保健室催眠

サークル「催眠音声研究所」さんの催眠音声作品。

サークルさんではおよそ4年ぶりの新作にあたるこちらの作品は
優しい保健の先生が自分自身の体を使って濃厚な性教育をしてくれます。

退行催眠をかけて作品の世界に浸らせてから脱力させる二段構えの催眠
実際の性教育に近い真面目だけどとってもエッチな教育&プレイなど
年上の女性から性の手ほどきを受ける幸せな気分を最大限に味わってもらうために
催眠の技術を上手に活用しながら進めています。
保健室で先生と二人きりの性教育
保健の先生から実戦込みの性教育を受けるお話。

「これから あなたに催眠術をかけていきます」
お姉さんはややトーンの低い穏やかな声の女性。
物語の案内役として音声を聴く際の諸注意を説明すると
自己紹介などはせず早速催眠誘導を開始します。

本作品は最初に彼女の誘導に従い催眠状態をある程度深めた後
保健の先生に男女両方の性器の仕組みや性行為のやり方を教わります。

一般的な催眠音声では催眠誘導をした後はエッチに専念するものなのですが
本作品では性教育の途中にも更なる深化を促すシーンがあるため
催眠に不慣れな人でも催眠状態が比較的維持しやすく
その結果催眠特有の心地よい気分も味わいやすくなっています。

最初の催眠はおよそ12分間。
まずはベッドに横になった状態で深呼吸をしたり、カウントに合わせて軽い催眠状態に入ります。

「深呼吸をしていると 体の力が抜けていきます」
「体が重力へ引き寄せられていく ゆっくり ゆっくり沈んでいく」

やってること自体は他の作品でもよく見られるお馴染みの技法なのですが
催眠に適したお姉さんの安らかな声やキーとなる単語を適度に重ねた的確な暗示によって
割と早い段階から眠くなるとか意識がぼやける感覚が湧いてきます。

長いブランクがあるといってもサークルさんの実力はいささかも衰えていません。
この後も聴き手が無理なく催眠に入り、楽しめるようきめ細かな誘導をしてくれています。

お次は目を瞑って長い廊下をイメージし
歩きながら横にある窓の中を一つ一つ覗いていきます。

「一番近くの窓は あなたのおへその高さにあります」
「廊下を歩いていると 奇妙なことに気がつきます 先ほどよりも 廊下の幅が広くなったようです」

窓の先に見える小さな机や黒板からここが学校であることを連想させながら
彼女は先に進むほど窓の位置が高くなったり、廊下が広く感じられる暗示を入れます。

本作のテーマは性教育ですから受けるのは当然小中学生あたりの子供です。
そのための準備としてまずは学校という打ってつけの舞台を用意し
そこを歩きながら遠まわしに自分の体が子供に戻ったように感じさせているわけです。
子供の頃の懐かしい記憶を思い出す人もいるのではないでしょうか。

軽くリラックスさせてから学校のイメージを使って深化するシンプルな催眠です。
聴き手の精神や肉体を性教育に適した年齢へと退行させることを目的に
催眠に適した演技、「沈んでいく」など催眠状態を深める暗示、テーマに合ったイメージを駆使して
短時間ながらもそれなりの深さにまできっちりと誘導してくれます。

この先説明する性教育や追加の催眠でもそうなのですが
サークルさんが暗示の表現方法や入れ方をしっかりと吟味し
お姉さん&先生役の誠樹ふぁんさんがその魅力を最大限に引き出す演技をされています。
簡単に言えば声と言葉のコンビネーションが絶妙です。

退行についても「子供になる」とかのストレートな表現を敢えて用いず
雰囲気で心と体が小さくなったように感じさせているアプローチが面白いです。
この段階で催眠のかかりが悪かったとしても後々きちんとカバーしてくれますし
聴き進めていくほど作品の世界にのめりこんでいくのではないでしょうか。

まとめると、違和感を抱かせずストレートに誘導している洗練された催眠です。
最初は資料で、次は体で
エッチシーンは4パート48分30秒間。
プレイは性教育、先生のオナニー、オナニー、フェラ、SEX(騎乗位)です。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「こんにちは どこか怪我をしたの? それとも どこか具合が悪いのかな?」
保健の先生はお姉さんに比べて明るく母性を感じる声の女性。
性教育の日にたまたま学校を休んで保健室に補習を受けに来た少年の主人公に対し
二つの資料を見せながら男女の性の仕組みを優しくレクチャーします。
ちなみにここからは先生がメインの語り手を務め、お姉さんはそのサポート役にまわります。

「これは初めて見るかな? 男の子が持っている赤ちゃんの素を 精子と呼びます わかったかな?」
「卵子は先生のお腹にあって 精子はキミの金玉の中にあるよね? じゃあ 卵子のところまでどうやって精子を運べばいいんだろうね?」

一番最初の「真面目な性教育」パートは男女の性器、精子と卵子、受精の仕組みを教えるガチな内容。
それらを柔らかい口調で噛んで含めるように教えてくれます。
作品についてる2枚の画像を事前に見ておくとイメージしやすいでしょう。
教育色が強いのですが、睾丸をわざと金玉と呼んだりして適度なエロさを持たせています。

