催眠・凌辱・不思議な空間!~バイノーラル催眠音声~

サークル「DreamLight」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、エステサロンを経営しているちょっぴり意地悪なお姉さんが
一風変わった催眠で主人公に気持ちいいひと時を提供します。

聴き手を蝶に、彼女を蜘蛛に見立てて行うメルヘンチックな催眠
ハサミの音を使った深化&エッチなど
他のサークルさんには無い個性的な要素を数多く持っています。
蝶のようにふわふわと舞いながら
エステサロンの店主「麗華」にエッチな催眠をかけられるお話。

「あら いらっしゃい ようこそ 癒しのエステサロンビーナスへ」
麗華は色っぽく落ち着いた声のお姉さん。
来店した主人公に今日の営業は終了したことを告げると
突然彼の顔を興味深そうに見つめ、サービスの代わりに催眠をかけてあげると言います。

本作品は過去作「シャンプー・耳舐め・耳マッサージ!~癒しのエステサロン編~」の姉妹作品にあたり
雨宿りに偶然お店に立ち寄った彼がそちらの主人公と似ていたため
彼女が止むまでの時間を使ってちょっぴりエッチな悪戯をします。

DreamLightさんと言えば声優の柚木朱莉さんの個人サークルとして
バイノーラル録音による耳かきやマッサージを扱った作品をよく出されています。
そのノウハウを活かして作中では彼女が小まめに位置を変えながら語りかけてきたり
ハサミの音を取り入れた催眠を繰り広げています。

耳かきがテーマの催眠はちらほら出てますがハサミは初めてです。
音のクオリティも高く、軽快な金属音が耳に心地よい刺激を与えてくれます。

催眠はおよそ26分30秒間。
まずは麗華が淹れた紅茶を飲むイメージを軽く聴いてから横になって目を瞑り
彼女の言葉に耳を傾け主に両手と両足をリラックスさせます。

「これからあなたは いい香りを求める 蝶々になります」
「左腕 お日様の光に包まれる ぽかぽか ぽかぽか」

お話の内容は主人公が蝶になってお花畑を舞う、といったもの。
温かい日光に照らされる様子を描きながら上手に暗示を入れてその感覚を伝えてくれます。

DreamLightさんの催眠音声は今回が2作目なので私も聴く前は少々不安だったのですが
中の人が研究されているのか、特に導入シーンの演技がかなり優れています。
セリフの話し方やキーとなる暗示に対する心の込め具合がしっかりしていて
イメージに描かれている世界が自然と浮かび上がってくるように思えます。

「硬く繋ぎ合わさった細胞が どんどん どんどん ぐにゃぐにゃ ぐにゃぐにゃ 解れていく」
「ふわふわ ぐにゃぐにゃ ふわふわ ぐにゃぐにゃ 不思議だけれど 心地が良くて とても深くまで 沈めた気がします」

最中の暗示に擬声語を数多く交え、それらを必ず2回重ねて言っているのもポイント。
「ふわふわ」「ひらひら」など蝶から連想される様子を表現しながら
聴き手に浮遊感や心地よさを与えようとしてきます。
「蝶が舞う」というメルヘンチックなテーマに即した言い回しですね。

手足や頭を十分にリラックスできた後は
いよいよ作品のキーとも言えるハサミの音が登場します。
ひらひらと舞っていた蝶が蜘蛛の巣に引っかかる様子を描き
彼女が蜘蛛の役になって主人公の心を徐々に絡め取っていきます。

「あなたの意識の糸 一本ずつ 切ってあげましょうね」
「もっと もっと 何も考えられなくしてあげる 気持ちいい 気持ちいい 気持ちいい」

「シャキ チョキ」という音を左右の至近距離で鳴らしながら
彼女はしきりにこちらの手足がさらに言うことをきかなくなり
頭の中も真っ白になると呼びかけます。
「意識の糸をハサミで切る」という表現も催眠に適していて面白いと思います。

蝶や蜘蛛のイメージに古典的な技術を絡めている比較的珍しい催眠です。
聴き手を蝶になりきらせ、心身の自由を奪うことを目的に
まずは普通に蝶が舞う様子を描きながら「力が抜ける」「体が温かい」などのリラックスを促す暗示を入れ
そのイメージを引き継ぐ形でハサミの音を鳴らしています。

催眠全体におけるテーマ性や暗示の方向性がしっかりしているのもあり
特に手足に脱力感や温かい感覚、じんじんとした心地よい痺れを感じました。
この催眠を聴いて癒しやリラックスを感じる人が私以外にもそれなりにいると思います。

しかし肝心のハサミを使うシーンで効果音自体にほとんど暗示を入れてこないため
ハサミの音に合わせて心や体が反応する可能性は非常に低いです。
事前の準備に約20分、ハサミを鳴らすのが約5分と時間配分に偏りがあるのが原因です。

「この音がするたびに 気持ちよくなってしまうわね」
一応まったく言ってこないわけではないのですが
一言二言で音のイメージをしっかり伝えるのはさすがに無理があります。

またハサミ自体が刃物=危険物という印象も持っているだけに
この音に対して良い感情や感覚を抱かせるにはもっと入念な暗示が必要です。
要は人間の心の奥底にある防衛本能が働く可能性を危惧しているのです。
聴き手に「自分の身に危険が及ぶ」と思われたらまず催眠は成功しません。
彼女がそうならないように最善を尽くしているかと言えば私は首を捻ります。
催眠のテーマが散髪だったらまた違ったのかもしれませんね。

まとめると、前半~中盤は良いのだけど終盤が残念な催眠です。
深化を失敗しているので深い催眠に入れる人はあまりいないのではないかなと。
じわじわと絶頂に追い込むエッチ
エッチシーンは19分ほど。
プレイはキス、耳舐め、オナホコキです。

オナホコキの際にリアルな効果音が鳴ります。
セルフはありません。

「その拘束されている手足 余計なことを感じなくするために その手足の神経の糸 全部 ぜーんぶ切ってしまいましょう」
催眠を使って主人公を何もできない心と体にした麗華は
ハサミを鳴らして彼の自由をさらに奪い
その上で媚薬入りの紅茶を口移しで飲ませ、じっくりと興奮を煽ります。

エッチは彼女が蜘蛛らしくじわじわと責める形で行います。
引き続きハサミの音を鳴らしながら耳を舐めたり
絶頂シーンでもそれをトリガーにイかせるなど、音催眠の色がやや強い内容になっています。

「体がぽかぽかしてくるにつれて どんどん敏感になってくる」
前半のシーンは感度の上昇がメイン。
媚薬を飲むイメージやカウントに合わせて体が火照る、敏感になる暗示を何度も入れてきます。
催眠パートに比べて彼女の声が嗜虐的になることや
プレイの内容的にややMあたりの人が最も楽しめるでしょう。
女性に意地悪されながら絶頂に追い込まれる雰囲気がしっかりできています。

対する後半はオナホコキ+耳舐めをするエロ重視のプレイ。
「にちゅ くちゅ」と弾力のある水音とバイノーラル特有の生々しいちゅぱ音が同時に鳴り響きます。
今までのエロが控えめだっただけに余計エロさを感じます。

ですがオナホコキから絶頂までが5分程度と短く
時間内にイけるかと言われればちょっと自信が無いです。
フィニッシュ時のカウント後に追い込み暗示特に入れてこないことも考えると
ドライオーガズムを迎えるのはなかなかに厳しいところがあります。

このように、作品の個性とも言えるハサミを織り交ぜたエッチが繰り広げられています。
コンセプトは面白いのだが…
どちらかと言えばエッチよりも催眠の方に魅力を感じる作品です。

麗華は初対面の主人公へのエッチな悪戯を成功させるために
まずは蝶などの和やかなイメージを使って十分にリラックスさせ
それからハサミや様々な暗示を組み合わせて彼の快感を押し上げていきます。

導入シーンにおけるイメージの内容と暗示・催眠技術がマッチしており
純粋な癒しの感覚はかなり得られると言えます。
彼女の的確な演技も相まってとても温かい空間が出来上がっています。

しかし肝心のハサミを鳴らすシーン以降は完成度に難があると私は考えています。
ここから彼女が本性を現すといいますか、口調や態度がガラリと変わることもあり
人によっては催眠ではなく調教と捉えられてしまう可能性もあります。

調教が目的といっても催眠は催眠ですから、やはり聴き手が良い気分でそれらに取り組めるように
雰囲気や言葉使いなどあらゆる部分に配慮しながら進めるのが妥当です。
そういう面で特に後半部分が色々と残念に思えます。
良い部分とそうでない部分の落差が大きいかなと。

ハサミを使った催眠というのは本当に珍しいし面白いんですよね。
だから今回の内容はすごく惜しいしもったいないんです。
次回作ではこの部分をどう改善されるかに期待したいです。

エッチは暗示を多めにしている分、純粋なエロさは低めです。
催眠に入っているかどうかが鍵となります。
くちゅ音とちゅぱ音そこそこ、淫語ごく僅か、喘ぎ声はありません。

以上のことから今回は以下の点数とさせていただきました。

CV:柚木朱莉さん
総時間 53:16

オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります