【176khzハイレゾ】道草屋 すずしろ-雨の日【耳かき&マッサージ】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、雨の降りしきる日を舞台に
人懐っこい女の子の店員さんが癒しのサービスをしてくれます。

雨の日にちなんだ様々な効果音や環境音が耳に心地よく
彼女の何気ない会話も加わって、まるで別世界にいるような心安らぐ気分が味わえます。
サークルさんでは珍しい18禁要素があるのもポイント。
至近距離から聞こえてくる生暖かい吐息と荒々しい責め音から彼女の興奮が感じ取れます。
雨の日に行われる静かなサービス
道草屋の店員「すずしろ」から耳かきやマッサージのサービスを受けるお話。

「お客様 こちらです 曲がり角の角です」
すずしろは素朴で可愛い声の女の子。
運悪く雨の日に来店したお客に丁寧な挨拶をすると
外に出られない退屈しのぎに縁側で耳かきをしてあげます。

本作品は大きく2つのシーンに分かれており
昼の部は縁側で膝枕をしながら耳かきを、夜の部はお部屋で全身をマッサージします。
エッチな表現が登場するのは夜の部の一部のみで、昼の部は完全な全年齢向けです。
そして雨の日らしく音声開始当初からバックで雨音が鳴り始めます。

道草屋シリーズは以前から環境音のクオリティがずば抜けて優れていることで有名です。
今作でもアスファルトに打ち付けるような「ピシッ」という音ではなく
土や草木に零れ落ちるような「ひたひた」という柔らかい音が使われています。
そしてお話が進むに連れて雨足が微妙に変化します。

さらに道草屋に立て掛けてある古時計の規則的な針の音
雨宿りをしている鳥の鳴き声など様々な効果音を鳴らすことで
田舎らしい静かで落ち着いた雰囲気をリアルに作り上げています。
そして音に包まれ続けるからこそ作品の世界に浸りやすくもなっています。

「雨天は 髪が湿気を吸ってしまい お客様にお見せするには 大変見苦しい格好となってまして…」
すずしろは店員よりも年齢相応の普通の女の子といった印象が強いキャラ。
お客とは既に3回も一緒に時間を過ごしていることもあって仲が良く
昼の部は雨で跳ね上がった髪の毛を見られないよう目隠しをお願いしたり
サービスの最中も終始打ち解けた様子で話しかけます。

諸々の音と彼女のキャラがどちらも癒しの方向でまとまっているからこそ
聴いててとても落ち着けるし心がほっこりするわけです。
癒し系にも色々あるのですが、道草屋シリーズは総合力が極めて高い作品と私は見ています。
すずしろの存在が感じられる耳かき
昼の部で行われる耳かきは31分30秒ほど。
膝枕の体勢で左耳→右耳の順に耳かき棒と綿棒を使って汚れを取り
そのあと指で軽く揉む比較的シンプルなものです。
ちなみに左耳だけ軽く息を吹きかけてくるシーンがあります。

耳かき棒は「じり ずずっ」と柔らかで若干ざらつきもある音
綿棒は「さらさら すっ」と耳かき棒より幅広くふんわりとした音が使われており
前者は耳の穴の入り口から徐々に奥へと進むように
後者は耳の壁をなぞるように軽く円を描きながら動きます。

効果音が柔らかい質感で揃えられているから雨音とマッチしてますし
意識してゆっくり、のんびりとしたペースで器具を動かしてもいます。
合間に鳴る耳かき棒についている鈴の音も清涼感があり
それぞれの音がバランスよく共存しているように感じられます。
まとめると、道草屋にいる雰囲気を大事にしながらサービスを行っています。

「羊も柴(犬)も 可愛いじゃないですか 芋は…うーんってなりますけど」
「優越感 ありますよね? 縁側 雨なのに お外に出てて 濡れないぞーって」

また耳かきをしている最中はすずしろが様々な話題を振ってきます。
内容は雨や蛙といったこの日にちなんだものばかり。
話しっぷりもお客ではなく年上の友達に対するような親しみを感じます。
彼女が楽しそうに童謡を歌い始めるシーンなんかもあります。

他にも耳かきを始める前に縁側に迷い込んだ蛙を追い出すシーンがあったりと
本作品ではサービスの合間に他愛もない要素を適度に織り交ぜています。
これが2人の仲の良さをやんわりと醸し出し、作品全体により大きな癒しを与えています。

耳かきをしているシーンなのですが、ここのメインは彼女とのやり取りだと私は考えています。
ですから耳かきそのものの質にこだわる人だとちょっと物足りないかも知れません。
サービス自体は割と大人しいので、やっぱり彼女ならではの部分がカギになっています。
耳かきとはまるで違う力強い責め
夜の部に行われるマッサージは32分ほど。
最初に肩を叩いてからローション状のお薬を手に取り
体の前→後ろの順にパーツを分けて丹念に揉みほぐしていきます。
また夜に入ると雨音は止み、その代わりに蛙の鳴き声がバックで聞こえ始めます。

肩叩きは「ぱす ぱす」と拳が交互に軽くぶつかる音
マッサージは「にゅるん ぬちゃ」と粘性の高い水音がいずれも左右で鳴り響き
体の部位に応じて音の距離や大きさが変わるなど、ここでもとてもリアルな音が楽しめます。

「お客様 次は お耳のツボ押しを予定しておりますが 手よりも こちらのほうがお好みでございましたよね?」
中でも中盤から登場する耳舐めは「素晴らしい」の一言。
今までよりもずっと声が近くなり、吐息にも微かな風圧が感じられます。
断続的におよそ18分間、彼女に密着されている気分が味わえるわけです。
そして距離が近いから彼女の興奮の高まりも手に取るようにわかります。

耳を舐め始めてからしばらく後に登場するエッチシーンは11分間。
プレイは耳を舐めながらの乳首責め、手コキです。
ローションプレイですから当然両方ともリアルな効果音が鳴ります。

「仕方がありませんので 手の届くところから マッサージいたしますね」
背中をマッサージするためにお客をうつ伏せにしようとしたところ
彼が勃起しているの確認したすずしろは
それぞ鎮めるために彼の乳首を指で執拗に責め始めます。

エッチはマッサージの延長として彼女が体をいじる形で進みます。
先ほどの耳かきではのほほんとしたやり取りをしていた彼女も
エッチにはまだまだ不慣れらしく荒い吐息を漏らしながら緩急をつけた激しい動きで責め上げます。
このキャラとプレイの大きなギャップが本作品のエッチにおける一番の持ち味でしょう。

「さっきから 指先にぽっちが当たるのですが 何なんですかね」
「仕方の無い旦那様ですね こんなことも お手伝いが必要なのですか?」

最中に彼女がかけてくる言葉もポイント。
女の子に一方的に責められる快感を煽るように、わざとこちらを少し見下したセリフをぶつけてきます。
口調が今まで通りなので心が傷つくほどでもないですし
エッチな興奮を盛り上げるスパイスとしていい感じに役立っていると言えます。

元々癒しのサービスから派生したプレイなのを踏まえて
ストレートな淫語はひとつも使わず、音とセリフが作り上げる雰囲気で抜かせようとしてきます。
エロエロな展開が好きな人には不向きな一方、彼女への感情移入がある程度できていれば十分に抜けるプレイです。

このように、音を使った静かで艶のあるエッチが繰り広げられています。
様々な音に癒される作品
エッチな描写が一部ありますが、基本的には癒しを目的として聴くのが望ましい作品です。

すずしろは遠路はるばるやってきたお客が雨で退屈しないようにと
自分なりに工夫してサービスを行いながら効果的に癒しを与えます。
田舎の女の子らしい飾らない態度や言葉、真っ直ぐなおもてなしっぷりが実に心地よく
バックで流れる雨音や生物の鳴き声も手伝って心身を大いにリフレッシュしてくれます。
調和の取れた環境音と人工の音に包まれるひと時は本当に心が安らぎます。

中でも環境音の扱いにサークルさんが一際心を砕いているように感じられます。
例えば耳かきで左耳から右耳へと切り替える際に体を反転させるわけですが
そこで今まで強かった雨音が一気に篭ったものへと変化します。
これは右を向いたときにすずしろのお腹を見るようになるため
体全体が外とは逆、つまり雨音が聞こえにくい体勢になるからです。
そんな何気ないところまでこだわりながらこの作品は作られています。

「てるてるぼうずー てるぼうずー あーしたてんきに しておくれ」
効果音と同じくらい大事な要素であるすずしろも
過去作以上に人懐っこく、それでいてサービス自体はレベルアップしていたりと
店員として、人間として成長している部分が窺えます。

実は今から1年以上前に出た「【耳なめ】道草屋 すずしろ 連夜【マッサージ】」という作品でも
彼女がお客に勢いで手を出すシーンがあったのですが
そのときに比べて責め方が上手だったり、事後の立ち直りが早くなっていたりします。
音を中心に据えていながらキャラもしっかり立たせているところが見事です。

エッチはそもそもの時間が短いことやくちゅ音メインなこともあって
他のシーンをしっかり聴いて、彼女のことをある程度理解するのが重要になります。
がっつくような激しい動きの合間に緩やかな責めを加えているのが印象的でした。
成り行きとはいえお客にできるだけ気持ちよく射精してもらい気持ちが篭っています。
くちゅ音とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅か、淫語はありません。

梅雨時の今にぴったりな癒し系作品です。
これだけの時間とクオリティで価格が800円なのも驚異的。
以上を踏まえて本作品をサークルさんでは4本目の満点とさせていただきました。

CV:餅よもぎさん
総時間 昼の部…42:17 夜の部…49:21 合計…1:31:38

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


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