「キミは 精子がどこにあるのか なんとなくわかるような気がします でも それがどこだったか思い出せません」
そしてお姉さんが適度に健忘の暗示を入れることで
聴き手が性に未熟な子供心に戻れるようサポートします。
性教育に無理に催眠を絡めず、その場の雰囲気に浸ってもらうために使用しているわけです。

「両足のつま先から力が抜けていく 抜ける 抜ける 抜ける じわーっと染み出すように 力が抜けていく」
次の「誘導(作中誘導)」パートは本格的なエッチの準備として
体を15ものパーツに細かく分け、その都度脱力する暗示を入れていきます。

こちらも催眠音声でよく使われるオーソドックスな技法なのですが
囁き声で「抜ける」を何度も言ってくれることや、事前の性教育で十分な信頼関係が構築されているおかげで
体全体がベッドに吸い込まれていくような脱力感・無気力感が強烈に感じられます。
私の場合は追加で言われた部位にほのかな温かさも感じられました。

本格的なエッチが始まるのは中盤以降の30分間。
その最初に登場する「Hな性教育」パートは追加の補習として
先生が実際におまんこを見せたり主人公にオナニーをさせたります。

「こうやって 指で小陰唇を 優しく刺激したり…はぁ」
年上の女性が自ら股を開き、大事な部分を見せたりいじったりするシチュや
その際に漏れる普段とは違った艶かしい喘ぎ声が堪りません。
彼のおちんちんを見たときに舌なめずりをしているところを見ると
彼女も年下の男の子が相当に好きなのでしょう。
教育からはやや脱線したおねショタ系のエッチに近い雰囲気を持っています。

「キミの知らない手の動かし方を キミは知っています 必ずそうなります」
「キミは竿を手で握ります そして ゆっくりとピストン運動を始めます」

肝心の催眠はと言うと、こちらがオナニーする際に運動支配の暗示を入れて
自分の意思に関わらず勝手に手が動く不思議な体験をさせようとします。
直前に一度深化をしてから重要な暗示を入れる丁寧な進め方ですので
そうならなかったとしても、オナニーのペースが勝手に切り替わるくらいは普通にあると思います。

「何これ気持ちいいっ んんっ 若いチンポ最高」
一番最後のレッスンはお待ちかねのSEX。
最初はコンドームを着けた状態で、しばらくすると生で彼女と繋がります。
ここでは彼女が若いおちんちんの感触に歓喜の声を上げたり喘ぐシーンが非常に多く
催眠音声よりも同人音声に近いかなりエッチなプレイを楽しむことができます。

終盤で軽く感度を上げる暗示を入れてくるくらいで
おまんこの感触などを暗示で入れるといったシーンは特にありません。
サークルさんがこのパートをオプション扱いにされていることを考えると
ここまでのプレイでやや不足していた純粋なエロの成分を補いたかったのだと思います。
最初からそういう意図ならこの内容でも問題ないでしょう。

このように、性教育らしさを前面に押し出したあまあまなエッチが繰り広げられています。
実用性を重視した個性的な作品
テーマの性教育に催眠を上手に絡め、尚且つ抜きやすくもしているハイレベルな作品です。

聴き手が少年の気分で性教育を受けられる環境をお姉さんが整え
それから保健の先生が実際に教える形で徐々にプレイをエスカレートさせていきます。
子供に対するような慈愛に満ちた先生の口調がとろけるように甘く
そんな女性に優しくリードされながら童貞を卒業する幸せなひと時が味わえます。

本作品において個人的に最も感銘を受けたのが催眠の扱い方です。
催眠誘導や退行ではもちろん技術を用いているわけですが
その後の性教育ではそれほど交えず、少年の気分を維持することや
先生に手ほどきを受けている雰囲気を出すための補助的な役割に留めています。

所謂暗示責めみたいなことはされていません。
しかし全体を見渡すとすべての要素が「性教育」というテーマに収束しているので
作品の世界に浸りやすく、結果的に催眠状態を維持したまま快感を得やすくなっています。
「量より質にこだわった催眠」とでも言えばいいのでしょうか。
実力者である催眠音声研究所さんの持ち味が遺憾なく発揮されています。

「ここを刺激すると 女の子は気持ちよくなっちゃうの でも とっても敏感なところだから 刺激するときは優しくしないとダメだよ?」
あとはやはりふぁんさんの演技でしょうね。
最近だと大手のサークルさんにはあまり出演されていないのですが
古くから数多くの作品に携わっているだけあって優れた演技をされています。

本作品では催眠者と保健の先生という二つの役柄を演じ分ける必要があり
その両方を的確にこなされてるところに実力の高さが表れています。
特に先生は声の甘さと言葉の優しさがマッチしていてとても癒されました。

エッチは性教育で潜在的な興奮を煽り
それから催眠音声では代表的な2つのスタイルでイかせる実用性重視の作りです。
メインがセルフですからドライ未経験者でも普通に楽しめるでしょう。
私個人もセルフの方がプレイとして洗練されていると思います。
淫語それなり、喘ぎ声そこそこ、ちゅぱ音ごく僅かです。

催眠の世界にどっぷり浸かりながら抜ける作品です。
年上好き、エロい催眠音声が好きな人には特にお薦めします。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 1:04:49


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります