けてリアルさを出しているわけです。

「気持ちいい? でもストップ おちんちんシコシコするのをストップ」
プレイの方は最初は普通に、しばらくするとやや速くしごく指示を出し
射精しそうになったところで手を離させたり根元を掴んで射精を食い止めさせます。
特に終盤はかなりハードですから途中で暴発する可能性がそれなりにあります。

彼女が鳴らす耳舐めやフェラ音もなかなかにエロく、射精したい欲求を掻き立ててくれます。
個人的には全編を通じて最も実用性の高いパートだと思います。

第2回の「何でも質問放送」パートは視聴から寄せられたエッチな質問に彼女が答えます。
何かプレイをするわけではないのですが、結構突っ込んだお話もされてますので
女性がエッチな独白をするシチュとして考えれば抜ける要素は十分にあります。

「いや ちょっと待ってこれさ むしろさ (ショタを)食わない人いるの? 逆に私が訊きたいんだけどさ」
質問の内容は異種姦、触手といったややニッチなものから
彼女がオナニーに使っているオカズや初オナニーの年齢といったプライベートなものまでさまざま。
それらのすべてに彼女が堂々と答えてくれます。
恥ずかしがらずに自分の好みを語るあたりが伊ヶ崎さんらしいですね。

第3回の「アドリブ放送回」は打って変わってエロボイス色の強い内容。
視聴者から寄せられたシチュのリクエストに応える形で
ヤンデレな彼女が彼氏を愛する様子をエッチにお届けします。
こんな感じで本作品はパートごとにプレイの内容や雰囲気をガラリと切り替えながら進めています。

「そのまま私のこと考えて 気持ちよーく射精してね」
プレイの内容は体を拘束された彼氏に彼女がちょっぴり意地悪な責めをします。
テーマはヤンデレですけどヤバイと感じるシーンはほとんどなく
こういったジャンルが余程苦手な方でもなければ普通に聴けるでしょう。

前半はキス、耳舐め、乳首舐めといったちゅぱ音を中心に
後半は彼の指をおまんこに入れて喘ぐ、精液を美味しそうに飲む息遣いを楽しませてくれます。
エッチする様子をそのまま演技してますからここも抜きどころです。

そして最後、4回目の「色々舐めてみた(意味深放送」は
2種類の食べ物をおちんちんに例えてエッチに舐める擬似プレイ。
当然のようにちゅぱ音を鳴らすシーンが非常に多く
彼女が舐めてくれているイメージを膨らませやすい環境が整っています。

「白くて甘い そして太いです」
具体的に何を舐めるかは伏せますが
どちらも食べ物なのでおちんちんやディルドを舐める音に比べると大人しいです。
本格的なフェラを期待するとやや物足りなく感じるかもしれません。
「コンセプトは面白いんだけどエロさはイマイチかな?」というのが個人的な感想です。

このように、パートごとにまったく別のテーマに取り組む個性的なエッチが繰り広げられています。
雰囲気を楽しむ作品
伊ヶ崎さんと一緒にエッチな時間を過ごす気分が味わえる作品です。

開始直後の挨拶や視聴者との簡単なやり取り、さらにはエッチな音を聞かせて興奮させるプレイなど
生放送という枠組みに沿ってすべてのプレイが組み立てられています。
一部でストレートなエロとはやや異なるプレイをしているシーンがあるものの
全体的に音の質が高く囁き声やちゅぱ音が好きな人なら普通に楽しめます。
特に第1回は3種類のちゅぱ音が同時に鳴る密度の高いプレイが登場します。

その一方で第2回のような伊ヶ崎さんの趣味全開なパートもあったりします。
彼女は声優さんの中でもかなりオープンな方なので
人によってはイメージが崩れるとか、幻滅する部分があるかもしれません。
それを考えるとやや大衆性に欠けようにも思えます。
中の人がやりたいことをそのまま形にしているような作品ですね。

エッチは第1回と第3回が抜きやすいです。
第2回と第4回はエッチな要素を交えているのだけど股間に響きにくいかなと。
明確な射精表現があるシーンは全部で2回。
ちゅぱ音多め、淫語そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

生放送の持ち味を活かしながらエッチに繋げている面白い作品です。
2時間超で700円とコスパがいいのもポイント。
伊ヶ崎さんのファンな人、ちゅぱ音や囁き声が好きな人には特におすすめします。

おまけは「ぺろぺろ☆これくしょん!最新版」、NG集、次回作の体験版などです。

CV:伊ヶ崎綾香さん
総時間 本編…2:02:26 おまけ…34:15

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります


追記
作品自体の点数は8点。
コスパがいいので+1してあります。