体感音声シリーズ「カノジョの囁きこれくしょん」

サークル「Brain Junction」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、明るく人懐っこい彼女が至近距離で語りかけながら
主人公にエッチな悪戯をする4つのお話が収録されています。

バイノーラル録音の長所を活かした臨場感抜群の声
シーンに応じて変化するリアルな効果音と環境音など
雰囲気作りに力を入れて彼女が実際に目の前にいる気分にさせてくれます。
恋人と過ごす甘くエッチなひと時
カノジョと4つのシーンでイチャイチャするお話。

「窓を開けてたら 海の匂いがするね」
カノジョは甘く明るい声の女の子。
主人公と一緒に夜の海へドライブにやってくると
彼に差し出された大好物のココアを美味しそうに飲みます。

本作品は海辺でのドライブ、遊園地の観覧車、カノジョの家のお風呂、昔2人が通っていた学校の教室と
パートごとにまったく別の場所で2人が話をしたりエッチする短編集。
長いもので10分、短いものだと6分とそれぞれのお話をコンパクトにまとめ
その中で2人がとても仲良く付き合っている様子がリアルに描かれています。
ちなみにすべてのパートにエッチシーンがあります。

彼らのやり取りをリアルに感じる大きな要因は声や音の臨場感が非常に高いこと。
バイノーラル録音による声のリアルさに加えて
どのパートも彼女が小まめに位置を変えながら至近距離で語りかけてくれます。
特に囁き声やエッチの時に漏れる息遣いが生々しく、彼女の存在を近くに感じることができます。

効果音や環境音の存在も2人のいる場を大いに盛り上げてくれます。
ドライブ中は車のエンジン音、遊園地ではガヤ音が鳴り
それらがシーンに合わせて切り替わったり遠ざかったりします。
Brain Junctionさんは活動開始初期からこれらの音に定評のあるサークルさんですから
一般的な作品よりもその場にいる気分が味わいやすいです。

「大好き …ココアのことだよ? 勘違い…した?」
「あんまりこっち見ないでよ そんなに見られたら…ドキドキしちゃう」

今回一緒に過ごす彼女はどこにでもいる普通の女の子に近いキャラ。
主人公にちょっかいを出して反応を楽しむちょっぴり意地悪な顔を見せたかと思えば
彼に裸を見られて恥ずかしがる乙女なところも持ち合わせています。

どのパートもいきりなエッチをするのではなく
多少会話をしてお互いの気持ちが盛り上がった後にする展開も自然で良いです。
恋人の関係にある一組の男女の他愛もないひと時を違和感なく描いています。
ソフトだけど温かみのあるエッチ
エッチシーンは4パート合わせて19分30秒ほど。
プレイはハグ、乳揉み、性器の相互愛撫、キス、フェラ、手コキ、SEX?です。
乳揉み、性器の相互愛撫、フェラ、手コキの際にリアルな効果音が鳴ります。

「なんか暑くなって来ちゃった 服邪魔だね 脱がせてあげる」
車のシートを倒し、ココアを飲みながら休憩していると
体が火照ったカノジョは主人公の衣服を脱がし、自分も脱いで抱き合います。

エッチは基本的には彼女がリードし、お互いの性器を責め合うプレイが時折入ります。
最初の「海辺のドライブデート。」パートは抱き合ってから彼が彼女のおっぱいを揉み
気分が高まったところで彼女は直に、彼はパンツ越しに相手の性器を刺激します。

ちなみに本作品のエッチは各パートとも2~3種類のプレイがあるため
個々のプレイ時間は短く、プレイ自体も比較的ソフトな描写に抑えられています。
エッチそのものよりも彼女と触れ合っている雰囲気を重視している感じです。

「激しく …そう もっと はぁ はぁ すごく感じてきちゃった」
しかし様々な演出によってプレイの臨場感はかなり高いと言えます。
例えばこのパートでは彼女が手コキをした際に最初は「こすこす」と微かな摩擦音だったのが
少し経つとカウパーが出てきたのか「にちゅっ」と粘液質の水音が混じります。
またおまんこをいじられた時に漏らす彼女の荒い息遣いも温もりが感じられるほどに生々しいです。

続く「観覧車の中」パートも舞台は家の外。
夕方に観覧車に乗り込み、夕日をのんびり眺めてからキスやフェラをします。
こういう場合、他人に見られるスリルを意識させながらエッチする作品もありますが
本作品ではそういった要素は特にありません。

「ねぇ 目 閉じて 約束の…キス」
「ゴンドラが頂点に達したらキスをする」と約束し
しばらく語り合ってからキスを合図にエッチに突入する展開がいいですね。
抜き場のフェラがセリフ多めでちゅぱ音をほとんど鳴らしてないのが残念ですが
2人が思い出作りにエッチをするシチュは恋人らしさに溢れています。

このように、恋人らしいあまあまな雰囲気漂うソフトなエッチが繰り広げられています。
恋人気分が味わえる作品
全編を通じて感じられるカノジョの親しげな態度や
場を引き立てる様々な音によって上手に物語の世界に引き込んでくれる作品です。

パートごとに場所やシチュを小まめに切り替え
その中で場に応じた話題やセリフ、音を駆使して世界観を作り上げています。
音声作品の場合どうしてもプレイを重視したくなるものなのですが
本作品ではキャラや背景といったストーリー部分に力を入れながらエッチを進めています。
おかげで彼女に語りかけられている、寄り添われている幸せな気分を味わうことができました。

しかしその一方で18禁音声の要とも言えるエロがかなり弱くなっています。
各パート3~5分とエッチの時間が短いこと、プレイ自体がソフトなこと
淫語や喘ぎ声といったエロの要素が少なく表現もマイルドなことが主な要因です。
そんなわけでどちらかと言うと抜きよりも癒しを目的に聴く作品だと私は考えています。

個人的にはこの作りなら各パートのプレイを1つに絞りこみ
それぞれで別のプレイをしたほうがエロボイスとして形になったように思えます。

シチュの関係で仕方ないところもあるのですが、4パートすべてで手コキが登場し
さらにその中の3パートで射精に結びつくプレイにしているのも気になりました。
あと恋人同士なのにキスシーンがほとんど無いのも残念です。

ちなみにプレイ一覧に「SEX?」と書いたのは
「誰もいない教室で・・・。」パートの終盤にそれっぽい表現があったからです。
少なくとも私には手コキかSEXかの判別がつきませんでした。
射精シーンは全部で3回。
くちゅ音そこそこ、淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声ごく僅かです。

恋人と一緒にいる雰囲気を非常に重視している作品です。
人の優しさや温もりに飢えている人におすすめします。

CV:沢野ぽぷらさん
総時間 34:44

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります