男を思い通りに操る術、教えます。 第1章

男を思い通りに操る術、教えます。 第1章 前編」に引き続いての後編です。

1日目で聴き手と肌を重ねながらいつの間にかマゾになる毒を盛ったお姉さんは
自分の声に従って変態的なプレイが行えるように
2日目、3日目と順を追って少しずつマゾの心を養っていきます。



羞恥心を煽りながらマゾの扉を開かせる2日目
2日目はおよそ25分と3日間では最も短いパート。
ここでは1日目と同じくベッドに寝ながらイメージを膨らませます。

今回イメージするのは大勢の目の前ではなくお姉さん一人を相手に
全裸の状態で舞台に上がりオナニーをする羞恥プレイ。
1日目で定めたキーワードを連呼して一気に気持ちを高ぶらせたり
マゾヒスティックなシチュやプレイに快楽を覚えるよう誘導します。
まだ射精をする日じゃないので肉体よりも精神への責めを重視しています。

「君はね 逆らえない人とか 命令してくれる人がいると 心の底から 安心するんだよ だって マゾだから」
「マゾだから命令されると嬉しい 命令されていると 何をすればいいか わかるから 安心できる」

しかし彼女は「マゾになれ!」みたいに強引なアプローチを決してしません。
マゾになれば他人に依存し、安心できるとメリットを強調しながら言ってきます。
聴き手のマゾ資質を開花させる重要なシーンだからか
1日目以上にとても慎重に事を進めているように思えます。

作品全体の大きな特徴である「飴と鞭」ももちろん登場します。
彼女は次におちんちんにリボンをつけて羞恥心を刺激しながら
それに手を触れたり口づけをしてこちらの心を解きほぐしていきます。

「疼いたあそこ リボンで飾られて 少しずつ プライドが傷ついていく」
催眠音声における暗示のような聴き手視点の描写を心がけているからか
プレイの様子がイメージしやすく、股間に熱を感じる人もいるでしょう。
そして彼女やこれらのプレイをそれほど強く拒絶する気にもならないはずです。

彼女は少しずつプレイをハードに、アブノーマルにすることで
聴き手がそういう気持ちを起こすのを防ぎながら調教を進めています。
オナニー自体が1分程度と非常に短いところが残念ですが
初心者向けの射精管理ということで、物理的な責めを敢えて控えているようにも思えます。



アイテムと儀式で一気に堕としにかかる3日目
そして迎えた最終日はここまで行ってきたことの総仕上げとして
お姉さんが今までで最も変態的なプレイをプレゼントしてくれます。

「君の首輪を用意した 皮の首輪 黒い犬の首輪」
この日に行うプレイは犬の首輪を装着しながらオナニーするといったもの。
あくまでイメージだけですが彼女の用意した首輪を装着し
短めのリードで繋がれながら四つんばいの体勢で刺激を与えます。
2日目までよりもシチュがハード、かつオナニーの時間も長いですから
ここまでのプレイを温いと感じていた人も楽しめると思います。

ですが実際の流れは今までと非常に似ており
まずは首輪の意味や役割をわかりやすく説明しながら
合間合間にそれを装着する喜びを伝えることで
こういうプレイに抵抗のある人でも取り組めるような心情へと導きます。

「幸せでしょ? 首輪で繋がれて 本当に幸せだよね?」
「君の首が 一瞬だけ締まる 呼吸すら 自由にならない恐怖 でも すべてを委ねている 幸福感のほうが 遥かに強い」

実際に首輪を装着するシーンも描写にかなり気を遣っており
首輪による苦しさや恐怖よりも、縛られる快感や幸福感を強く伝えてくれます。
個人的には3日目まできたらもっと刺激的な表現でも構わないと思うのですが
テーマの「マゾへの目覚め」を考えれば妥当なのかもしれません。

その後に行われる本格的なプレイの時間はおよそ16分。
内容はオナニーと精飲です。
エッチな効果音はありません。

「泣きながら 自分で出した精液 ちゃんと全部 舐めるんだよ?」
ここまで無事ついてこられたことへのご褒美として
お姉さんは10カウントを何度も数えながらオナニーさせるのと同時に
その後に自分の吐き出した精液を舐め取るように言いつけます。
イメージ中心だった今までとはまるで違う、かなりハードルの高いプレイですね。

しかし彼女は聴き手を絶対に逃がしません。
自分の意思で首輪をつけたのだからご主人様の指示に従わないといけない、とか
「精液を舐めます」と何度も言わせて自分自身に暗示を入れるなど
様々な手を使って精液を飲めるような精神状態へと追い込みます。
本当のマゾになれるかの試練を課しているのかもしれません。

3日間オナニーを禁止していたら当然十分な性欲が溜まってますから
オナニーによる快感は相当なものであるはずです。
そして直後には精液を舐めるというミッションも待ち構えている。
ちょっぴり複雑な心境で行う射精はやはり何かが違うように思えます。
ここでも射精の快感を飴に、精飲を鞭にしながらプレイを進めています。

このように、段階的にハードにしていく一風変わった射精管理が繰り広げられます。



優しくマゾへと変えてくれる作品
射精管理というドM御用達なプレイを
できるだけ多くの人が楽しめるよう、とてつもなくマイルドに仕上げている作品です。

お姉さんは全編を通じて女王様よりも優しいお姉さんに近い態度を取っており
囁くような声で語りかけながら本当に少しずつプレイをシフトさせていきます。
1日目は信頼関係の構築とこの先への布石、2日目はマゾ心の強化
3日目でようやく首輪を装着しながら変態的なプレイを行う、といったように
聴き手に射精管理をできるだけ受け入れてもらえるようなアプローチを徹底しています。

結果だけを見るとペットにされて精液を飲まされるかなりアレな展開なのですが
そこに至るまでの道が他の射精管理やM向け作品とは明らかに異なります。
簡単に言うと常に聴き手の興味を引きながらマゾ化を推し進めてるんです。

「明日は 泣きながら 毒を舐める姿 見せてくれるよね?」
例えば上のセリフは2日目の最後のほうに登場するのですが
3日目はもっと恥ずかしいプレイと、1日目より強力な毒を用意していると言ってきます。
こんな感じで彼女は多くのシーンで謎を含んだセリフを漏らし
「この先どうなるんだろう?」という聴き手の知的好奇心をくすぐります。

本作品の大きな特徴となっている催眠の技術については
1日目は確かに催眠誘導に近いことが行われているものの
2日目以降は明確な誘導もなく、ところどころ暗示が入るくらいなので
催眠状態のような意識がぼんやりする感覚はそれほど得られません。

マゾ化や首輪をつけることに良い印象を抱いてもらう、など
作中で行われるプレイを無理なく進める潤滑油として主に使用されています。
ですがその使い方はとても上手だと思います。

エッチは1~2日目はつけあわせ程度で、実際に気持ちよくなれるのは3日目のみです。
ハードなプレイを求める人にはおそらく物足りないでしょう。
そういう意味でもやはり初心者向けなのかなと。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

少しずつ着実にマゾへの抵抗心を取り除いてくれる緻密な作品です。
全体的に表現がかなり抑えられてますので
射精管理やM向けのプレイに興味はあるけど踏み出せなかった人に特にお薦めします。

CV:紅月ことねさん
総時間 1日目…55:51 2日目…25:09 3日目…46:03 合計…2:07:03

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
コスパがいいので+1してあります。