炉利娘にひたすら射精を促される音声

サークル「B-bishop」さんの同人音声作品。

今回紹介するこちらの作品は、幼なさを強く感じる声の女の子が
5つのスタイルでオナニーをサポートしてくれます。

ややS~ややMあたりの幅広い属性を持っているのが特徴で
彼女はパートごとに馬鹿にしたり、応援したり、懇願したりと
まったく違った表情を見せながら興奮を促します。

ブラックな作品を数多く作られているとサークルさんとは思えないほどにあまあまですから
ファンはもちろん、新規に聴いてみたい人でも無理なく楽しめるとっつきやすさがあります。



幼い声と拙い言葉遣いでオナニーをサポート
炉利娘に見られながらオナニーを楽しむお話。

「この音声は 射精を促す音声だよ」
炉利娘はのんびりと話すあどけない声の女の子。
自己紹介や主人公との関係などには一切触れずに
今回行うプレイの説明を早速始めます。

本作品は「強制」「催促」「応援」「懇願」「口淫」の5部構成。
彼女がパートのコンセプトに適した言葉責めやサービスをしながら
しきりに射精をおねだりしたり命令したりします。

サークルさんが「実用性を重視して作った」と言われているだけあって
キャラやストーリーといったボイスドラマ的な要素はほとんど無い代わりに
音声のほとんどをプレイに費やし、オナニーをたっぷり楽しませてくれます。
ちなみに冒頭の説明パートで彼女が言うのですが
音声を聴いている最中はずっとおちんちんをしごき続けることになります。

「シコシコしながら 私の声で射精まで追い込まれてちょうだい」
炉利娘は名前や声の通り年齢的にかなり幼く
オナニーの最中にかけてくるセリフも心を抉るよりは
「射精しなさい」とストレートに要求するシーンが多いです。
おかげで一般的なオナサポボイスよりも稚拙に思えるところもあるのですが
それがかえって少女にオナニーを見られている雰囲気を強く感じさせてくれます。

またプレイ中は彼女の年齢を反映するかのように
笑ったり、怒ったり、泣いたりとまったく違った顔を見せてくれます。
パートごとにターゲットとしている属性が大きく変化するため
プレイスタイルは同じでもまったく違った印象を受けるでしょう。



様々な方向から興奮を促してくれるエッチ
エッチシーンはほぼ全編にあたる5パート60分30秒ほど。
プレイはオナニー、言葉責め、炉利娘のオナニー、フェラです。
エッチな効果音はありません。

「ほら 射精して おちんぽから精液いっぱい出して これ 命令だから」
各パートの大まかな特徴を説明し終えた後
炉利娘は主人公を見下すような態度をとりながら、言葉を使って射精感を煽り始めます。

エッチは「強制」「催促」「応援」「懇願」の4パートが
彼女に見られ、言葉責めを受けながらオナニーするスタイル
最後の「口淫」パートだけはフェラ音を聴きながら射精を目指します。
そしてこれらはややM、ノーマル、ややSの3つの属性に分けることができます。

ややMに該当するのは「強制」と「催促」の2パート。
前者は命令するようなややきつめの言葉責め
後者はそれより少し柔らかい物腰のおねだりするような言葉責めをしてきます。

「あなたは射精するしか価値がないんだよ? なのに射精しないの? クズだね」
「一人で勝手に盛って盛り上がってるところを冷静に見つめられたいんだよね? この変態」

「強制」パートはこちらの気持ちを敢えて一切顧みず
ひたすら「変態」「射精しろ」「出せ」などのセリフを叩きつけてくるプレイ。
後になるほど言葉責めの質をよりハードに、かつ淫語のボリュームを増やしてきます。

一部で心を抉られるレベルのセリフが登場するものの
彼女が怒鳴ったりブラックな雰囲気に変化することはありません。
比較的明るい雰囲気で「ばーかばーか」と罵られる感じですので
ドMの人にはちょっと物足りないんじゃないかなと。
このへんがこのパートをややMにカテゴライズした理由です。

「金玉の中見全部出して 何回も小分けにしてひり出された精液 すごく楽しみなの だから ねぇ お願い 射精して?」
もう一つの「催促」パートはお願いやおねだりするセリフがメイン。
小動物のような可愛い仕草を見せながら、ちょっぴり熱っぽい声で射精を求めます。
これくらいが彼女のキャラに最も合ったアプローチに思えます。

「射精寸前のびくびくってなってるのも、射精してとろけてるところも、射精が終わってぐったりレイプ目でぐったりしてるところも ぜーんぶ見てあげる」
「強制」パートに比べて言葉責めのパワーが弱くなった分を
オナニーをじっくり観察しているのを意識させるセリフで補っているのがいいですね。
羞恥心を煽りながら興奮を高めてくれるスタイルがM心を適度にくすぐります。
個人的には「強制」パートよりもこちらのほうが抜きやすく感じました。

ノーマルな属性に当てはまるパートは「応援」と「口淫」。
炉利娘がこちらとほぼ対等な立場に立ってサポートしてくれます。

「がんばれ がんばれ おちんぽ がんばれ オナニー がんばれー」
「ほら ザーメン ぴゅっぴゅっ ザーメン ぴゅっぴゅっ ふれー ふれー 頑張れ頑張れ」

「応援」パートは最近一部で流行っている
女の子が「がんばれ♥ がんばれ♥」と励ましながらオナニーを見守るプレイ。
元々明るい声をさらに元気にしながら心を浮き上がらせるセリフを言ってくれます。
途中で「1、2」と音頭を取ったり「しこしこ」と言いながらペースを設定するなど
他のパートに比べて純粋なオナサポ色が強い、といった特徴も持っています。

しかし時間が約10分と短めになっていることや
応援するセリフのおかげで淫語が少なくなっていることもあり
エロのパワーは若干弱まっているようにも思えます。
このシチュが好きかどうかで興奮度や満足度が大きく変わるでしょう。

もう一つの「口淫」パートはちゅぱ音をたっぷり聴かせてくれるプレイ。
2分程度の間隔で舐め方を切り替えながらおちんちんを愛してくれます。
合間にセリフがほとんど入りませんからオカズとしての実用度はとても高いです。

舐め方についても最初は下で全体を舐めていたのが
しばらくするとしゃぶったり吸い付いたりするノーマルな責め
その後になると「じびゅるるぅぅ っぶっ」と強く吸い付き、離すを繰り返すなど
後になるほどペース・水分・下品さがパワーアップしていきます。
炉利娘役の七凪るとろさんの演技が光るパートですね。

そして最後に残った「懇願」パートのターゲットはややS。
ここまで見せてきたものとはまったく違う弱々しい態度で精液をおねだりします。

「お願いします お願いします 精液くれるんでしたら 私に何してもいいですから あなた専用の性奴隷にしてもらってもいいんです」
泣きそうな声で鼻水をすすったり嗚咽を漏らしながら
恥も外聞もなく土下座する、自ら奴隷になることを懇願する彼女の姿に
多くの人が優越感や支配欲を掻き立てられるに違いありません。

さらには後半に入るとオカズになろうとオナニーまで始めます。
「あっ くっ」とちょっぴり我慢するように漏らす喘ぎ声に
彼女をいじめたくなるような不思議な魔力を感じました。
オナニーを見せ合うシチュも抜きに適していると言えます。

このように、テーマに合わせた多彩なオナサポが繰り広げられます。



幅広いニーズに応えられる作品
プレイ自体は女の子に見られながらオナニーをする至ってシンプルなものなのですが
それを行うにあたってのスタイルが非常に幅広い割と欲張りな作品です。

炉利娘は明るくのんびりした口調を維持しながら
パートごとにまったく違った形で射精感を高めようとします。
内容が独立している関係からパートごとに1発ずつ抜く人が多いでしょうし
その際の新鮮さが維持されやすい本作品の作りはまさに実用性重視と言えます。
特にややMとややSでは彼女の態度が180度変わります。

「おちんぽ気持ちよくなって 精液無駄打ちの情けないところ晒しちゃえ オタマジャクシ 全部出して」
また彼女のキャラを考えながら言葉責めをしているところも見事です。
私も作品を聴き始めた段階ではストレートすぎる表現に首を傾げたのですが
年端のいかない女の子が高度な言葉責めをするのもおかしいですし
これはサークルさんなりの演出なのだと思います。

また各パートの時間が12分程度と短くなっているのは
「プレイ中は常にしごき続ける」というルールを考えての設定でしょう。
あまりに長すぎると暴発したり寸止めする羽目になりますし
そうなるとオナサポ作品とは違った肌色の作品になってしまいます。
この絶妙な時間設定にもサークルさんの心遣いが感じられます。

注意点としては作中に明確な射精シーンが存在しないことが挙げられます。
彼女が最初の説明パートで「いつでも射精していいよ」と言うように
音声の最後まで射精を促すセリフやプレイで統一されています。

多くのオナサポ作品が終盤に必ず射精のタイミングを設けているため
本作品でもあったほうが良かったかなぁと思ってます。
いつでも射精してOKと言われても大抵の人は終盤に出せるよう頑張るでしょうし
それなら設定してしまったほうが抜きやすいのではなかなと。
タイミングを合わせて射精したほうが事後にスッキリできるというのもあります。
淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

今までのB-bishopさんとは明らかに違う色を持っている挑戦的な作品です。
年下好きやオナニーのお供に飢えている人に特にお薦めします。

CV:七凪るとろさん
総時間 1:07:50


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります