上へ参りまーす

サークル「窓際クルセイダーズ」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、架空の世界にあるデパートを舞台に
エレベーターガールが催眠とエッチを楽しませてくれます。

階を上る/下りる様子にカウントを絡めながら暗示を入れるだけでなく
バックで特殊な効果音を鳴らして自然なリラックス状態へと誘導するなど
シチュを上手に活用しながら催眠を進めているところが魅力です。



エレベーターで上へ下へ
エレベーターガールに催眠をかけられ、絶頂するお話。

「イメージしてください  あなたは廊下を歩いています」
お姉さんは穏やかで落ち着いた声のお姉さん。
まずは物語の案内役を務める彼女の声に従って
デパートの中にあるエレベーターへと向かうイメージをします。

本作品は催眠からエッチまでのほとんどをエレベーターの中で行っており
彼女が「1階 2階」と移動風景をカウントを刻むように言いながら
催眠を深め、さらにはエッチでもイカせてくれるちょっと変わった趣向になっています。
全編を通じてカウント主体で進めていくスタイルですから
カンスト」や「カウント・ダウン」あたりが好きな人は特に楽しめるでしょう。

催眠はおよそ13分間。
まずは先ほどのエレベーターの中でエレベーターガールと出会い
彼女に導かれながら50階を目指します。

「2階 3階 4階 5階 6階…エレベーターに乗っていると 浮遊感を感じますね」
彼女が規則正しく刻むカウントや合間に入る暗示の効果で
聴き進めていくうちに心が少し浮かび上がるような感覚がするでしょう。
エレベーターに乗った時の感覚をそのまま引き出すわけですから
誰にでも感じ取ることができる心地よい気分です。

そしてエレベーターが移動するのと同時に
バックで「ブーン」という不思議な音が鳴り始めます。
聴いた限りだと低めの音と高い音を重ねて鳴らしているらしく
時間が経つにつれて妙に意識がぼやけていくのを感じました。
おそらくはバイノーラルビートと思われます。
カウントと効果音の2つを上手に使って催眠を深めてくれるわけです。

※バイノーラルビートをご存じない方は以下の記事の第2項をご覧ください。
http://doonroom.blog.jp/archives/32142160.html

50階にある深化のフロアへと到着した後は
廊下を歩いて別のエレベーターへと乗り込み
今度は下へとゆっくり下りていきます。

「ずーんと体と頭から力が抜けます エレベーターが下りるにつれて 深くなる感覚がします」
「溶ける 溶ける 落ちていく 落ちていく 落ちていく…」

先ほどから打って変わってカウントダウンしていくわけですが
こちらは声が2つになり1人はカウントを数える役
もう1人は脱力感や幸福感を湧きあがらせる暗示を立て続けに入れてくれます。

私の場合、体の重さはそれほど感じなかったものの
眠る直前のような頭の中がぽわぽわする心地よい感覚が湧いてきました。
特に効果音のおかげで多くの人が同じようなリラックス感を得るでしょう。

デパートの中をエレベーターを上り、下りるイメージをしながら
カウント、暗示、効果音を使って催眠を深める比較的シンプルな催眠です。
深呼吸や脱力といった準備的な部分の多くをを効果音に任せ
エレベーターガールは暗示を入れるのに徹しています。
かなりの短時間ですが中程度より少し下くらいの深さには入れました。

ですが作品のキーとなるカウントの扱いがやや軽いようにも思えます。
これだけカウント重視なら移動を開始する前の段階で
「階が増えるほどに心地よい気分が全身を覆っていく…かもしれませんね」など
多少なりとも前暗示を入れておいた方がより深い催眠に入りやすいのではないかなと。
ちょっと効果音に頼りすぎている感があります。



上へ上りながら絶頂を高めるエッチ
エッチシーンは2パート22分ほど。
プレイは全身愛撫、手コキ、乳首舐め、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「このエレベーターは 100階 絶頂のフロアへとまいります」
エレベーターを移動させながら主人公を催眠へと導いたエレベーターガールは
もっと気持ちよくなりたい彼の願いを叶えるために
100階にある絶頂のフロアへと案内し始めます。

エッチは引き続きエレベーターを上に移動させながら
最中様々なプレイをし、100階に着いたら絶頂するシンプルなものです。
催眠誘導の時は階数をその都度数えていたのですが
ここでは現在の階数を適度に報告するのに留め
基本的にはプレイの様子を重点的に描くようにしています。
ちなみにここでも移動中はバックで効果音が流れ続けます。

「ゾクゾクっと 電流が走ったかのような快感 敏感ですね 気持ちいいですか?」
プレイの最初に登場する全身愛撫は13分間。
手のひらから腕を伝って脇へ、あるいは首から乳首へと指を這わせながら
適度に短いカウントを刻んでその都度感度が上昇する暗示を入れてきます。
結構入念なので肌が妙に敏感になるとか、ムズムズする人もいるでしょう。

「お客様が上りつめるほどに 快感は高くなっていきます」
そして彼女はエレベーターの性質を利用して
階が上に行くほど感度が上がるとも言ってきます。
他にも先ほど行った50階の深化のフロアを通過するときは
その感覚を思い起こさせて催眠をより深くするなど
我々が日常的に持っているイメージや記憶を活用しながら性感を高めてくれます。

「体が光に包まれる 絶頂感が止まらない 溜まりに溜まった快感が爆発する 頭が真っ白」
そして最後の最後、91階以降は彼女が力強いカウントを刻みながら
その都度絶頂を促すセリフを何度も叩きつけてくれます。

適度に焦らされ続けてきたこと、エレベーターで昇りつめているシチュ
そして彼女の声の3つが合わさって股間を中心に熱く盛り上がる感覚がありました。
ドライ絶頂と言えるほどの快感は残念ながら得られなかったのですが
声に気持ちを押し上げられる感覚は十分に味わえます。
あまり露骨なエロさがないからこそ声の力を実感しやすいです。

2番目のパートはドライで満足できなかった人のためのセルフパート。
およそ3分間彼女に見られながらオナニーするシンプルなプレイです。
羞恥心を煽るセリフが多いので露出好きな人あたりが一番楽しめるでしょうね。
メインはドライなのであくまでおまけ的なプレイと思ってください。

このように、上るイメージを使って気持ちを高めるエッチが繰り広げられます。



ドライ好きなら聴いて損は無い作品
エレベーターの持つイメージを上手に活用している面白い作品です。

エレベーターガールと2人きりで上へ下へと行くシンプルな内容に
カウント、物理的な浮遊や落下感、絶頂への気持ちの高まりなど
様々な類似的感覚を交えて催眠とエッチを進めています。

ビルを上り下りするイメージを使って催眠を深める作品はそこそこありますが
それ自体をテーマにしているものはもしかしたら初めてかもしれません。
割と定番の誘導法だからこそ、とっつきやすさを感じるのではないでしょうか。
本作の場合効果音を使って深める側面も強いことから
催眠の経験が浅い人でも日常とは違った気分や感覚が味わいやすくなっています。

窓際クルセイダーズさんは過去4作を聴いた限りでは
催眠誘導は堅実だけどエッチがイマイチな印象を持っていました。
しかし本作では今まで以上に暗示とイメージを上手に使って絶頂を促しており
実際に聴いた結果も一定レベルのドライっぽい快感が湧いてきています。

誘導も深呼吸して脱力するお馴染みの手法から脱却されていますし
色んな部分に変化や成長が見られたところが一番の驚きでした。

エッチはどれもソフトなのですが結構興奮できます。
声だけで感覚を操作される催眠独特の感覚を楽しめるでしょう。
淫語とちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

短時間ながらもドライの感覚が比較的得やすい作品です。
ドライをまだ一度も味わったことがない人にはあまりお薦めしませんが
ある程度経験を積んでいるのなら十分に聴く価値があると言えます。

CV:かの仔さん
総時間 40:11


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります