惰眠彼女のなんちゃって催眠術~だらだら安眠音声~

サークル「ラビットラバー」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、恋人よりも眠ることを優先する変わった性格の彼女が
添い寝をしながら独自の催眠術で眠りに導きます。

催眠音声ではなく催眠をテーマとした安眠特化のボイスドラマになっており
彼女は終始ぼんやりした眠そうな声で他愛も無いお話をしたり
眠るのに効果的な指示を与えて癒しやリラックスした気分を与えてくれます。
めんどくさがり屋の彼女と過ごすひと時
彼女と一緒の布団で寝ながら話を聞くお話。

「うーん… あ おかえりなさい」
彼女はのんびりと話す可愛い声の女の子。
帰宅した主人公に眠そうな声で挨拶をすると
「恋人らしいことをして」という彼のリクエストに応えて添い寝をしてあげます。

「あ 明日はお昼ご飯ができたら起こしてくださいね 寝起きにすぐ食べれる さっぱりしたものでお願いします」
本作品は「惰眠彼女」の名の通り、ごろごろするのが大好きな彼女が
疲れた彼をリラックスさせようとちょっぴりめんどくさそうに相手をします。
恋人としての愛情は十分持ってるんだけど動くのが苦手というキャラです。

体験版を聴いてみればわかるのですが
彼女は最初から最後までとにかく眠そうな声で語りかけてきます。
おそらくその声を聴いているだけでもそれなりに眠くなるでしょうね。
最中のやり取りも含めて聴き手を安眠させることを強く意識した作りになっています。
聴いているだけで眠たくなる雰囲気を持った作品です。

「私の華麗なる催眠テクニックで 眠らせちゃうんですぅ」
もう一つの特徴は彼女がオリジナルの催眠術を使ってくることです。
といっても世間にある催眠音声のような本格的なことは特にしてきません。
催眠術という言葉が持つ眠くなりそうなイメージを利用し
主に深呼吸をたっぷり行ってよりリラックスさせようとしています。

聴いた限りではわざと催眠を施さないようにしている感じがしました。
ラビットラバーさんは過去に催眠音声を作ったことのあるサークルさんですから
そういった匙加減なんかもきちんと考えられているのだと思います。
彼女の声を聞きながら少しずつ眠りの世界へ
一通りの挨拶が終わった後に彼女が催眠をかけるシーンはおよそ11分間。
最初にごくごく軽いストレッチをした後
自分のペースで深呼吸をしながら彼女のお話に耳を傾けます。

「寝ちゃいけない そんな緩やかな緊張感は逆に 睡魔に襲われやすいのです」
お話の内容は「人間はどういうときに眠くなるか」。
いくつかの具体例を挙げながらわかりやすく説明してくれます。

催眠における暗示の類を入れてくることはほとんどなく
深呼吸による自然なリラックスと眠りに関するイメージによって眠気を誘発しようしています。
約8分間断続的に深呼吸をしますから誰でも多少の眠気は感じるでしょうね。

後になるほど彼女がより眠そうな声で語りかけてくるのもポイント。
彼女自身が眠くて仕方ないのもあり、ところどころで聞き取りにくくなるほどセリフがぼやけたり
欠伸をして間接的に聴き手にも眠くなるよう働きかけています。
彼女の様子に釣られて眠らせる感じです。

「私の寝息と一緒に 眠りに落ちましょう 眠りの世界まで ご一緒に」
そして十分にリラックスできた後は彼女の寝息を聞きながら眠りにつきます。
寝息だけが流れ続ける空間はとても静かで落ち着いており
ここまでの準備も手伝って眠りに適した空間と言えます。
安眠特化の作品
短時間でまとまっている寝る前に聴くのに適した作品です。

ちょっぴりいい加減だけど恋人に優しい彼女が
一緒にごろごろしながら眠くなる話題を投げかけてくれます。
彼女のぼんやりした声や口調には強い癒しのパワーを感じますし
お話についても遠まわしに眠気を誘うような話題が中心になっています。
頭を撫でたり子守唄を唄う一般的な安眠系作品とは違う個性を持っています。

「わかりましたよ もう… では お休みのキスだけしてあげます」
本作品の一番の魅力はやはり彼女自身にあります。
基本的にはだらだらしているいい加減そうなキャラなのですが
いつもお世話してくれている彼のリクエストにはきちんと応えています。
なんだかんだいって仲の良い恋人同士の構図が出来上がっています。

催眠術については催眠の準備段階にあたる行為に留めていることや
息を吐くのに合わせて「力が抜ける」などの暗示を入れてこないことから
催眠に入ったときの感覚は特にしないでしょう。

元々そういう風に作られているものなので特に問題無いと思います。
その代わり深呼吸に時間を取ってしっかりリラックスさせてくれています。

変わった切り口で眠らせてくれる作品です。
サークルさん自身も言われているように催眠要素は薄いのでその点だけご注意ください。

CV:藍沢夏癒さん
総時間 33:13

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります