立体音響 同級生のあまあま耳かき

サークル「風に塗るクレヨン」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、明るく気さくな同い年の幼馴染が
耳かきやエッチをしながら甘やかしてくれます。

癒しのサービスやエッチの様子と並行して彼女の心の推移も描いているのが特徴で
最初は友達に対するように振る舞っていた彼女が
男性として成長しつつある主人公の魅力に気付き
やがて押さえていた気持ちを開いていく様子が鮮明に描かれています。

年齢的に2人とも性に疎いおかげでエッチは比較的ソフトなのですが
その初々しい仕草と可愛い喘ぎ声が甘酸っぱい思いを呼び起こしてくれます。



以前よりも成長した姿で再開した一組の男女
幼馴染に耳かき、添い寝、エッチのサービスをしてもらうお話。

「あっ おかえりなさーい うふふっ びっくりした?」
幼馴染は明るく穏やかな声の女の子。
別の学校に通っている主人公と彼の家で久々に再会すると
以前と変わらずとても親しげな様子で耳かきをしてあげます。

本作品は3つのパートで構成されており
最初の耳かきパートでは普通の幼馴染として接していた2人が
次の告白パートで晴れて恋人同士の関係になり
最後のエッチパートで大人の階段を1歩だけ上る、といった感じに
諸々の行為を通じて2人の心が近づき、成長していく様子が描かれています。

ボイスドラマ的な要素がやや強い作品と思ってください。
ちなみに最初の2パートの冒頭では会話が始まるまでの間ピアノBGMが流れます。

「だっ 男子はみんな こんなの好きなの? まあ…知ってるけど」
「ふぅん 女の子にも 少しは興味あるんだ」

中でもお相手を務める幼馴染の心情の変化がとてもわかりやすく
序盤に彼の部屋でエロ本を見つけた時にわざと興味の無いフリをしながら
彼の自分に対する興味の度合いを探ってみたり
耳の汚れを確認して自ら耳かきを志願するなど
彼に対して懐かしさ以上の何かを抱いているのが感じられます。

明らかに気になっているのにどうしても素直になれない彼女の様子に
青春時代に味わった甘酸っぱい思いを抱く人もいるでしょう。
この人間としての未熟さが彼女の魅力を大いに引き出しています。

最初に行う耳かきはおよそ5分間。
膝枕の体勢で左→右の順に耳かき棒のみを使って汚れを取り
仕上げに数回息吹きをするシンプルなタイプです。

耳かき棒は「ずりずり すすっ」と硬さのある滑らかな音が使われており
耳の壁を優しく撫でるように何度もかき出す動きをします。
かき出す際に軽く引っかかるおかげで耳に心地よい刺激を感じるでしょう。

「あっ ほらまだあった ほーう おっきいおっきい」
また耳かき中は幼馴染がその様子を彼女らしい口調で実況します。
ここまでは他の耳かき音声でも割と見かけるのですが
彼女が耳かきの手を止めるときっちり効果音が鳴り止んだり
大きな耳かきを取る際には耳かき棒の動きが一段階遅くなるなど
シーンに応じて効果音を小まめに変化させるハイレベルな演出がされています。

風に塗るクレヨンさんの作品を聴いたのは今回が初めてなのですが
聴く前の予想をいい意味で大きく裏切られてかなり驚きました。
時間が非常に短いため耳かきを存分に楽しむまでには至らないものの
耳かきに関する表現力はかなりのレベルを持っていると言えます。

そして耳かきからしばらくしたある日たまたま2人はバス停で再開し
会話などを経た後ようやく恋人として結ばれます。

「好き 大好き」
主人公の優しさに触れて徐々に自分の気持ちを押さえきれなくなり
最後の最後に自ら告白するときの彼女の姿がたまらなく愛おしいです。
あって当然のものが無くなった時、人はその大切さを身に染みて実感します。
そのことを彼女は言葉と行為の両面から我々に伝えてくれているように感じられました。



戸惑いながらも女の快感に目覚めていく幼馴染
エッチシーンは8分ほど。
プレイはハグ、キス、手マン、手コキです。
エッチな効果音はありません。

「…キスしちゃった もう一回? いいよ」
後日、今度は幼馴染の家へとお邪魔した主人公は
彼女の部屋のソファーベッドで一緒に横になりながら
彼女にハグやキスをし始めます。

エッチは彼女の両親がいないのをいいことに
彼が男の欲望を押さえきれなくなって暴走していくのを
彼女がなんとか食い止めようとする形で進められます。

…といってもプレイ一覧を見ればわかるように、最後の一線を越えることはありません。
2人が次の段階に進んだのを印象付ける一幕としてちょっぴりハードに描かれています。
そしてここでも彼女の心の推移にスポットを当てながらプレイを行っています。

「あっ ダメっ パンツの中はダメだって やだっ 恥ずかしいよぉ」
プレイが始まりキスをした直後に彼がお尻を触り始めると
彼女は男性に初めて体を触られることに戸惑い、僅かですが抵抗を見せます。
幼馴染とはいえ恋人としてはまだ付き合い始めたばかりですし
もう少しお互いのことを理解してから前に進みたかったのかもしれません。
ですが完全には拒絶しないあたりに優しさが見られます。

しかしやられっぱなしなのは良くないと判断したのか
ある程度時間が経つと今度は自分から彼のパンツに手を差し入れ
おちんちんやたまたまを擦ったり揉み始めます。
お互いがお互いの性器をいじり合うプレイへと発展するわけです。

「あっ おっきくなってる… こんなに硬いの?」
「玉のほうも触る? もっと奥の方まで手を入れちゃうね」

初めて触れる男性器の大きさ・硬さ・熱さに驚いたり
どこが気持ちいいのかを確認しながら刺激を与える姿がとても初々しく
性に不得手な女性に奉仕されているシチュが心を大いに盛り上げてくれます。

「ううん 嫌じゃないよ 嬉しい」
フィニッシュを迎えた後の彼女もとってもあまあま。
自分の手に吐き出された精液の量に驚きながらも
嫌な顔一つせず彼の全てを受け止めてあげます。

ごくごく短い時間の中で彼女が女性としてほんの少し成長するのを
仕草やセリフなどを使って上手に表現しています。
そしてこれらがプレイのソフトさを十分すぎるほどに補っています。



青春の日々に帰れる作品
思春期特有の異性に対する不器用さを持った登場人物たちが
彼らなりの方法で少しずつ歩み寄っていく様子を緻密に描いている作品です。

当初は以前のように幼馴染として付き合っていくつもりだった彼女が
彼の容姿や振る舞いに異性としての魅力を感じ
自分の心に素直になっていくのが聴いていて手に取るようにわかります。
そして彼も耳かきで甘えるような仕草をして彼女の反応を窺いながら
適度に優しさを見せて彼女が心を開くのを手助けします。

彼女が彼に一定以上の好意を抱いていたのは間違いありませんが
再会後のやり取りが付き合う決定打になったのも事実です。
時が経ち、子供から大人になっていく中でも決して変わらないものがある。
諸々のやり取りを通じてそれを感じたからこういう結果になったのだと思います。

…といった感じに考察できるくらい登場人物のキャラが立っています。
これが他の耳かき音声にはあまり無い本作品ならではの部分です。
青春時代に味わった甘酸っぱい気分に浸ることができます。

個々のサービスやエッチについてはいずれも短時間なのですが
大まかな流れ、効果音、責め方やそれに対する反応など
細かい部分がしっかりしていて時間以上の密度を持っています。
中でも耳かきが秀逸ですね。
現在の大手さんに準ずるくらいの十分なクオリティを持っています。

エッチはシチュや彼女の反応に萌えられるかがカギになるでしょう。
でも前の2パートを聴いていれば十分に感情移入できますから
ソフトなプレイの割には興奮できるのではないかなと。
喘ぎ声そこそこ、淫語とちゅぱ音ごく僅かです。

一組の男女の営みを初々しく描いたある種珍しい作品です。
大人になると忘れてしまいがちな感情を呼び覚ましてくれることから
心に潤いを求めている人に最もお薦めします。

CV:佐藤みるくさん
総時間 27:40


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります