癒し系お姉さんメイドのサディスティックご奉仕

サークル「MASOINWASH」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、普段は温厚だけどエッチではSっ気を発揮する変わった性格のメイドが
愛するご主人様のためにエッチなご奉仕をします。

彼女がS、彼がMなことを利用したやや意地悪なプレイが行われており
耳舐めやおっぱいによる責めなど彼の性的嗜好ををしっかり捉えたプレイをしながら
軽い言葉責めをして気持ちいい射精へと巧みに導きます。
昼夜で関係が逆転する主従
メイドの「秋村しおり」に4種類のご奉仕をしてもらうお話。

「お休みの準備はできましたか? ご主人様」
しおりは甘く可愛い声のお姉さん。
ご主人様に今夜行うご奉仕の内容を確認すると
ベッドに潜り込み、耳元に口を近づけて優しく息を吹きかけます。

本作品は音声作品では既に定番とも言えるメイドがご主人様を責めるシチュ。
あるときは耳を舐め、またあるときは大きなおっぱいでおちんちんを包み込むなど
彼の弱点や嗜好を考慮したプレイをパートごとに切り替えながら行っています。

ここまでは割とよく見かける光景なのですが
本作品が他のメイド系作品と決定的に違う部分が一つあります。
それはご主人様の性的欲求を満たすために彼女がSっ気のある振る舞いや責めをしていることです。

「ご主人様がどんなに変態でも わたくしだけはご主人様の味方です。ご主人様の性癖は わたくしが 満たして差し上げますからね」
彼女はメイドとしてだけでなく女性としてもご主人様を相当に慕っており
彼の求めに応じて毎晩のように肌を重ねるほどの親密な関係にあります。
しかし彼が女性に責められる、いじめられることに快感を覚えるドMなため
ご奉仕する際は彼女が焦らしたり、連続で絶頂させるといった若干ハードなことをしています。

彼女が根っからのSではなく彼のためにSになった背景を踏まえて
最中は彼女が彼を気遣ったり優しい言葉をかけて甘やかすシーンが適度に登場します。
おかげでプレイの内容に比べるととても甘く温かい雰囲気が終始漂っています。

「愛のある意地悪」とでも言えばいいのでしょうか。
優しいメイドが一生懸命ご主人様を楽しませようとする姿に大きな癒しを感じます。
雰囲気が甘くプレイがややハードなことから、ややMあたりの人が一番楽しめると思います。
心のこもった意地悪の数々
エッチシーンは3パート51分ほど。
プレイは耳舐め、手コキ、パイズリ、フェラ、相互愛撫(しおりへの乳揉み/乳首責め/手マン、ご主人様へのぱふぱふ/手コキ)です。
エッチな効果音はありません。

「ご主人様の大好きな耳舐め 今晩はこれで… イジワルしちゃいますね」
ご主人様に「いつものご奉仕をして欲しい」と言われて了承すると
しおりは彼に密着し早速プレイを開始します。

エッチはご奉仕ということで彼女が彼のリクエストに応える形で行います。
最初のパートは普段の2人の様子を描いたプレイ。
彼女が彼の大好きな耳舐めをしながらおちんちんをゆっくりとしごいてあげます。

「わたくしのご主人様が 耳を舐められただけで女の子みたいに喘いじゃう変態さんだったなんて…ショックですわ」
「「ボクの変態おちんちんを シコシコしてください」 はいっ どうぞ」

本作品のエッチにおける大きな特徴は2人の仲の良さを感じさせるやり取り。
ただ単に耳やおちんちんを責めるだけでなく、それらをやや焦らすように刺激を与えたり
合間に彼が羞恥を感じる言葉責めをして心を高ぶらせようとします。

プレイだけを見ると確かに彼女が一方的に責めているのですが
彼女はそれらのすべてを彼が最も楽しめる、興奮できる形やタイミングで行っています。
この徹底したご奉仕っぷりがとても心地よく、女性に愛されている気分を感じさせてくれます。
簡単に言えばすごく雰囲気のいいエッチをしています。

プレイについては効果音が無いため手コキを「シコ シコ」とセリフで表現しているのが気になるものの
そのハンデを段階的にハードになる耳舐めでしっかりとカバーしています。
チロチロと舌を動かしたり、穴のあたりをコリコリする音が特徴的でエロいです。
そして射精後は優しい言葉をかけて安らぎを与えてくれます。

2番目のパートは彼女の大きな特徴であるおっぱいを使ったプレイが中心。
横になって腰を彼女の膝の上に乗せる膝上パイズリをしながら
はみ出た亀頭を口や舌で激しく責め、2回連続の絶頂へと追い込みます。

「こうして挟まれているだけでも心地いいでしょう? やわらかくて あったかくて なんだか幸せな気分になってきますよね」
「おちんちんの芯が おっぱいの柔らかさに溶けていきます。外側はがちがちのエッチなおちんちんですけど 中の方はとろんとろんに溶かされちゃってるんです」

ここではおっぱいで挟みこんだ後にしばらく動かさず
まずはその柔らかく温かい感触を楽しませるシーンを取り入れているのがいいですね。
この作品には効果音がありませんから、プレイの様子をどれだけイメージできるかが重要です。
そのために彼女が聴き手視点のセリフを投げかけ、おっぱいの感触を伝えようとしてくれます。
これも先ほど書いた「雰囲気の良さ」を感じる大きな要因の一つです。

しかしパイズリを始めた後は打って変わって一気にハードになります。
「ゆさ ゆさ」と言ってゆっくり動かし始めたかと思いきや
自分の唾液を垂らしてぬめりをよくすると一気にペースを上げ
さらには射精直後にさらなる刺激を与えて潮を噴かせるシーンまで登場します。

「あれあれぇ 躾けをしてるはずなのに… もっと大きな声で泣いちゃうなんて。ほんとにダメなマゾ犬さんだこと」
最中の彼女のセリフも嗜虐性を感じるものがそれなりにあり
ご主人様を楽しませるだけでなく彼女自身もこのプレイを楽しんでいるのがわかります。
彼女の中にあるSの部分が最もよく表れているパートです。

最後のパートは今までと違いお互いがお互いを責め合うプレイ。
「先にイったほうが負け」というルールを定め
序盤はご主人様が、中盤以降はしおりが相手の弱いところを刺激し絶頂させようとします。

「んっ んふっ ふぅ んっ ご主人様の手 あぁっ すごくやさしいです あんっ」
彼女がおっぱいを責められて乱れるシーンは今までになかった要素なだけに
勃起する人、射精したくなる人がきっといるでしょう。
勝負だからといって我慢をするようなことはなく、素直に感じてみせることから
2人がゲームに勝つよりもエッチを楽しむことを重視しているのがわかります。

主従という絶対的な関係にある男女が夜の間だけは対等、あるいは真逆の関係になる。
2人の人間関係や特質を活用した愛のあるエッチが繰り広げられています。
心をたっぷりと温めてくれる作品
Mな男性とSな女性がお互いの性的欲求を満たすエッチに
2人の仲の良さ、絆の強さを上手に組み込んでいる質の高い作品です。

世間的にはしっかりしているけど実は女性にいじめられるのが大好きなご主人様のために
世界で唯一それを知るしおりが様々な趣向を凝らして精一杯のご奉仕をします。
彼に気持ちよくなって欲しいから耳を舐める、喜んで欲しいから罵声を浴びせるなど
相手のことを第一に考えたややM向けのプレイが心と体を温めてくれます。

純粋なエロさだけを見るとそれほどでもないのですが
彼女に愛されていると感じられる言葉や演出の数々があるおかげで
とても良い気分に浸りながら物語を聴くことができます。
癒し・幸福感・充実感を得ながら抜くことができるでしょう。

「ご主人様は お一人じゃないんです わたくしは ご主人様をいつでもお守りしたいと思ってます」
そしてなんだかんだでSになりきれずにいるしおりが愛らしいです。
彼女は元々Mだったそうですから、彼に色々責められることを望む部分もあるはずです。
だけどそれだと彼を満足させることができない、だから頑張ってSの役目を務める。
プレイの最中に見せる意地悪さと、時折垣間見える優しさが彼女の魅力を引き出しています。
すごく献身的な女性だなと。

エッチはサディスティックと言うほどハードなプレイは登場しません。
意地悪レベルの比較的ソフトなものに留まっています。
淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

変わった形の主従愛を描いた作品です。
女性に大事にされたい、愛を感じながら抜きたい人には特におすすめします。

おまけは本編よりも大人びた声のメイドが相手をしてくれる音声(ほぼ非エロ)です。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 本編…1:09:07 おまけ…8:04

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります